2020年06月29日

【県議会】

6月定例会で私がした質問(1/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

6月22日に予算特別委員会で質問しました。

①コロナ対策の予算振り分けは適切だったのか

②テクノドームの別館整備

③7月オープンの富山県子ども・若者相談センター

の3つのテーマで質問しました。

60分、という与えられた時間の中で、県庁側と議論します。

今回は6月定例会で私がした質問を掲載します。いつも以上に長いので、3回に分けますね。

まずは、コロナに対する県の予算措置について、4問質問します。

元々1兆円だった国の新型コロナ臨時交付金ですが、知事も全国知事会を通してなど要望され、2兆円上積みされました。

この臨時交付金は、使い道が比較的柔軟に選択でき、私たちの自治体は医療提供体制に充てたい、いや私たちの自治体は臨時休校に伴う子育て環境の整備に充てたい、というように自治体が「ここに重点的に充てたい」という部分に充てられる、裁量が自治体に委ねられている性格のものだと認識しています。

だからこそ、各都道府県、各市町村で色々なコロナ対策が出たわけですが、逆に言うと、この使い道に、その自治体が力を入れた分野が現われてくると思っています。

最初の臨時交付金1兆円の時は、富山県への配分は48億円程度だと見込み、4月臨時議会で鹿熊議員の質問に答える形で、「医療機関への支援や感染拡大防止、休業要請、雇用の維持と事業の継続、観光地の魅力ブラッシュアップなどを柱に予算化した」と説明されました。

余談ですが、私はこの時知事が「事業効果が1日も早く」と言ったのが非常に頭に残っています。予算の執行というと「この日までに」となりがちですが、「1日も早く」という意識でいることを頼もしく思いました。

さて話を戻しまして、国の2次補正で増額された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」2兆円のうち、富山県への配分はいくら程度だと見込み、使い道を選択するにあたっては、どのような考えで予算を編成したのか、経営管理部長にお聞きします。

→(回答)2次補正の2兆円の富山県配分額は現時点では示されていないが、1次補正を一定程度超える配分があるものと見込んでいる。2兆円と大規模に補正した経緯は、第2波、第3波への備えなど、今年度末までの状況の変化への対応を考慮したという説明。6月補正では、新しい生活様式への対応、事業の継続など、当面の喫緊の課題への対応として、44億円活用した。9月補正以降でも、この臨時交付金の残りを活用していく。

今、臨時交付金の使い道に答えてもらいました。見込み金額はまだ詳細が分からないとのことですが、単純に計算すると約100億円程度富山県に配分されて、現在44億円使って、残り56億円は第2波以降のため、残してある、ということかと思います。

さて、6月議会にはこれ以外の補正予算も計上されております。次の質問に移りますが、6月補正358億円のうち、県の財政負担である地方債、一般財源はそれぞれいくらなのか、同じく経営管理部長にお聞きします。

→(回答)地方債が充当できるハード事業が含まれていないので、地方債は財源として計上していない。一般財源は2.5億円計上している。なお、この一般財源は、当初予定していて中止になったイベントなどの費用を充てている。

そうなんですね。358億円!と大きく県も発表して、大きく報道もされていますが、ほとんどが国のお金なんですね。しかし、それが悪いと言っているわけではありません。国と違って自治体は簡単に借金できない仕組みになっていますし、今後県税も確実に減る、という影響もあります。

だからこそ、そんな状況があっても、5月に専決処分した「富山県事業持続化・地域再生支援金(国の持続化給付金に県として上乗せするもの)」は財政調整基金を12億円取り崩して予算編成しました。15年振りに基金を取り崩すという、思い切った決断に、私は非常に頼もしさを感じました。力強さや覚悟も感じました。知事は会見で「コロナは未曾有の災害。基金はこういう時のために積み立ててきた」と言いましたが、どのような想いで基金を取り崩してまで、この事業の実施を決断したのか、知事にお聞きします。

→(回答)コロナ終息後に求められる新しい生活様式やこれまでの事業のあり方の見直しを進めて、経営を持続可能なものにするとともに新たな発展に繋げる、意欲ある事業者を支えたい。そして地域再生に繋げたい。このような想いで実施した。富山県内に多い中小企業をなんとか守り抜きたいという想い。国の2次補正を待つのではなく、先んじて実施するために、基金12億円を取り崩した。

国の追加になった2兆円の臨時交付金で、この12億円をカバーできるため、12億円を基金に戻すことを検討していると聞きました。もしそうだったとしたら、結局富山県のコロナ対策のお金としてはほとんど国のお金しか使っていないようにも見えます。取り崩した時に「財政調整基金を使ってでもやるんだ」という、私が勝手に感じただけかもしれませんが、覚悟を感じた私はちょっと戸惑います。

確かに様々な施策をやっているのは理解していますが、まだまだ困っているところはたくさんあります。この議会でも多くの方が指摘しました。

追加の臨時交付金でカバーできるから基金に12億円戻そう、ではなく、覚悟を持って取り崩した12億円はあくまでも他の対策の財源として活用すべきと考えますが、所見を知事にお聞きします。

→(回答)新型コロナは100年に1度の「国難」。基本的にその対策に要するお金は国が準備すべきだと思っている。ただ、具体的な対策は地方の実情に応じて自治体が裁量を持ってやるようにすべき。期待通りの臨時交付金が来なかったら基金を取り崩したままにするが、期待通り来たら財政の健全化のためにも、12億円を基金に戻して、第2波、第3波に備えたい。それを実現するために、国や色んな方面と一生懸命交渉している。ぜひ理解してほしい。

「国難だから、国が責任を持ってやるべきだ」というのは理解できますが、この県内の民間企業は借金をしてなんとかこの状況を乗り切っています。県だけが財政負担がないのでは、一緒に乗り越えようという気持ちが共有できないのではないでしょうか。

私の友人も派遣切りに遭い、職を失いました。生活に不安を感じ、子どもの習いごとをやめるご家庭もあります。色々なところで今でも暮らしに影響が出ていますし、生き辛さを感じています。県立高校普通科へのタブレット配布など、まだやれていないこともあるはずなので、ぜひ、未曽有の国難ですから、ぜひ県も使う時には使ってほしいと思います。

以上が1つ目のテーマ「 コロナ対策の予算振り分けは適切だったのか 」部分です。次回に続きます!

なお、映像は、

https://toyama-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1071

こちらで9月までは視聴できます。よかったらぜひ!

2020年06月14日

【市民の動き】

医療従事者へのクラウドファンディング

富山県でコロナウイルス感染者が日に日に増えていった4/20のことでした。

「富山市民病院のニュースを見て、富山のために何かしたい」

高校の同級生で、ラクスル(株)CEOの松本恭攝氏(射水市出身)から1本の電話がかかってきました。

クラスター発生のニュースが全国放送され、それを見て心を痛めての電話でした。

私から富山県の状況を説明すると、

「すぐできることとして、富山市民病院にマスクを寄附する。しかし、単体の動きにしたくないから、何かできないか?」

市民病院へのマスクの動きはこちらのブログに書きましたが、

「行動を広げる」ということに関しては、freee(株)CMOの川西康之氏(高岡市出身)と(株)ニューピースCEOの高木新平氏(射水市出身)に呼びかけ、4/22に4人でZOOMミーティング。

「県出身者で同じように心を痛めている方は多いはず」

「状況を知ってもらい、その方が行動を起こせる受け皿を作れないか」

そのような会話を具現化する方法として、クラウドファンディングで寄附を募るという手段を検討することに。集まったお金で、危険と隣り合わせながら日々最前線で戦ってくださっている医療従事者へ物資を届けるものです。

私たちだけでやるという選択肢もありましたが、どうやったらよりインパクトを生み出せるか議論を重ね…。なるべく大きな動きにするために、県庁に一緒に進めないか提案。

コロナ対応でとても忙しかったと思いますが、GW直前4/30に県庁から「実施に向けて具体的に詰めたい」と返答が。

その後は私たちも県庁もGW返上で急ピッチで準備を進め(コンテンツ制作、応援団との調整、readyforとの調整、その他もろもろ)、5/8に記者会見と立ち上げを行うことができました。(細い糸をたぐるような、緊迫感のある1週間でした。)

現在クラウドファンディングと県へ直接を合わせて7,500万円を超える寄附が集まっています。知事や議員も報酬をカットし、カット分をこの基金に入れることに。

クラウドファンディングには、寄附くださった現在「1,091名」のコメントが。

https://readyfor.jp/projects/36617/comments

すべてのコメントを読んでおりますが、想いの詰まったお1人お1人のコメントを読むと、改めてこのプロジェクトをやってよかったなぁと感じます。

今回のプロジェクトを通して、いくつかの発見がありました。

一度も顔を合わせず、プロジェクトが進行

最初の電話から約2週間、実質的にはラスト1週間で形作りましたが、この間、4人+県庁+readyforは1度もリアルで会わず。

コロナで外出自粛が求められていたため、東京組の3人は1度も富山に来ずに、プロジェクトが進行しました。

記者会見もZOOMで実施。最後まで、人、モノの移動がなく、「想い」のやり取りだけでプロジェクトが完結する。withコロナ時代の新しい可能性を見た気がしました。

「これを作って」ではなく「私たちならこれができる」

コロナの問題が大きくなるにつれ、各方面から「基金を作り寄附を募ってはどうか」という声が上がりました。

その各方面からの声があったため今回の基金ができたのですが、県庁に「基金を作って」というだけで終わらせず、「私たちならその基金をこう広める」まで提案・実行したことが、県庁も一丸となって取り組んでくれた理由だと感じています。その先の展開イメージを共有し、自分もプロセスにコミットする。これからの議員活動においても忘れずにいたいと思います。

現代のインフラ

インフラといえば道路や橋ですが、ある方に「これは現代のインフラだ。あなたたちはインフラを作った」と言われました。

その方曰く、今回のプロジェクトは、県外在住の県出身者がモノや心を地元に届ける「道路」だったというのです。

富山県で生まれ、育っても、進学・就職・転勤・結婚、、、様々な理由で県外に住むことがあります。

しかし、今は離れていますが、地元を懐かしんだり、恩返しをしたいと思っている方も多いはず。Uターンや帰省という方法もありますが、物理的だけでなく、「モノ」や「心」を地元に届けられる、循環できるプラットフォームなのかもしれません(ふるさと納税も同じ趣旨ですね)。

この「循環」を、今回だけで終わらせず、継続的に生み出していきたいと思います。

嬉しいことがいくつも起こりました。

若手の呼びかけに、多くの県出身者がクラウドファンディングの応援団として加わってくださいました。また、ご自身は参加したいと思われているが、様々な理由で今回加われない方も多数いらっしゃいました。その方々の気持ちも、私たちのモチベーションに繋がりました。

たまたま発起人の4人が同じ高校だったため、「高校の後輩がこんな嬉しいことをやってくれたんだから、先輩として応援しない選択肢はない」と寄附くださった方もおられました。これも一種の「循環」で、かっこいい大人の背中を見た気がしました。自分もこういう人間になりたいなと。

先日、立ち上げメンバーがようやく富山に来てくれ、皆でお疲れ様会を。

井波にて

それぞれのメンバーが富山への想いを強くしたようです。プロジェクトのアイディアは彼らがほとんどでしたが、富山在住のものとして、架け橋の役割ができて本当によかったと思います。

2020年06月07日

【お知らせ】,【選挙】

富山県知事選挙に向けた、推薦者選考について

昨日6月6日(土)、報道の通り、2020年10月に行われる富山県知事選挙における自民党推薦の候補者を選考する会が行われました。自民党の推薦を得ることを希望した、新田氏・石井氏のスピーチが行われましたので、ご報告します。自民党の富山県議会議員34名がお2人のスピーチを聴き投票しました。

昨夜、 私は SNSで速報として、自身が投票した方・理由を発信しました。 日頃から私を応援してくださっている支援者の方にご報告するためです。ただ、私の表現の拙さから想いが正確に伝わらない部分があり、SNSの難しさを感じました。

ご存じの通り、知事は「政党」が決めるわけではなく、「富山県民」が投票によって決めます。

今回はあくまで「政党」の推薦の話ではありますが、私のところには市民の方から「新田氏・石井氏の話を聞いてみたい」という声が複数届いていましたので、昨日のお2人のスピーチがどんなものだったのか、ご報告したいと思います。

私自身は、今回の推薦者選考過程をなるべく県民にオープンにしたいと思っていました。そのため、LIVE配信などをすべきであると執行部に提案してきました。結果としてLIVE配信の実現は叶いませんでしたが、私に今できることとしてこのブログを書きます。

※下記は私のメモをもとに記載します。

6/6(土)

13時30分~13時40分 新田氏

13時50分~14時 石井氏

でスピーチが行われました。

新田氏

私の原点は両親から学んだ、自分のことよりも誰かのため、という精神だ。

(以下、過去のご経歴の紹介がありましたが、ここでは割愛します。)

県政にかける想いは3つある。

1つ目は民間企業の当たり前を取り入れるということだ。

2つ目は誰ひとり取り残さない、多様な意見に耳を傾けることだ。脳関連障がいを持っている人を支援するパイロットクラブというものがある。JC活動で出会い、富山でパイロットクラブを立ち上げ、会長も務めた。

3つ目は時代を先読みして、スピード感を持って実行することだ。日本海ガスでは、地球温暖化防止のため、ガスの原料を天然ガスに転換するために莫大な先行投資を行った。国に先駆けて、スピード感を持って実行することの大切さが実を結んだ。

これから各自治体が移住者集めに必死になる移住の戦国時代に突入する。そこでは、選ばれる地方になる必要がある。テレワークが可能な超高速回線をいち早く整備し、行政手続きのデジタル化を推進し、遠隔医療や遠隔教育でトップレベルの医療・教育を提供しなければならない。

民間企業ではデジタル化は当たり前。台湾のマスク販売体制のように、データに基づく政策のスピーディーさを実現しなければならない。自分自身も1993年よりインターネットを活用し、今でもパソコン、スマホ、タブレットを使いこなし、チャットやZOOMも駆使している。

最後に、県民が主役の富山県、支える政治を実現したいと思っている。ワンマンではない支える政治を実現する。多くの県民が新しい知事を求めている。県議会、市町村、民間企業と心をひとつにして、県民の命、県民の幸せのために汗をかきたい。

石井氏

私は、ふるさとに希望を持って、県民が幸せに暮らせるような富山県を作りたい。

これまでの16年間では、約400億円の構造的財政赤字の解消、新幹線、税の偏在是正などに取り組んできた。構造的財政赤字が解消でき、ようやく自分のやりたいことがやれる段階に入った。

これからの富山県には、時代の先を読んだ、企画力・実行力が必要だ。コロナで県税は数百億円の減収になってしまうだろう。だからこそ、国にもお願いしながら、財源を見つけ、反転攻勢の手を打ち続けなければいけない。私の強みが活かせる。現在、好調のため予算額に想定より早く到達するコロナ関連の補助金があるが、そういう場合などには柔軟に予算額を増やして対応していくつもりだ。

コロナで改めて実感したことが2つある。

1つ目は東京一極集中の是正だ。今こそ、分散型国土を作る必要がある。2つ目はデジタルトランスフォーメーションだ。デジタル革命をこの機を逃さず、進めなければならない。

東京にあらゆるものが集まりすぎている過密の弊害にみんなが気付いた。ピンチをチャンスに変え、富山県への移住を強く訴えていきたい。また、新幹線の大阪延伸、県西部のLRT化、関電の黒部ルート開放、をなんとしても実現したい。

県政にはまだまだたくさんの課題がある。この解決のため、また、富山県の更なる発展、飛躍のために、県民のみなさまのお幸せのために、全力を尽くしてあたりたい。

以上が新田氏・石井氏のスピーチからの抜粋です。※メモできたことからの抜粋であることをお許しください。今後もお2人が街頭、SNSなどで発信されると思います。

結果は石井氏24票、新田氏7票、白票が3票。私は石井氏に投票しました。

ここからは私の判断の理由です。

私は、「民間目線・市民目線」を大切にしたいと思って活動しているつもりです(議員になったのは2年7か月前ですし、実際サラリーマンとして過ごした時間の方が長いです)。そのため、政治家としてもですが、いち「市民・県民」として話を聞いていました。

新田氏は10分間のスピーチのうち、手元の紙に視線を当てながらお話される時間が4割程度を占め、また、私には棒読みのように感じられました。県民にもこのように話されるのかな?と感じてしまいました。

私は、石井氏の武道館やテクノドームの進め方に不満があります。また、石井氏は長く県知事を務めています。ここらへんで後進を育てる側に回っていただくのもよいのではないか、とも思っています。

そのような想いもありますが、昨日の石井氏からは、これまでの取り組み、やり残したこと、そして「こういう富山県にしたいんだ」「私に担わせてほしい」という想いを述べられ、正直に言って並々ならぬ熱意を感じました。

政治には政策(これが無い方は信頼できません)、リーダーシップ(コロナで全国のリーダーを見て、なお感じました)、そして困難さえ乗り越える情熱が必要だと思っています。

政策は現職と新人なので横に置いても、情熱を感じられなかった方を選ぶことはできませんでした。

また、ここに至るまで、新田氏にスピーチの場が与えられない可能性もありました。しかし、「同等の条件を」と主張した人がたくさんいました。私もそのうちの1人だと思っています。いわば、新田氏に与えられたチャンスの場だったわけですが、準備不足を感じました。「今」に全力を傾けられない方は、応援できません。

新田氏は私が石井氏に投票したのを知った後も、個別にメッセージをくださいました。私のような若輩者にも気を配ってくれ、人として尊敬しております。また、選挙に挑戦される、そのこと自体にも敬意を表しております。ぜひ、頑張ってほしいなとも思います。

しかし、私は石井氏を応援します。石井氏の政策のすべてが私の考えと一致しているわけではありませんが、それはお互い「こうしたい」があるからであり、健全な形だと思っています。

私は覚悟を持って決めました。決めたからには全力で戦います。

立候補されるすべての候補者の方には、ご自身の言葉で県民に政策・想いを伝えていただきたいです。
富山県民が「この人に知事になってほしい」という人が見つかる選挙にしたいです。

2020年05月30日

【県議会】

afterコロナを見据え、1期生で政策提言

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

「コロナで社会の仕組みが大きく変わる!」

と様々なところで聞きます。

それについては納得です。あらゆる分野で、今までの延長線で考えていてはダメで、軌道修正したり新たに前提を捉え直すことが必要でしょう。

じゃあ具体的にどう変わるのでしょうか?

また、日本全体の話ではなく、「富山県」の場合どう変わるのでしょうか?変わるべきなのでしょうか?

地方自治体としては、全体の流れを見て、それに合わせることもできます。

しかし、政治の分野こそ、地方自治体こそ、先手を取って仕掛けていかねばと思います。

そのためにはまず!正解はありませんが、自分たちの頭で、なりたい未来を徹底的に考えてみよう!

と1ヶ月奮闘した、今回はそれについての話です。

私の所属する富山県議会自民党には10人の1期生がいて、「令和の会」という名前があります。

不動産、地域活動仕掛け人、広告、政治家秘書、金融、雑誌編集者、梨農家、医師、運輸、市議会議員…。

文字通り、「十人十色」の背景があります。

自分には無い専門領域や視点があるため、話していると発見ばかりで、普段から大変心強い仲間です。

4月下旬のことでした。

10月に富山県のリーダーを選ぶ県知事選挙があります。現在様々な話が色々なところで行われていますが、AかBかではなく、「どんな富山県を描くのか?」で選ぶべきではないか?

また、

「コロナで社会の仕組みが大きく変わる!」

この視点を持ち、推進できる方を選びたい!

それには、まず自分たちが「どんな富山県を目指したいか」を持っていないと選べない。もちろん1年前の選挙ではそれを訴えたかもしれないが、コロナを経験し考え直す必要があるし、それぞれではなく、10人で叩き合って考えることに意味があるのではないか?

コロナを経た今だからこそ目指す「なりたい未来」を自分たちでも徹底的に考えなければならない。

という、そんな話になり、5/4から話し始めました。

全体会はzoomで3回、リアルで3回。計6回×3時間くらい。全体会に向けた個人活動は私の場合その倍くらい。この1ヶ月、ほぼ毎日、このための何かをしていました。

富山県の目指すべき姿を、

「子育て・教育」

「医療・介護・福祉」

「インフラ(情報通信・国土強靭化・エネルギー)

「労働・産業・テクノロジー」

「自治体行政・議会」

の6分野で切り取り、

それぞれ、〜2021年までの「withコロナ」、〜2025年までの「afterコロナ」、〜2040年までの「beyondコロナ」の時間軸で打ち手を考えました。


よくある「モレなく、ダブリなく」の政策集ではなく、「これだけはどうしても」の政策に絞れたのはよかったと思っています。

昨日、会派役員に提言。

今後この提言がどうなるか分かりませんので(笑)、まだこの提言は載せませんが、いつか載せられたらなと思います。

しかし私たちは(少なくとも私は)、これを世に出したいために作ったわけではありません。コロナ後の世界を自分たちの頭で考えてみたい、「どんな富山県を目指したいか」自分の基準を持った上でリーダーを選びたい、描いた富山県を一緒に目指したい、という思いで作りました。

自分と背景や考えの違う9人と、短期集中で徹底的に議論できたこの経験は確実に自分の力となったように思います。しんどかったですが、かけがいのないものとなりました。

もうすぐ6月議会も始まりますが、この経験を活かしてこれから活動していきたいと思いますし、10月のリーダーを選ぶ際の自分の軸にしたいと思います。

それではまた!

2020年05月29日

【政務活動費】

政務活動費の使い道報告(令和元年度分)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

富山県議会のHPでも今後見ることはできますが、毎年自主的に公開したいと思っております。こちらのブログでも政務活動費の使い道をご報告致します。


以下、簡単にまとめさせて頂きます。すべて、会派とは別に個人で使用した分です。領収書を含む詳細は、今後富山県議会のHPにアップされます。

資料購入費:125,022円

新聞・雑誌:71,606円
「北日本新聞」3,072円×2ヶ月
「北日本新聞」3,380円×9ヶ月
「富山新聞」3,072円×11ヶ月
「富山県人」625円×2ヶ月

書籍:53,416円
「日本人の勝算」1,620円
「現場発!ニッポン再興」1,782円
「ストリートデザイン・マネジメント」2,916円
「子どものまちのつくり方」1,620円
「都市をたたむ」1,836円
「コミュニティによる地区経営」2,700円
「フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか」2,484円
「まち建築」2,484円
「Mobility3.0」2,160円
「日本の大問題」1,620円
「若者のための政治マニュアル」821円
「18歳選挙世代は日本を変えるか」1,620円
「18歳選挙権時代のシティズンシップ教育」4,536円
「自治体PR戦略」1,512円
「フリースクールとはなにか」1,925円
「若者の貧困・居場所・セカンドチャンス」2,200円
「フリースクールが教育を変える」1,870円
「小中校・不登校生の居場所探し」2,750円
「コトラーのソーシャル・マーケティング」2,970円
「2030年の世界地図帳」1,650円
「こども六法」1,320円
「ニュース予定2020」3,300円
「町の未来をこの手でつくる」1,540円
「小水力発電が地域を救う」1,540円
「小水力発電の本」1,320円
「北陸から問う、土木のちから。」1,320円

事務所費:172,980円

事務所の賃借料19,220円×9カ月分です。議会事務局へは物件の契約書も提出しております。

事務費:70,950円

シュレッダー購入費の半額です。

広聴広報費:6,000円

県政報告会会場費:5,000円+1,000円

資料作成費:44,000円

11月議会で使用した説明用パネルの作成費用です。

調査研究費:479,493円

視察の詳細は、今後富山県議会のHPにアップされます。

四国視察:119,357円(宿泊費(3泊)31,830円、視察費2,000円、有料道29,990円、車両費55,537円)

東京視察:54,440円(宿泊費(3泊)29,300円、新幹線25,140円)

東京視察:27,400円(宿泊費(2泊)26,200円、駐車場1,200円)

東京視察:26,720円(新幹線26,120円、駐車場600円)

和歌山視察:79,331円(宿泊費9,350円、新幹線13,830円、飛行機48,670円、車両費6,881円、駐車場600円)

立山町視察:4,910円(有料道840円、車両費4,070円)

黒部市視察:16,555円(食事代3,500円、視察費7,875円、車両費5,180円)

岩手視察:80,820円(宿泊費8,000円、視察費16,500円、新幹線鉄道49,920円、タクシー5,800円、駐車場600円)

徳島視察:69,960円(宿泊費(2泊)22,240円、新幹線13,630円、視察費6,800円、飛行機26,090円、駐車場1,200円)

以上になります。

合計で898,445円の使用でした。

議員報酬もそうですが、政務活動費は税金です。その認識を決して忘れず、大切に使用していきたいと思います。これからも公開は続けていきます。

2020年05月12日

【お知らせ】

飲食店のための、感染防止対策設備購入支援について(6/30まで)

自粛一辺倒ではなく、どうやって経済活動を再開していくかの準備が始まっています。

富山県は「県独自」の施策として、飲食店が行うコロナ感染防止のための設備購入(飛まつ感染防止のアクリル板等)を支援する施策を発表しました。2億1千万円を計上しています。昨日(5/11(月))詳細が発表されました。

【よくあるご質問Q&A】

「食事提供施設」が対象とありますが、【よくあるご質問Q&A】を見ると、料理店のほか、喫茶店、イートインスペース付きの菓子店、居酒屋も含まれています。下記URLもご覧ください。

http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00022006/01397830.pdf

金額は決して多くありませんし、十分だと思っているつもりはありませんが、飲食店の方はぜひ検討頂ければと思います。

先日から、飲食店経営者の方々からお話を伺ったり、お店の貼り紙を見たりする中で、各店が断腸の思いで、状況を見ながら決断されていることを感じていました。 

*下記ブログ参照 

こういう現場への支援が、地方自治体のやるべきことだと思いますので、どんどんやっていかないといけません。まず、ひとつこうして、飲食店現場に対する県独自の取り組みを打ち出せたことはよかったのではと思っています。

引き続き、コロナに気をつけながら、困っているところがあったら助け合いながら、この困難を乗り切りたいです。

【市民の動き】

外出自粛下のタカマチ

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

県内のコロナ新規感染者数は減少傾向にあるものの、人口あたりの感染者数は全国3番目であり、決して気を緩めてはいけません。

一方で、少しずつ、医療と経済のバランスを考えていく必要があると思っております。

批判もあるかもしれません。しかし私は、以前から言っていますが、コロナで失う命も、経済活動が止まることで失う命も、命の重さに差はないと考えています。

そういう意味で、外出自粛で最も影響を受けているものの1つに「飲食店」があります。

このブログを読んでいる方も、いつも行っているお店のことが気になっている方、テイクアウトで応援している方もおられると思います。

〇飲食店の現在

知り合いの飲食店経営者たちに話を伺うと、

「テイクアウトにも取り組んでいるが、売上は8割減。容器代もかかる。」

「お酒が出ないと利益が上がらないので、利益でいうと、8割よりもっと減。」

ということをよく聞きます。

富山県は、国の緊急事態宣言(4/16(木)発表)、また期間の延長(5/4(月)発表)を受けて、飲食店に対し、2度の協力要請を行いました(あくまで要請であり、法的拘束力はありません)。

最初の協力要請は4/22(水)。

4/23(木)(少なくとも4/24(金))~5/6(水)の期間で、「5時~20時の営業とすること。酒類の提供は19時までとすること。」

というものでした。

2度目の協力要請は5/5(火)。

前回同様の「5時~20時の営業とすること。酒類の提供は19時までとすること。」は、5/10(日)まで継続。

そして新たに、

「入場者の制限や誘導」「手指の消毒設備の設置」「マスクの着用」等を含め、「3つの密」を徹底的に避けること、室内の換気や人と人との距離を適切にとることなどの基本的な感染防止対策の徹底を依頼したうえで、

5/11(月)以降は協力要請の対象外。但し、その場合であっても酒類の提供は20時までとすること。

というものでした。

感染防止対策の徹底を依頼したうえで、緩やかに解除していく方針です。

先日、健康維持のためのランニング中、飲食店の前を通りましたが、様々な対応が見られました。



要請より踏み込んで休業するところ。テイクアウトにも一工夫するところ。

少人数でやられているところも、従業員を多く抱えるところも様々あると思います。

それぞれが色んなことを考えながら、悩みながら出した結論なんだと思うと、どの結論も大変重く、尊重したくなります。

*5/11(月)に富山県は「県独自」の施策として、飲食店が行うコロナ感染防止の取り組みを支援する施策を発表しました。飲食店経営者の方は下記ページもご覧ください。

「食事提供施設」新型コロナウイルス感染防止緊急対策事業費助成金について(富山県)

http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1307/kj00022006.html?fbclid=IwAR3xxFdvOtNIwf32JhJfmJVLjRQjSvMTXGya43kgoXHAE_63lYtXauxRyuc

2020年04月29日

【自分の考え】

withコロナ時代の地方 と 政治のデリバリー機能

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

当たり前だった日常が無くなり、随分長い時間が経ったように感じます。

休業要請…、臨時休校…、3密を避ける…

買い物もなるべく1週間まとめて。不要不急の外出を避け、1日で1歩も外に出ないこともしばしば。

飲食店では売上が8割~9割減のところばかりと聞きます。

また、スポーツの大会も軒並み中止になっています。教えている空手道場の生徒ががっかりしていたのを聞くと、胸が絞めつけられる思いです。

1年とも2年とも言われるコロナとの戦い。一刻も早く、この状況が終わってほしいと願いますが、

一方で思うことがあります。

果たして「以前の状態に『戻る』」ことはあるのでしょうか?

私は、元の世界には戻らないのではないかと思っています。後ろ向きな考えではなく、むしろ前向きな考えとして。

感染者拡大を防ぐ現在

初めて富山県で感染者が確認されたのが1カ月前の3/30(月)。全国で感染者未確認のラスト5県まで残っていましたが、1カ月で190人の感染者が確認されました。このブログを書いている時点では、10万人あたりの感染者数では東京、石川に続いて、3番目になってしまいました。

富山市民病院でのクラスター発生などが全国でも報道されることがあり、大変ありがたいことに県出身の経営者から「少しでも力になりたい。何かできることはないか?」と連絡がありました。

富山の状況を伝えたところ、「今はまず医療機関」と、マスク1万枚の寄附を申し出てくれ、先週富山市民病院に届けられました。今もなお、防護具などが手配できないか探してくれています。本当にありがとうございます!

「今はまず医療機関」

私はこの言葉を聞いてハッとしました。

恐らく、短期・中期・長期のフェーズで、「今必要なこと」と「これから必要なこと」に分けて考え、今できるベストなことを選択したのだと思うからです。

止血、治療の「次」を考えられているか

富山県出身の安宅和人さんがブログでおっしゃっていますが、

安宅和人「ニューロサイエンスとマーケティングの間」より転載

コロナ対応は止血、治療、再構築に分けて考える必要がある、とのこと。

昨日、富山県では355億円の補正予算が成立しましたが、現在は、

医療崩壊を防ぐ、軽症者の宿泊施設の確保であったり防護具の配備のような「止血」、

テレワーク推進や学びを止めないための教育現場のICT環境の整備などの「治療」、

に資源を割いています。現段階ではこれが最善の手だと思います!

しかし、私自身「その次の手」をどれだけ考えられているのか…。

日々届く現場の悲痛な声、悲惨な状況をなんとか解決しようと思えば思うほど、目の前を見てしまいますが、

政治や行政は一方で「再構築」フェーズを考えることをやめてはいけません!

「再構築」フェーズでは地方に何が起こるか

これも安宅さんがおっしゃっていることですが、

安宅和人「ニューロサイエンスとマーケティングの間」より転載
安宅和人「ニューロサイエンスとマーケティングの間」より転載

withコロナの時代は、「密閉」から「開放」、「密」から「疎」に。安宅さんの造語で『開疎化(かいそか)』が起きる、とのこと。

「密閉」で「密」。マトリックスの左下は、「都市」そのもの。我々が何千年もかけてようやく辿り着いた世界です。

しかし、今回の新型コロナは自然界から人間への、宇宙船地球号から都市化へのアンチテーゼだったのかもしれません。

では、「再構築」フェーズでは地方に何が起こるのでしょうか?

新型コロナを契機に、(もちろん不都合が無いわけではありませんが)テレワークで結構な仕事が済むことが分かりました。通勤時間が無くなり、家族と過ごす時間も増えました。
この先、授業のオンライン化が進めば、教育の地域間格差が縮むかもしれません。復習したい子は復習、先に進みたい子は少し難しい問題を。生まれた場所に関わらず、その子の可能性を広げる教育が受けられます。

上記に適切に資源を投入できれば、「再構築」フェーズでは、都市部での災害やウイルスへの脆弱性から、都市→地方の流れは加速するはずです!

一方で、運動不足やアルコール消費が増えているという話もあります。また、家族と過ごす時間が増えた負の側面として、DVや家庭内不和が増えているという報告もあります。(特に現在も休校で子どものSOSに気付きにくい状況になっていることを大変危惧しています。)このことへの対応も「再構築」フェーズだと考えます。

もう少し長期で見ると、公共交通よりも小型車の自動運転や、日常の移動範囲だけ間に合えばよい自動自転車(?)へのニーズが高まる社会になるかもしれません。

「再構築」フェーズでは、現在への対応よりもむしろ、社会がどうなるかを予想して、未来を組み立て直す力が求められるのではないでしょうか?

そういう意味で、「元に戻る」のではなく、「組み立て直してよりよい社会に」なる可能性がありますし、そうしなければいけないと思っています!

極端に言うと、「元に戻して」から「組み立て直し」ては、時間もお金も2倍かかります。一気に社会を組み立て直すために、コロナ以前とは比べられないくらい、「今」が本当に大事な局面だと思っています!!

選ばれる自治体と選ばれない自治体

もう一つ新型コロナで分かったこととして、「地方ごとの対応の差」があります。もちろん感染者の発生状況などが違うため、横並びで評価はできませんが、市民のみなさんが積極的に情報を取ったことで、こんなに対応に違いがあることが広く知られるようになりました。

「止血」「治療」段階でこんなに違いがある自治体間。

「再構築」段階ではもっと大きな差となって表れるはずです。

大きく見ても、「元に戻す」選択をする自治体と、「組み立て直す」選択をする自治体では、180度変わってしまいます。

みなさんはどちらの自治体に住みたいでしょうか?また、どちらを目指すリーダーを選びますでしょうか?

新型コロナで、間違いなく、地方への流れは進むと思います。しかし、地方「全体」ではそうですが、そこには必ず、選ばれる自治体と選ばれない自治体が生まれてしまいます。

私は、富山県が、高岡市が、素晴らしいポテンシャルを持っていると思っているからこそ、適切な打ち手を実行し、明るい未来を描いていきたいと思います!

政治のデリバリー機能

話は変わりますが、冒頭の経営者がこういうことを言いました。

「従来の政治のデリバリー機能が効かなくなっているよね」

人と会うのが仕事と言われることもある政治家。今は極力人と会ってはいけない。活動を伝えていた「集会」はもってのほかだし…ということで上記の発言になったようです。


政治と行政は、みなさんの税金の使い道を決めています。人に「伝える」手段、声を「拾う」従来の手段が使えないなら、別の手段を使わないと住民の信託に応えられません。富山県議会では若手議員を中心にzoomのレクチャーを行い、70代の先輩方も含め、今では多くの議員が使えるようになりました。

みんな必死です。従来のデリバリー機能が効かなくなれば、新しい方法を学んで、「再構築」フェーズに挑んでいきます!

最後に…。今現在も、自らの危険と隣り合わせの状態で、必死に医療を守ろうと奮闘してくださっている現場の医療従事者へは、感謝の念しかありません。ありがとうございます。

2020年04月28日

【県議会】

コロナ対応臨時議会

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

4/28現在、富山県の新型コロナ感染者数は188人。残念ながらお亡くなりになられた方も7人…。

本日、コロナへの対応のために、1日完結の臨時議会が開かれました。

提出されたのは、一般会計で355億円の大型の補正予算。富山県の一般会計年間予算は約6,000億円なので、5%以上の数字になります。

全会一致で成立しました。

今回は本日成立した355億円の主なものを紹介していきたいと思います。

1 医療体制の整備

・軽症者の宿泊施設の確保(カナルパーク借り上げ) 3.2億

・医療機関への防護具、人工呼吸器の整備支援 2.4億

・医療機関へのマスクの配備 2.1億

・アビガン増産緊急支援(県内企業による増産のため、原材料費を支援) 2億

・新型コロナ患者の入院医療費の公費負担 1.8億

・新型コロナ患者の入院病床の確保(感染拡大に備えた医療機関への空床補填) 1.3億

・医療従事者の心身負担軽減のための宿泊支援 0.7億

2 感染拡大防止対策の強化

・文化施設のトイレ洗面台の自動水栓化、相談窓口へのスクリーンボード設置等 2億

・県庁におけるテレワーク推進(150人分のテレワーク環境と市町村とのテレビ会議システム導入) 1億

・小学校の休校に伴う放課後児童クラブへの支援 0.7億

・放課後等デイサービスへの支援 0.6億

・PCR検査の富山大学委託及び民間検査機関分の自己負担額公費負担 0.6億

・感染拡大防止の周知、感染者の人権配慮などの情報発信 0.5億

・オンライン授業の環境整備、特別支援学校の1人1台端末 0.5億

・県民向けマスク購入券の配布(世帯最大100枚分のマスク購入券、購入は自己負担) 0.5億

3 雇用の維持と事業の継続

・中小事業者への実質無利子、無担保融資 281億

・休業要請に係る中小企業、個人事業主への協力金 30億

・中小事業者の①感染防止②販路開拓③新商品開発④IoT、AI活用⑤働き方改革の支援 3億

・個人向け緊急小口資金等の増額 3億

・給食への県産和牛肉活用 2.7億

・家計が急変した世帯の高校生に対する教育費負担の支援 1.6億

・新型コロナの影響による雇止めや被解雇者の臨時雇用 0.9億

・県出身大学生への「富富富」送付 0.2億

4 経済活動の回復に向けた取組み

・県民向け県内観光地旅行商品の割引販売の支援、県外向け地場産品ネット販売支援 2.7億

・観光地の魅力ブラッシュアップ 0.5億

・反転攻勢期の誘客促進準備事業 0.4億

5 今後への備え

・新型コロナ感染症対策予備費 5億

以上5つの柱の、主だった施策を取り上げました。

医療体制への支援。事業者へは休業の協力金もありますが、基本は無利子無担保融資。

もちろんこれで十分だと思っているつもりはありません。すぐに第2、第3の支援の準備に入りたいと思います。

本日は県立学校の5/31までの臨時休校延長も発表されました。恐らく市町村管轄の小中学校も近い対応になると思われます。

全国では、休校延長しない地域もあります。また、都会の私立学校を中心に、休校延長する地域でも既にオンライン授業が整っている学校もあります。

育った地域で教育に差が生まれることに対しては、今回仕方が無い部分も分かりますが、個人的には非常に抵抗感があります。

そんな中、例えば、高岡市教育委員会の取り組み。

ケーブルテレビで録画し、今公開されている動画は全部見てみました。素晴らしい動画がある一方で、お世辞にもクオリティが高いとは言えない動画も混ざっていますが(笑)、どれも手仕事が感じられ、

なにより、「生徒の学びを止めないために何かできることはないか」と取り組んだ教育委員会は素晴らしいと思いました!

家にネット環境がない、ケーブルテレビに加入していない、など、統一の施策をやろうとしても揃わないこともあると思います。だからやらなかったのはこれまでですが、今は緊急事態。

オンライン授業、動画の配信、ケーブルテレビ、DVD、、、あらゆる手を使って、「学びたい」生徒のために環境を提供すべきであると考えます!

2020年04月15日

【お知らせ】

日本史上最年少の女性市長が誕生!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

少しコロナから離れた話題を…。

いよいよ今週土曜4/18(土)に、日本史上最年少の女性市長が誕生します。場所は徳島市!彼女の名は「内藤佐和子」さん!

なんと私とは、大学1年時のクラスメイトなんです!

彼女はいつも明るく、自然と周りに人が集まる。そして、よく人の話を聞く、聞き上手。けれども、まとめないといけない時はブルドーザーのように周りを引っ張る、そんな女性でした。

若者の視点、女性の視点、子育て中の視点、外から地方を見る視点。


彼女なら、地方に新しい風を吹かせることができる。

何より、友人の一世一代の挑戦!

と思い、3月に徳島へ応援に行ってきました。

(新型コロナを警戒し、感染拡大地域では車から降りず。)

本人や支援者が頑張っていたのはもちろんですが、

事務所も、訪れるのが心地よくなるしつらえで、このような細やかな心配りが市政に繋がると素敵な市になるだろうなと感じました。

ふんだんなキッズスペース!
段ボールアスレティックは私も思わず遊びたくなりました!

新型コロナで世の中がこんなに大変な時、選挙をしていていいのか彼女も悩んでいました(当時徳島県内感染者は1名でした)。

しかし、「徳島市をよくしたい!今のままではダメだ!」と、この状況を受け入れた上で、できることを探して精一杯活動していました。

これは自分の考えですが、

徳島も富山も、地方は今どこも厳しいと思っています。人口減少、少子高齢化、自治体の財政、みなさんの身近なところでも近所に空き家が増えていたり、目に見える影響があるのではないでしょうか?

だから地方は今、変わらないといけない、そんな瞬間だと思います。

継続ではなく、ゼロベースで物事を組み立て直さないといけません。そして、そういう決断のできるリーダーが求められていると思います。

彼女は36歳。任期が終わっても、市民から「あなたの時にあれが決まった」と言われ続けることになるでしょう。

だから、自分の決定から例えば30年後も「逃げられないからこそ」、

責任を持って

覚悟を持って

決断するはずです。

投票日は4/5(日)。夜はパソコンの前で、ドキドキしながら開票速報を見ていましたが、

無事勝利!!

よかった…。

冒頭にも書きましたが、任期は4/18(土)から。

徳島市がこれからどう変わっていくのか、友「内藤佐和子」の挑戦をこれから注目していきたいと思います。

また、これは富山の話ですが、

富山県の女性管理職の割合は全国44位の7.6%。

昨年、世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップランキング。日本は153ヶ国中、過去最低を更新し121位。

その日本の中で管理職割合が44位ということは、男女格差が大きい日本で、特に男女格差が大きい地域ということになってしまいます。

女性リーダーの徳島市から、きっと富山に活かせることがあると思うので、学んでいきたいと思います!!

それではまた!