2019年09月29日
ラグビー日本代表すごい!ジャージーは実は富山の企業が作っている!
やりましたね!日本代表!W杯開始前は世界ランク1位だった強豪アイルランドを19-12で撃破!
–
私も会議と会議の合間に、富山市のグランドプラザのパブリックビューイングで声援を送りました!(トライの瞬間は見れましたが、勝利の瞬間はその場におれず、残念!)
–
個人的には堀江選手と稲垣選手が特に好きなのですが、試合中は表情をあまり変えない稲垣選手の男泣きにグッときました。
–
–
さて、その日本代表のジャージー(ユニフォーム)は、富山県で作られているのですが、ご存知でしょうか?
–
開発は、「株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパン」をグループ会社に持つ、富山県小矢部市が本店の「株式会社ゴールドウイン」です。(ちなみに「東洋の魔女」と言われた、東京五輪バレーボール女子日本代表のユニフォームもゴールドウイン製です。)
–
そのラグビー日本代表のジャージー、メディアで取り上げられることもありますし、専門的にお詳しい方もいらっしゃいますでしょうが、素人瀬川のあくまで私的「日本代表ジャージーのここがスゴい!」を述べてみたいと思います。
–
①ポジション別3タイプがある上に、1つのジャージーの中にも掴みやすい部分、掴みにくい部分がある!
それぞれのポジションに求められる動きがあるのがラグビー。当たり負けしない耐久性や胸の部分が盛り上がった体型に合わせた「フロントロー用」、攻守ともに多彩な動きに対応できる「セカンドロー・バックロー用」、軽くて伸縮性に富む「バックス用」の3タイプのジャージーがあります。
また、1つのジャージーの中でも、ボールを抱える部分は滑りにくい加工があったり、スクラムで組む時パワーが出しやすいよう掴みやすい部分、相手からのタックルを防ぐために掴みにくい部分があるそうです。(←ちなみに、一般に売られているレプリカにはこのような機能は無いとのこと。)
–
②横縞からの敢えての挑戦!
日本でラグビーのジャージーといえば、横縞がおなじみですが、批判も覚悟で敢えて横縞からの脱却に挑戦し、「兜」を意識したデザインにしたとのこと!挑戦する姿勢が素晴らしいですよね!
–
③立体的ジャージーの原点は地元の祭りにあった!
富山県西部には、「あんどん祭り」があります。
「あんどん」は、木枠、竹ひご、針金などを使い立体的な形を作り、和紙を貼って、作ります。見どころはやっぱり夜で、あんどん内の電球が灯ると、鮮やかに、かつ、より一層立体的に見えます。 そして祭りの最後にはあんどん同士をぶつけ合う、「静」と「動」がある祭りです。
ジャージー開発者の「現代の名工」沼田さんは、若い時から青年団活動で地元のあんどん作りをしており、立体性と強度を兼ね備えた「あんどん」作りが、ジャージー作りの原点だったと言っています。
–
ジャージーの原点が富山の祭りにあるなんて、とても嬉しいですね。
–
令和になってから、朝乃山関の優勝、八村選手のNBAドラフト、そしてラグビー日本代表のジャージーと、富山と関係のあるスポーツの話題が続き、嬉しい限りです。
–
富山県内ではラグビーW杯の試合自体はありませんが、離れていても応援しています!頑張れ、日本代表!!