2020年12月30日

【環境】

大掃除~家庭で出たごみはどこに行くのか~

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

12月もあとわずか。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

我が家では大掃除も終えて、気持ちよく新年を迎えられそうです。

さて、その家庭で出たごみ。

分別して町内のごみ捨て場まで持っていくまでは分かりますが、その後どうなっているのでしょうか?

「日本のごみは海外に送られている?」なんて話も聞いたことがありますが、果たしてそうなのでしょうか?

ごみが最終的にどうなっているのか知ることで、量を減らそうという意識になったり、分別を徹底しようという意識が向上したりするかもしれない、という期待を込めて、少し私の知る限りを解説したいと思います。

まず、大きく、一般家庭から出る「家庭ごみ」と、お店などの事業所から出る「事業ごみ」に分けられ、その処理方法は異なります。

家庭ごみ

①燃やせるごみ

高岡市でいうと、この袋に入れて出すごみです。袋はスーパーなどで購入する必要があります。最近はごみ袋に広告を入れて収入源とするなど、素晴らしい取り組みだと感じています。

燃やせるごみは、週2回回収され(全国的には週1回の地区もあるようです。個人的には燃やせるごみを週1回にして、その分燃やせないごみ(現在月2回)も週1回だと便利だと感じますが、みなさまいかがでしょうか?)、

氷見市・小矢部市・高岡市で共同運営する高岡広域エコ・クリーンセンターで焼却処理されます。焼却の熱エネルギーは発電に利用しています。

燃やせるごみ→灰、になると重量ベースで約11%になるとのこと。その灰は手洗野の埋立処分場に持っていかれます。

ちなみに近くの三千坊山は高岡と氷見が一望できるオススメのスポット、ハイキングコースです。

②燃やせないごみ

燃やせないごみは月2回集められ、「高岡ストックヤード」に集まるものと、「民間処理委託」されるもの、の2つに大別されます。

高岡ストックヤードに集まるもの

②-1 缶、びん

長慶寺にある高岡ストックヤードに集められたのち、売却されますが、緑色などの「無色・茶色以外のびん」は民間に処理委託されます。

②-2 金属類、家電品類

高岡ストックヤードに集められたのち、売却されます。

②-3 蛍光灯、乾電池、ライター

高岡ストックヤードに集められたのち、 民間に処理委託されます。

②-4 陶磁器類

燃やせるごみの焼却後の灰と同様、埋立処分場で埋立処理されます。

民間処理委託されるもの

②-5 ペットボトル、段ボール、紙パック、新聞紙、雑誌、チラシ

ストックヤードに持ち込まれず、民間に処理委託され、その後売却されます。売却益は高岡市に入ります。

②-6 紙箱、包装紙

民間にお金を払って処理してもらいます。

②-7 プラスチック容器

いわゆるピンクのごみ袋です。ごみ袋は町内で配られるほか、高岡市の守衛室で配布されています。

収集車が回収したのち、「手で選別」し不純物を取り除き、圧縮され、国指定の引き取り業者(高岡市と直契約する。今年だと福井県の業者)に送られ、最終的には「パレット」などになります。

こちらは海外には行かないとのこと!

②-8 高分子系ごみ

収集車が回収したのち、「手で選別」し不純物を取り除き、圧縮され、最終的には「燃料」などになります。

さて、②-1,2,5は「売却する」と言いました。令和1年度だとそれらの売却額は約3,500万円です。

一方、燃やせるごみと陶磁器以外は「処理委託」されます。その費用は令和1年度だと約8,200万円です。

紙ものなど、なるべくリサイクルできるものはして、もちろんごみはなるべく出さないようにして、少しでもこの差を縮めていきたいですね。

事業ごみ

事業ごみは基本的に市町村は収集せず、事業者自らの責任において適性に処理する事が法律で義務付けられています。

高岡市/事業所のごみ (city.takaoka.toyama.jp)

この事業ごみ。以前はリサイクルとして海外に輸出していた部分もありましたが、国際的な規制が強まり、全量を国内処理していくようです。

プラごみ全量を国内処理へ 環境省、輸出規制に備え: 日本経済新聞 (nikkei.com)

以上、大掃除の時期に合わせた話題としてみました。

富山県はレジ袋の有料化を全国に先駆けて始めたり、G7環境サミットが開かれるなど、環境先進地として注目されています。

先進事例は引き続き取り組みつつ、新しい先進事例をいくつも生み出せるように、まずは足元のごみ分別をしっかり行っていきたいですね!!

それでは、また!

2020年11月25日

【環境】

70年後のために木を植える

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

先日、こんなイベントをWEBでたまたま見つけて、

面白そうだし、大切なことだなぁと思い、参加してきました。

植樹は富山県が開発した優良無花粉スギ「立山森の輝き」。

無花粉スギが生まれる確率は現在のところ1/2だそうで、選別して無花粉のみを各地で植樹しているそうです。

氷見の某所、こちらに植えました。

当日は、自動運転ドローンの実演もあり、あらかじめ座標がインプットされたドローンが苗木を運んできました。

無人で、ある程度の重量も。近未来の宅配などはこのようになっていくのでしょう。

動画もあるのですが、貼り付けられなかったので、気になる方は瀬川のFacebookの11/15投稿をご覧ください。

当日は多くの子どもたちも参加。素晴らしいイベントでした。

みんなで手分けして、100本の無花粉スギを植樹しました。

続いて、伐採体験をするために別のポイントへ。


動画もあるのですが、貼り付けられなかったので、気になる方は瀬川のFacebookの11/15投稿をご覧ください。

5本程度のスギ(花粉あり)を、地元の林業会社さんにサポート頂きながら参加者みんなで伐採しました。

年輪も数えましたが、今回伐採したのは樹齢70年のスギ。

人口増時代の住宅需要から全国各地で多くのスギが植えられ、伐採の適齢期を迎えていますが、伐採が追いついておらず、荒れ放題になっている山もたくさんあるようです。

また、境界線と所有者が明確になっていないのも、山を管理する上で大変なネックになっているとのこと。簡単ではないでしょうが、速やかなルール作りが求められます。

今回植えた無花粉スギは色々な伐採タイミングがあるようですが、例えば70年後に伐採されるよう。

自分は見ることはできなさそうですし、もちろん利用もできません。

そうであっても、先人がそうしてくれたように、未来のために植えるってとても大切なことだなぁと思いながら植樹していました。

以前ある方から、アメリカの先住民族の、

「どんなことも7世代先まで考えて決めねばならない」

という言葉を教えてもらいました。

少し、私たちが忘れている感覚かもしれません。

教えている空手道場の生徒の話についていくために(?)、「鬼滅の刃」の映画を観ましたが、竈門家で途切れさせることなく代々受け継がれてきたヒノカミ神楽。何か通じるものがあるように感じました。

政治や行政は住民の幸福の最大化が使命ですが、今だけではなく未来にも責任を持って、決断していきたいと思います。

今回植えたスギを、1年に1回なのか、半年に1回なのか、定期的に成長を見に行こうと思います。

2020年08月07日

【環境】,【自分の考え】

持続可能な都市、ポートランド(3/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

今回を最終回として、数年前ポートランドを訪れた時のことを書きたいと思います。

持続可能な都市③:地域内経済

ポートランドでは、まちのあちらこちらで定期的にファーマーズマーケットが開かれています。いくつか行きましたが、どれも大規模!

新鮮なのが一目で分かり、見ているだけでお腹がすいてきました。

季節の食材や、ここでしか手に入らないローカルフードが並ぶファーマーズマーケットはポートランドの文化であり、

環境意識が高いからか、あるいは健康志向からか、オーガニックや無農薬の野菜が多く並んでいるようです。

日本だと、豊洲市場でなくても、スーパーには全国から、世界中から集められた食材が並びます。また、スーパーに行かずとも、通販で選べば自宅まで配送されます。

もちろん利点もある一方で、「取れたてがおいしい」ということも私たちは知っているはず。

日持ちする処理をしない、おいしい食材を体に入れ、地域で経済を回していくことは、コロナで世界中のサプライチェーンが崩れた今、改めて考えさせられます。

また、これも一種の地域内経済ではないかと思った事例を紹介します。

こちらは、「パイオニア コートハウス スクウェア」という広場ですが、

右側のレンガと左側のレンガの違いに気付きますでしょうか?

そうなんです、左側のレンガには1つ1つに名前が彫られています。広場の整備に寄附した方の名前だそうです。

自分の名前を探しているのか、熱心に近づいて見ている方もいらっしゃいました。

公共空間の整備は行政の仕事。日本ではそう思う方も多いかもしれません。しかし、このような工夫をすることで(もしかしたら財政難の苦肉の策だったのかもしれませんが、それでも市民は協力している)、「みんなの広場」「みんなの空間」としての意識が根付くように感じました。

自分がお金を出した広場であれば、「行ってみよう!」という動機に繋がる効果もあるかもしれませんね。

その他、

街のど真ん中に、サッカー、野球、アメフトが全てできるスタジアムがあったり、

街のど真ん中に、ポートランド市民の誇りであると言われるどでかい本屋があったり、

街のあちらこちらにスケボーパークがあったり、

それぞれの「趣味」「生きがい」を応援する雰囲気を街全体から感じました。

以上3回に渡って、ポートランドを訪れた時の所感を書きました。一度訪れただけで、事実を異なる部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。

地域にはそれぞれ文化があり、どちらが優れているというものではなく、それぞれが尊重されるべきですが、富山をより「住んでてよかった」と思われる県にするために、いくつかヒントはあるように感じました。

2回前の投稿にも書きましたが、ポートランドのあるオレゴン州と富山県は友好提携を締結しています。コロナが収まり、また海外に行ける日が来たら、ぜひポートランドをオススメします。富山県民の方には、その際はぜひ高岡出身の現地コーディネーターを紹介させてください!

それではまた!

【環境】,【自分の考え】

持続可能な都市、ポートランド(2/3)

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回に引き続き、数年前ポートランドを訪れた時のことを書きたいと思います。

持続可能な都市②:モノの循環

こちらは木材を売っているお店なのですが、ただの木材ではありません。

全部、使われなくなった住宅などから出た「廃材」です。

廃材の中でも古いもの新しいものがありますが、1本1本に値段がつき売られています。

日本でも空き家が大変多くなっています。空き家が解体される場合、多くは重機で粉々に潰しています。

しかし、中の物は使う、建材も使う。まだ使えるものはないか問いかける、そういう仕組みを作る必要を感じました。

同じお店だったと思いますが、ドア、窓のコーナーもありました。1つ1つ値段がついています。

ライトのコーナーや、

洗面台や、さらにはトイレのコーナーまでありました。

また、別の店では、

この写真で分かりますでしょうか?

ドアの「金具」や「照明スイッチ」のような、小物が、

よくここまでの種類が集まったな、と思うくらいとんでもない量が売られています。さすがアメリカ。こちらも1つ1つに値段がついています。

私もそうだったのですが、あまりに種類があるのと、「こんなものまで!しかも売るの?」という驚きの商品があるので、平気でこのお店だけで1日経ってしまいます。

日本でも、長野県には、 リビルディングセンタージャパン(リビセン) という同じコンセプトのお店があるようです。

http://rebuildingcenter.jp/aboutus/

このような動きがもっと広がったらいいと思いますし、このようなお店を応援していきたいですね!

次は衣類の循環です。

こちらは「GOODWILL」というお店です。いわゆる服のリサイクルショップですが、

しばらく見ていましたが、ショップ隣の倉庫のようなスペースに車が渋滞状態になりながら、次々と、そのご家庭にとっては不必要となった衣類が運び込まれていきました。

現地の方に話を聞くと、値段がつきそうなものだけ持っていくわけではなく、たとえ値段がつかなくても「使わなくなったものを持っていく」という意識が広がっているようです。

以上は住宅用品の循環、衣類の循環でしたが、ポートランドには「建物の循環」もありました。

こちらは、ケネディスクールという「元」小学校の建物です。

1915年に開校したケネディスクール。その後1975年に閉校。その建物・雰囲気をなるべく活かす形でリノベーションし、名前もそのまま「ケネディスクール」、現在はホテル、映画館、レストラン、パブなどが入る複合施設になっています。

富山県でも少子化の影響で多くの学校が閉校になっていますが、跡地活用がいつも問題になります。

「壊す」のではなく「活かす」。学校という独特の構造、雰囲気は代えの効かない貴重なものだと思いますので、ぜひ利活用の道を探りたいと思います。

講堂が映画館になっています。黒板を活かした告知、味があります。

レストランになった教室。

極めつけは、ボイラー室を活かしたパブ。

配管まで活かした装飾。とにかくオシャレな空間でした。

今もあるのかアメリカの教育環境はよく分かりませんが、「DETENTION」というのは居残り部屋とか説教部屋のようなニュアンスなのだと思います。

子どもは入っちゃいけないよ、というメッセージなのか、そこがBARになっているのも洒落が効いていているなぁと感じました。

ポートランドには同じ系列のホテルで、「EDGEFIELD」というものもあります。

こちらは農家の建物をリノベーションしており、奇妙な、それでいてワクワクする、不思議の国のような空間になっていました。

農家というストーリーも影響しているのか、敷地内でワインを作ったり野菜を育てていて、その場で味わえます。

次回を最終回として、ポートランドについて続けて書いてみたいと思います。

それでは!

2020年07月31日

【公共交通】,【環境】,【自分の考え】

持続可能な都市、ポートランド(1/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

コロナで県外への移動は控えられるわ、まして海外なんてもってのほか、ということで、気分だけでも晴れやかに、今回は海外の都市、ポートランドを訪れた時のことを書きたいと思います。

NIKEの本社はポートランドのすぐそばにあります。敷地内には運動している方が多数!製品テストなのかリフレッシュなのか(笑)

実は富山県とは縁があり、全米住みたい街ランキングの上位常連であるポートランドは、アメリカオレゴン州に属し、オレゴン州と富山県は友好提携を締結しています。

もう数年前になりますが、私がポートランドを訪れたきっかけは、先日の富山新聞にも仕事の一端が載っていましたが、

ポートランドに現地法人を持つホクセイプロダクツの冨田社長から、高岡出身で現地でコーディネーターをされている小杉礼一郎さんを紹介され、お2人から「これからの高岡、富山県を考えるなら一度ぜひポートランドを見た方がいい」とアドバイスを受けたことです。

私は数日訪れただけですし、ポートランドについては、様々な記事、レポートもありますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。私は表面的な感想ですが、いち富山県民として感じたことを中心に書いてみたいと思います。

持続可能な都市①:環境に配慮した交通体系

ポートランドには街を東西に分けるウィラメット川が流れていて、数本(11本?)の橋が架かっていました。そして、2015年に新しい橋として架かったのが、「Tilikum Crossing」です。

この写真で気付く方もいらっしゃるかもしれませんが、

そう!この新しく架かった橋は自動車が通れません!

あまりいい写真が撮れなかったのですが、歩行者・自転車・(日本ではあまり見ない)電動キックボード、そして路面電車だけの橋になっています。

Bridge of the People
「人のための橋」と書いてしまうところがかっこいい。

次は、ポートランドの鉄道、略称「MAX(Metropolitan Area Express)」です。鉄道路線が徐々に延伸してきたのも大変興味深いのですが、車両のその中を見ても、

バリアフリーは当然、

自転車を持ち込めるようになっており、駅から目的地のラストワンマイルに車に乗らないような工夫がされています。

当然、2台より1台、1台より公共交通に乗る方が環境に優しい移動手段です。


バスも、前方に自転車をくくりつけられるようになっています。

車両だけでなく、公共交通の利便性を高めるために、トラフィック部分にも工夫があります。バス専用道路を作ることで、遅延が起こりにくくなっています。

また、NIKEが近いからか、街のいたるところにNIKEのレンタル自転車が。(なぜか!)写真を撮り損ねましたが、LIME、BIRDなど電動キックボードも街中に溢れかえっていました。

【電動キックボードの参考記事】

https://toyokeizai.net/articles/-/232237

駅や停留所から目的地までのラストワンマイルの解決に寄与しています。

私が流石だなと感じたのは、鉄道・路面電車・バスが共同運賃になっていることです。 自分たちのことを考えるとできそうでできない…。

しかし、住民や旅行者目線になって考えると、やはりこれは早急に実現しないといけません。

また、自動車を排除した橋を整備することが代表的ですが、「環境に優しく!」「こういう街を目指すんだ!」という街としてのメッセージが明確で、住民の誇りにも繋がるように感じました。

次回も、ポートランドについて続けて書いてみたいと思います。

それではまた!

2020年03月31日

【環境】

新型コロナ 富山で初の感染者

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

3/30(月)、富山市は市内在住の20代女性が新型コロナウイルスに感染していると発表しました。

時間の問題だとは思っていましたが、いざ県内で発生すると、緊張感が数段高まります。

私たちにできることとしては、密閉・密集・密着のリスクを避け、睡眠・栄養を十分取り、手洗いを頻繁に、手で目や口を不用意に触らない。

これまでも取り組んでこられたかと思いますが、改めて意識したいところです。

さて、今日は、非常にもやもやしています。というのも、この県内初感染の発表の仕方、、、

3/30(月)にPCR検査で陽性が判明しました。本来富山市が発表することであり、諸々調整し、翌日10時から富山市が記者会見予定でしたが、

少しでも早く県民に伝えたい、と富山県は3/30(月)21時半から知事が緊急記者会見を行いました。しかし、同20時半に富山市が報道各社にファックスで送った概要以上の情報はなく、内容としては薄いものでした。(富山市から詳細情報が得られず、知事からいら立ちが伝わってきました。)

それでも1日1日の戦いですので、翌日の新聞にドンッと載ることで県民の危機意識を引き上げる効果はあったと思います。

富山市は情報を整理し、翌日3/31(火)10時半から記者会見(10時予定でしたが、30分後ろ倒し)。そこで驚いたのは、冒頭10分弱、県がフライングで発表したことへの、これでもかというくらいの批判、批判、批判。

県民は「感染を拡大しないために」自分にできることをやりたい、そのために正しい情報を知りたいと思っていたのに、知事と市長の確執を見せられて、、、富山県民として恥ずかしいな、と思ってしまいました。

会見で繰り返し述べられた「患者との信頼関係」が大切で、何でもかんでも発表すればいいものではない、という森富山市長の考えは分かります。情報を整理してから伝えようという姿勢も大事だと思います。

恐らく黙ってフライングした県が信義にもとるのでしょうが、しかしそれでも、あの場で批判に時間を割く必要はなかったのではと思います。

富山市の会見では、行動履歴が発表されるものだと思っていましたが、市内飲食店2軒を利用した情報程度で、詳細は(富山市は把握していますが)公表されませんでした。コンビニなどにも寄ったようですが、濃厚接触がないという理由で詳細は語られませんでした。

どういう公表内容が正しいのかは判断の分かれるところです。市長が自身の責任で決めたことですので、尊重したいと思います。

ですが私としては、ある程度詳細を語らないと、不安が解消されないので、例えば市内全域の飲食店に影響が及んでしまうのではと感じます。

コロナウイルスで失う命も、経済活動が止まることで失う命も、命の重さに差はないと考えます。情報を持った上で正しく恐れ、経済活動も回していかなければいけないのではないでしょうか?

記者会見で繰り返し述べられた「患者との信頼関係」はもちろん大切ですが、

「知事との信頼関係」は?

「市民との信頼関係」は?

と正直思ってしまいましたし、県と市でなぜ協力し合えないのか、、、協力した方が絶対によりよい富山になるはず。


今回の富山市記者会見では、

KNBとチューリップテレビは自身のyoutubeチャンネルで、

BBTは自身のHPで、LIVE配信を行っていました。

情報がタイムリーで大変ありがたかったです。

会見が進めば進むほど、視聴者が減っていったのは、見ている方は私と似たような感覚だったのではないでしょうか?

「それはあっちが発表する」「管轄外」などと言わずに、

「感染を拡大しないために」一致団結することこそ、

市民県民が求めているのを忘れないでほしいと思います!

世界で感染が拡大しているからこそ、協力して乗り切りましょうよ!!

2019年10月15日

【環境】

「世界で最も美しい湾クラブ」世界総会を前に!

富山湾越しの立山連峰

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

いよいよ明日10月16日(水)から「世界で最も美しい湾クラブ」世界総会が富山県で始まります。世界中からいらっしゃるお客様をお迎えするため、昨日、県民約300人で雨晴海岸を清掃!

私です。

台風19号の影響で、海岸には見たこともないくらいのゴミが打ち上げられておりましたが、

清掃前です。

約2時間の清掃で、だいぶん綺麗になりました。

清掃後です。

「世界で最も美しい湾クラブ」は、世界遺産にも登録されているフランスのモンサンミシェル湾やベトナムのハロン湾など、世界で名だたる湾が加盟しているNGOで、1997年に設立され、フランスに本部があります。

日本からは松島湾、駿河湾、宮津湾、九十九島、そして富山湾が加盟していますが、今年、日本で初めて総会が開かれ、会場はなんと富山県なんです。

国際会議が富山県で開かれる、しかも日本で初めて開かれるのに。私が子どもの頃は考えられず、地方からダイレクトに始まる可能性、地方と世界の距離が近づいているのをはっきりと感じます。

期間中は16か国と1つの地域から多数のお客様が来県されます。会議でどのような宣言が採択されるか分かりませんが、気候変動に向き合い、自然環境を持続させる、自然が豊かな富山らしい宣言になることを期待します。

海岸清掃中に最もインパクトを感じたのは、「マイクロプラスチックの多さ」です。写真で色がついているのはほとんどがプラスチック。

全国的には海岸のゴミは海洋由来の漂着物が多いと言われる中で、
富山湾は特殊な湾で、環境省の調べでは、富山湾の海岸に漂着しているごみの約80%が県内で発生していて、そしてそのほとんどがプラスチックだと分かっています。

海岸のゴミのほとんどが富山県で発生しているのかと思うと悲しい気持ちになりますが、
県内からのゴミ発生を抑えれば、その分富山湾がキレイになるので、非常に取り組みがいがあるとも言えます。

富山県は2008年にレジ袋の無料配布を廃止し、10年で約14億枚のレジ袋を削減しました。国の法律のモデルにもなり、これ自体は素晴らしい取り組みだったと思いますが、これに続く、次なる一手が打てていないように感じます。

ぜひ、「世界で最も美しい湾クラブ」世界総会の開催が、県民がもう一段深く環境問題を考えるきっかになればと思います。

話が昨日の海岸清掃に戻ります。台風の影響で実現はしませんでしたが、昨日、県内に初めてHONDAさんのビーチクリーナーが来ることになっていました。

https://www.honda.co.jp/philanthropy/beach/mind/cleaner/

新しいマシンというよりは、今あるものの組み合わせで新しい効果を生み出す好事例かと思います。人海戦術も効果はありますが、子どもたちに色々な解決法や発想を見せ、私たちでは思いつかない新しい方法が誕生することを期待して、来年こそは県内で走ってもらいたいなと思います!