2022年12月31日

【自分の考え】

今年1年を振り返り

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

もうすぐ年が明けようとしています。

大晦日から正月へは、たった1日しか変わりませんが、

静謐な時間が流れているように感じます。

さて、今年1年を振り返ると、様々な出来事がありましたが、種を蒔いていたいくつかの仕事が実を結び、個人的には大変充実した1年だったように思います。

前回(先ほど笑)書いた「①高校での主権者教育(2022年は4校で実施、私はプログラム作りに関わる)」の他に、いくつか嬉しかったことを紹介しますと、、、

②おたやじんマーケットが開催!御旅屋通りが芝生に!

2年前にブログにも書きましたが、

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

「御旅屋通りに芝生をひきたい」

「公園のような通りにしたい」

と盟友の建築家、吉田甫さんが3年前に言い始め、初めて聞いた時、とてもワクワクしたのを今でもはっきり覚えています。

道が公園になるというか、憩える場所になり、色んな世代が集う場になるような気がしました。

当初のイメージ図。

一緒に市役所に提案に行ったのが2年半前。

その後、私は陰ながら応援しかできませんでしたが、彼が何度も何度も提案し、市役所も検討してくれ、ついに実現!

まずはイベント的に、まずは人工芝で。

私が行ったのは第2回の「おたやじんマーケット」。あいにくの雨でしたが、本当に多くの方が来場!来場者のたくさんの楽しそうな顔を見ると、、、自分のことのように嬉しかったです!次回の開催は冬を避け、3/19(日)とのこと!みなさん、ぜひ行ってみてください!

③高岡のレンタルサイクルに電動自転車10台が仲間入り!

これも以前のブログに書きましたが、

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

この秋、高岡のレンタルサイクルに電動自転車10台が仲間入りしました!

高岡市の観光スポットは市内に点在しており、

そんな現状に、

「もっと移動の「選択肢」を提供し、もっと高岡の観光を楽しんでほしい!!」

「そのために電動自転車を導入できないか?」

と知り合いから相談があったことがきっかけです。

また、移動のログを取ることもできるため、

勘と経験ではなく、データに基づいた観光戦略をたてることができるようになるため行政にとってもメリットがあり、富山県や高岡市と打ち合わせを続けてきました。

最後は資金がネックでしたが、なんとか無事スポンサーも集まり、リリースに!

(「協力してやっちゃ!」という高岡の兄貴たちの心意気に胸を打たれました。私もそういう兄貴になりたいなと思います。)

「久乗おりん」号には、「おりん」がついており、走ると鳴ります。

始めてからは課題も見つかってくると思いますが、1つ1つクリアしていき、徐々にいいサービスになっていけばと思います!

④中田地区の用排水対策に向けた事業が開始に!

今から8年前、平成26年に集中豪雨によって、中田地区では、市街地の浸水、農地の冠水、土砂崩落などの大きな被害がありました。

また同じ被害が起こるのではないか?ゲリラ豪雨が多くなっている昨今、大きな雨が降る度に、住民から心配の声が届いていましたが、

今年ようやく、「庄川右岸地域用排水対策における県営農村地域防災減災事業」として、令和5年度国に新規採択を申請することになりました。

40億円以上の大きな大きなプロジェクトになります。

長年の地域の課題に道筋をつけられて、安堵するとともに、工期は7年程度となるので、7年後ではなく、工期の途中から早く事業効果が出るよう働きかけていきたいと思います。

以上が代表的な2022年の嬉しかった仕事です。

その他、まだ発表には至りませんが、もう少しのところまで来ている事業もいくつかあり、年明けしっかり仕上げたいと思います!!

そして、来年はより多くのいい仕事ができるよう、

来年も頑張ります!!

決意を新たにした大晦日でした!

それではまた!

みなさん、よいお年を!

【教育】,【県議会】

高校で主権者教育の授業4

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

大晦日ということで、今年1年を振り返っておりますが、

今年嬉しかったことの1つに、

念願!!となる、県立高校で初めて開催できた、主権者教育出前授業があります!

12/9(金)に南砺平高校で実施しました!

ちょうど1年ほど前に、私立高校から始めた出前授業。これまで3校で4回やってきました。

(授業の中身や経緯、想いなどは、以前のブログをご覧ください。)

富山第一高校:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

高岡向陵高校:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

新川高校:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

「いつかは県立でも!」という想いを当初から持っていたものの、

「県立ではできない」、と色々な人にありがたいお言葉を頂戴することもありました(笑)。

しかし!私立高校でやってから1年、ようやく県立高校でも実現!ここまできました!ほんとに嬉しいです!!

山本県議や藤井県議を中心に、そもそも主権者教育授業のきっかけを作ってくれた荒井学園の荒井公浩さん、関係のみなさん、ありがとうございます!

平高校の郷土芸能部は、去年の「全国高等学校総合文化祭」の「郷土芸能部門」で日本一となる最優秀賞と文部科学大臣賞を受賞!すごい!!

国立劇場で公演したり、またスキー部も強豪!

他には、世界遺産の合掌造りでガイドボランティアをしている生徒が多かったり、なんと映画を制作する部活があって、映画甲子園を目指しているそう。学校紹介に作った映像を見せてもらいましたが、即CMになりそうなとってもクオリティが高いもので、生徒が自信に満ちた表情で目をキラキラさせながら私に説明してくる姿が印象的でした!

だからなのか、人数は他の高校より少ないですが、自分の意見を表現できる素晴らしい生徒ばかりで感激!

やっているこちらが大変楽しく、多くの刺激をもらいました!

これからの時代を生きる若者に、政治を身近に感じてもらい(無関心にはなれても、無関係にはなれない!)、また、自分たちで未来は変えられるんだ!という希望を持ってもらえるよう、この活動はどんどん広げていきたいと思います!!

それではまた!

2022年12月30日

【県議会】

11月定例会で私がした質問(3/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回、前々回に引き続き、12/6(火)県議会本会議の質問内容を掲載していきます!3つに分けたうちの3つ目になります。

最後の項目は、「県内のプロスポーツチームについて」2問質問します。

何をもって「プロ」とするかはありますが、県内にはカターレ、グラウジーズ、サンダーバーズ、アクアフェアリーズ、アランマーレ、富山ドリームス、トナミ運輸のバドミントンなど、様々なスポーツチームがあります。

(13)それぞれのチームにファンがいて、チームや選手を応援することが自分の活力になり、それが積み重なれば地域の活性化に繋がります。また、一流のプレーが間近で見られることは、その競技のすその拡大に繋がるため、県民のスポーツ振興に貢献するプロスポーツが、今後も持続可能な形で運営されていくことが重要と考えます。

一方で、各チームは入場者数が十分に確保できないなど維持運営に苦しんでいると聞いています。

また、企業の経営者と話していると、あのチームにもこのチームにも協賛していて正直「協賛疲れ」している、であったり、複数のチームに協賛しているので小口になってしまう、といった声が聞こえます。

加えて、「たくさんありすぎる。新潟のアルビレックスのように1つにならんもんか。」という声もよく聞きます。

たくさんあることは、いい面も悪い面もあるでしょう。しかし、「1つになる」ということに関しては、どのレベルで1つになるかは意見の分かれる所ですが、「効率化」や「連携」という点では一定の成果を見込めるのではないかと思います。

企業では総務・経理・事務などの、どの会社にもあるバックオフィス機能を外注したり合併などで集約化することで効率化しています。また、今年はサッカーのカターレとハンドボールのアランマーレが同日に近くで試合があったことから、相互に告知をし合った例がありましたが、こういうことが日常的に行えます。

スポーツチームは民間会社の話かもしれません。しかし、私は、向こう何年かの政策も大事ですが、何十年先、富山県民がどうやって余暇を過ごしているのか、合流している場合としていない場合でどのような違いがあるのか、、、県民の幸福を願う県が、想像してアクションを起こすのも、県の大事な仕事だと思います。

とはいえ、まったく議論のない所で、合流だ、いや違うという話はできませんので、

まず今日は、県内のプロスポーツチームに関して、今の個別のままがよいか、将来的に合流できるなら合流した方がよいという考えもありますが、知事はどう思っているのか、「所見」をお聞きします。

公人なので難しいかもしれませんが、可能であれば、一個人としてはこのことをどう思っているのか、「私見」もお聞きしたいと思っています。

→(答弁)合流すれば経営面でのメリットは期待できるが、チーム名などファンやスポンサーの理解をえるには課題もあると考える。いずれにしろ各会社が判断すること。

最後の質問に移ります。

スポーツは感情のメーターを振り切ってくれる、そんな瞬間があると思っています。いつも振り切れていたらまずいですが、たまにそういう瞬間があるから、日常生活をまた頑張れるのではと思います。

スポーツには、「するスポーツ、見るスポーツ、支えるスポーツ」という考え方があります。県内のプロスポーツを支えたい、と思っている県民は多くいらっしゃると思いますが、その方々が、これから先、支えやすいよう、経営面で、集約化によって効率化できるのであれば、県が一肌脱いでもいいのではと思います。

(14)県内に複数あるプロスポーツチームに関して、その合流の可能性について、例えば県が場を設けるなど、少なくとも協議の場があってもよいと考えますが、廣島生活環境文化部長に所見をお聞きして、私の質問を終わります。

→(答弁)現在、それぞれの特徴を活かして経営努力を続けている各チームの意向が優先されるべき。各チームが意見交換し、合意が得られた場合自主的に設置される協議の場があってよいのでは。

3回に分けましたが、以上になります。

ありがたいことに、新聞各社も質問を取り上げてくれました。

もちろん前向きな回答もあったのですが、、、個人的に寂しかったのは、プロスポーツ同士の、少なくとも意見交換の場を県が準備すべきでは?という質問に0回答だったこと…。

きっかけは、県内の企業経営者から「いくつものチームから協賛のお願いがきて、協賛疲れしている。共通の部分は一緒にやるなど、集約して効率化できないか?そしたら、自分たちのスポンサー料も、選手やクラブにより振れるのに。」と話があったことでした。

プロスポーツクラブは確かに民間企業の話ではあります。しかし、県の「財産」とも捉えられませんでしょうか?向こう数年の政策も大事ですが、今後何十年にも渡る、県民の余暇の過ごし方の話だと思っているので、まさに県も関わるべき話だと考えています。今回は残念でしたが、角度を変えたり、めげずに提案を続けます!

なお、映像は、

リンク:富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!

【県議会】

11月定例会で私がした質問(2/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回に引き続き、12/6(火)県議会本会議の質問内容を掲載していきます!3つに分けたうちの2つ目になります。

2つ目のテーマとして「農業と教育について」9問質問します。

11月17日に「とやま有機農業生産推進大会」が開催されました。私も興味があって参加しましたが、会場は100名の座席ほぼ満席で、熱気も感じる。関心の高さが伝わってきました。

まず、

(4)県が有機農業の推進に向けた大会を開催するのは初めてですが、「とやま有機農業生産推進大会」を企画した意図は何か、横田副知事にお聞きします。

→(答弁)新しく有機農業に取り組み、経営として成り立たせるには相当の難しさがある。このため、実践者のノウハウを他の農家に紹介したり、切磋琢磨する仲間作りのきっかけにする、生産拡大の機運を醸成するために企画した。

続いて、

(5)大会を開催して終わりではなく、「とやま有機農業生産推進大会」で高まった機運を広げてほしいと考えますが、有機農業の生産及び販路拡大などに向け、今後どのような展開をしていくのか、横田副知事にお聞きします。

→(回答)生産面では、新規栽培者に技術と経営指導。販売面ではSNSを活用した情報発信と学校給食への有機農産物提供を進める。

さて、「とやま有機農業生産推進大会」には多くの「とやま農業未来カレッジ」卒業生も来ていました。

「とやま農業未来カレッジ」は新規就農者の育成・確保などを目指して、富山県が平成27年に設立し、これまで7期97名の卒業生を輩出しました。就農に即、繋がる実践的な場であると評価しています。

一方で、小さく始めたいと思っているのに「大型機械の自動運転」であったり、有機農業をやりたいと思っているのにカリキュラムにはなかったり、ギャップを感じる瞬間もあると聞いています。

網羅的に学ぶ重要性も理解しつつ、しかしそれでも、常に研修生のニーズを把握し、カリキュラムを見直していくことが、とやま農業未来カレッジの魅力に繋がると考えます。

そこで、

(6)とやま農業未来カレッジについて、教える内容と研修生のニーズが近づくよう、卒業生との意見交換は行っているのか。また、卒業後のサポート体制はどうなっているのか堀口農林水産部長にお聞きします。

→(答弁)毎年卒業生を招き、カレッジの運営を含めて意見交換している。サポートは、農林振興センター、JA、市町村の担当者が連携しながら伴走支援している。

さて、今度は知事にお聞きします。

まず、G7教育大臣会合の誘致、ありがとうございます。

もちろん私も誘致活動を応援していましたが、「石川有利」という話を聞く度に、「順当にいくとそうだよな」と私自身諦めるような気持ちも芽生えていました。

しかし、粘り強く誘致活動を行い、2県共催という形に繋げ、改めてご尽力に感謝申し上げます。

もとより、開催がゴールではなく、何を打ち出すか、それをどう実践に繋げていくか、未来に残していくかが大切だと考えますが、

プログラムにおいては、会議ばかりではなく、できるだけ実際の教育現場、そして非日常ではなく、日常の姿を見てほしいと思っています。

そこで提案ですが、

(7)来年のG7教育大臣会合では、実際の教育現場を見る観点で、授業はもちろんですが、食育や持続可能な農業を生徒に考えてもらうために、学校給食を一緒に食べるプログラムを設けてはどうでしょうか?

日本の食料自給率は約40%。さらに、富山県の学校給食の県産食材活用率は約25%です。カーボンニュートラルを学ぶことも多い生徒が、食材の輸送を考えるきっかけ、また、学校給食での県産食材活用率や有機農産物の利用が拡大するきっかけにもしてほしいと思います。さらには、この機会を捉え、本県の食の魅力を大いに発信してはどうかと考えますが、新田知事に考えをお聞きします。

→(答弁)子どもたちが主体的に関わる機会を多く確保するよう、国に働きかける。給食については、スケジュール上余地があるのか文科省に打診したい。レセプションやエクスカーションなどで、富山の食の魅力をアピールしていきたい。

続いて、農業に関連して1問。

農地の整備とともに、古くなった用水路もメンテナンスし、頻発する豪雨が災害に繋がらないよう、備えをしていかなければなりません。

(8)先月国に申請した、庄川右岸地域用排水対策における県営農村地域防災減災事業「針山口六ヶ用水一期地区」について、国の令和5年度新規採択はいつ決定する見込みなのでしょうか?また、工期は7年間を予定しているとのことですが、その事業効果は何年後から出始めるのか、堀口農林水産部長にお聞きします。

→(答弁)該当地域は整備後約60年経ち、老朽化が進んでいる。先月末、国に採択申請した。4月には採択される予定。工事着手は令和6年度。7年後ではなく、順次事業効果を発現させていく。

次に、教育に話を移していきます。

来年度の県立高校学級数に関しては、生徒の減少により今年度より5学級減りました。9月議会では多くの議員が取り上げ、論戦があったところです。私たちの会派からも要望しておりますが、教室数の削減で調整するのではなく、0ベースで高校教育の在り方を見直してほしいと思います。

一方で、見直しの議論のスピードによっては、再来年度以降に関しても現体制のままで募集が続いていきます。生徒の人数はおおよそ掴めていますので、このまま推移すると、令和6年度は2学級減、さらに令和7年度は3学級減、さらに令和8年度は5学級減となり、毎年、今回と同様の話になる可能性があります。

来年度の募集に関して、今回の教育委員会の判断は間違っているとは思いませんが、教室数減以外の可能性が示されなかったのは、少し残念に思います。

例えば、教室数を減らすのではなく、少人数で教育の質を高めるために、小学校と同じように、35人学級にするという選択肢があります。今回もそういう考えを持つ、議員も、県民もおられました。教育委員会にもその声は届いているのではないかと思います。

しかし、高校35人学級の議論が途中で止まってしまうのは、それには県単独で追加の予算が必要ということまでは分かるものの、どのくらい増えるのかが示されていないからです。

そこで質問しますが、

(9)県立高校を35人学級にした場合、県単独で教員は何人必要で、人件費はどのくらい増えるのか、荻布教育長にお聞きします。様々な条件がオープンな状態で、高校教育の議論が進んでいくことを期待します。

→(答弁)県単独で170人程度分必要となり、毎年度13億円程度かかる計算。

次に、部活動の地域移行に関して。

中学校の地域移行は県内の多くの自治体で取り組みが広がってきました。学校単位だけでなく、地域の競技団体などが中心になって、複数の学校や自治体中の学校が合同で練習する例もあるそうです。専門的な指導が受けられる、自分の学校にはない部活動の種目ができるなど、利点も多く、よい取り組みだと思っています。

一方で、高校の部活動地域移行のニュースはあまり入ってきません。しかし、部活動システムに課題があるのは、中学校も高校も同じだと思います。

(10)高校の地域移行については、現状どうでしょうか?今後、広げていく考えはあるのか、その場合どのようなペースを想定しているのか、荻布教育長にお聞きします。

→(回答)国でも、高校の部活動地域移行は中学校と状況が違う、とされているところ。高野連、高体連で、学校活動ではないクラブ活動の参加を認める動きはない。大会参加環境を考えると、現時点で高校の部活動地域移行を進めることは難しい。

今は教育長に聞きましたけれども、教育委員会だけで解決すべき課題だとは思いません。

例えば、県ではスポーツ振興課などが中心になって、スポーツ団体側の情報を集約し、学校に届けられませんでしょうか?

そこで、

(11)部活動地域移行を促進するため、提供が可能な人材・その時間帯などの情報について、スポーツ団体側の意見もヒアリングし、教育委員会に提供するべきだと考えますが、廣島生活環境文化部長に所見をお聞きします。

学校だけではなく、地域の大人も一体になって、地域の子どもを育てる。生徒にとっては、親と教員以外の大人と触れ合える。

部活動の地域移行を通じて、少しでもそのような社会に近づけばいいと思っています。

→(答弁)日本スポーツ協会が情報を管理しているが、そこに対して、県では個人情報保護の観点から把握できない。

高校に関して3問質問しましたが、高校生を含む運転免許を持たない方の移動の幅を広げてくれるのが交通サービスです。これまでは公共交通のみでしたが、近年、住民主体のデマンド型交通サービスが増えてきました。デマンド型交通サービスというと、免許返納した方が取り上げられがちですが、学生にとっても可能性を感じます。

この項最後に、デマンド型交通サービスを取り上げます。

朝日町の「ノッカル朝日町」が県内では有名になりましたが、県内では平成17年に富山市が大沢野地域でデマンド型の乗り合いタクシーの運行を開始。以来各地に広がり、現在は実験を含め11市町が導入しているとのことです。

事例が増えてきたことで、知見が共有され、「自分たちもやってみよう!」と、近年ますます多くのサービスが立ち上がり始めたと感じています。

(12)県内各地で住民主体のデマンド型交通サービスが始まっており、十分にニーズがあることから、潜在ニーズを掘り起こすためにも、少しでも支援割合を高めるなど積極的に支援してはどうかと考えますが、田中交通政策局長に所見をお聞きします。

→(答弁)今年度支援の範囲を拡充した。関係者会議も初開催している。支援割合の拡充は難しいが、会議は施策検討の参考になるので、今後も開催してほしいと言われており、潜在ニーズに掘り起こしに繋がっていると考える。

今回はここまで!

なお、映像は、

リンク:富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!

【県議会】

11月定例会で私がした質問(1/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

時間が経ってしまいましたが、

12/6(火)に県議会本会議で質問しました!

今回はその質問内容と回答について書きます!長いので、いつものように、3つに分割します(質問構成の関係上、2つ目のパートがボリューム大)!

ちなみに、この日の早朝、サッカーW杯ベスト8をかけたクロアチア戦が行われまして、、、後1歩の大変悔しい気持ち!と同時に、勇気と希望をくれたチームへの感謝の気持ちが湧き上がった状態で、質問に臨みました。

おはようございます。本日私からは、合計14問を、分割して、質問します。

まず、「物価高への対応、と、円安を好機と捉えた政策について」というテーマで3問質問します。

エネルギー、食糧を中心に多くのモノの値段が上がっています。これには円安の影響も大きく、エネルギーは90%、食料は60%、外国から仕入れている日本の脆弱性を私も改めて感じました。

今議会を含め、今年に入ってから、物価高に対する多くの手当てが予算化されました。

しかし、「急激な物価高」は問題ですが、「物価高」自体は長らくデフレに悩んできた日本経済が目指してきたことでもあります。「物価高」単体で捉えるのではなく、「同時に給料増・賃上げ」が伴っていないことが課題であるのではないでしょうか?

賃上げに関しては、政府が経済界に対して要望することは度々ありますが、なぜ政府ばかりがするのか、都道府県単位でもしないのか、疑問に思ってきました。

今議会の知事の提案理由説明において、「景気の持ち直し」に言及がありました。また、「生産・消費の持ち直し」に関しては、知事就任以来2年間ずっと提案理由説明で言い続けてきました。県内上場企業の中間決算も発表されましたが、増収増益の企業も多かったところです。よいタイミングではないでしょうか?

(1)昨今の物価高に合わせ、従業員の給与が上がるよう、政府ばかりではなく、富山県も県内企業にメッセージを出すなど働きかけてはどうかと考えますが、新田知事に所見をお聞きします。

→(回答)賃金の引き上げは重要な課題。賃上げサポート補助金などを今年度新設した。前向きな投資→従業員の満足度向上や企業が元気に→賃上げ→消費拡大、という好循環に繋がるということを、様々な機会を捉えて私も発信したい。

先ほども少し触れましたが、円安も問題視されています。もちろん、輸入するものは高くなるなど、円安のデメリットはあります。一方で、円安のメリットもあります。例えば、輸出、そしてインバウンドです。

「円安」の手当てをするばかりではなく、そのメリットを最大限活かすために、チャンスと捉えて仕掛けることが大切ではないでしょうか?向こう数年で考えていたことも、この機を逃さないよう、前倒してやる、そのような大胆さが必要だと感じます。

そこで2問目ですが、

(2)円安で輸出には有利な状況です。この瞬間を逃さず、輸出を増やすために県として仕掛けていることは何か、これまでの取組状況と併せて、新田知事にお聞きします。

→(回答)円安の影響を受けて、本件の輸出は前年上半期に対して40%以上増加しているところ。今月、県内企業の進出ニーズの高いベトナムに、経済訪問団を派遣する。輸出拡大の契機としたい。

続いて、

(3)円安でインバウンドを呼び込むには有利な状況です。この瞬間を逃さず、海外観光客を増やすために県として仕掛けていることは何か、これまでの取組状況と併せて、南里地方創生局長にお聞きします。

→(回答)6月にシンガポール、11月にロンドンで、現地でのプロモーションや旅行会社の訪問を実施したところ、富山への高い関心や来県意欲があった。個人旅行客へ情報を届けるために、海外のインフルエンサーを招聘し、最新の情報を海外に発信した。今後も海外各地で観光説明会に出る。時期を逸することなく、円安メリットを活かしたインバウンド誘客に取り組む。

今回はここまで!

なお、映像は、

リンク:富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!

2022年12月27日

【お知らせ】,【自分の考え】

ホームページを大幅リニューアル!

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

これまで、マイナーチェンジをしたことはありましたが、

この度、自分のホームページを大幅リニューアルしました!!

【リニューアルしたHP】瀬川ゆうきオフィシャルサイト|富山県議会議員 (segawayuki.net)

「未来への提案と政策」、「過去の提案と実績」部分を中心に、大部分を作り変え。

(いつまでも若い時の写真は使えないので、写真も更新(笑))

特に「未来への提案と政策」は、広い守備範囲の県政の中で、今最もやるべきだと思っていることです。

中でも教育に関しては、

この日本の現状ですが、富山県だけでも変えられるものがあると考えています。

お時間ある時にぜひご覧くださると嬉しいです!

また、広めてくださると尚嬉しいです!

1つでも実現できるよう、頑張ってまいります!

それではまた!