2019年04月28日

【選挙】

選挙の費用(私の場合)パート2:透明性と情報公開のために

こんにちは、瀬川侑希です。

この度は、ドタバタした経緯からの短期決戦でしたが、多くの方が応援してくださり、そして広めてくださったおかげで当選することができました。みなさまのおかげです。本当にありがとうございました!

手を抜かず、市議会議員を一生懸命やってきた自負はありますが、今回の結果は、私の実績に対してというよりは、期待を込めてのものだと思っております。その期待を裏切らぬよう、これからしっかり仕事をしていきます。

任期は4/30からです。平成最後の日から始まり、令和の時代へ。新しい時代にふさわしい、みなさまがワクワクするような政策を実現していきたいと思います。

普段から「議員って何をしているの?」と聞かれることも多いですが、期間中「特に県議会議員って、どんな仕事か分からない」という声をよく聞きました。私自身も県議会議員の仕事は、市議会議員や国会議員よりもイメージがつきにくいように思います。

これからの任期、できる限り、何を決めているのか・どういう経緯があるのか・市議会議員と何が違うのか、発信できることは発信し、この仕事を「見える化」していこうと思います。少しでも、市民の方の「納得感」に繋がればと思っています。

さて、市議会議員選挙の時も、選挙にかかった費用をお伝えしておりました。

今回は告示2週間前に挑戦を表明し、とにかく形を整えないといけなかったため、価格交渉や代替案の検討が十分にできなかった部分が多くありました。それでもギリギリに参戦するとどういうことになるのか、また透明性と情報公開の点から、お伝えいたします。

(まず初めに、公平性の観点から、「公営」というルールがあり、私に限らず他の候補者に対しても、選挙カーのガソリン代、選挙カーのレンタル料、運転手の方への報酬、ポスター・ビラ印刷費の一部は県から支払われます。

また、市議選は6日間の選挙期間でしたが、県議選は9日間の選挙期間となるため、1.5倍の日数の違いがあります。)

人件費:約41万円(市議選時は約16万円)

主にいわゆるウグイス嬢の方への報酬です。選挙期間の違いに加え、前回は友人たちにマイクを握ってもらい結果的に費用を抑えることができましたが、今回は話し手を確保することが先決だったため、このような結果となりました。他には運転手の方への報酬がありましたが、こちらは「公営」となります。

選挙事務所費:約72万円(市議選時は約87万円)

費用はかかりましたが、投資対効果が高かったため、前回と同じ場所にプレハブを建てることを選択しました。前回より少しは抑えることができました。

演説会場費:約13万円(市議選時は約9万円)

市議選は6日間の選挙期間でしたが、県議選は9日間の選挙期間だったため、費用が増えました。

印刷費:約26万円(市議選時は約18万円)

主にハガキの印刷費です。また、前回と違って今回は「ビラ」も使えましたので、少し増えております。他にポスター・ビラの印刷費が約45万円ありましたが、こちらは「公営」となります。

広告費:約53万円(市議選時は約37万円)

事務所看板、選挙カー看板、選挙カーへのスピーカー取り付け、にかかった費用です。また今回は少しでも認知度を高めるべく、演説会場の看板も作りましたので、その分が前回より増えております。新聞に折り込まれる「選挙公報」は広告ではありませんので、私としては費用はかかっておりません。

食糧費:約5万円(市議選時は約12万円)

スタッフの弁当代、お茶代です。申し訳ありませんでしたが、かなりセーブさせてもらいました。

雑費:約3万円(市議選時は約5万円)

主に文具費です。少しだけ費用を抑えることができました。

以上、今回は合計約213万円でした。前回より29万円増える結果となりました。なるべく費用を抑えたいと思いながらも、時間がなく形を整えることが優先になってしまったことが反省です…。

一方で、多くの方のご厚意で、147万円のご寄付を頂き、選挙運動に使わせて頂きました。ありがとうございました。そのため、結果的には、約66万円の自己資金で戦うことができました。

10,212人という本当に多くの方に投票して頂いたことに一層気が引き締まりました。市議会議員時代から抱いていた「高岡をよくしたい」という思いを絶対に忘れず、精一杯、高岡のため、県西部のため、富山県のために働きます!!

2019年04月03日

【選挙】

「◯◯に投票してね」と言うのはNG?OK?選挙ルールを解説

こんにちは、瀬川ゆうきです。

富山県議選の投票日が7日に控え、選挙カーを見かけた人もいるかと思います。瀬川も毎朝・夜、高岡市内の各地で手振りをしています。

この候補者を応援してるんだけど、「◯◯さんに投票してね!」みたいに友人や知り合いに呼びかけることって大丈夫なんだろうか?選挙違反になったりしない?

このような疑問が思いうかんできて、どうしていいか分からなくなってしまう人もいるのではないでしょうか?

そこで、今回は選挙期間中にやっていい事、だめな事についてポイントをまとめて解説します。

〇 選挙活動期間中にやって良いこと

候補者本人だけができる選挙活動
・メール(メルマガ含む)で「◯◯(候補者本人)に投票して下さい」と連絡すること

一般の人(未成年者は除く)ができる選挙活動
・友人・知人に投票の依頼をすること(メール以外)
・フェイスブックやツイッターで「◯◯に投票して下さい!」と選挙活動に関する投稿をすること
・LINEやフェイスブックメッセージやツイッターのダイレクトメッセージで特定の相手に「◯◯に投票して下さい」と連絡すること
・自分の家や店に来た人に投票の依頼をすること
・会合や街頭、バスや電車の中など、出会った場面において投票の依頼をすること
・電話による投票や応援の依頼(ただしアルバイト代や日当を支払うと買収になります)
・勤務のために集まっている人々に対して、休憩時間中に行う演説
・選挙運動用ハガキに推薦人として名前を出すこと
・ビラの配布、法定はがきの郵送、選挙用ポスターの掲示 (種類・枚数など規定あり)
・演説会場や街頭演説の場所、選挙カーで候補者の名前などを連呼すること

× 選挙活動期間中にやってはいけないこと

・「買収」:お金で票を買うこと。選挙後もダメ。一発退場です。

・「飲食物の提供」:飲み物や食べ物を振る舞うのは禁止。しかし、お茶や通常用いられている程度のお菓子や果物は出してもOK。また、選挙運動を行う運動員に対して一定の数のお弁当を振る舞うことは可能です。

・「戸別訪問」:投票をしてもらう目的で特定の人物への戸別訪問は禁止されています。さらに、歩きながら演説会の開催や特定の候補者、政党名を告知するのは禁止です。

・候補者でもない一般人がメールで「○○に投票して下さい」と知り合いに送ること
(LINEやフェイスブックのメッセージで「○○に投票して下さい」とお願いすることは問題ないの
にメールだと違法になってしまうので、感覚的にはおかしく感じますが、注意しましょう。)

・「署名運動」:特定の候補者に対して投票を募ったり、あるいは候補者への投票を制限したりすることを目的として選挙人に対し署名を集めることは禁止されています。
・「気勢を張る行為」:選挙運動で気勢を張る行為は禁止。選挙運動での気勢を張る行為とは、目立つために自動車やバイクなどを連ねたり、集団で隊列を組んで歩行したりすること。

なお、投票日当日は選挙活動をしてはいけないので「〇〇に投票してください」という呼びかけをしてはいけません。

以上の内容は、公職選挙法にて定められています。ぜひ参考にしてください。

2019年04月01日

【選挙】

いろんな世代の人が集う瀬川ゆうき事務所

富山県議選が始まっていますね。

選挙というと、壁一面に「必勝」のドでかい習字が貼られて黒いスーツ姿の男性たちが難しい顔で座っているイメージがありますよね。そして演説では、皆が必勝と日の丸が書かれたハチマキをつけて「がんばろうコール」をする…

このような光景、政治が縁遠いものだと思う人にとって近寄りがたいと感じられるのは当たり前です。

「これではいけないな」と思っていて…

瀬川ゆうきの事務所では、若い世代や子育て中の人も子どもをつれて入りやすいオープンな事務所空間を作っています。そのためにキッズスペースも設けてあります!

子ども向けに作ったキッズスペースですが、世代を超えた交流も生まれています。3歳のお子さんと、瀬川を応援する地域のおじいさんが、キッズスペースで一緒に遊んでくれることも。

この光景を見て、政治とはいろいろな世代の人がそれぞれの思いや意見を交わし、社会をどうしていくかを決めることなんだなぁと実感しました。

若い世代の声を届けることはもちろんですが、広い世代の思いを大事にして、未来に誇れる高岡を残していきたいという思いを新たにしました!

また、瀬川ゆうきの事務所では、来ていただいた方々にも「必勝」「がんばれ」などのメッセージを筆と墨で書けるようになっています。

習字なんて久しぶり!と言いながら、皆さん楽しんで書いてくださっています。

さらに瀬川の演説を聞いて、高校生が歩いて事務所まで来てくれるという嬉しい出来事も!連絡を聞いて街宣活動から引き返し、10代の若者と意見を交わす貴重な機会になりました。

もちろん、彼らにも「必勝」のメッセージを習字で書いてもらいました。

このように、従来のイメージとはかなり違うことが、瀬川ゆうきの選挙事務所では起きています。

日頃から大事にしている「テコの原理のように小さな力で大きな効果」を意識して、ちょっとした工夫で新しい選挙活動のかたちを作っています。

瀬川ゆうきの応援をよろしくお願いいたします。