2020年05月30日

【県議会】

afterコロナを見据え、1期生で政策提言

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

「コロナで社会の仕組みが大きく変わる!」

と様々なところで聞きます。

それについては納得です。あらゆる分野で、今までの延長線で考えていてはダメで、軌道修正したり新たに前提を捉え直すことが必要でしょう。

じゃあ具体的にどう変わるのでしょうか?

また、日本全体の話ではなく、「富山県」の場合どう変わるのでしょうか?変わるべきなのでしょうか?

地方自治体としては、全体の流れを見て、それに合わせることもできます。

しかし、政治の分野こそ、地方自治体こそ、先手を取って仕掛けていかねばと思います。

そのためにはまず!正解はありませんが、自分たちの頭で、なりたい未来を徹底的に考えてみよう!

と1ヶ月奮闘した、今回はそれについての話です。

私の所属する富山県議会自民党には10人の1期生がいて、「令和の会」という名前があります。

不動産、地域活動仕掛け人、広告、政治家秘書、金融、雑誌編集者、梨農家、医師、運輸、市議会議員…。

文字通り、「十人十色」の背景があります。

自分には無い専門領域や視点があるため、話していると発見ばかりで、普段から大変心強い仲間です。

4月下旬のことでした。

10月に富山県のリーダーを選ぶ県知事選挙があります。現在様々な話が色々なところで行われていますが、AかBかではなく、「どんな富山県を描くのか?」で選ぶべきではないか?

また、

「コロナで社会の仕組みが大きく変わる!」

この視点を持ち、推進できる方を選びたい!

それには、まず自分たちが「どんな富山県を目指したいか」を持っていないと選べない。もちろん1年前の選挙ではそれを訴えたかもしれないが、コロナを経験し考え直す必要があるし、それぞれではなく、10人で叩き合って考えることに意味があるのではないか?

コロナを経た今だからこそ目指す「なりたい未来」を自分たちでも徹底的に考えなければならない。

という、そんな話になり、5/4から話し始めました。

全体会はzoomで3回、リアルで3回。計6回×3時間くらい。全体会に向けた個人活動は私の場合その倍くらい。この1ヶ月、ほぼ毎日、このための何かをしていました。

富山県の目指すべき姿を、

「子育て・教育」

「医療・介護・福祉」

「インフラ(情報通信・国土強靭化・エネルギー)

「労働・産業・テクノロジー」

「自治体行政・議会」

の6分野で切り取り、

それぞれ、〜2021年までの「withコロナ」、〜2025年までの「afterコロナ」、〜2040年までの「beyondコロナ」の時間軸で打ち手を考えました。


よくある「モレなく、ダブリなく」の政策集ではなく、「これだけはどうしても」の政策に絞れたのはよかったと思っています。

昨日、会派役員に提言。

今後この提言がどうなるか分かりませんので(笑)、まだこの提言は載せませんが、いつか載せられたらなと思います。

しかし私たちは(少なくとも私は)、これを世に出したいために作ったわけではありません。コロナ後の世界を自分たちの頭で考えてみたい、「どんな富山県を目指したいか」自分の基準を持った上でリーダーを選びたい、描いた富山県を一緒に目指したい、という思いで作りました。

自分と背景や考えの違う9人と、短期集中で徹底的に議論できたこの経験は確実に自分の力となったように思います。しんどかったですが、かけがいのないものとなりました。

もうすぐ6月議会も始まりますが、この経験を活かしてこれから活動していきたいと思いますし、10月のリーダーを選ぶ際の自分の軸にしたいと思います。

それではまた!

2020年05月29日

【政務活動費】

政務活動費の使い道報告(令和元年度分)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

富山県議会のHPでも今後見ることはできますが、毎年自主的に公開したいと思っております。こちらのブログでも政務活動費の使い道をご報告致します。


以下、簡単にまとめさせて頂きます。すべて、会派とは別に個人で使用した分です。領収書を含む詳細は、今後富山県議会のHPにアップされます。

資料購入費:125,022円

新聞・雑誌:71,606円
「北日本新聞」3,072円×2ヶ月
「北日本新聞」3,380円×9ヶ月
「富山新聞」3,072円×11ヶ月
「富山県人」625円×2ヶ月

書籍:53,416円
「日本人の勝算」1,620円
「現場発!ニッポン再興」1,782円
「ストリートデザイン・マネジメント」2,916円
「子どものまちのつくり方」1,620円
「都市をたたむ」1,836円
「コミュニティによる地区経営」2,700円
「フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか」2,484円
「まち建築」2,484円
「Mobility3.0」2,160円
「日本の大問題」1,620円
「若者のための政治マニュアル」821円
「18歳選挙世代は日本を変えるか」1,620円
「18歳選挙権時代のシティズンシップ教育」4,536円
「自治体PR戦略」1,512円
「フリースクールとはなにか」1,925円
「若者の貧困・居場所・セカンドチャンス」2,200円
「フリースクールが教育を変える」1,870円
「小中校・不登校生の居場所探し」2,750円
「コトラーのソーシャル・マーケティング」2,970円
「2030年の世界地図帳」1,650円
「こども六法」1,320円
「ニュース予定2020」3,300円
「町の未来をこの手でつくる」1,540円
「小水力発電が地域を救う」1,540円
「小水力発電の本」1,320円
「北陸から問う、土木のちから。」1,320円

事務所費:172,980円

事務所の賃借料19,220円×9カ月分です。議会事務局へは物件の契約書も提出しております。

事務費:70,950円

シュレッダー購入費の半額です。

広聴広報費:6,000円

県政報告会会場費:5,000円+1,000円

資料作成費:44,000円

11月議会で使用した説明用パネルの作成費用です。

調査研究費:479,493円

視察の詳細は、今後富山県議会のHPにアップされます。

四国視察:119,357円(宿泊費(3泊)31,830円、視察費2,000円、有料道29,990円、車両費55,537円)

東京視察:54,440円(宿泊費(3泊)29,300円、新幹線25,140円)

東京視察:27,400円(宿泊費(2泊)26,200円、駐車場1,200円)

東京視察:26,720円(新幹線26,120円、駐車場600円)

和歌山視察:79,331円(宿泊費9,350円、新幹線13,830円、飛行機48,670円、車両費6,881円、駐車場600円)

立山町視察:4,910円(有料道840円、車両費4,070円)

黒部市視察:16,555円(食事代3,500円、視察費7,875円、車両費5,180円)

岩手視察:80,820円(宿泊費8,000円、視察費16,500円、新幹線鉄道49,920円、タクシー5,800円、駐車場600円)

徳島視察:69,960円(宿泊費(2泊)22,240円、新幹線13,630円、視察費6,800円、飛行機26,090円、駐車場1,200円)

以上になります。

合計で898,445円の使用でした。

議員報酬もそうですが、政務活動費は税金です。その認識を決して忘れず、大切に使用していきたいと思います。これからも公開は続けていきます。

2020年05月12日

【お知らせ】

飲食店のための、感染防止対策設備購入支援について(6/30まで)

自粛一辺倒ではなく、どうやって経済活動を再開していくかの準備が始まっています。

富山県は「県独自」の施策として、飲食店が行うコロナ感染防止のための設備購入(飛まつ感染防止のアクリル板等)を支援する施策を発表しました。2億1千万円を計上しています。昨日(5/11(月))詳細が発表されました。

【よくあるご質問Q&A】

「食事提供施設」が対象とありますが、【よくあるご質問Q&A】を見ると、料理店のほか、喫茶店、イートインスペース付きの菓子店、居酒屋も含まれています。下記URLもご覧ください。

http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00022006/01397830.pdf

金額は決して多くありませんし、十分だと思っているつもりはありませんが、飲食店の方はぜひ検討頂ければと思います。

先日から、飲食店経営者の方々からお話を伺ったり、お店の貼り紙を見たりする中で、各店が断腸の思いで、状況を見ながら決断されていることを感じていました。 

*下記ブログ参照 

こういう現場への支援が、地方自治体のやるべきことだと思いますので、どんどんやっていかないといけません。まず、ひとつこうして、飲食店現場に対する県独自の取り組みを打ち出せたことはよかったのではと思っています。

引き続き、コロナに気をつけながら、困っているところがあったら助け合いながら、この困難を乗り切りたいです。

【市民の動き】

外出自粛下のタカマチ

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

県内のコロナ新規感染者数は減少傾向にあるものの、人口あたりの感染者数は全国3番目であり、決して気を緩めてはいけません。

一方で、少しずつ、医療と経済のバランスを考えていく必要があると思っております。

批判もあるかもしれません。しかし私は、以前から言っていますが、コロナで失う命も、経済活動が止まることで失う命も、命の重さに差はないと考えています。

そういう意味で、外出自粛で最も影響を受けているものの1つに「飲食店」があります。

このブログを読んでいる方も、いつも行っているお店のことが気になっている方、テイクアウトで応援している方もおられると思います。

〇飲食店の現在

知り合いの飲食店経営者たちに話を伺うと、

「テイクアウトにも取り組んでいるが、売上は8割減。容器代もかかる。」

「お酒が出ないと利益が上がらないので、利益でいうと、8割よりもっと減。」

ということをよく聞きます。

富山県は、国の緊急事態宣言(4/16(木)発表)、また期間の延長(5/4(月)発表)を受けて、飲食店に対し、2度の協力要請を行いました(あくまで要請であり、法的拘束力はありません)。

最初の協力要請は4/22(水)。

4/23(木)(少なくとも4/24(金))~5/6(水)の期間で、「5時~20時の営業とすること。酒類の提供は19時までとすること。」

というものでした。

2度目の協力要請は5/5(火)。

前回同様の「5時~20時の営業とすること。酒類の提供は19時までとすること。」は、5/10(日)まで継続。

そして新たに、

「入場者の制限や誘導」「手指の消毒設備の設置」「マスクの着用」等を含め、「3つの密」を徹底的に避けること、室内の換気や人と人との距離を適切にとることなどの基本的な感染防止対策の徹底を依頼したうえで、

5/11(月)以降は協力要請の対象外。但し、その場合であっても酒類の提供は20時までとすること。

というものでした。

感染防止対策の徹底を依頼したうえで、緩やかに解除していく方針です。

先日、健康維持のためのランニング中、飲食店の前を通りましたが、様々な対応が見られました。



要請より踏み込んで休業するところ。テイクアウトにも一工夫するところ。

少人数でやられているところも、従業員を多く抱えるところも様々あると思います。

それぞれが色んなことを考えながら、悩みながら出した結論なんだと思うと、どの結論も大変重く、尊重したくなります。

*5/11(月)に富山県は「県独自」の施策として、飲食店が行うコロナ感染防止の取り組みを支援する施策を発表しました。飲食店経営者の方は下記ページもご覧ください。

「食事提供施設」新型コロナウイルス感染防止緊急対策事業費助成金について(富山県)

http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1307/kj00022006.html?fbclid=IwAR3xxFdvOtNIwf32JhJfmJVLjRQjSvMTXGya43kgoXHAE_63lYtXauxRyuc

2020年04月29日

【自分の考え】

withコロナ時代の地方 と 政治のデリバリー機能

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

当たり前だった日常が無くなり、随分長い時間が経ったように感じます。

休業要請…、臨時休校…、3密を避ける…

買い物もなるべく1週間まとめて。不要不急の外出を避け、1日で1歩も外に出ないこともしばしば。

飲食店では売上が8割~9割減のところばかりと聞きます。

また、スポーツの大会も軒並み中止になっています。教えている空手道場の生徒ががっかりしていたのを聞くと、胸が絞めつけられる思いです。

1年とも2年とも言われるコロナとの戦い。一刻も早く、この状況が終わってほしいと願いますが、

一方で思うことがあります。

果たして「以前の状態に『戻る』」ことはあるのでしょうか?

私は、元の世界には戻らないのではないかと思っています。後ろ向きな考えではなく、むしろ前向きな考えとして。

感染者拡大を防ぐ現在

初めて富山県で感染者が確認されたのが1カ月前の3/30(月)。全国で感染者未確認のラスト5県まで残っていましたが、1カ月で190人の感染者が確認されました。このブログを書いている時点では、10万人あたりの感染者数では東京、石川に続いて、3番目になってしまいました。

富山市民病院でのクラスター発生などが全国でも報道されることがあり、大変ありがたいことに県出身の経営者から「少しでも力になりたい。何かできることはないか?」と連絡がありました。

富山の状況を伝えたところ、「今はまず医療機関」と、マスク1万枚の寄附を申し出てくれ、先週富山市民病院に届けられました。今もなお、防護具などが手配できないか探してくれています。本当にありがとうございます!

「今はまず医療機関」

私はこの言葉を聞いてハッとしました。

恐らく、短期・中期・長期のフェーズで、「今必要なこと」と「これから必要なこと」に分けて考え、今できるベストなことを選択したのだと思うからです。

止血、治療の「次」を考えられているか

富山県出身の安宅和人さんがブログでおっしゃっていますが、

安宅和人「ニューロサイエンスとマーケティングの間」より転載

コロナ対応は止血、治療、再構築に分けて考える必要がある、とのこと。

昨日、富山県では355億円の補正予算が成立しましたが、現在は、

医療崩壊を防ぐ、軽症者の宿泊施設の確保であったり防護具の配備のような「止血」、

テレワーク推進や学びを止めないための教育現場のICT環境の整備などの「治療」、

に資源を割いています。現段階ではこれが最善の手だと思います!

しかし、私自身「その次の手」をどれだけ考えられているのか…。

日々届く現場の悲痛な声、悲惨な状況をなんとか解決しようと思えば思うほど、目の前を見てしまいますが、

政治や行政は一方で「再構築」フェーズを考えることをやめてはいけません!

「再構築」フェーズでは地方に何が起こるか

これも安宅さんがおっしゃっていることですが、

安宅和人「ニューロサイエンスとマーケティングの間」より転載
安宅和人「ニューロサイエンスとマーケティングの間」より転載

withコロナの時代は、「密閉」から「開放」、「密」から「疎」に。安宅さんの造語で『開疎化(かいそか)』が起きる、とのこと。

「密閉」で「密」。マトリックスの左下は、「都市」そのもの。我々が何千年もかけてようやく辿り着いた世界です。

しかし、今回の新型コロナは自然界から人間への、宇宙船地球号から都市化へのアンチテーゼだったのかもしれません。

では、「再構築」フェーズでは地方に何が起こるのでしょうか?

新型コロナを契機に、(もちろん不都合が無いわけではありませんが)テレワークで結構な仕事が済むことが分かりました。通勤時間が無くなり、家族と過ごす時間も増えました。
この先、授業のオンライン化が進めば、教育の地域間格差が縮むかもしれません。復習したい子は復習、先に進みたい子は少し難しい問題を。生まれた場所に関わらず、その子の可能性を広げる教育が受けられます。

上記に適切に資源を投入できれば、「再構築」フェーズでは、都市部での災害やウイルスへの脆弱性から、都市→地方の流れは加速するはずです!

一方で、運動不足やアルコール消費が増えているという話もあります。また、家族と過ごす時間が増えた負の側面として、DVや家庭内不和が増えているという報告もあります。(特に現在も休校で子どものSOSに気付きにくい状況になっていることを大変危惧しています。)このことへの対応も「再構築」フェーズだと考えます。

もう少し長期で見ると、公共交通よりも小型車の自動運転や、日常の移動範囲だけ間に合えばよい自動自転車(?)へのニーズが高まる社会になるかもしれません。

「再構築」フェーズでは、現在への対応よりもむしろ、社会がどうなるかを予想して、未来を組み立て直す力が求められるのではないでしょうか?

そういう意味で、「元に戻る」のではなく、「組み立て直してよりよい社会に」なる可能性がありますし、そうしなければいけないと思っています!

極端に言うと、「元に戻して」から「組み立て直し」ては、時間もお金も2倍かかります。一気に社会を組み立て直すために、コロナ以前とは比べられないくらい、「今」が本当に大事な局面だと思っています!!

選ばれる自治体と選ばれない自治体

もう一つ新型コロナで分かったこととして、「地方ごとの対応の差」があります。もちろん感染者の発生状況などが違うため、横並びで評価はできませんが、市民のみなさんが積極的に情報を取ったことで、こんなに対応に違いがあることが広く知られるようになりました。

「止血」「治療」段階でこんなに違いがある自治体間。

「再構築」段階ではもっと大きな差となって表れるはずです。

大きく見ても、「元に戻す」選択をする自治体と、「組み立て直す」選択をする自治体では、180度変わってしまいます。

みなさんはどちらの自治体に住みたいでしょうか?また、どちらを目指すリーダーを選びますでしょうか?

新型コロナで、間違いなく、地方への流れは進むと思います。しかし、地方「全体」ではそうですが、そこには必ず、選ばれる自治体と選ばれない自治体が生まれてしまいます。

私は、富山県が、高岡市が、素晴らしいポテンシャルを持っていると思っているからこそ、適切な打ち手を実行し、明るい未来を描いていきたいと思います!

政治のデリバリー機能

話は変わりますが、冒頭の経営者がこういうことを言いました。

「従来の政治のデリバリー機能が効かなくなっているよね」

人と会うのが仕事と言われることもある政治家。今は極力人と会ってはいけない。活動を伝えていた「集会」はもってのほかだし…ということで上記の発言になったようです。


政治と行政は、みなさんの税金の使い道を決めています。人に「伝える」手段、声を「拾う」従来の手段が使えないなら、別の手段を使わないと住民の信託に応えられません。富山県議会では若手議員を中心にzoomのレクチャーを行い、70代の先輩方も含め、今では多くの議員が使えるようになりました。

みんな必死です。従来のデリバリー機能が効かなくなれば、新しい方法を学んで、「再構築」フェーズに挑んでいきます!

最後に…。今現在も、自らの危険と隣り合わせの状態で、必死に医療を守ろうと奮闘してくださっている現場の医療従事者へは、感謝の念しかありません。ありがとうございます。

2020年04月28日

【県議会】

コロナ対応臨時議会

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

4/28現在、富山県の新型コロナ感染者数は188人。残念ながらお亡くなりになられた方も7人…。

本日、コロナへの対応のために、1日完結の臨時議会が開かれました。

提出されたのは、一般会計で355億円の大型の補正予算。富山県の一般会計年間予算は約6,000億円なので、5%以上の数字になります。

全会一致で成立しました。

今回は本日成立した355億円の主なものを紹介していきたいと思います。

1 医療体制の整備

・軽症者の宿泊施設の確保(カナルパーク借り上げ) 3.2億

・医療機関への防護具、人工呼吸器の整備支援 2.4億

・医療機関へのマスクの配備 2.1億

・アビガン増産緊急支援(県内企業による増産のため、原材料費を支援) 2億

・新型コロナ患者の入院医療費の公費負担 1.8億

・新型コロナ患者の入院病床の確保(感染拡大に備えた医療機関への空床補填) 1.3億

・医療従事者の心身負担軽減のための宿泊支援 0.7億

2 感染拡大防止対策の強化

・文化施設のトイレ洗面台の自動水栓化、相談窓口へのスクリーンボード設置等 2億

・県庁におけるテレワーク推進(150人分のテレワーク環境と市町村とのテレビ会議システム導入) 1億

・小学校の休校に伴う放課後児童クラブへの支援 0.7億

・放課後等デイサービスへの支援 0.6億

・PCR検査の富山大学委託及び民間検査機関分の自己負担額公費負担 0.6億

・感染拡大防止の周知、感染者の人権配慮などの情報発信 0.5億

・オンライン授業の環境整備、特別支援学校の1人1台端末 0.5億

・県民向けマスク購入券の配布(世帯最大100枚分のマスク購入券、購入は自己負担) 0.5億

3 雇用の維持と事業の継続

・中小事業者への実質無利子、無担保融資 281億

・休業要請に係る中小企業、個人事業主への協力金 30億

・中小事業者の①感染防止②販路開拓③新商品開発④IoT、AI活用⑤働き方改革の支援 3億

・個人向け緊急小口資金等の増額 3億

・給食への県産和牛肉活用 2.7億

・家計が急変した世帯の高校生に対する教育費負担の支援 1.6億

・新型コロナの影響による雇止めや被解雇者の臨時雇用 0.9億

・県出身大学生への「富富富」送付 0.2億

4 経済活動の回復に向けた取組み

・県民向け県内観光地旅行商品の割引販売の支援、県外向け地場産品ネット販売支援 2.7億

・観光地の魅力ブラッシュアップ 0.5億

・反転攻勢期の誘客促進準備事業 0.4億

5 今後への備え

・新型コロナ感染症対策予備費 5億

以上5つの柱の、主だった施策を取り上げました。

医療体制への支援。事業者へは休業の協力金もありますが、基本は無利子無担保融資。

もちろんこれで十分だと思っているつもりはありません。すぐに第2、第3の支援の準備に入りたいと思います。

本日は県立学校の5/31までの臨時休校延長も発表されました。恐らく市町村管轄の小中学校も近い対応になると思われます。

全国では、休校延長しない地域もあります。また、都会の私立学校を中心に、休校延長する地域でも既にオンライン授業が整っている学校もあります。

育った地域で教育に差が生まれることに対しては、今回仕方が無い部分も分かりますが、個人的には非常に抵抗感があります。

そんな中、例えば、高岡市教育委員会の取り組み。

ケーブルテレビで録画し、今公開されている動画は全部見てみました。素晴らしい動画がある一方で、お世辞にもクオリティが高いとは言えない動画も混ざっていますが(笑)、どれも手仕事が感じられ、

なにより、「生徒の学びを止めないために何かできることはないか」と取り組んだ教育委員会は素晴らしいと思いました!

家にネット環境がない、ケーブルテレビに加入していない、など、統一の施策をやろうとしても揃わないこともあると思います。だからやらなかったのはこれまでですが、今は緊急事態。

オンライン授業、動画の配信、ケーブルテレビ、DVD、、、あらゆる手を使って、「学びたい」生徒のために環境を提供すべきであると考えます!

2020年04月15日

【お知らせ】

日本史上最年少の女性市長が誕生!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

少しコロナから離れた話題を…。

いよいよ今週土曜4/18(土)に、日本史上最年少の女性市長が誕生します。場所は徳島市!彼女の名は「内藤佐和子」さん!

なんと私とは、大学1年時のクラスメイトなんです!

彼女はいつも明るく、自然と周りに人が集まる。そして、よく人の話を聞く、聞き上手。けれども、まとめないといけない時はブルドーザーのように周りを引っ張る、そんな女性でした。

若者の視点、女性の視点、子育て中の視点、外から地方を見る視点。


彼女なら、地方に新しい風を吹かせることができる。

何より、友人の一世一代の挑戦!

と思い、3月に徳島へ応援に行ってきました。

(新型コロナを警戒し、感染拡大地域では車から降りず。)

本人や支援者が頑張っていたのはもちろんですが、

事務所も、訪れるのが心地よくなるしつらえで、このような細やかな心配りが市政に繋がると素敵な市になるだろうなと感じました。

ふんだんなキッズスペース!
段ボールアスレティックは私も思わず遊びたくなりました!

新型コロナで世の中がこんなに大変な時、選挙をしていていいのか彼女も悩んでいました(当時徳島県内感染者は1名でした)。

しかし、「徳島市をよくしたい!今のままではダメだ!」と、この状況を受け入れた上で、できることを探して精一杯活動していました。

これは自分の考えですが、

徳島も富山も、地方は今どこも厳しいと思っています。人口減少、少子高齢化、自治体の財政、みなさんの身近なところでも近所に空き家が増えていたり、目に見える影響があるのではないでしょうか?

だから地方は今、変わらないといけない、そんな瞬間だと思います。

継続ではなく、ゼロベースで物事を組み立て直さないといけません。そして、そういう決断のできるリーダーが求められていると思います。

彼女は36歳。任期が終わっても、市民から「あなたの時にあれが決まった」と言われ続けることになるでしょう。

だから、自分の決定から例えば30年後も「逃げられないからこそ」、

責任を持って

覚悟を持って

決断するはずです。

投票日は4/5(日)。夜はパソコンの前で、ドキドキしながら開票速報を見ていましたが、

無事勝利!!

よかった…。

冒頭にも書きましたが、任期は4/18(土)から。

徳島市がこれからどう変わっていくのか、友「内藤佐和子」の挑戦をこれから注目していきたいと思います。

また、これは富山の話ですが、

富山県の女性管理職の割合は全国44位の7.6%。

昨年、世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップランキング。日本は153ヶ国中、過去最低を更新し121位。

その日本の中で管理職割合が44位ということは、男女格差が大きい日本で、特に男女格差が大きい地域ということになってしまいます。

女性リーダーの徳島市から、きっと富山に活かせることがあると思うので、学んでいきたいと思います!!

それではまた!

2020年04月14日

【市民の動き】

テイクアウトで飲食店を応援

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

4/14(火)現在、県内で新型コロナウイルスの感染者は49名にのぼっています。3/30(月)に1人目が発表されてからわずか2週間で、残念ながら爆発的に広がってしまいました。

富山県の人口は約100万人、東京都の人口は約1,400万人ですので、東京都の人口に単純換算すると686人という数字になります。

隣県、石川県、福井県でも感染者が増えており、

日経新聞の下記サイト

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-chart/

の中段に「人口10万人あたり感染者数」という項目があります。

国が4/7(火)に発令した緊急事態宣言対象の7都府県よりも上位に位置しており、

同じ北陸の私たちも東京都並みに警戒する必要があるかと思います。

不安なニュースが続く、そんな中、

個人的に、久しぶりに胸のすく思いのした動きがありました。

なんでも、

「新型コロナの影響で飲食店が大きく売り上げを落としています。高岡の外食産業を守るためにテイクアウトでお店を支えましょう!
テイクアウトしたお弁当の写真とお店情報を投稿して下さい、みんなでテイクアウト情報を共有しましょう!」

と、市民有志が立ち上がり、SNSで呼びかけ、まとめサイトを作る動きがあるのです。

その名も「高岡テイクアウトチャレンジ」!

こちらがFacebookページで、

https://www.facebook.com/groups/1237276093148142/

SNSだと、どんどん投稿が流れていってしまうので、簡単なHPもできました。

https://takaoka-takeout.kanaya-machi.com/

Facebookページは、スタートした途端、口コミでまたたく間に広がり、4/14(火)現在1,030人!

投稿は続々と。

僭越ながら私も何件か投稿しました。


「いつも美味しい料理を提供してくれたあの飲食店のために、何かできることはあるか」

と輪がどんどん広がることに、無性に感動しています。

『これがこの街の底力なんだろうな』と思っています。

そして、この動きは市内にとどまらず、市外にも伝播し、

「射水テイクアウトチャレンジ」

「黒部テイクアウトチャレンジ」

と横に横に展開されていっています。

県内には、他にも、例えば同じ高岡市でも

https://takaokagurasi.com/obento/

https://takaoka.shop/

があったり、

氷見市では

https://peraichi.com/landing_pages/view/himieats

という取り組みがあったり、

全国で展開するものの富山県バージョン「エール飯」

https://www.toyama-yell-meshi.com/

があったりします。

「エール飯」は検索しやすそうですし、どれがよくてどれがダメではなく、飲食店を応援する色々な仕掛けがあってよいと思っています。

日々、不安な気持ちで過ごしていらっしゃる方も多いと思います。また、学校の休校は、ご家族に最も負担を掛けてしまっており、大変申し訳なく思っています。

早く日常が戻ってきてほしい。

そのために、3密を避けるなど、自分たちにできることをやりながら、

飲食店や宿泊施設など、地域の大切な産業を同時に守っていきたいと思います。

2020年03月31日

【県議会】

テクノドームにものづくり施設は要るのか?

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

3/23(月)の県議会の委員会で↑の資料が配布されました。

富山県では、テクノドームの機能拡充を12月末に発表し、

第1回:1/24(金)

第2回:3/4(水)

第3回:4月

の全3回の検討会で方向性を定め、2022年度中の完成を予定しています。

現状別館を作る予定です。数十億円規模の投資にも関わらず、3回の検討会で内容を決めてしまうことに違和感がありますが、

2023年予定の北陸新幹線敦賀延伸までに完成させたい!という知事の強い意向があります。であるならば、そのスケジュールで最大限いいものにしなければいけません。

だからこそ、中身にはこだわりたい!

県民の税金で作るので、少しでも投資対効果が高いものを作りたい!

と思っています。

さて、冒頭の資料に戻りますが、2回の検討会を経て、「方向性案」が示されています。

『別館に、ものづくり産業の発信・体験施設を併設』

…。

私はこれには反対です。

というのも、

テクノドームは新高岡駅周辺に位置しますが、

高岡駅周辺の大和跡地に、先日、高岡市が地場産業センターの移転を決定したばかり。

地場産業センターには商品展示スペースもありますが、「ものづくり体験施設」もあります。

東京でのサラリーマン時代、まだ「はんぶんこ」さんや「能作」さんの体験施設が無かった頃、友人を連れて高岡を案内し、ここの体験施設で鋳物を作り、非常に喜んでもらった思い出があります。

テクノドームにも作ったら、高岡駅周辺と新高岡駅周辺に(さらには能作さんにも)、県と市(と民間)で似た施設ができてしまいます。

県側は地場産業センターに行ったことがなくて、体験施設があるのを知らないのではないでしょうか?

委員に髙橋市長も入っているのに、なぜこの案が通るのか?

高岡駅と新高岡駅の整備。賛成意見ばかりではなく反対意見もあると承知していますが、

私は、できている以上はこれを活かすしかないと考えています。

しかし、これからできる施設は違います。お互いのお客様を奪い合うような施設にはしたくありません。

それぞれの施設で、それぞれのエリアで特徴を出すべきで、分散するのは得策ではないと思います。はっきり機能は分けるべきではないでしょうか?

こんな案になるのなら、急いで作るのではなく、腰を据えて中身を決めるべきではないか?

「音楽ホールやライブ会場としての機能を!」という意見があったはずなのに、『主な意見』には載らない不思議…

様々思うところはありますので、自分の立場でできることをしっかりやっていきたいと思います。

それではまた!

【環境】

新型コロナ 富山で初の感染者

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

3/30(月)、富山市は市内在住の20代女性が新型コロナウイルスに感染していると発表しました。

時間の問題だとは思っていましたが、いざ県内で発生すると、緊張感が数段高まります。

私たちにできることとしては、密閉・密集・密着のリスクを避け、睡眠・栄養を十分取り、手洗いを頻繁に、手で目や口を不用意に触らない。

これまでも取り組んでこられたかと思いますが、改めて意識したいところです。

さて、今日は、非常にもやもやしています。というのも、この県内初感染の発表の仕方、、、

3/30(月)にPCR検査で陽性が判明しました。本来富山市が発表することであり、諸々調整し、翌日10時から富山市が記者会見予定でしたが、

少しでも早く県民に伝えたい、と富山県は3/30(月)21時半から知事が緊急記者会見を行いました。しかし、同20時半に富山市が報道各社にファックスで送った概要以上の情報はなく、内容としては薄いものでした。(富山市から詳細情報が得られず、知事からいら立ちが伝わってきました。)

それでも1日1日の戦いですので、翌日の新聞にドンッと載ることで県民の危機意識を引き上げる効果はあったと思います。

富山市は情報を整理し、翌日3/31(火)10時半から記者会見(10時予定でしたが、30分後ろ倒し)。そこで驚いたのは、冒頭10分弱、県がフライングで発表したことへの、これでもかというくらいの批判、批判、批判。

県民は「感染を拡大しないために」自分にできることをやりたい、そのために正しい情報を知りたいと思っていたのに、知事と市長の確執を見せられて、、、富山県民として恥ずかしいな、と思ってしまいました。

会見で繰り返し述べられた「患者との信頼関係」が大切で、何でもかんでも発表すればいいものではない、という森富山市長の考えは分かります。情報を整理してから伝えようという姿勢も大事だと思います。

恐らく黙ってフライングした県が信義にもとるのでしょうが、しかしそれでも、あの場で批判に時間を割く必要はなかったのではと思います。

富山市の会見では、行動履歴が発表されるものだと思っていましたが、市内飲食店2軒を利用した情報程度で、詳細は(富山市は把握していますが)公表されませんでした。コンビニなどにも寄ったようですが、濃厚接触がないという理由で詳細は語られませんでした。

どういう公表内容が正しいのかは判断の分かれるところです。市長が自身の責任で決めたことですので、尊重したいと思います。

ですが私としては、ある程度詳細を語らないと、不安が解消されないので、例えば市内全域の飲食店に影響が及んでしまうのではと感じます。

コロナウイルスで失う命も、経済活動が止まることで失う命も、命の重さに差はないと考えます。情報を持った上で正しく恐れ、経済活動も回していかなければいけないのではないでしょうか?

記者会見で繰り返し述べられた「患者との信頼関係」はもちろん大切ですが、

「知事との信頼関係」は?

「市民との信頼関係」は?

と正直思ってしまいましたし、県と市でなぜ協力し合えないのか、、、協力した方が絶対によりよい富山になるはず。


今回の富山市記者会見では、

KNBとチューリップテレビは自身のyoutubeチャンネルで、

BBTは自身のHPで、LIVE配信を行っていました。

情報がタイムリーで大変ありがたかったです。

会見が進めば進むほど、視聴者が減っていったのは、見ている方は私と似たような感覚だったのではないでしょうか?

「それはあっちが発表する」「管轄外」などと言わずに、

「感染を拡大しないために」一致団結することこそ、

市民県民が求めているのを忘れないでほしいと思います!

世界で感染が拡大しているからこそ、協力して乗り切りましょうよ!!