2019年11月26日

【県議会】

11月議会が始まりました。12/10(火)11時から1時間質問します。

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

本日、11月議会が始まりました。高岡市議会では12月頭から始まるため「12月議会」と言っていたのですが、富山県議会は少し早く11月末から始まるため「11月議会」と言います。

初日の本日は、県側から、約19億円の一般会計補正予算案が提出され、石井知事の提案理由説明がありました。


19億円の主なものとしては、

・台風19号による河川、港湾、農地の災害復旧 約4億円

・富山県美術館での5G体験会 約2千万円

・富山空港PR 約1千万円

・電気事業会計の利益剰余金の一般会計への繰出し 約6億円

・人事委員会勧告による給与費増額 約4億円

などがあります。

これからの会期中、しっかり審議していきます。

さて、11月議会では、初めて予算特別委員会で質問をします。

12/10(火)11時~12時で行います。

県内のケーブルテレビで放送されるほか、なんと今回からスマホも解禁になりインターネットでも見られますので、ぜひご覧になり応援くださると嬉しいです。(後日録画映像も配信されます。)

もちろん議場での応援も大歓迎です!予約不要、手ぶらで傍聴できます。

本会議と違って、予算特別委員会は「一問一答」方式なので、比較的分かりやすくはありますが、

それでも言葉だけの応酬、議会用語はどうしても難しい部分があるので、なるべく見ている方に分かりやすくなるよう、工夫したいと思います。

まだ構成中ではありますが、

・武道館機能をもつ全天候型多目的施設の整備

・稼ぐ行政

の2点を中心に、将来世代に負担を押し付けない行政の在り方を議論していこうと思います。

本日は本会議終了後に、永年在職者表彰がありました。

左から、石井知事、山本議員、中川議長

山本徹さんが在職15年、筱岡貞郎さんが在職10年の表彰を受けられました。

特に山本さんは、同じ空手道場の先輩後輩で20年以上の関係になります。

私が東京で勤務していた時、「東京から富山はどう見える?」「これから何が動きそうだ?」と、定期的に意見交換したのを思い出します。

今は同じ課題に取り組んでいますが、一生のアニキですね。

おめでとうございます!!

2019年11月25日

【教育】

英語民間試験導入延期について思う

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。

久しぶりに、「こんな悲しいニュースがあっていいのか…」と感じました。

導入を延期するな!と思ったわけではありません。どちらがよかったのかは私の中で結論が出ていませんが、しかし少なくとも、政治が子どもを振り回してしまったのは間違いないと思ったからです。

今月1日、文部科学大臣が2020年度の大学入試共通テスト(2020年度からセンター試験に代わって実施)への英語民間試験導入を2024年度に延期する、と発表しました。

対象だった高校2年生にとっては、新制度初めての受験生、初めての民間試験導入ということで、ただでさえストレスを感じていたでしょうに、急遽延期となり、さらに混乱を与えてしまいました。

「ここまで来たなら進めるしかない」

「制度に不備があった 延期は当たり前だ」

色んな意見があります。どちらにも言い分はありますが、大人が子どもを振り回してしまったのは大いに反省すべきであろうと思いますし、2度と繰り返してはいけないと思います。

非常に簡単にまとめますと、

来年度から、センター試験に代わって、「大学入試共通テスト」が実施されます。

「知識を活用し、自ら判断する力を測る」のが共通テストの目的です。

そのために、英語では、従来の「読む・聞く」だけではなく、「読む・聞く・書く・話す」の4技能が必要だとして、ノウハウのある民間試験を一部利用することになりました。

共通テスト自体は2021年1月の実施ですが、民間試験は2020年4月~12月に最大2回まで受けられます。

しかし、

①試験会場・日程が決まらない(地方で試験が開催されるか不透明)

②民間試験を活用する大学(6割程度)と活用しない大学がある

③2万円を超える民間試験もあり、受験料が負担

などの懸念があり、

今月1日、「経済的な状況や居住している地域にかかわらず等しく安心して試験を受けられるような配慮などの準備状況が十分でない」として、延期が発表されました。

①に関しては、民間側にも理由があります。受験者がどのくらいいるのか分からなければ、会場・日程は決められないとのこと。それはそうだと思います。

経緯の時系列は、下記リンク先に分かりやすくまとめられています。参考まで。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191119/k10012181981000.html

一方で、この動画をご覧になったことはありますか?

総務省が作成した、5G、ICTが活用される未来を描いたイメージムービーです。

途中出てくる翻訳機。まるでドラえもんに出てくる「ほんやくコンニャク」ですね!!

もう少し時間はかかりますが、いずれ必ず訪れる未来ではないでしょうか。

その中で、英語にどこまで時間をかけるのか?

直接コミュニケーションを取れる喜びは何物にも代えがたいとは思いますが、立ち止まったからこそ、今以上に議論は必要かと思います。

2019年11月20日

【教育】

居場所についてのシンポジウム

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

先日11/16(土)、砺波市庄川町で「居場所のカタチ 共生のカタチ」というタイトルのシンポジウムがありました。

私も「義務教育時期の居場所」というテーマで登壇しましたが、

他の登壇者は、

不登校、引きこもり、障がい者、薬物依存症、DV、望まない妊娠、、、その他行政ではフォローしきれない人に対し、実際に居場所を作って支援している実践者の方ばかりで、

私自身にとっても非常に参考になる話ばかりでした。参加できて本当によかったです。

高岡市にある「ひとのま」の宮田さん
私は義務教育時期の居場所について、同期の県議会議員、種部さんは若い女性たちの居場所について登壇

当日はグラフィックファシリテーションで議事録を。何度か経験していますが、今回も非常にうまくまとめて頂きました。感謝です!

瀬川分
種部さん分

私が話した内容を抜粋すると、


認知件数は基準が曖昧で、時代の空気感に左右されるものの、少なくとも改善はみられそうにない。

それよりも大事なのは「解消率」だと思っています。残念ながら富山県の解消率はよくありません…。

また、「認知件数」を発表する際、県はいつも『全国平均を下回っています』と言います。

しかし、「解消率」の発表は曖昧な上に、全国比較はしません。これでは都合のよい情報だけ発信しているようにみえます。


県内の不登校生徒数は増えています。中学生は約30人に1人が不登校という現実です。また、保健室登校、相談室登校、30日以内の不登校はここにカウントされていません。

上記のような事実をみても、一斉授業の学校制度にはひずみが生まれていて、居場所だと感じられない生徒が増えていると思う。学校以外に居場所と感じられる場所があってもよいし、そこには行政から相応の支援があるべきだ。

というようなことを話しました。

学校以外の場としては、いわゆるフリースクールなどがあります。

一般に、学校には生徒1人あたり年間100万円の税金が使われていますが、フリースクールには富山県の場合、ほとんど税金が使われていません。通うご家庭が費用を負担している場合がほとんどです。

通わない学校分の税金も払い、さらにフリースクールに費用を負担して通っている。

これはおかしいのではないか?

少なくとも私はそう感じます。


最後に問題提起をして、降壇しました。

最近よく考えることです。

出すゴミを減らしたり…
道路はぴかぴかでなくても…
風邪や湿布で病院に行くのはやめたり…

家計でもそうですが、何かをやるには何かを削らないといけません。

「それは議員の仕事だろ」とおっしゃるかもしれませんが、

これをみんなで考え、ひとつひとつ判断を出せる街が、持続可能な街なんだと思います。

難しい課題ですが、ぜひ一緒に考えていきましょう!!

2019年10月30日

【観光】

手ぶらで、顔パス、キャッシュレス

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

10/28(月)~10/29(火)の日程で、同期5人で顔認証決済の実証実験を行う和歌山県白浜町へ視察に。

事前登録した顔認証で、レストラン、土産物店、ホテルなどの決済が財布要らずで完了します。

「手ぶらで、顔パス、キャッシュレス」な世界です。

また、空港では顔認証によってデジタルサイネージに「ようこそ〇〇〇〇さん」と表示されたり、

ホテル部屋のロック解除も顔認証でできるなど、

行動の動線全体でOne IDでおもてなしが提供されました。

(まだ利用したことはありませんが、出帰国手続きにおいても、顔認証技術が使用されているようですね。)

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00168.html

富山県内でもキャッシュレスの導入が進んでいますが、さらに一歩進んで、One IDの顔認証技術で域内の利便性が高まっています。

これは、受け入れる行政側としても、自然に観光客の動線データが蓄積されるので、分析や資本の投入が効率的に行えます。

観光客の利便性だけではなく、行政側にも大きなメリットがあると感じました。
(現状は費用・人員をかけてアンケート調査などを行っていますので。)

また、空港民営化を行う南紀白浜空港の取り組みを視察しました。

ターミナルビルの収益化はもちろん、誘客の仕組み化や受け入れ態勢の強化など、、、

旅行プロセス全体の最適化を行い、赤字空港の再生モデルづくりを目指す南紀白浜空港の取り組みは、富山空港にとっても参考になる部分が多く、ヒントがたくさん詰まっていました。

さらに、白浜町はワ―ケーション(仕事も休暇も同時に充実させる働き方)誘致を進めており、受け入れオフィスを視察。

工場の誘致や本店・支店の誘致も大事ですが、大規模になればなるほど実現が難しくなるのが本音のところ。

テレワークの環境を整え、少人数からでもオフィスを移動してもらうことは、費用も少なく済むことからも、県内でももっと検討すべきであると感じました。

最後に白浜町役場を訪問し、白良浜を視察。

白浜町では、環境美化・保全を進め、後世に自然の恵みを残していくために「白良浜等喫煙及びごみ等のポイ捨て禁止条例」を制定しています。

美しい砂浜を残すためには、相応のコスト・人手を割かねばならず、実際の現場で起こるしんどい話を聞けたのはよかったです。美しい湾づくりに取り組む富山県と共通の課題も多く、大変参考になりました。

メインの目的であった顔認証に関しては、域内全サービスに適用されていないと、結局は財布が必要…。

まだ課題はあろうかと思いますが、必ずやってくるこのような未来に向けて、行政として先回りして何ができるか、、、考察するよい機会となりました。

提案・実践に活かしていきます!

2019年10月20日

【自分の考え】

議員の夏休み

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。

議員に夏休みはありません。正確に言うと、「決められた」夏休みはありません。取りたかったら、各自で取ることになります。

(今回は賛否両論があるテーマです。私の方が正しいというつもりはなく、あくまで一意見として…。)

岡山県総社市議が議会休みクルーズ旅行

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100401075&g=soc

大阪府松原市議が議会休み沖縄に旅行

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000067-kyodonews-pol

この2つのニュース、今年のニュースですが、みなさん覚えていらっしゃいますでしょうか?また、どう思われましたでしょうか?

私はもやもやした気持ちを抱きました。

というのも自分自身、まさにこのような状況になりかかっていたからです。

議員は、もちろん議会の日には議場に集まらなければいけません。下記は「富山県議会会議規則」ですが、非常にシンプルな規定になっています。

(参集)

第1条 議員は、招集日の開議定刻前に議事堂に参集し、その旨を議長に通告しなければならない。

(欠席の届出)

第2条 議員は、公務、疾病、出産その他の事故のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。

(ちなみに、今の規定では「育児」や「介護」であっても欠席はできません。)

一方で、休みの規定はなく、個人の裁量に委ねられています。土日という土日が無い職業と言われますが(実際そうだと思います笑)、休むも休まないもそれぞれの判断です。

本会議は基本的に6月、9月、11月、2月と開催される日程がある程度予測ができますが、委員会はランダムに開催されるので、予測しづらい。

私の場合、委員会で起こりました。

妻の夏休みに合わせて家族旅行を計画していたところ、委員会の日程調整が。

2週間ほどの候補日があったため、半分の日付はOK、半分の日付はNGで返答したところ、8人の委員の都合を合わせると、私がNGで返した日程に開催されることに。日程調整ですから、当然これは仕方がありません。

私は委員会を優先しましたが、ちょっとでも安く!と、安いけれどもキャンセル料の高い航空チケットを押さえていたため、かなりの額を支払うことに。何よりせっかく取ってくれて夏休みの予定を壊してしまった妻に申し訳なかったです…。

せっかくの休みをどうしてくれるんだ!働き方改革だから、議員にも休みの規定を!

と言うつもりはありません。

選挙で選ばれる職業ですから、本人は自分の取った行動で審判を受けるはずです。

だからこそ、ことさらに周りが騒ぐ風潮に、私は違和感があります。

出席はしてほしいですが、反射的に騒ぐ前にそれぞれの事情も想像できる、寛容な日本であってほしいなと思います。

今回はこれで。

2019年10月15日

【環境】

「世界で最も美しい湾クラブ」世界総会を前に!

富山湾越しの立山連峰

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

いよいよ明日10月16日(水)から「世界で最も美しい湾クラブ」世界総会が富山県で始まります。世界中からいらっしゃるお客様をお迎えするため、昨日、県民約300人で雨晴海岸を清掃!

私です。

台風19号の影響で、海岸には見たこともないくらいのゴミが打ち上げられておりましたが、

清掃前です。

約2時間の清掃で、だいぶん綺麗になりました。

清掃後です。

「世界で最も美しい湾クラブ」は、世界遺産にも登録されているフランスのモンサンミシェル湾やベトナムのハロン湾など、世界で名だたる湾が加盟しているNGOで、1997年に設立され、フランスに本部があります。

日本からは松島湾、駿河湾、宮津湾、九十九島、そして富山湾が加盟していますが、今年、日本で初めて総会が開かれ、会場はなんと富山県なんです。

国際会議が富山県で開かれる、しかも日本で初めて開かれるのに。私が子どもの頃は考えられず、地方からダイレクトに始まる可能性、地方と世界の距離が近づいているのをはっきりと感じます。

期間中は16か国と1つの地域から多数のお客様が来県されます。会議でどのような宣言が採択されるか分かりませんが、気候変動に向き合い、自然環境を持続させる、自然が豊かな富山らしい宣言になることを期待します。

海岸清掃中に最もインパクトを感じたのは、「マイクロプラスチックの多さ」です。写真で色がついているのはほとんどがプラスチック。

全国的には海岸のゴミは海洋由来の漂着物が多いと言われる中で、
富山湾は特殊な湾で、環境省の調べでは、富山湾の海岸に漂着しているごみの約80%が県内で発生していて、そしてそのほとんどがプラスチックだと分かっています。

海岸のゴミのほとんどが富山県で発生しているのかと思うと悲しい気持ちになりますが、
県内からのゴミ発生を抑えれば、その分富山湾がキレイになるので、非常に取り組みがいがあるとも言えます。

富山県は2008年にレジ袋の無料配布を廃止し、10年で約14億枚のレジ袋を削減しました。国の法律のモデルにもなり、これ自体は素晴らしい取り組みだったと思いますが、これに続く、次なる一手が打てていないように感じます。

ぜひ、「世界で最も美しい湾クラブ」世界総会の開催が、県民がもう一段深く環境問題を考えるきっかになればと思います。

話が昨日の海岸清掃に戻ります。台風の影響で実現はしませんでしたが、昨日、県内に初めてHONDAさんのビーチクリーナーが来ることになっていました。

https://www.honda.co.jp/philanthropy/beach/mind/cleaner/

新しいマシンというよりは、今あるものの組み合わせで新しい効果を生み出す好事例かと思います。人海戦術も効果はありますが、子どもたちに色々な解決法や発想を見せ、私たちでは思いつかない新しい方法が誕生することを期待して、来年こそは県内で走ってもらいたいなと思います!

2019年09月29日

【スポーツ】

ラグビー日本代表すごい!ジャージーは実は富山の企業が作っている!

富山グランドプラザでのVSアイルランド戦パブリックビューイング

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

やりましたね!日本代表!W杯開始前は世界ランク1位だった強豪アイルランドを19-12で撃破!

私も会議と会議の合間に、富山市のグランドプラザのパブリックビューイングで声援を送りました!(トライの瞬間は見れましたが、勝利の瞬間はその場におれず、残念!)

個人的には堀江選手と稲垣選手が特に好きなのですが、試合中は表情をあまり変えない稲垣選手の男泣きにグッときました。

さて、その日本代表のジャージー(ユニフォーム)は、富山県で作られているのですが、ご存知でしょうか?

開発は、「株式会社カンタベリーオブニュージーランドジャパン」をグループ会社に持つ、富山県小矢部市が本店の「株式会社ゴールドウイン」です。(ちなみに「東洋の魔女」と言われた、東京五輪バレーボール女子日本代表のユニフォームもゴールドウイン製です。)

そのラグビー日本代表のジャージー、メディアで取り上げられることもありますし、専門的にお詳しい方もいらっしゃいますでしょうが、素人瀬川のあくまで私的「日本代表ジャージーのここがスゴい!」を述べてみたいと思います。

①ポジション別3タイプがある上に、1つのジャージーの中にも掴みやすい部分、掴みにくい部分がある!

それぞれのポジションに求められる動きがあるのがラグビー。当たり負けしない耐久性や胸の部分が盛り上がった体型に合わせた「フロントロー用」、攻守ともに多彩な動きに対応できる「セカンドロー・バックロー用」、軽くて伸縮性に富む「バックス用」の3タイプのジャージーがあります。

また、1つのジャージーの中でも、ボールを抱える部分は滑りにくい加工があったり、スクラムで組む時パワーが出しやすいよう掴みやすい部分、相手からのタックルを防ぐために掴みにくい部分があるそうです。(←ちなみに、一般に売られているレプリカにはこのような機能は無いとのこと。)

②横縞からの敢えての挑戦!

日本でラグビーのジャージーといえば、横縞がおなじみですが、批判も覚悟で敢えて横縞からの脱却に挑戦し、「兜」を意識したデザインにしたとのこと!挑戦する姿勢が素晴らしいですよね!

③立体的ジャージーの原点は地元の祭りにあった!

富山県西部には、「あんどん祭り」があります。

「あんどん」は、木枠、竹ひご、針金などを使い立体的な形を作り、和紙を貼って、作ります。見どころはやっぱり夜で、あんどん内の電球が灯ると、鮮やかに、かつ、より一層立体的に見えます。 そして祭りの最後にはあんどん同士をぶつけ合う、「静」と「動」がある祭りです。

ジャージー開発者の「現代の名工」沼田さんは、若い時から青年団活動で地元のあんどん作りをしており、立体性と強度を兼ね備えた「あんどん」作りが、ジャージー作りの原点だったと言っています。

ジャージーの原点が富山の祭りにあるなんて、とても嬉しいですね。

令和になってから、朝乃山関の優勝、八村選手のNBAドラフト、そしてラグビー日本代表のジャージーと、富山と関係のあるスポーツの話題が続き、嬉しい限りです。

富山県内ではラグビーW杯の試合自体はありませんが、離れていても応援しています!頑張れ、日本代表!!

2019年09月25日

【県議会】

県西部選出議員によるリレー

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回のブログで、全天候型多目的施設について書きましたが、今回も関連して。

昨日の県議会では、予算特別委員会が開かれ、5人が登壇しました。
たまたま5人ともが県西部出身であったこともあり、全員が全天候型多目的施設についてそれぞれの視点で質問。

角度は様々でしたが、その方なりの「色」が出たといいますか、
同じテーマを様々な角度から取り上げるのは、「これぞ議会の役割」のように感じましたし、
深堀りされて、何より聞いていて分かりやすかったです。

というのも、

議会として1つにまとまることはもちろん大切ですが(そして、これがとても難しい!と日々感じます)、

一方で、

よく、コップを横から見るのと、下から見るの、上から見るのでは、見え方が違う。というようなことも言われますが、

行政側から示される案件を、多様な県民の代弁者として、議員がそれぞれの視点でチェックすることは、これも議会にとって大切ではないかと思います。

本会議や予算特別委員会では質問時間が1人1時間と決まっています。

各議員、他にも取り上げたいテーマがあれば、1つのテーマへの時間は限られ、中には消化不良となる場合も。(①)

また、行政側からの返答は事前に分からないので、返答に対して「瞬間」で理解しなくてはならず、その場では思いつかなくても、

「(あの返答に対して、こう深堀りしておけばよかったな…)」

と質問時間が終わってから反省することもしばしば。(②)

①②の点からも、質問者同士が協力することで、そのテーマを取り上げる時間は増えますし、行政側からの返答を受けて、(他の人に言ってもらう方法を採れば)考える時間も確保でき、とてもよい試みだったように思います。

川島さん(先鋒)は、県のスポーツ施設の所在地を示しながら、その多くが富山市にあることを指摘し、「富山一極集中になっているのではないか!」という主張を。

永森さん(次鋒)は、富山駅前と新高岡駅前の航空写真を示しながら、新高岡駅前の優位性を主張したり、「財源の面でも、高岡市と協力して建設したらどうか」と提案。

井加田さん(中堅)は当初、このテーマを取り上げるつもりはなかったようですが、即興で「私は、身の丈に合ったものを建設すべきだと思う」と触れ、その対応力は素晴らしいな、と思いました。

武田さん(副将)は、災害時は避難所となるため、災害からのリスク分散の観点からも、「富山市への施設集中は避けるべきだ!」と議論を展開。

山本さん(大将)は、「武道館とアリーナは別の議論だったが、途中から一緒になった。武道館は富山駅周辺でよいと思うが、アリーナは県西部のシンボルとなるものとして別途建設すべきではないか」と主張。

答弁を聞く限り、知事は「富山駅北口前」で腹を決めているように感じましたが、、、

11月議会では私にも出番があるので、高岡出身だから高岡に建設すべき、というのではなく、高岡に建設した方が県側にとってもメリットがある!と、そういった議論を展開したいと思います。

2019年09月09日

【スポーツ】

アリーナ?武道館?これって同じ話だっけ?

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

こちらは北日本新聞の記事ですが、富山県は有識者会議を設置し、全天候型多目的施設(アリーナ)の検討をこれまで進めてきました。

先日、その有識者会議から、

「アリーナ」ではなく「武道館」を!

という報告書が提出され、武道館整備に一気に舵が切られることになりました。収容人数3,000人程度、建設費は100億円程度が想定されているようです。

報告書が提出されたことで、

「どんな施設になるのか?」

「場所はどこ?」

など今後の展開への議論が過熱してきましたが、私は初めてこの話を聞いた時、少々戸惑いました。

それは、「アリーナと武道館って同じ話だっけ?」という感覚があったからです。みなさんの中にも同じ戸惑いを感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも「アリーナ構想」は、2017年12月に行った「健康、運動・スポーツに関する県民意識調査」の結果(1,200人を対象に回答は445人)、
69.7%の方から全天候型の多目的施設の整備が必要という回答が出たことで具体的に動き出しました。

意識調査を行うきっかけはもっとさかのぼり、県民との様々な懇談会の中で、アリーナを整備しては?という声があったことで、この調査を実施したようです。

(そういう意味では、県民の声が届いたら実際に動きだす、いい例ですね。)

一方で、「武道館整備」は別個の議論として行われていました。

県営の2つの武道館(富山武道館と高岡武道館)はいずれも約40年経過しており、空調がなく観覧スペースが乏しいため、武道団体から新設を求める要望が以前からありました。

(これは個人的な見解ですが、とはいえ武道館はもう少し使える施設ではあるので、整備には相当時間がかかるだろう、と感じていました。)

この2つの議論が「アリーナ構想」を検討する過程で、途中から一緒になり、

最終的に「武道館を!」になりました。

私は、当初こそ2つの別々の話が一緒になったことに戸惑いを感じましたが、整備内容によっては、この結論でよかったのではと思っています。

というのも、「武道館」というのでイメージが引っ張られますが、日本で一番有名な武道館「日本武道館」では、もちろん武道の試合は行われますが、使用の約半分はコンサートが行われており、その他、入学式や大規模な集会なども行われています。全天候型多目的施設なんです!

(私は大学時代空手部でしたが、主要な大会はすべて日本武道館で行われました。この会場で試合できる喜びがありました。)

名前は「武道館」ではありますが、それこそ当初の「アリーナ構想」のように、コンサートや各種集会も行える、多目的な施設になれば、単に「アリーナ」、単に「武道館」として整備するよりも稼働率の高い、採算の取れる施設になるのではと思います。

そういう意味で、「場所」に関しては、

普通にいくと「富山駅近く」が最有力候補でありますが、

絶っっっっっ対に「新高岡駅前、スポーツコア内スペース」が最適地であると主張します。

それには4つの理由があります。

①各自治体がそれぞれ施設を建てる時代ではない

スポーツコア内には、高岡市が市立体育館を建てようとして、財源のメドが立たず、凍結したスペースがあります。

そのスペースを使い、県が半分、市が半分のお金を出し合って、建設してはどうでしょうか?

財源の心配も折半、稼働率の懸念も折半になります。

県が運動施設を作り、市も運動施設を作る、もはやそんな時代ではありません。隣接する市同士で施設をシェアする例も出てきましたが、県と市で施設をシェアしてはどうでしょうか?

②さらに市民会館の機能も持たせてはどうか

さらに高岡市には、こちらも財源のメドが立たず、市民会館を休館させている事情があります。

上記同様、運動施設を作って、文化の拠点を作って、と別個に考える時代ではありませんので、市民会館の機能も持たせてはどうでしょうか?

もちろんこの機能を持たせる場合、高岡市はさらに応分の負担をする必要がありますが、それでも個別に建てるよりはよっぽど安上がります。

③北陸からの集客を目指す

富山県内からの集客を考えると、中心に位置する富山駅前がよいのかもしれません。しかしそれでは県民100万人を対象にする発想から抜けられません。

石川県、福井県からの集客も考え、なるべく県西部に整備してはどうでしょうか?

④東京一極集中に物申している県が、県内では一極集中をするのか

県が運営する、デザインセンターや文化ホール、テクノドーム、プールなどが高岡市にありますが、生活していて県営の施設はほんとうに富山市に固まっているなと感じます。

これまではある程度仕方のないことだと思っていました。しかし、県議会議員になって初めて分かりましたが、石井知事は東京一極集中に並々ならぬ覚悟で抵抗しており、その姿勢が非常に頼もしく感じます。

みなさんも小池東京都知事との丁々発止の論戦は新聞などでご覧になったことがあるかもしれません。

そんな知事、そんな県だからこそ、県庁所在地への一極集中ではなく、「こういう分散を国でもやってほしいんだ!」というメッセージある実践をやるべきではないでしょうか?県外への主張と県内への実践が違っては、ちぐはぐな印象を受けます。

このような理由から、私は「新高岡駅前、スポーツコア内スペース」が最適地であると考えます。明日から県議会では9月議会が始まります。残念ながら9月議会では私の一般質問はありませんが、武道館整備も論戦の1つです。多くの議員が取り上げることかと思います。ぜひ関心をもって頂ければと思います!

2019年08月31日

【自分の考え】

政策を考える上で念頭においていること

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回のブログで、

・富山で子育てしたくなる政策

・持続可能な都市運営

・富山県のブランド戦略

この3つを念頭におきながら活動している

と言いました。

今回はこの3点について、もう少し詳しく説明してみたいと思います。

まず、あくまで私の場合ですが、政策を考えたり、これをやったらどうですか?と役所に提案する時、2つの基準を自分に課しています。

これまでも何度か言ったことがありますが、その2つの基準とは、

「30年後の未来を想像した時に、いま必要だと思うこと」

「てこの原理のように、小さな力で大きな効果がありそうなこと」

です。

これまでの提案がすべてこの基準をクリアしてたかと言われると「?」なものもあったかもしれませんが、それでも、かなり注意して自分に課してきたルールであると思っています。

しかし、議員活動をやる中で、その基準だけでは「1つ1つの政策が提案できたとしても、方向が定まっていない」と感じることがありました。

『ゴール』がないという意味ではありません。

『ゴール』は、「30年後の富山県(高岡市)=子どもたちに誇れる富山県(高岡市)」なのですが、

そのために『中期的』にやること・目指すことをもっと明確にする必要があると思いました。

(ワンピースでも、『ラフテル』を目指すために、『仲間を増やす』や『四皇を倒す』という課題を設定していますね。)

もちろん、「子育て政策」「教育」「財政」「民間目線」「この街の資産を活かす」など、力を入れている分野はありましたが、今思うと、『短期的』な目標に分類されるんだと思います。

そこで、4月の富山県議会議員選挙に出る際、ちょうどいい機会だと捉え、『この方向で行く!』『ゴールにたどり着くために、まずはこういう富山県(高岡市)を目指したい!』という自分の政策の方向性を決める3つを設定しました。

それが、

・富山で子育てしたくなる政策

・持続可能な都市運営

・富山県のブランド戦略

です。

まず、

・富山で子育てしたくなる政策

ですが、これは「子育て支援政策」ではありません。

「この街で子育てしたくなる政策」です。

金銭面での負担を解消するといったことはもちろんですが、

海も山も近くにある恵まれた自然環境、教育県とも言われる富山の教育、富山の食の魅力。

また、美術館もありますし、週末などにプロスポーツチームの応援に行くのも楽しいです。グラウジーズ、カターレ、サンダーバーズ、アクアフェアリーズ、アランマーレ、、、たくさんの競技がありますね。

そして、高岡おとぎの森公園のような大きな公園もあります。雪かきの負担もありますが、冬には雪遊びもできます。

「富山で子育てしたくなる政策」は富山県庁ひとつでみても、〇〇課が〇〇をし、△△課が△△をし、□□課が□□をしないといけません。 総合的なデザイン力、プロデュース力、実行力がいる仕事です。

行政の仕事を横断的に、横串を通して捉える。まさしく議員にこそ求められる仕事ではないでしょうか。

その結果として、「富山で子育てしたい!」「富山で子育てできてよかった!」と1人でも思ってくれるような、そんな環境を作っていきたいと思います。

次に、

・持続可能な都市運営

です。

自分に課した「基準」にも通じますが、今だけを考えて物事を決めるのではなく、30年後まで考えて意思決定をするプロセス。

市議会では、こうした視点で多く質問をしてきました。高岡市の財政問題、小学校統廃合の問題…。

今、一見必要に見えるかもしれないことは、30年後のこの街にも必要なことかどうか、チェックすることが大事だと考えます。

また、持続可能な都市運営のためには、健康寿命を延ばすことが欠かせません。

国全体で、医療にかかるお金が膨らんできていて、その他の投資に回す余力が無くなってきています。

高齢者が元気な街は、将来のために投資ができる街でもあるんです。

そうした街には人が集まってきます。

最後に、 こうした政策のエンジンとして、

・富山県のブランド戦略

にさらに力を入れる必要があると考えています。

富山県から新しく産まれた新しい品種のお米「富富富」の首都圏でのプロモーションだとか、富山県の観光地に県外や海外から足を運んでいただく観光プロモーション、こうしたことは必要なことですが、 外の人のためだけに「ブランド」が要るのではありません。今、一番必要なのは、住民に実感される「富山県のブランド」戦略だと思っています。

住んでいる私たちが「富山はここが素晴らしい!」「ここがおススメだよ!」と自信を持って話すことが、外の人にとっては何よりも魅力的で、ブランドにつながります。

「富山で子育てしたくなる政策」「持続可能な都市運営」「富山県のブランド戦略」これらはぜんぶ有機的に結びついていることです。

普段こんなことを考えながら活動しています。引き続き、『中期目標』としてこの3つを目指して、これからも活動を続けていこうと思いますので、もし道を外れていそうだったら、「それは『中期目標』から外れていない?大丈夫?」と声を掛けていただけると嬉しいです!

ではまた!