2022年12月30日

【県議会】

11月定例会で私がした質問(1/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

時間が経ってしまいましたが、

12/6(火)に県議会本会議で質問しました!

今回はその質問内容と回答について書きます!長いので、いつものように、3つに分割します(質問構成の関係上、2つ目のパートがボリューム大)!

ちなみに、この日の早朝、サッカーW杯ベスト8をかけたクロアチア戦が行われまして、、、後1歩の大変悔しい気持ち!と同時に、勇気と希望をくれたチームへの感謝の気持ちが湧き上がった状態で、質問に臨みました。

おはようございます。本日私からは、合計14問を、分割して、質問します。

まず、「物価高への対応、と、円安を好機と捉えた政策について」というテーマで3問質問します。

エネルギー、食糧を中心に多くのモノの値段が上がっています。これには円安の影響も大きく、エネルギーは90%、食料は60%、外国から仕入れている日本の脆弱性を私も改めて感じました。

今議会を含め、今年に入ってから、物価高に対する多くの手当てが予算化されました。

しかし、「急激な物価高」は問題ですが、「物価高」自体は長らくデフレに悩んできた日本経済が目指してきたことでもあります。「物価高」単体で捉えるのではなく、「同時に給料増・賃上げ」が伴っていないことが課題であるのではないでしょうか?

賃上げに関しては、政府が経済界に対して要望することは度々ありますが、なぜ政府ばかりがするのか、都道府県単位でもしないのか、疑問に思ってきました。

今議会の知事の提案理由説明において、「景気の持ち直し」に言及がありました。また、「生産・消費の持ち直し」に関しては、知事就任以来2年間ずっと提案理由説明で言い続けてきました。県内上場企業の中間決算も発表されましたが、増収増益の企業も多かったところです。よいタイミングではないでしょうか?

(1)昨今の物価高に合わせ、従業員の給与が上がるよう、政府ばかりではなく、富山県も県内企業にメッセージを出すなど働きかけてはどうかと考えますが、新田知事に所見をお聞きします。

→(回答)賃金の引き上げは重要な課題。賃上げサポート補助金などを今年度新設した。前向きな投資→従業員の満足度向上や企業が元気に→賃上げ→消費拡大、という好循環に繋がるということを、様々な機会を捉えて私も発信したい。

先ほども少し触れましたが、円安も問題視されています。もちろん、輸入するものは高くなるなど、円安のデメリットはあります。一方で、円安のメリットもあります。例えば、輸出、そしてインバウンドです。

「円安」の手当てをするばかりではなく、そのメリットを最大限活かすために、チャンスと捉えて仕掛けることが大切ではないでしょうか?向こう数年で考えていたことも、この機を逃さないよう、前倒してやる、そのような大胆さが必要だと感じます。

そこで2問目ですが、

(2)円安で輸出には有利な状況です。この瞬間を逃さず、輸出を増やすために県として仕掛けていることは何か、これまでの取組状況と併せて、新田知事にお聞きします。

→(回答)円安の影響を受けて、本件の輸出は前年上半期に対して40%以上増加しているところ。今月、県内企業の進出ニーズの高いベトナムに、経済訪問団を派遣する。輸出拡大の契機としたい。

続いて、

(3)円安でインバウンドを呼び込むには有利な状況です。この瞬間を逃さず、海外観光客を増やすために県として仕掛けていることは何か、これまでの取組状況と併せて、南里地方創生局長にお聞きします。

→(回答)6月にシンガポール、11月にロンドンで、現地でのプロモーションや旅行会社の訪問を実施したところ、富山への高い関心や来県意欲があった。個人旅行客へ情報を届けるために、海外のインフルエンサーを招聘し、最新の情報を海外に発信した。今後も海外各地で観光説明会に出る。時期を逸することなく、円安メリットを活かしたインバウンド誘客に取り組む。

今回はここまで!

なお、映像は、

リンク:富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!

2022年12月27日

【お知らせ】,【自分の考え】

ホームページを大幅リニューアル!

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

これまで、マイナーチェンジをしたことはありましたが、

この度、自分のホームページを大幅リニューアルしました!!

【リニューアルしたHP】瀬川ゆうきオフィシャルサイト|富山県議会議員 (segawayuki.net)

「未来への提案と政策」、「過去の提案と実績」部分を中心に、大部分を作り変え。

(いつまでも若い時の写真は使えないので、写真も更新(笑))

特に「未来への提案と政策」は、広い守備範囲の県政の中で、今最もやるべきだと思っていることです。

中でも教育に関しては、

この日本の現状ですが、富山県だけでも変えられるものがあると考えています。

お時間ある時にぜひご覧くださると嬉しいです!

また、広めてくださると尚嬉しいです!

1つでも実現できるよう、頑張ってまいります!

それではまた!

2022年11月11日

【スポーツ】,【県議会】

今年も懲りずに富山マラソンに参加!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

去年あんなに懲りたのに…、

2年連続、今年も11/6(日)に行われた富山マラソンに参加しました!

(なぜ私が参加しているかは、2つ理由があります。今回は割愛しますが、よければ昨年のブログをご覧ください。ちなみに服装は、去年と同じではありません。靴下だけ変えました。)

ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

当日は天気も2年連続で晴れ!約14,000人が参加!

気温は低めの予報でしたが、実際は18℃まで上がり、走っていることもあり、暑さを感じながらの走りとなりました。

スタート地点!

去年は新湊大橋手前の20kmまで走り、そこからは歩いたり走ったりを繰り返していたのですが、

今年は「新湊大橋を下りきるまで=22kmまでは歩かない!」と心に誓い、臨みました。

こんなありがたい応援も!

何度も、目標を下方修正しようか、走りながら考えていましたが、

特に沿道からの声援、またスポンサーやボランティア、運営の方の頑張りをみていると感謝の気持ちが湧いてきて、

心を奮い立たせ、なんとか22kmまで歩かず、当初の目標を達成することができました!

楽しみにしていた白えび天むす、は売り切れ!
なおさらますのすしがありがたかったです!

去年あったかな?今年の私的ベストフードはミニトマトでした!
ベストドリンクはもちろんコカ・コーラ!疲れた後半にだけ置いてあるのが、にくい!

30km台は景色の変化を感じにくい農道が続きます。

「なぜ走っているのか?」

「どういう人生を送りたいのか?」

という、謎の壮大な問いがぐるぐる頭を駆け巡り、

それほど疲れていたのだと思いますが、

なんとかゴール!!

高岡大仏の能作メダル、嬉しかったです(大仏Tシャツ着ていたものとして余計に)!

去年は参加した理由は2つでしたが、加えて今年は3つ目の理由を持ちながら参加していました。

それは「マラソン大会が開かれることで発生するゴミについての調査」です。

去年のブログでも指摘しましたが、

マラソン大会では多くのゴミが発生します。

風などにより、マラソン大会がなければ生まれなかったゴミが、海にまで達する現実があります。

このことは県議会でも指摘したところ、

大変ありがたいことに、今年の紙コップは、初めてリサイクルされることになりました。1つ1つ改善されていきます!

「金沢マラソン 2022」「富山マラソン 2022」での 飲料容器回収・紙製コップリサイクル実証実験について | プレスセンター | 日本コカ・コーラ株式会社 (cocacola.co.jp)

一方で、プラスチックゴミに関しては、まだまだ未解決です。故意のものも、偶然ポケットから落ちたものもあるでしょうが、今年も多くのゴミが捨てられていました。

「そんなことを言っても、開催すればゴミが出るのは仕方がないだろう!」

という声も聞こえてきそうですが、

世界には、環境により配慮した多くの大会があります。

日本も見習いたい! イギリスでもっともエコなマラソン大会10選 (womenshealthmag.com)

ぜひご一読ください。「アシュテッド10キロマラソン」なんかは、「前よりキレイになった状態で大会を終わらせる」そうです。発想の転換ですね。

富山マラソンは、景色が素晴らしくて、食べものも美味しい素晴らしい大会だと思います!それを否定するつもりはありません!

しかし、それ以外の魅力はなんでしょうか?他の街で開催されている市民マラソンと何が違うのでしょうか?

自然の豊かな富山県だからこその、意義のある大会を開催できれば、より富山県の魅力を高められるのではと思います!!

それではまた!

2022年09月28日

【県議会】

9月議会が本日閉会

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

本日、9月議会が閉会。一般会計225億円の補正予算を中心とした提出議案が、賛成多数で可決されました。

9月議会では、

コロナの全数把握見直し、物価高、オレゴン州との友好提携、起業支援、旧統一教会の問題、

などのテーマが中心となりましたが、

中でももっとも多くの議員が取り上げたのが「高校再編」でした。

今年度から、全日制県立高校38校が、再編統合によって34校になりました。後期高校再編と呼ばれるものです。

リンク:01435319.pdf (pref.toyama.jp)

再編統合には大きなエネルギーを必要とし、これまで1度実施するのに10年近くの準備期間を要していました。

しかしその一方で、

毎年100~200人近く、生徒の人数は減っている(これからも減っていく)ので、

人数に合わせてクラス数を減らす必要があり、

再編統合と再編統合の間の期間は、「既存の高校の学級数減」でこれまでも対応してきました。

(地元の小中学校に通う生徒が多い富山県の場合、小中学校のクラスは人数に合わせて減っていきますが、選択制の高校は、クラス数を減らす高校を指定する必要が。)

今回、「高校再編」を議会で取り上げた多くの議員は、

来年度の募集に関して、氷見市長と立山町長の猛反発もきっかけでしょうが、

そもそも論として、

「小手先で募集定員を調整するだけではなく、県内の高校教育の在り方を抜本的に議論する必要がある」

という主張が多かったと思います。

私もまったくその通りだと考えます。

・どんな教育が望まれているのか?

・各校の特色は何か?

・公立と私立の役割は?

・通信制の役割は?

・学区は今でも必要なのか?

など、この先30年を見据えて、根本から議論しなければいけません。

(と、今初めて言ったわけではなく、、、数年間私たちは言い続けてきました。今回の一件で、ようやく先延ばしにできないラインまできたな、と感じます。)

富山県としても何もしていなかったわけではなく、

昨年度から「令和の魅力と活力ある県立高校のあり方検討委員会」という会議を立ち上げ、これまで4回、検討委員会を開いてきました。

リンク:富山県/令和の魅力と活力ある県立高校のあり方検討委員会 (pref.toyama.jp)

しかし、この委員会はあくまで「教育委員会内」に設置されたもので、知事の関わりは限定的です。

ぜひ、知事のリーダーシップのもと、高校の抜本的な議論が、後ろ向きの雰囲気ではなく未来ある子どもたちの話ですので、それこそスピード感とワクワク感を伴って進んでいくことを期待します!

それではまた。

2022年09月26日

【市民の動き】,【観光】

高岡のレンタルサイクルに電動自転車10台が仲間入り!

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回のブログでも紹介しましたが、先週末の3連休は高岡でものづくりイベントが盛り沢山!私も少しの時間でしたが、思いっきり満喫しました!

初日は残念ながら雨でしたが、2日目は天気もよく、通りには多くのお客さんが!自然と入ってくる声を聞くと、地元の方も、観光の方も色んな方がおられたように思います!

さて、みなさん観光される時、あるいは高岡の街中を巡る時、「レンタルサイクル」を使ったことはありますでしょうか?

ひとつのエリアにぎゅっと詰まっている街はいいのですが、高岡はオススメポイントが市内に点在しており、観光客を案内する時など、徒歩では行動範囲が限定されてしまう難しさを感じることがあります。

一方、既に高岡にはレンタルサイクルがあるのですが、利用時間が10時~16時と時間が限定されており、中にはそのために利用を諦めた方の声を聞くこともありました。

リンク:高岡市/レンタルサイクル (city.takaoka.toyama.jp)

そんな現状に、

もっと移動の「選択肢」を提供し、もっと高岡の観光を楽しんでほしい!!

と、知り合いから「そのために電動自転車を導入できないか?」と相談がありました。

しかも、単純に行政にお願い・お任せするのではなく、

スピード感をもってよりよいサービスを提供するため、

自分たちで自転車を所有し、置き場所も利用状況に合わせて柔軟に変えたり、さらには溜まった知見を街づくりに取り組む仲間に共有していきたい!というのです。

私は観光に行った時、レンタルサイクルを利用することもあり、

また、16時に営業終了になる現在のレンタルサイクルに課題を感じていたこともあり、

ぜひこれを実現したいな!応援したいな!と思い、できることを手伝っています。

【電動レンタルサイクルのメリット】

電動自転車があることで、様々なメリットがあると考えています。

・スマホで鍵を開け閉めできるので、24時間利用可能になる

・キャッシュレス

・自転車より負荷が少なく移動できるので、行動範囲が広がる

そして、何より、

・GPS機能がついていることで、行動のログが溜まり(どういう経路で、どこに、いつ行ったかが分かる)、勘と経験ではなくデータに基づいた観光戦略が立案できる!

ことなどが挙げられます。

従来のレンタルサイクルは、人のいる窓口で借りる手続きもあり、観光客の利用が中心でしたが、

人を介さずスマホで素早く借りられるので、観光客も市民も使うことを想定しています。運動にもなって、健康な身体作りに繋がりますね。

そんなことを考えながら準備を進めてきて、県や市のありがたい助成もあり、10~11月のどこかでリリースできる、あとちょっとの所まできています。

実際は、これにカゴとスマホホルダーがつきます。

【最後にお願い】

このサービスは行政の助成もありますが、あくまで民間のサービスです。

自転車の購入、告知、スマートロック取り付け、などの初期費用、また、毎月のシステム利用料がかかってきます。

現在、車体に企業ロゴをつけること想定しています。

バスや電車のラッピングまではいきませんが、よければこの取り組みを応援し、自社の企業ロゴがついた電動自転車を市内で走らせてみませんか?

絶賛協賛社を募集中ですので、協賛してもいいよ!という方はご連絡ください!(5万円コースと15万円コースになります。)

もちろん、サービスがリリースされたら、「利用」という形での応援も大変嬉しいです。

高岡にこの電動自転車が走って、得られたデータを営業戦略や観光戦略に活かす、そんなサイクルが回りますように!

自転車だけに!

それではまた!

2022年09月18日

【お知らせ】,【市民の動き】,【観光】

高岡は芸術の秋に突入!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

今日の気温は32度、明日の予報は34度と、まだまだ暑い日が続きますが、9月は高岡市でイベントが盛り沢山!芸術の秋に突入しています!

私も全てを把握しているわけではありませんが、知りうる限りを今回はご紹介!

特に来週末は楽しいイベントが盛り沢山で、とても1日で見尽くせませんので、県民割などで泊まるなど、ぜひ週末を通してお楽しみください!!

【今週末もやっているもの】

①GO FOR KOGEI(9/17~10/23)

先ほど行ってきました!

昨年に引き続き、北陸3県を舞台に開催される工芸の祭典。

富山は「勝興寺」、石川は「那谷寺」、福井は「大瀧神社・岡太神社」を中心に開催されています。

「感情を、ゆらす。」って素敵ですよね。普段は一定の範囲にある感情を、少し広げたり、時にはメーターを振り切ってくれるのが、芸術やスポーツではないかと、個人的には思っています。

リンク:北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI 2022 – 富山、石川、福井の北陸3県を舞台にしたGO FOR KOGEI 2022を、2022年9月17日(土)から10月23日(日)まで開催。

②バンクシーって誰?展(9/11~12/6)

ストリート・アーティスト「バンクシー」の代表作品をリアルサイズで再現。高岡市美術館で開催中です。

勝興寺の後に行こうと思ったら、会場には長蛇の列が…。日を改めます。

駐車場の半分以上は県外ナンバーでした。コンテンツさえあれば人が訪れる、そのパワーを感じました。

リンク:WHO IS BANKSY? バンクシーって誰?展 高岡展 (knb.ne.jp)

【来週末からのもの】

①市場街(9/23~9/25)

ファンも多く11年目となる市場街(イチバマチ)。体験や展示や飲食など。高岡で多くの人が関わる「クラフト」を中心とした様々な催しが展開されます!下記リンクの最初の動画、ぜひご覧ください!

リンク:市場街2022 〜 TAKAOKA CRAFT ICHIBAMACHI 〜

また、「市場街」の企画として今年新しく始まるマルシェイベント!会場はなんと市営の立体駐車場である「高岡中央駐車場」(高岡駅の隣)です!車で駐車場に停め、そのまま会場に行けるそう。面白い!

恐らく、搬入してそのまま展示できるなど利点があるのでしょう。イベント自体も楽しみですが、公共施設活用の面でも注目しています。

リンク:市場街2022 〜 TAKAOKA CRAFT ICHIBAMACHI 〜

②ミラレ金屋町(9/23・9/24)

国の重要伝統的建造物群保存地区である「金屋町」で開催されるイベント。和装のショーや、こちらも体験、飲食のほか、ガイドツアーなど多彩な催しがあります!

リンク:ミラレ金屋町 MIRARE KANAYAMACHI (mirare-kanayamachi.com)

③工芸都市高岡2022クラフト展(9/23~9/25)

「御旅屋セリオ2階特設会場」と「高岡土蔵造りのまち資料館」を舞台に全国から77の作品が並びます。金属・漆・木工などなど。お気に入りの作品を購入することもできます!

私自身、毎年作品に圧倒されており、今年はどんな作品が並ぶのか今から楽しみです!

リンク:工芸都市高岡クラフトコンペティション | Craft Competition in Takaoka (ccis-toyama.or.jp)

④EARTH LIVING FESTIVAL(9/23~9/25)

山町筋の「山町ヴァレー」で開催されるイベントです。

今回のテーマは「美味しい火あそび。」とのことで、ペレットストーブにまつわるワークショップ(陶芸、ペレット燃料作り)やネイティブアメリカンに伝わる豊穣の神をデザインしたキャンプギアなどを販売するようです。

⑤ROLE YOURS(9/20~9/30)

個人的に仲良くさせてもらっている羽田純さんのデザイン事務所「ROLE/」で開かれる実験型古着ショップ。リメイクでもない古着の再利用。とても興味のあるテーマです!

全てではありませんが、来週末このようなイベントが開催されます!

と、ここまで書いてきて、自分の手帳を見ると、、、

なんと、仕事もいくつか入っていて、少ししか行けないことが発覚!!がーん。

今からどれに行こうか楽しみに悩みながら、来週末を迎えたいと思います!

それではまた!

2022年08月25日

【政務活動費】

政務活動費の使い道報告(令和3年度分)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

市議会議員時代から続けていることですが、今年も政務活動費の使い道をご報告致します。

富山県議会のHPでも見ることはできますが、毎年自主的に公開したいと思っております。

以下、簡単にまとめさせて頂きます。すべて、会派とは別に個人で使用した分です。領収書を含む詳細は、富山県議会のHPにアップされています。

資料購入費:104,405円

新聞・雑誌:88,620円
「北日本新聞」3,380円×12ヶ月
「富山新聞」3,380円×12ヶ月
「富山県人」625円×12ヶ月

書籍:15,785円
「進化思考」3,300円
「DX最前線」1,210円
「わが列車わが鉄路」1,650円
「小学生からのSDGs」1,650円
「SDGsでつくるわたしたちの未来」1,155円
「d design travel 富山2」3,190円
「エコビレッジ そしてSDGs」1,650円
「子どもが面白がる学校を創る」1,980円

事務費:54,720円

携帯電話が劣化し、購入費の半額です(4年間で1度のみ半額申請できます)。

広聴広報費:1,514,086円

議会質問撮影代:13,200円

県政報告第2弾:印刷費451,000円+折込費84,858円+配達費665,028円

県政報告第3弾:デザイン費300,000円

調査研究費:132,090円

詳細は、富山県議会のHPにアップされています。

福井 LRT視察(えちぜん鉄道・福井鉄道):16,400円(車両費9,620円、有料道6,480円、駐車場300円)

岐阜 パークPFIなど視察(中之島公園など):30,280円(車両費13,320円、有料道6,070円、宿泊料10,890円)

立山 カルデラ砂防施設視察:12,800円(貸切バス12,800円)

岐阜 リサイクル工場など視察(エフピコなど):31,540円(車両費14,800円、有料道10,640円、宿泊料6,100円)

神奈川 デザイン思考を取り入れた行政の課題解決について意見交換(NOSIGNER):41,070円(鉄道28,970円、宿泊料12,100円)

研修費:45,000円

勉強会講師への謝礼(ハーチ株式会社CEO加藤佑さま 題:サーキュラーエコノミー(自治体との事例を中心に)):30,000円

webセミナーへの参加費(&Climate):10,000円

webセミナーへの参加費(アフターコロナの連携政策):5,000円

以上になります。

合計で1,850,301円の使用でした。

議員報酬もそうですが、政務活動費は税金です。その認識を決して忘れず、大切に使用していきたいと思います。これからも公開は続けていきます。

2022年08月19日

【自分の考え】

お墓参りをして思うこと

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

父方の祖父が亡くなって6年。

近くにお墓があり、ふとした時に寄ることもありますが、お盆の時期はより近くに来てくれているような気がして欠かしません。今年もお盆にお墓参りに行ってきました。

米農家だったので、孫であろうとご飯粒を残すことに厳しく、

幼稚園時に一度ご飯粒どころか白ご飯を結構な量残したところ、まる1日私だけ食事を出してもらえなかったことがあります(今では、虐待と言われるのかもしれませんが…)。

「自分たちは何を作って生活しているのか考えろ」と祖父から言われたことを強烈に覚えています。おかげか、以来食べ残しに抵抗感があり、さらに嫌いなものがない子に育ちました。

ご飯の面以外では大変優しく、単身赴任や夜勤のある両親に代わって、(小学校時から核家族になりました。)習い事の送り迎えをしてくれたりそのまま泊まったり、一般的な核家族の家庭よりじいちゃんばあちゃんと過ごす時間は長かったのではと思います。

似てますかね?
農家あるある?毎年、七夕を飾っていました。

お墓の前に行くと、祖父にはいつも、感謝を伝えます。育ててくれたこと、祖父やその先の先祖がいたから今の自分があること。

同時に、「こういう仕事をする」「こういう生き方をする」という意思も伝えています。

「こういう」はその時その時で変わってもいいと思っているのですが、たまたま6年間、まったく変わりませんでした。

私の今の「こういう」は、

「子どもたちに誇れる高岡(富山県)を作る」です。

そのために仕事をし、仕事以外でもそういう生き方をしたいと思っています。

過去と向き合うお墓に行って、いつも未来の約束もしています。

さて、世間は夏休み。

そんなことを考えていたら、やってくるものなのか、

先日、友人から、

「子どもが『色んな人の仕事内容、仕事で楽しい瞬間を聞く』という自由研究をしたいと言っているので、インタビューさせてくれ」と依頼がありました。

「もちろん!」と引き受けたところ、来てくれたのはとってもかわいいインタビュアー。

「楽しい瞬間は、2つあります。1つは、問題を解決できて『ありがとう』と言われる瞬間。もう1つは『ありがとう』と今は言われなくても、未来のための仕事ができたなーと思う瞬間です。」と伝えました。

この1年、高校3校で主権者教育を行ったり、

「県政報告を出前しますよ!」と案内を出したら、記念すべき第1回は小学生からの依頼でした。

そんな活動をやっていると、

「選挙権の無い人より、年配の方を回った方がいいんじゃないのか?」とありがたいアドバイスを受けることもあります。

でもいいんです!

「未来のため」と思って仕事をしているので、

子どもたちがこの街を好きになったり興味を持つきっかけになるなら、惜しまず協力したいと思います。これからも未来世代のオファーは優先的に受けていきます!

お盆を過ごし気持ちもリフレッシュしました、8月後半もしっかり働きたいと思います!

それではまた!

2022年08月12日

【お知らせ】

私は旧統一教会との関わりがないことをご報告します

安倍元総理の事件以降、連日、政治家と旧統一教会との関わりが報道されています。

富山県議会議員をしている私に対しては、県内メディアの北日本放送から書面取材、チューリップテレビから電話取材、合計2社の取材がありました(2022年7月)。(8月12日時点、他の報道機関からの取材はありません。)

私は、寄附を受け取ったことも、イベントで挨拶をしたことも、行事に出席したことも、祝電を送ったことも一切ありません。

そのため、2社には「関わりがありません。」と回答したものの、「関わりがある政治家」は報道される一方、「関わりがない政治家」は報道されません。

市民の方から「あなたも関わりがあるのか?」と複数問い合わせがありましたので、「関わりがありません。」ということをこのブログでお伝えします。

(個人的には、

旧統一教会は問題があるのだと思いますが(メディアを通じた内容しか知りません)、旧統一教会「のみ」が問題がある団体だとは思えません。旧統一教会のみを取り上げるのは、それこそ容疑者の思うつぼなのではと思います。私たちには、報道されることだけでなくその周辺にも目を向ける、そんな力が求められているように思います。)

2022年07月24日

【市民の動き】,【教育】,【自分の考え】

デジタルの環境を10代に!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

先日、「富山オタクことちゃん」から、

「高岡にぴったりな気がするから絶対見に行った方がいい!」

と紹介があり、色んな地域を見ている彼女が言うなら「それはぜひ行かないとな!」と思い、

熊木高岡市議を誘って、金沢市にある「ミミミラボ」という施設を見学に行ってきました。

🟡富山オタクことちゃん🟡(@kotoyama_826)さん / Twitter

ミミミラボは1教室くらいのスペースで、10~18歳が対象の「デジタルに触れ、表現できる場」!

その特徴は、

・多様なデジタル機材(PC・ロボットプログラミング・3Dプリンター・楽器・VRゴーグル・レーザーカッターなど)が用意

・少し先を歩く大人(メンター)が常駐

そしてなんといっても、

・10~18歳なら誰でも「無料」

というものでした。

色んな楽器で作曲活動ができます
3Dプリンターで、
色んなものを作っていました。

「ミミミラボ」は、金沢市の三谷産業株式会社と、NPO法人みんなのコードが共同で運営する10代のためのクリエイティブラボ。

先ほどの写真のような様々なデジタル機器が「無料」で使え、

私が見学した時間も代わる代わる子どもが訪れ、

学校帰りにふらっと寄って、思い思いの創作活動をしていました。

開設からわずか1年。過去の作品も見せてもらいましたが、これが小学生に作れるのか!と思う作品ばかり。

また、衝撃を受けたのが、箸を忘れた人が「じゃあ3Dプリンターで作ろ!」とすぐに作っちゃったというエピソード!そんな発想があるなんて!

作品を見たり、このエピソードを聞いた時、

「私たちは子どもの可能性に知らず知らず蓋をしていないか…。都会にはこのような場があるかもしれない。けれど、生まれた場所に関係なく、やりたい人にはやれる環境を準備しなければならない!」と強烈な焦りを感じました。

思うに、学校の先生も一生懸命やっているとは思いますが、そもそも学校に色んな役割を求めるのは限界があります。

デジタル分野がまさにそう!

無理に学校で教えるのではなく、得意なことは得意な人に任せ、

地域全体で、放課後も含めた時間軸で、子どもを育んだ方がよっぽど子どものためだと考えます。

おそらく、子どもは環境が与えられれば、すぐにこのような機器を使いこなし、好きな子はどんどん先に進んでいくでしょう!最初のきっかけを与えるのが大人の役割!

そのために、各小学校ごとに、とは行かないでしょうが、例えば高岡市内にも1ヶ所はこのような場所があるべきだと思いました!

みんなのコードさんも、石川県に2ヶ所、高知県に1ヶ所拠点があるのですが、全国に増やしていきたい思いがあるとのことで、さっそく打ち合わせを重ねています。

また、たまたま高岡市にこられるので、ちょうどこれからお会いするのですが、

私たちが伺った数日後に、小林史明デジタル副大臣も「ミミミラボ」を訪れ、大変興味を持たれたとのこと。

国全体でこのような動きが加速することを期待しつつ、

そして少なくとも高岡市や富山県が全国に先んじて環境を整備できるよう、頑張りたいと思います!

それではまた!