2024年02月04日

【選挙】

選挙の費用(私の場合)パート3:透明性と情報公開のために

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

様々な問題が起きている中ではありますが、、、

私自身は、毎回、選挙にかかった費用を、このブログでも報告しております(県のHPでも簡単なものは公開されています)。

その理由は、透明性と情報公開の点から、だけではありません。

「お金がかかる」という政治のイメージを、事実をしっかり伝えることでクリアなものにし、

新しい方、特に私より若い世代にどんどんチャレンジしてほしいと思うからです。

令和5年4月に行われた富山県議会議員選挙にかかった費用に関して、今回も報告します。

(まず初めに、公平性の観点から、「公営」というルールがあります。私に限らず他の候補者に対しても、選挙カーのガソリン代、選挙カーのレンタル料、運転手の方への報酬、ポスター・ビラ印刷費の一部は県から支払われます。)

人件費:約21万円(4年前は約41万円)

主にいわゆるウグイスの方への報酬です。前回と違い準備期間があったため、上限額ではなく「1時間1,200円」とし、これにご納得いただける方に務めてもらいました。他には運転手の方への報酬がありましたが、こちらは「公営」となります。

選挙事務所費:約43万円(4年前は約72万円)

事務所費用や複合機など備品のリース代、事務所看板費などです。

演説会場費:約10万円(4年前は約13万円)

個人演説会の会場費用です。公共施設で行う場合、費用はかかりませんが、9日間の選挙期間中、民間施設やお寺様、単位自治会公民館などでも個人演説会を行いました。その費用になります。

印刷費:約27万円(4年前は約26万円)

ハガキとビラの印刷費です。他にポスター354枚・ビラ16,000枚の印刷費が約40万円ありましたが、こちらは「公営」となります。

広告費:約39万円(4年前は約53万円)

主に選挙カー看板、選挙カーへのスピーカー取り付け、にかかった費用です。またビラを新聞折り込みしましたので、その費用も約10万円入っております。別途新聞に折り込まれる「選挙公報」は広告ではありませんので、私としては費用はかかっておりません。

食糧費:約6万円(4年前は約5万円)

スタッフの弁当代、お茶代です。

雑費:約1万円(4年前は約3万円)

主に振込手数料です。

以上、今回は合計約146万円でした。前回より67万円費用を抑える結果となりました。

可能な範囲で費用を抑えたいと思っておりましたが、ひとつ形を残せて安堵しております。

一方で、多くの方のご厚意で、105万円のご寄付を頂き、選挙運動に使わせて頂きました。ありがとうございました。そのため、結果的には、約41万円の自己資金で戦うことができました。

以上、ご報告になります。

冒頭にも言いましたが、次の世代にどんどんチャレンジしてほしいと思っています。恐らく、みなさんが思っているほど、工夫すれば費用はかかりません。

ここで公開するだけでなく、私でよければそのやり方をいくらでも伝えますので、「挑戦したい!」という方はぜひご連絡くださればと思います。

2023年04月11日

【選挙】

当選御礼

応援してくださった皆様、支えてくださった皆様、本当にありがとうございました!

7,550名に託して頂き、2期目の当選を果たすことができました!!

4年前より2,500票近く減り、寂しさもありますが、私にとっては前回の経緯や今回の地域事情がありました。

電話作戦やポスターを貼らず、従来の選挙からの変化にもチャレンジしました。

4年前より1票1票の熱は増したような感覚を持っていまして、自分としては前回以上に価値があると感じています。

「30年後のために今やるべきこと」と訴えてきました。

若い方だけでなく、年配の方にもその考えを応援して頂いたこと。そして今回、大学生や18歳の方も手伝ってくれました。小さいお子さんも手伝いたいと言ってくれました。

「次の世代のための政治がしたい」と訴えてきた自分にとっては、それがとっても嬉しかったです!!

取り急ぎ御礼まで!

皆さんが幸せに暮らせるように、これからの世代がこの街を誇れるように、「富山県で育ってよかった」と思ってもらえるように、頑張ってまいります!

子どもたちに誇れる高岡、富山県を一緒に描いていきましょう!

2023年04月08日

【選挙】

2023県議選、9日間の選挙戦が終わりました!

本日、9日間の選挙戦が終わりました!

私は本人なので、全部の時間を使って、体力が底をつく限り頑張れます。

でも、支えてくれた皆さんは仕事や家庭、地域の事情がある中、多くの時間をボランティアで手伝ってくれました。簡単ではない理由を乗り越えて関わってくださる、この「想い」をしっかりと受け止められる人間になりたい、と今回改めて感じました。

個人演説会や街頭。どの場所でも「30年後のため」と訴えました。最初は反発がないか不安な中訴えましたが、「自分はその頃生きていないが、そういう行動を続けてくれ!」と、今回、年配の方にも多く応援されたことが、自分の励みになりました。

私たちは今、議員として日々多くの決断をしています。その決断は、今だけでなく、30年後にようやく評価されることもたくさんあります。30年後の未来からみて、感謝されることもあれば、後ろ指をさされる可能性もある。そういう重い覚悟で日々の決定をしなければなりません。

30年後、私は68歳。逃げずに、どちらの評価であろうとも、しっかり受け止める覚悟があります。

恐らく投票率は50%前後。半数の方が投票に行きません。

でも、投票に行かない方も行く方も皆さんが税金を払っています。皆さん納税者です。

その税金の使い道を決めているのが私たち議員。その議員を選ぶのが選挙です。

皆さんが一生懸命働いて納める税金(納めたくて納めている方は少ないのではと思います)、その使い道を半分の投票の結果で決めていいとは思いません。

どうか明日、投票に行きませんか?そして、自分の生活のこと、この街のこと、普段より少し考えて行動する姿を自分の子どもや孫、そしてこの街の次の世代に見せてほしいと思っています。みんなでこの街の未来を考える行動する、そういうかっこいい大人の姿を、次の世代に引き継いでいきましょう!

2023年04月04日

【自分の考え】,【選挙】

瀬川ゆうきの考え ブログアーカイブ

瀬川ゆうきの演説会に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。一方で、演説会には足を運んでいないけれども、ブログやSNSをご覧になっている方もいらっしゃることと思います。

本日(4/4火)は、南部公民館での演説会でした。

過去のブログの中から、本日の演説会の内容とリンクしているものを事務所スタッフが5本選んで紹介します。

セレクト① 「30年後」の未来に僕らは立っている(2017年8月23日投稿)

本日の演説会でも「30年」というキーワードが出てきました。政治活動を始めた2017年から変わらない考えです。

ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

セレクト② 医療従事者へのクラウドファンディング(2020年6月14日投稿)

本日の応援弁士(高岡で事業を行ったり、町づくりの活動をしているMさん)が、瀬川の実績として紹介してくださった内容です。

ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

セレクト③ 城端線・氷見線の直通化1(2023年2月10日投稿)

昨今の県議会で議論されている大きなトピックとして演説会で紹介した「城端線・氷見線の直通化」についてです。

ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

セレクト④ 教員の方々と意見交換!(2021年8月26日投稿)

重点領域としている「教育」について、教員の方々と意見交換したときの感想です。

ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

セレクト⑤ withコロナの映画イベントを開催(2020年10月6日投稿)

本日の応援弁士のひとりは南砺市選出の安達孝彦県議でした。安達さんや、民間企業の協力で実現した、閑乗寺公園(井波)にて、自然と星空の下で映画を観る、野外映画祭の様子です。

ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

瀬川が企画した星空映画祭の様子です

今回のブログセレクトは、事務所スタッフが行いました。ぜひ、演説会にもお越しください。

2023年04月01日

【選挙】

いざ、出陣!そして、総決起大会のご案内!

昨日、県議会議員選挙が始まり、出陣式を終え出発しました!ガンバローでは、多くのお子さんも前に来てくれ、本当に嬉しかったです。緊張したよね、ありがとう!!

38歳。12年間県外にいました、外から富山県を見る視点。県議会議員は40人ですが、そんな自分だからこそ、できることがあると信じています!

今日から9日間。気持ちを込めて訴えていきます!!

4/2(日)19時〜20時で、総決起大会を行います!予約不要、どなたでも参加できます、友人ご家族お誘い合わせの上、ぜひお越しください!瀬川を励ましてやってください!子どもたちに誇れる高岡、富山県を一緒に描いていきましょう!!

2022年07月03日

【選挙】

来週末7月10日(日)は参議院議員選挙投票日!

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

あちこちにこのような看板を見かけるようになりましたが、(6名揃っているものもそうでないものも)、来週末7/10(日)の投開票日に向けて、ただいま参議院議員選挙の真っ最中です。

選挙には色々な種類がありますが、その中でも最も長いのが参議院議員選挙。

(通例だと、

町村長選挙・町村議会議員選挙 5日間

(政令指定都市でない)市長選挙・市議会議員選挙 7日間

都道府県議会議員選挙 9日間

衆議院議員選挙 12日間

参議院議員選挙・都道府県知事選挙 17日間

となっています。)

参議院議員選挙は通例だと17日間ですが、6/23の沖縄の「慰霊の日」を避け、1日前倒し6/22スタートとし、今回は18日間となりました。

私は「野上浩太郎」さんを応援しています!

政治は「主張」ももちろん大事ですが、「実行」が伴うべきだと思っています。

野上さんは農林水産大臣時代に、2050年までに有機農業面積比を25%(現在の50倍!)にすることなどを目指した「みどりの食料システム戦略」という大変意欲的な戦略を打ち出しました!

本人と話した時、発表にあたって苦労した部分を聞きました。

現状からの方向転換ですから、色んな反対があって当たり前。だけど、未来に向かって必要なことはやらなければいけない!と、覚悟を持って取り組む、野上さんはそんな政治家です。

ぜひ、みなさんも応援ください!

また、来週水曜は菅前総理が富山に来られます!

菅さんは色々やり玉にあげられましたが、

携帯料金の値下げ、不妊治療の保険適用、35人学級、こども家庭庁の準備、ワクチン接種体制のスピード感、などなど、短い任期中に数々のことを成し遂げた、「実行」の政治家だと思っています!富山・高岡で街頭演説がありますので、ぜひお越しください!

ちなみに、参議院議員選挙は2枚投票用紙があるのをご存じですか?

1枚目は「都道府県の立候補者個人名(富山の場合は冒頭の写真の6名)」、

2枚目は「全国区の立候補者個人名or政党名」を書くことになっています。

これは自民党の全国区(2枚目)の立候補者の一覧です。これだけでも多いのですが、他党も合わせると178人になります。そのため、先日私も期日前投票に行ってきましたが、投票所ではとても小さな文字で候補者名が書いてあります。

(この2枚目がとてもややこしい!衆議院議員選挙でも2枚目がありますが、その際は政党名のみ書くことになっています。)

今回の2枚目に関しては、「おち」候補の説明が分かりやすく、

また「個人名での多い順」に当選者が決まるので、各候補はこうやって活動している、という様子も分かるためご紹介。

全国区の立候補者は18日間の選挙期間中、全国を飛び回って活動しています。

一度はテレビなどで見たことがあるであろう「片山さつき」さんも、先日高岡で訴えていました。

薬剤師会だったら「神谷さん」、商工会だったら「おちさん」など、

出身業界の声を国に届ける役割もあるため、業界の全国組織で一生懸命応援されている場合もあります。

みなさん、ご自身の所属組織で応援されている方がいらしたら、ぜひ「個人名」で!

いずれにしろ、「選挙権」は、わずか100年前も当たり前のものではありませんでした。

先人たちが、文字通り命がけで勝ち取った権利。

ぜひ、無駄にすることなく、選挙に行きましょう!

政治というのは、無関心ではいられても、無関係ではいられません。

私の好きな言葉です(メフィラス構文)。

2021年11月01日

【選挙】

4年前同様の衆議院議員・高岡市議会議員のダブル選挙

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。

昨日は、全国的には衆議院議員選挙の投開票日でしたが、

ここ高岡市では、4年前同様、衆議院議員・高岡市議会議員のダブル選挙が行われました。

衆議院議員選挙は選挙区の橘慶一郎さん、市議会議員選挙は複数の候補者を応援していました。

特に期間が重なった最後の1週間はあちこちで活動があり、また重なり、大変ハードな1週間でしたが、、、応援した全候補が当選となりました。もちろん喜びもありますが、正直ホッとした気持ちの方が強いように感じています。

特に高岡市議会議員選挙は、自分の古巣でもあり、何をしていても気になりました。

27の定数に対して29人が立候補。誰が涙を呑むのか最後まで分からない、少数激戦でした。

落選された陣営も含め、それぞれが思い切って主張をされていたと思っています。関わった全ての方に敬意を表しますし、全ての方が幸せを感じられる、また次世代に誇れる高岡市にしていかないといけません。

それぞれに様々な事情があり、単純な得票数では測れませんが、

嶋川さん・出町さんは歴代最多を上回る得票数、熊木さんは歴代最年少での当選(26歳)と、過去になかった結果も出ました。

全国的には衆議院議員選挙は戦後3番目に低い投票率でしたが、高岡市議会議員選挙の投票率は61.74%と、4年前を若干上回ったことを含め、少し明るいニュースもあったように思います。

当然ですが、ゴールではなく、これから有権者と約束したことを進めていく責任があります。私もそれぞれの主張、活動に大変刺激を受けましたので、切磋琢磨しながら、できる限りサポートしていきたいと思います!

疲労困憊で、ぐっすり眠りたいと一瞬頭をよぎりましたが、今月末から県議会も始まります!私も予算特別委員会で質問予定です。少しでもいい地域、いい社会になるよう、今日からまた頑張りたいと思います!!(活動だけでなく、発信も頑張ります!)

みなさん、おめでとうございます!!

それではまた!

2021年09月12日

【選挙】

若い世代に不利な社会? ~1ヶ月後は高岡市議会議員選挙~

知り合いが持っていた、とっても昔の高岡市議会議員選挙の写真

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

連日、ニュースでは国政の話が取り上げられますが、

ここ高岡市では、4年に1度の高岡市議会議員選挙が1ヶ月後に迫っています。

これから決まる衆議院議員選挙のスケジュールによっては日程がズレますが、

現状、10/17(日)~10/23(土)が選挙期間、10/24(日)が投開票日、となっています。

※その後、衆議院議員選挙のスケジュールが正式決定。高岡市議会議員選挙も、投票日を合わせる形で、 10/24(日)~10/30(土)が選挙期間、10/31(日)が投開票日、に変わりました。

4年前は私も挑戦。大変な思いもしましたが、支えてくださるみなさまのおかげで当選することができました。改めて感謝申し上げます。

その時の投票率は「61.32%」。多いか少ないかは意見の分かれるところですが、この「61.32%」。当然ですが、市民全体の平均であって、年代によってバラつきがあります。

年代別投票率は?

高岡市議会議員選挙は年代別の投票率を公表していないので、同じ日に行われた衆議院議員選挙の年代別投票率(高岡市だけでなく富山県全体の数字です)で見てみると、

このようなグラフになります。

18歳19歳は、初めての選挙権ということで学校などで啓発活動も行われたからでしょう、20代に比べて少し投票率が高いです。しかし、20代以降はキレイに、年代が上がるにつれて投票率が高くなります(80代以降はグンと下がります)。

「シルバーデモクラシー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

年配の方の方が投票率が高いため、選ばれる政治家も年配の方を重視した政策を行う傾向があります。

単純な人口でも差がある

先ほどのグラフは投票率を表したものです。選挙の度にあのグラフが登場しますが、人口も加味する必要があると考えます。

こちらは選挙時平成29年の高岡市の人口です。

緩やか(?20代と40代は倍違いますね…)な右肩上がりの分布です。

①の年代別投票率は富山県全体の数字、②は高岡市の数字なので、母集団が揃っていませんが、傾向把握のため掛け算をすると、

要は「投票に行った方」の人数のグラフです。

右肩上がりの直線の傾斜がさらにきつくなります。

年齢別投票率だけでも、若い世代の意見が通りにくい状況ですが、人口を考えると、さらにその状況に拍車がかかります。

民主主義は多数決?

「そんな風に言うんだったらせめて投票率だけでも上げたらどうか」

という声も聞こえてきそうです。

その通りだと思います。

もちろんその努力をし続けなければいけません。投票率が低い原因は政治家やメディアに責任があると思っています。

例えば高岡市では、この4年間で、

・おとぎの森にふわふわドームができた

・小中学校にエアコンがついた

・小中学生にタブレットが配備された

・保育料が無料になった

・中学生以下のインフルエンザ予防接種が無料になった

国・県・市それぞれの政策でこのような変化が起きています。こういう事実も私たちが先頭に立って、しっかり伝えていかないといけません。

しかし、ただでさえ人数が少なく、一度意見の通りにくい状況になった世代の投票率は、急に変わるものではないでしょう。

少し脱線しますが、だからこそ大切なのは、「少数の意見を取り入れる姿勢」だと思っています。

『民主主義なんやから多数決で決めればいいがや!』

こうおっしゃる方もいますが、私はそうは思いません!!

確かに、意見が割れた場合、最終的には「多数決」で決める必要があるかもしれません。

しかし、「多数決」は最終手段。「多数決」に至るまでに、徹底的に議論し、何が障壁になっているのか、それは別の方法で取り除けないか、全員に賛成してもらう道はないか、考えることが民主主義だと私は思っています。

そして、採用されなかった意見をなんとか汲み取ろうとする姿勢も民主主義だと思っています。

家庭では、お子さんやお孫さんに時間もお金も使います。

でも、街全体になるとそうなりません。このギャップはなぜでしょうか?

意見の通りにくい若い世代。でも、未来を作っていくのは間違いなく彼ら彼女らです。若い世代に優しい社会を私は目指していきたいと思いますし、みなさんも共感してくだされば大変幸いです!

それではまた!

2021年01月30日

【選挙】

富山市長選挙の予備選挙

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

1/26(火)に富山市長選挙自民党候補者予備選挙の公開討論会に行ってきました。

最近県内メディアでも報道されるので、見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、

これは「富山市長選挙」のおおやけの行事ではなく、富山市長選挙に向けた「自民党推薦者」を決めるための、特定の集団の推薦者の話です。

しかし、その討論会が非常によい取り組み、そして中身だと感じました。

約1時間30分の討論会。6人の候補の、それぞれの候補らしい熱のこもった主張が繰り広げられ、

それが会場にも伝播していき(会場には平日の日中にも関わらず、400名程度の来場者が!)、

別の参加者が事後に言っていましたが「どなたも素晴らしい政策・訴えだった。誰が富山市長になってもいい富山市になるだろう。」、私も同じことを思いました。終わった時には、熱気というか、心地よさというか、将来の明るい富山市が見える清々しい空気が流れていたように感じました。

(公開討論会の様子は、youtubeで視聴可能となっています。

リンク:(公開討論会)https://www.jimin-toyama.jp/?tid=100978#movie_126

私も会場で各候補の主張をメモしましたが、バイアスがかかるかもしれずここでは控えます。各々感じることは違うと思いますので、ぜひ一度ご覧くださればと思います。)

選考方法は、当事者でもある藤井大輔さんが書いている、こちらに詳しいのですが、

リンク:富山市長選挙の候補者選考予備選が開催中。首長選で本格的な予備選は日本初?|藤井大輔(ふじいだいすけ)|note

(1)予備選挙を実施し、党員投票、議員投票、世論調査票の合計ポイントにより、最多得票ポイント者を富山市長選挙自民党候補者とする
(2)ポイントの比率については「党員投票 40ポイント」「議員投票40ポイント」「世論調査票 20ポイント」とする
(3)投票方法について
○党員投票は郵便投票とする(令和2年度、富山市在住の党員)
○議員投票は投票箱への直接投票とする
○世論調査票は電話によるRDD方式とする

と、なるべく開かれた選考になるような努力がうかがえ(電話での世論調査は本日1/30(土)に実施されたようです)、

仕組みを作るだけでなく日程も、

1/20(水)合同記者会見
1/23(土)合同街頭演説会
1/24(日)立会演説会
1/26(火)公開討論会
1/27(水)合同街頭演説会

とタイトな日程の中、多くの主張の機会を与える素晴らしいスケジュールだなと感じます。

ある同僚が上記のスケジュールのほとんどに参加していました。富山市民ではありません。

曰く、「これからの首長選挙は、もしかしたらこういうやり方が主流になるかもしれない。自分も候補者選考に関わる立場になるかもしれず、なるべく現場で見ておきたい。」とのことでした。

事後の報道でも概要は分かると思います。しかし、聴衆の反応も含めて、この目で見ておきたい、という姿勢は、私も見習って忘れないでおきたいなと感じました。

そして!

明日1/31(日)に議員投票を行い、世論調査や党員投票のポイントを総合し、推薦者が決定する予定!富山市民ではありませんが、どのような結果になるのかドキドキもしますが、非常に楽しみです。

富山市の後には、高岡市の市長選挙がやってきます。同じ選考方法がよいとは限りませんが、県都の富山市と比べても恥ずかしくない選考方法となるよう、私も努力していきたいと思います。

2020年10月28日

【県議会】,【自分の考え】,【選挙】

県知事選挙を終えて感じること

長かった県知事選挙が終わりました。

まだ2日しか経っていませんが、とても長い時間が経過したようにも感じています。

新しく県知事になられる新田さん、そして新田さんを応援された方に心より敬意を表したいと思います。

また、川渕さん、川渕さんを応援された方にも敬意を表します。

私は石井さんを応援しておりました。最後は自分が判断しましたが、判断に至るまで、自分を応援してくれた方を中心に、多くの方に話を聞き、信念を持って判断をしたので、後悔自体はありません。

期間中もたくさん応援を頂き、「お前が応援するなら!」と声を掛けてくださったのは忘れることができません。

多くのご支援、本当にありがとうございました。

全力で石井さんを応援したつもりです。

「真っ直ぐもいいが、結果が分からないからそんなに応援するんじゃない!」

「どっちにもいい顔すればいいのに!」

と何度も言われました。

しかし、決断するのが政治家としての仕事だと思っているのと、決めた以上は全身全霊で訴えなければ、石井さんにも、勝負にも失礼だと思い、活動してきました。

しかし結果を見ると、民意を捉えられなかったのは政治家として非常に力量不足を感じています。

市民のため、県民のためと政治活動をしてきたつもりですが、結果を真摯に受け止め、もう一度、初心に帰り出直さなければいけないと思っています。

11月9日からは新田県政が始まります。これまでと変わらず、いいところは賛成し疑問があれば質す。新田新知事に、提案し、自分の思いをぶつけ、富山県が今より一歩でも前に進むよう、議論していきたいと思います。

今回投票してくださった6割の方も、色々な考えで投票に行かなかった4割の方も、そして子どもの政策もたくさん議論されています、まだ投票権のないお子さんたちも可能であれば、ぜひこれからも県議会・県政に注目してくださればと思います。

最後に石井知事、4期16年の県政、本当にありがとうございました。力不足で申し訳ありません。この間、富山は本当に、より素晴らしい県になったと思います。石井さんの富山への思い、残してくださったものを引き継ぎ、上乗せして、県民と一緒に、石井さんにも誇れるよりよい県にしていきたいと思います。

挨拶回りの空き時間で、母の実家付近の海岸に。初心に帰ることと、富山県の発展のために精一杯働くことを約束しました。