2023年01月15日

【市民の動き】,【観光】

日本海高岡なべ祭りに初めてなべ持参!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

日本海高岡なべ祭り!

行ってきました!

今年は合計14,000杯!

どれも美味しそうですよね??

今年は第37回!昭和62年が第1回だそうです!ほぼ同い年!!

小さい頃からよく行ったイベントですが、

なんと今年は初めて家からなべを持参して入れてもらいました!こぼさないようにw

夜食べましたが、とってもとっても美味しかったです!

14,000杯を出すために、なべを出す方。かきまぜる方。会場準備する方。

色んな市民の方が協力して、できることをやる。お客さんは来場という形でイベントを盛り上げる。

七夕まつりと並んで、大好きな高岡のイベントです。

来年もお待ちしております!!

それではまた!!

(知り合いがなべ持参を面白がって、かるたにしてくれましたw)

2022年09月26日

【市民の動き】,【観光】

高岡のレンタルサイクルに電動自転車10台が仲間入り!

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回のブログでも紹介しましたが、先週末の3連休は高岡でものづくりイベントが盛り沢山!私も少しの時間でしたが、思いっきり満喫しました!

初日は残念ながら雨でしたが、2日目は天気もよく、通りには多くのお客さんが!自然と入ってくる声を聞くと、地元の方も、観光の方も色んな方がおられたように思います!

さて、みなさん観光される時、あるいは高岡の街中を巡る時、「レンタルサイクル」を使ったことはありますでしょうか?

ひとつのエリアにぎゅっと詰まっている街はいいのですが、高岡はオススメポイントが市内に点在しており、観光客を案内する時など、徒歩では行動範囲が限定されてしまう難しさを感じることがあります。

一方、既に高岡にはレンタルサイクルがあるのですが、利用時間が10時~16時と時間が限定されており、中にはそのために利用を諦めた方の声を聞くこともありました。

リンク:高岡市/レンタルサイクル (city.takaoka.toyama.jp)

そんな現状に、

もっと移動の「選択肢」を提供し、もっと高岡の観光を楽しんでほしい!!

と、知り合いから「そのために電動自転車を導入できないか?」と相談がありました。

しかも、単純に行政にお願い・お任せするのではなく、

スピード感をもってよりよいサービスを提供するため、

自分たちで自転車を所有し、置き場所も利用状況に合わせて柔軟に変えたり、さらには溜まった知見を街づくりに取り組む仲間に共有していきたい!というのです。

私は観光に行った時、レンタルサイクルを利用することもあり、

また、16時に営業終了になる現在のレンタルサイクルに課題を感じていたこともあり、

ぜひこれを実現したいな!応援したいな!と思い、できることを手伝っています。

【電動レンタルサイクルのメリット】

電動自転車があることで、様々なメリットがあると考えています。

・スマホで鍵を開け閉めできるので、24時間利用可能になる

・キャッシュレス

・自転車より負荷が少なく移動できるので、行動範囲が広がる

そして、何より、

・GPS機能がついていることで、行動のログが溜まり(どういう経路で、どこに、いつ行ったかが分かる)、勘と経験ではなくデータに基づいた観光戦略が立案できる!

ことなどが挙げられます。

従来のレンタルサイクルは、人のいる窓口で借りる手続きもあり、観光客の利用が中心でしたが、

人を介さずスマホで素早く借りられるので、観光客も市民も使うことを想定しています。運動にもなって、健康な身体作りに繋がりますね。

そんなことを考えながら準備を進めてきて、県や市のありがたい助成もあり、10~11月のどこかでリリースできる、あとちょっとの所まできています。

実際は、これにカゴとスマホホルダーがつきます。

【最後にお願い】

このサービスは行政の助成もありますが、あくまで民間のサービスです。

自転車の購入、告知、スマートロック取り付け、などの初期費用、また、毎月のシステム利用料がかかってきます。

現在、車体に企業ロゴをつけること想定しています。

バスや電車のラッピングまではいきませんが、よければこの取り組みを応援し、自社の企業ロゴがついた電動自転車を市内で走らせてみませんか?

絶賛協賛社を募集中ですので、協賛してもいいよ!という方はご連絡ください!(5万円コースと15万円コースになります。)

もちろん、サービスがリリースされたら、「利用」という形での応援も大変嬉しいです。

高岡にこの電動自転車が走って、得られたデータを営業戦略や観光戦略に活かす、そんなサイクルが回りますように!

自転車だけに!

それではまた!

2022年09月18日

【お知らせ】,【市民の動き】,【観光】

高岡は芸術の秋に突入!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

今日の気温は32度、明日の予報は34度と、まだまだ暑い日が続きますが、9月は高岡市でイベントが盛り沢山!芸術の秋に突入しています!

私も全てを把握しているわけではありませんが、知りうる限りを今回はご紹介!

特に来週末は楽しいイベントが盛り沢山で、とても1日で見尽くせませんので、県民割などで泊まるなど、ぜひ週末を通してお楽しみください!!

【今週末もやっているもの】

①GO FOR KOGEI(9/17~10/23)

先ほど行ってきました!

昨年に引き続き、北陸3県を舞台に開催される工芸の祭典。

富山は「勝興寺」、石川は「那谷寺」、福井は「大瀧神社・岡太神社」を中心に開催されています。

「感情を、ゆらす。」って素敵ですよね。普段は一定の範囲にある感情を、少し広げたり、時にはメーターを振り切ってくれるのが、芸術やスポーツではないかと、個人的には思っています。

リンク:北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI 2022 – 富山、石川、福井の北陸3県を舞台にしたGO FOR KOGEI 2022を、2022年9月17日(土)から10月23日(日)まで開催。

②バンクシーって誰?展(9/11~12/6)

ストリート・アーティスト「バンクシー」の代表作品をリアルサイズで再現。高岡市美術館で開催中です。

勝興寺の後に行こうと思ったら、会場には長蛇の列が…。日を改めます。

駐車場の半分以上は県外ナンバーでした。コンテンツさえあれば人が訪れる、そのパワーを感じました。

リンク:WHO IS BANKSY? バンクシーって誰?展 高岡展 (knb.ne.jp)

【来週末からのもの】

①市場街(9/23~9/25)

ファンも多く11年目となる市場街(イチバマチ)。体験や展示や飲食など。高岡で多くの人が関わる「クラフト」を中心とした様々な催しが展開されます!下記リンクの最初の動画、ぜひご覧ください!

リンク:市場街2022 〜 TAKAOKA CRAFT ICHIBAMACHI 〜

また、「市場街」の企画として今年新しく始まるマルシェイベント!会場はなんと市営の立体駐車場である「高岡中央駐車場」(高岡駅の隣)です!車で駐車場に停め、そのまま会場に行けるそう。面白い!

恐らく、搬入してそのまま展示できるなど利点があるのでしょう。イベント自体も楽しみですが、公共施設活用の面でも注目しています。

リンク:市場街2022 〜 TAKAOKA CRAFT ICHIBAMACHI 〜

②ミラレ金屋町(9/23・9/24)

国の重要伝統的建造物群保存地区である「金屋町」で開催されるイベント。和装のショーや、こちらも体験、飲食のほか、ガイドツアーなど多彩な催しがあります!

リンク:ミラレ金屋町 MIRARE KANAYAMACHI (mirare-kanayamachi.com)

③工芸都市高岡2022クラフト展(9/23~9/25)

「御旅屋セリオ2階特設会場」と「高岡土蔵造りのまち資料館」を舞台に全国から77の作品が並びます。金属・漆・木工などなど。お気に入りの作品を購入することもできます!

私自身、毎年作品に圧倒されており、今年はどんな作品が並ぶのか今から楽しみです!

リンク:工芸都市高岡クラフトコンペティション | Craft Competition in Takaoka (ccis-toyama.or.jp)

④EARTH LIVING FESTIVAL(9/23~9/25)

山町筋の「山町ヴァレー」で開催されるイベントです。

今回のテーマは「美味しい火あそび。」とのことで、ペレットストーブにまつわるワークショップ(陶芸、ペレット燃料作り)やネイティブアメリカンに伝わる豊穣の神をデザインしたキャンプギアなどを販売するようです。

⑤ROLE YOURS(9/20~9/30)

個人的に仲良くさせてもらっている羽田純さんのデザイン事務所「ROLE/」で開かれる実験型古着ショップ。リメイクでもない古着の再利用。とても興味のあるテーマです!

全てではありませんが、来週末このようなイベントが開催されます!

と、ここまで書いてきて、自分の手帳を見ると、、、

なんと、仕事もいくつか入っていて、少ししか行けないことが発覚!!がーん。

今からどれに行こうか楽しみに悩みながら、来週末を迎えたいと思います!

それではまた!

2022年07月24日

【市民の動き】,【教育】,【自分の考え】

デジタルの環境を10代に!

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

先日、「富山オタクことちゃん」から、

「高岡にぴったりな気がするから絶対見に行った方がいい!」

と紹介があり、色んな地域を見ている彼女が言うなら「それはぜひ行かないとな!」と思い、

熊木高岡市議を誘って、金沢市にある「ミミミラボ」という施設を見学に行ってきました。

🟡富山オタクことちゃん🟡(@kotoyama_826)さん / Twitter

ミミミラボは1教室くらいのスペースで、10~18歳が対象の「デジタルに触れ、表現できる場」!

その特徴は、

・多様なデジタル機材(PC・ロボットプログラミング・3Dプリンター・楽器・VRゴーグル・レーザーカッターなど)が用意

・少し先を歩く大人(メンター)が常駐

そしてなんといっても、

・10~18歳なら誰でも「無料」

というものでした。

色んな楽器で作曲活動ができます
3Dプリンターで、
色んなものを作っていました。

「ミミミラボ」は、金沢市の三谷産業株式会社と、NPO法人みんなのコードが共同で運営する10代のためのクリエイティブラボ。

先ほどの写真のような様々なデジタル機器が「無料」で使え、

私が見学した時間も代わる代わる子どもが訪れ、

学校帰りにふらっと寄って、思い思いの創作活動をしていました。

開設からわずか1年。過去の作品も見せてもらいましたが、これが小学生に作れるのか!と思う作品ばかり。

また、衝撃を受けたのが、箸を忘れた人が「じゃあ3Dプリンターで作ろ!」とすぐに作っちゃったというエピソード!そんな発想があるなんて!

作品を見たり、このエピソードを聞いた時、

「私たちは子どもの可能性に知らず知らず蓋をしていないか…。都会にはこのような場があるかもしれない。けれど、生まれた場所に関係なく、やりたい人にはやれる環境を準備しなければならない!」と強烈な焦りを感じました。

思うに、学校の先生も一生懸命やっているとは思いますが、そもそも学校に色んな役割を求めるのは限界があります。

デジタル分野がまさにそう!

無理に学校で教えるのではなく、得意なことは得意な人に任せ、

地域全体で、放課後も含めた時間軸で、子どもを育んだ方がよっぽど子どものためだと考えます。

おそらく、子どもは環境が与えられれば、すぐにこのような機器を使いこなし、好きな子はどんどん先に進んでいくでしょう!最初のきっかけを与えるのが大人の役割!

そのために、各小学校ごとに、とは行かないでしょうが、例えば高岡市内にも1ヶ所はこのような場所があるべきだと思いました!

みんなのコードさんも、石川県に2ヶ所、高知県に1ヶ所拠点があるのですが、全国に増やしていきたい思いがあるとのことで、さっそく打ち合わせを重ねています。

また、たまたま高岡市にこられるので、ちょうどこれからお会いするのですが、

私たちが伺った数日後に、小林史明デジタル副大臣も「ミミミラボ」を訪れ、大変興味を持たれたとのこと。

国全体でこのような動きが加速することを期待しつつ、

そして少なくとも高岡市や富山県が全国に先んじて環境を整備できるよう、頑張りたいと思います!

それではまた!

2022年07月22日

【市民の動き】

1000人の高岡第九

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

みなさん、高岡市で数年に1度、「第九」が開催されているのをご存じですか?

「第九」とは、きっと一度はフレーズを聞いたことがある、ベートーヴェンの「第九」です。

(ベートーヴェンは若い時から難聴に苦しみ、「第九」を書きあげた時には耳がほとんど聴こえなかったと言われます。聞こえないのに音楽を作る、、、すごいことですよね…。)

その「第九」が、今年4年振りに高岡市で開催されます!

(これまでに県内では富山市、氷見市、黒部市などでも開催されたようですね。)

話すと長くなるのですが、私はサラリーマン時代に広島で5度ほど「第九」に参加したことがあり、

(「第九ひろしま」は毎年12月に開催されます。第九は「歓喜の歌」。フロイデ!(友よ!)と、平和や人類愛にも繋がる意味が込められた曲を、広島という地で歌うことに大変意義を感じていました。ちなみに「第九ひろしま」では、曲中最も有名であろう「練習番号M」の部分は観客も一緒に歌います。圧巻です。)

1人でも頭数がいた方がいいのでは?と思い、4年前も「高岡第九」に参加!

私いるの分かりますかね?

間違えました、こっちにいるはずがありません。

改めて、私いるの分かりますかね?

4年前の男女比は1:2くらいで、私自身心細かったため、今年も1人でも頭数いた方がいいだろう!

そしてやるからにはちゃんと練習も!と思い、9/3、9/4の本番に向けて、毎週水曜の2時間、練習に参加しています。

(合唱を指導してくださるのは長谷部律子先生(長らく高岡西高校で教えられていた?)と宮丸勝先生。第九部分は宮丸先生が中心なのですが、とっても盛り上げ上手で、ジャンルは違えど私も空手を指導しているものとして、とっても勉強になっています。)

高岡市は以前、「文化創造都市」と発信していました。

その後、いつの間にか「市民創造都市」に変わりましたが、

私はこの「文化創造都市」という言葉が好きです。

家族も大事。仕事も大事。

でも3つ目の場所。余暇活動も大事にする。余白と考えてもいいかもしれません。そんな方が多い街はきっと素敵な街、かっこいい街だろうな!と思っています。

スポーツには「するスポーツ、見るスポーツ、支えるスポーツ」という考え方があります。プレイヤーになることだけが重要なのではなく、3つともが大切なんだよ!という考えです。

音楽も一緒だと思います。

合唱団の申し込みは終わったようですが、「見る音楽、支える音楽」も大切です。

ということで、チケット販売中なので、ぜひお買い求めください(笑)!!

宮丸先生からは「あなたたちは入場料を取るステージに立つんだよ。遊びじゃないんだよ。」とよく言われます。私たちも一生懸命練習しますので!

そして「高岡第九」は数年に1度を予定しているそうです!第九を歌える方が多い街になったらかっこいいな!と思いますので、次回は一緒に挑戦しましょう!!

それでは、また!フロイデ!

2022年04月29日

【市民の動き】,【観光】

お祭が徐々に復活!~5月1日は高岡御車山祭~

2019年の高岡御車山祭

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

新型コロナ出現から2年以上が経過しました。

この間、準備作業の密集、観覧者の密着などの問題から多くのお祭が中止となりましたが、

コロナになって3年目。 中止、中止では、準備作業を含めた祭の伝統も引き継げなくなる心配があり、

また、感染状況が少しだけ落ち着いているということもあり、少しずつお祭を再開する動きがあります!

例えば高岡市まわりでは、毎年5月1日に開催されている「高岡御車山祭」が3年振りに7基勢ぞろいの予定!

一昨年は中止、昨年は1基のみの代替事業だったため、

本番、そして準備作業の継承のためにも、喜ばしいことだと感じております。

お祭関係者とお会いすると、みなさん大変いきいきとされていて、そういう姿を見ているだけでこちらも楽しい気持ちになります。

ただし、毎年15万人程度訪れるこのお祭。写真を見ても明らかですが、担い手、観覧者ともに大変密集した状態になってしまいます。

7基勢ぞろいするものの、感染対策として、担い手約600人にはPCR検査をし、観覧者には来場自粛をお願いしているようです。

私も観たい気持ちを抑えて、テレビ・webで生中継をするようなので、そちらで楽しみたいと思います。

毎年5月15日に行われていた伏木の「けんか山」も、開催日を第3金曜・土曜に変更(今年は5月20日・21日)して、3年振りに完全な形で運営するようです。

山車をぶつけ合う「かっちゃ」が有名なこのお祭。一昨年は神事もかっちゃも中止、昨年は県内ステージ2という状況でかっちゃが中止だったため、今年の完全開催は、伝統文化を次に繋げることができるため、こちらに対しても大変嬉しく思います。

一方、苦渋の決断で、今年度も中止にしたお祭もあります。

毎年9月に行われている「中田かかし祭」は感染防止の観点から中止となりました。

各町内で行われる「獅子舞」もやるところと中止するところに分かれるようです。

「やめる」判断も、もちろん尊重したいと思います。

その他でいうと、毎年8月1日~7日で行われている「高岡七夕まつり」は昨年も開催され、今年も開催予定と聞いております。

7月の「戸出七夕まつり」、9月の「つくりもんまつり」も高岡の代表的なお祭です。どちらもそろそろ開催かどうか判断されるのだと思いますが、「つくりもんまつり」は昨年リモートコンテストに切り替えたので、今年も何かしらの動きがあるのでしょう。

「お祭」は準備を含め多くの人が関わり、

そして多くの願いが込められるからか、居合わせるだけでなんとも楽しい気持ちになるので、私も大好きな催しです。

しかし、出現から2年が経過し、付き合い方が分かってきたとはいえ、コロナによって、リスクを極力減らすために関係者は大いに悩むことになりました。

「開催」か「中止」か、関係者は悩みに悩んで判断し、判断後も「これでよかったのか」心配の種は尽きないのではないでしょうか。

そうであるから、「開催」の判断も、「中止」の判断も、どちらも尊重したいと思います!そして、来年こそは、どのお祭も完全な形で開催され、多くの笑顔が溢れる1年になるといいなと思います!

2021年05月03日

【市民の動き】,【観光】

関野神社酒井さんを偲ぶ ~御車山祭の日を迎えて~

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

上記は2年前の「高岡御車山祭」の写真です。新型コロナウイルスの影響で、昨年は中止。今年も中止ではありましたが、祭りの保存継承のため、7基のうちの1基、小馬出町の山車のみ約740mの特別奉曳(ぶえい)が行われました。

豪華絢爛な山車に注目が集まりますが、実は高岡御車山祭は「関野神社」の春季例大祭です。

5月1日、御車山祭の日を迎え、追悼の意を込めて、先日亡くなられた関野神社禰宜酒井さんとの思い出について書きたいと思います。

私と酒井さんの出会いは2012年になります。その頃は東京に住んでおりましたが、夫婦お互いが高岡市出身であったため、関野神社で結婚式を挙げることに決めました。

私たちはオーソドックスな結婚式を考えていましたが、「一生に一度だから変わったことをしよう!」と次々提案くださったのが酒井さんです。

(結局、変わったことはしませんでしたが、)神職の堅いイメージとのギャップに驚き、強烈なインパクトがありました。

結婚式当日は高岡駅にもあるおりんを鳴らし祈願頂き、高岡らしい結婚式になったなぁとしみじみしたのを今でも覚えています。

その後2015年にUターンしてからは、お祓いや昼粥講などで時々訪れていましたが、2018年頃から、『ある相談』を受け、月1回のペースでお会いするようになりました。

相談のきっかけは癌からの復活でした。酒井さんは癌を患われましたが、治療の末克服されました。そして、一度死を覚悟したことで、「何も恐れるものはないので、大好きな高岡のために残りの命を使いたい」と決意をされたようです。

癌から復活された酒井さんは、高岡のある意味象徴であり、自身が禰宜を務める関野神社の例大祭「御車山祭」を、もっと市民から愛され、もっと市外の方にも楽しんでもらえるものにしたいと考えていました。そして、象徴である高岡御車山祭が変わることで、高岡市民に挑戦する気持ちをもってほしいし、元気を与えたい、と思っていたようです。

伝統ある祭りのため、違和感を感じる関係者もいらっしゃるかもしれませんが、酒井さんの考えを紹介させてください。

酒井さん曰く、「神事は伝統に則って行えばよい。しかし「祭り」は住民に楽しんでもらうためにやるものだ。伝統にこだわるのではなく、どうしたらより楽しんでもらえるか、どんどん変わっていっていい。」

関野神社のHP下部を見てもらえれば分かりますが、御車山祭は昔は3基の神輿を伴っているなど、今と同じではありません。御車山祭自体が変わってきて今の形になっているので、これからも変わっていい。酒井さんはそのような考えをお持ちでした。

高岡關野神社公式サイト | 富山県高岡市 | 日本 (takaokasekinojinjya.com)

私にされた『ある相談』とは、

「御車山祭の先頭をミッキーマウスに務めてもらいたい」

というものでした。

さすがに最初聞いた時は、頭が「?」になりましたが、

関野神社では巫女舞を行っており、その中に「浦安の舞」というものがあります。酒井さん曰く、浦安の舞を大勢が踊れる関野神社は日本有数なのだそうです。そして、「浦安の舞」の「浦安」はディズニーランドがある浦安市の名前の語源という説があります(諸説あるようです)。

関野神社の浦安の舞と、浦安市のディズニーランドで交流ができないだろうか、というものでした。

その後、打ち合わせを重ねる中で、いきなりミッキーマウスは難しそうなので、

一歩一歩階段を登りましょう、まずは高岡市民にもっと浦安の舞を見てもらいましょう、という方向になり、イオンモール高岡増床記念という形で、東二塚の獅子舞とコラボレーションし、浦安の舞を奉納しました。

その後も音楽や漆、食、そして高岡のことなどについて色々話してきましたが、

酒井さんは癌が再発し、3月23日帰らぬ人となりました。

「「祭り」はどんどん変わっていっていい」

伝統を守るべきだという意見もあるかもしれませんが、私は酒井さんのこの言葉に何か大事なことに気付かされた気がしています。これからも大切にしていきたい言葉です。

御車山祭と絡まない形になるかもしれませんが、酒井さんのためにもいつかミッキーマウスを高岡に呼んで、高岡の上空にいらっしゃるであろう酒井さんにもお見せしたいと思います。

実は、高岡駅の発車メロディーや、市内小中学校のチャイムは「おりん」の音になっています。これは酒井さんの発案、尽力のおかげだと聞いています。

目には見えませんが、高岡の「音」を私たちの身体に刷り込んでくれました。

おりんのチャイムを聞いた小中学生が大人になって、この街を引っ張っていく立場になった時、高岡市はまたひとつ変わるんじゃないか、、、そんなことを思っています。

酒井さん、私たちに色々なものを残してくれ、ありがとうございました。安らかにお休みください。

2020年12月12日

【公共交通】,【市民の動き】,【県議会】

城端線・氷見線のLRT化を高校生が考える

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

昨日は11月議会(11月に始まったのでそう呼びます)の教育警務委員会が開催されました。

その中で岡崎議員(社民党)から紹介があったのですが、

12/2(水)にKNBでこのような放送があったようです。

(動画)

リンク:JR城端線・氷見線のLRT化 高校生は… (knb.ne.jp)

(KNBより文章引用)

 JR城端線と氷見線をめぐってJR西日本と県、それに沿線の4つの市は先月、沿線の住民を対象にした利用調査を行い、LRT化に向けた検討が具体的に進みつつあります。この2つの路線を最も日常的に使っているのが、沿線の学校に通う高校生です。SDGsの1つに掲げられている「住み続けられる街づくり」に向け沿線の2つの高校の生徒が、利用者の視点から路線の将来を考えています。梅本記者のリポートです。

 氷見高校2年 佐藤勇太さん
「氷見市の海浜植物園の近くに新駅ができるかも、という話を聞いて一気に関心が湧いた」

 氷見高校普通科文理探究コース2年の佐藤勇太さんと島彰太さんです。氷見線のLRT化に関心を持ち、県内の先行事例である富山地方鉄道富山港線、旧ライトレールに実際に乗って、その利便性や効果を考えました。

 佐藤勇太さん
「ライトレールはパターンダイヤで等間隔に来るので時刻表を見ずに行動することができて楽だった。高齢者、いろんな年代の方々が利用しているので、それをみると賑やかで少し羨ましいなと思った」

 富山港線は、富山駅から岩瀬浜を結ぶ総延長7.7キロの路線です。赤字路線だったJR富山港線を軌道線として組み入れて整備し、誕生したのが2006年。低床車両の導入に加え、停留所を3か所増やして、運行は最短で10分間隔。利用者を順調に伸ばし、沿線の住宅増加に加えてことし3月の南北接続で、更なる効果に期待がかかります。

 一方、氷見線と城端線は、総延長45キロ余り。高岡駅を分岐点に、北は氷見から南は城端まで県西部を縦断しています。地鉄富山港線のほぼ6倍という距離をLRT化した場合の効果はいったいどれほどのものか…。

 2人は、城端線沿線で同じように利用する生徒が多い砺波高校の協力を仰ぎました。生徒のおよそ4割が城端線で通学している砺波高校。普通科の2年生4人が、同じように授業で城端線と氷見線のLRT化を考えていました。

 路線を利用する生徒同士、オンラインで忌憚のない意見を交わしました。

 氷見高校2年 島彰太さん
「自分たちだけで思っていても解決できないので、やはり多くの人に同じ意見を持ってもらうことが大切だとわかった」

 砺波高校2年 伊藤要さん
「利用者が増えなければこのLRT化の実現の可能性も下がるので、日ごろ利用しない人が利用してもらわなければ、増えないことがわかった」

 昨年度の城端線と氷見線の1日の輸送人員は、1キロあたりともに3000人を切っています。これは、国鉄からJRに民営化された1987年のほぼ6割で、国鉄時代の廃線基準だった4000人を下回る水準です。

 通学に多くが利用しているはずの砺波学校の生徒にアンケートをとったところ、LRT化の動きについて知っていたのは2割に届かず、LRT化の賛否についても6割が「わからない」と答えました。

 利用者増加には、まずは関心を持ってもらうことが重要だと考えた4人は、城端線沿線の3つの市を訪れ、LRT化に向けた取り組みや、JRが示している街づくりとの関わりについて尋ねました。

 高岡市総合交通課 佐伯貴之係長
「交通の活性化は街の活性化にもつながる」

 ただ一方で、富山港線に比べて距離が長いうえに砺波市や南砺市など、住宅が点在する地域での利用の促進には課題があると、生徒たちは考えています。

 砺波高校2年 浅島希美さん
「住み続けられる街づくりという、SDGsの11番目に注目して私はあまり毎日乗らないが、そういう乗らない人達ももっと城端線に乗るようになって地域が活性化できればと思ったので、実現するとなるとLRTよりも前に改善しなければならないことがたくさんあると…」

 打開策の1つとして砺波市は、城端線の駅などを予約制の乗り合いタクシーで結ぶデマンドタクシーの範囲を広げ、駅への2次交通を充実させたい考えです。

 夏野砺波市長
「広げるなら全市でやるしかないなと思っていて、いくつか課題を解決する必要があるが、これも放置できない課題だと思うので4年間のうちになんとか対応したいと思っている」

 沿線の高校にとって最も身近な交通手段である氷見線と城端線。利用者目線で考えられる生徒たちの視点は、LRT化に向けての貴重な意見と言えそうです。

 砺波高校の生徒たちは城端線のポスターを作って、校内だけでなく沿線の駅や高校にも貼り出し、必要性を考えるきっかけ作りをしたいと考えています。

岡崎議員は、
このような「社会的に議論となっている問題」を教育の題材として積極的に取り入れてはどうか?
という質問をされましたが、とてもいい質問だと感じました。私も賛成です。

それにしても、この高校生の一連の動きは、なんて素晴らしいのでしょうか?

子どもの時の関心事は、自分の周りの範囲になりがちかと思います。恥ずかしい話ですが、 私自身を振り返ってみるとまさしくそうでした!

しかし、この高校生は、交通手段に関心を持ち、

実際に先進事例の調査に行き、

他校の生徒と連絡を取り、オンラインで議論し、

3つの市役所を訪ねて課題を深掘りし、

「乗客増が必要」→それには「駅への2次交通を整備する必要がある」

と、1つのきっかけから、次々と発展させて問題を捉えています。

他校との交流や市役所訪問は緊張もしたでしょうが、本当に素晴らしい行動力だと思います。

この一連の動きは、まさに生きた学びではないでしょうか?学校の先生も市役所の職員も、恐らく多少のサポートがあったのかなーと思いますが、こういう「生徒の興味」を見逃さず拾って大きく育てる、そんな学校や市役所はとても素敵だなと思いました。

それが目的ではまったくありませんが、きっと生徒の地域への愛着は高まったのでは?

1件だけでなく、これからもこういう生徒のチャレンジを応援する地域でありたいです。

それではまた!

2020年10月06日

【市民の動き】,【自分の考え】

withコロナの映画イベントを開催

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

スポーツ、コンサート、祭、部活の試合、地域の行事…。

今年はコロナの影響であらゆるイベントが中止になりました。

また、学校は3〜5月の3ヶ月間、休校になりました。6月から再開したものの、あれはダメこれはダメが多く、子どもたちは今もなお大変ストレスが多い生活を送っていると感じます。

私は小学生を中心に空手を教えていますが、学校生活でいっぱいいっぱいで、習い事はやめたいという申し出がいくつかありました。

リスクのあることはなるべく中止にした方がよいのかもしれません。

しかし私はこんな時だからこそ、

大人が試されているように思います。

そこで、

子どもたちが、家族が、気兼ねなく心の底から思いっきり楽しめるものを何か提供できないか。

5月くらいからぼんやりと考え始め、実際に動き始めたのは7月に入ってから。

ソーシャルディスタンスを逆手に取り、家族だったらギュッとひとかたまりになれるのではと思い、

屋外で、家族ごとにきっちり距離を取り、マスクなどコロナ対策をしながら、

相談した富山テレビ、南砺市選出の安達孝彦県議とともに、

10/3(土)に井波は閑乗寺公園にて、大自然と星空の下で映画を観る、野外映画祭をやることに決めました。

(県議会議員の自分がやるべきなのかよく分かりませんでしたが、県民に少しでも前向きな話題を提供したい、と突っ走ってしまいました。)

10/3(土)

18時〜 パディントン(2014)日本語吹き替え

20時〜 シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014)字幕

2つ目の映画には、クバーノ、ブリスケットといった、見ているだけでよだれの出そうな料理が数々登場します。その料理を作り、会場でテイクアウトできる、そのようなチャレンジも実施することに。

当日の飲食店ブース

実施に向けて、県内の企業を回りました。

「地域の子どもたちのためになるのなら!」

「地元のために貢献させてくれ!」

と、訪れたほとんどの企業が好意的に受け止めてくださり、多くの企業がスポンサーになってくださいました。

結果、(コロナのため、家族数を絞ってではありましたが、)無料で一般の方をご招待するイベントとすることができました。

コロナで大変な企業もあったと思いますが、

地域を想うスポンサーの方々のおかげで本イベントが実施できました。本当にありがとうございました!!

(行政の補助金にほとんど頼らず実施できたのも、自分たちの自信になりました。)

当日は、400名を超える方がご来場くださいました。

曇り予報だったのに、映画が始まる直前に晴れ、星にも月にも夜景にも助けられ、最高の環境に!

スポンサーの方々、応援くださった方々、そして映画が大好きな俳優の斎藤工さんからもご縁で応援メッセージ、みなさんありがとうございます!

1本目の映画が終わった時も、2本目の映画が終わった時も、拍手が沸き起こり、「やってよかった」となんとも言えない感情に。

翌日朝、閑乗寺公園に戻り、たっぷり1時間ゴミ拾いをしましたが、全会場でたったこれだけ。

ほとんどゴミが無く、参加者のマナーにもイベントが助けられました。

天候というラッキー、初めてのことだからこそ協力くださったスポンサーなど、色々な要因が重なりここまで来られたため、また同じものができるとは思いませんが、県民が喜んだり、家族でゆっくり過ごす時間を提供できないか、また考えてみたいと思います。

それではまた!

2020年06月14日

【市民の動き】

医療従事者へのクラウドファンディング

富山県でコロナウイルス感染者が日に日に増えていった4/20のことでした。

「富山市民病院のニュースを見て、富山のために何かしたい」

高校の同級生で、ラクスル(株)CEOの松本恭攝氏(射水市出身)から1本の電話がかかってきました。

クラスター発生のニュースが全国放送され、それを見て心を痛めての電話でした。

私から富山県の状況を説明すると、

「すぐできることとして、富山市民病院にマスクを寄附する。しかし、単体の動きにしたくないから、何かできないか?」

市民病院へのマスクの動きはこちらのブログに書きましたが、

「行動を広げる」ということに関しては、freee(株)CMOの川西康之氏(高岡市出身)と(株)ニューピースCEOの高木新平氏(射水市出身)に呼びかけ、4/22に4人でZOOMミーティング。

「県出身者で同じように心を痛めている方は多いはず」

「状況を知ってもらい、その方が行動を起こせる受け皿を作れないか」

そのような会話を具現化する方法として、クラウドファンディングで寄附を募るという手段を検討することに。集まったお金で、危険と隣り合わせながら日々最前線で戦ってくださっている医療従事者へ物資を届けるものです。

私たちだけでやるという選択肢もありましたが、どうやったらよりインパクトを生み出せるか議論を重ね…。なるべく大きな動きにするために、県庁に一緒に進めないか提案。

コロナ対応でとても忙しかったと思いますが、GW直前4/30に県庁から「実施に向けて具体的に詰めたい」と返答が。

その後は私たちも県庁もGW返上で急ピッチで準備を進め(コンテンツ制作、応援団との調整、readyforとの調整、その他もろもろ)、5/8に記者会見と立ち上げを行うことができました。(細い糸をたぐるような、緊迫感のある1週間でした。)

現在クラウドファンディングと県へ直接を合わせて7,500万円を超える寄附が集まっています。知事や議員も報酬をカットし、カット分をこの基金に入れることに。

クラウドファンディングには、寄附くださった現在「1,091名」のコメントが。

https://readyfor.jp/projects/36617/comments

すべてのコメントを読んでおりますが、想いの詰まったお1人お1人のコメントを読むと、改めてこのプロジェクトをやってよかったなぁと感じます。

今回のプロジェクトを通して、いくつかの発見がありました。

一度も顔を合わせず、プロジェクトが進行

最初の電話から約2週間、実質的にはラスト1週間で形作りましたが、この間、4人+県庁+readyforは1度もリアルで会わず。

コロナで外出自粛が求められていたため、東京組の3人は1度も富山に来ずに、プロジェクトが進行しました。

記者会見もZOOMで実施。最後まで、人、モノの移動がなく、「想い」のやり取りだけでプロジェクトが完結する。withコロナ時代の新しい可能性を見た気がしました。

「これを作って」ではなく「私たちならこれができる」

コロナの問題が大きくなるにつれ、各方面から「基金を作り寄附を募ってはどうか」という声が上がりました。

その各方面からの声があったため今回の基金ができたのですが、県庁に「基金を作って」というだけで終わらせず、「私たちならその基金をこう広める」まで提案・実行したことが、県庁も一丸となって取り組んでくれた理由だと感じています。その先の展開イメージを共有し、自分もプロセスにコミットする。これからの議員活動においても忘れずにいたいと思います。

現代のインフラ

インフラといえば道路や橋ですが、ある方に「これは現代のインフラだ。あなたたちはインフラを作った」と言われました。

その方曰く、今回のプロジェクトは、県外在住の県出身者がモノや心を地元に届ける「道路」だったというのです。

富山県で生まれ、育っても、進学・就職・転勤・結婚、、、様々な理由で県外に住むことがあります。

しかし、今は離れていますが、地元を懐かしんだり、恩返しをしたいと思っている方も多いはず。Uターンや帰省という方法もありますが、物理的だけでなく、「モノ」や「心」を地元に届けられる、循環できるプラットフォームなのかもしれません(ふるさと納税も同じ趣旨ですね)。

この「循環」を、今回だけで終わらせず、継続的に生み出していきたいと思います。

嬉しいことがいくつも起こりました。

若手の呼びかけに、多くの県出身者がクラウドファンディングの応援団として加わってくださいました。また、ご自身は参加したいと思われているが、様々な理由で今回加われない方も多数いらっしゃいました。その方々の気持ちも、私たちのモチベーションに繋がりました。

たまたま発起人の4人が同じ高校だったため、「高校の後輩がこんな嬉しいことをやってくれたんだから、先輩として応援しない選択肢はない」と寄附くださった方もおられました。これも一種の「循環」で、かっこいい大人の背中を見た気がしました。自分もこういう人間になりたいなと。

先日、立ち上げメンバーがようやく富山に来てくれ、皆でお疲れ様会を。

井波にて

それぞれのメンバーが富山への想いを強くしたようです。プロジェクトのアイディアは彼らがほとんどでしたが、富山在住のものとして、架け橋の役割ができて本当によかったと思います。