2022年12月30日

11月定例会で私がした質問(1/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

時間が経ってしまいましたが、

12/6(火)に県議会本会議で質問しました!

今回はその質問内容と回答について書きます!長いので、いつものように、3つに分割します(質問構成の関係上、2つ目のパートがボリューム大)!

ちなみに、この日の早朝、サッカーW杯ベスト8をかけたクロアチア戦が行われまして、、、後1歩の大変悔しい気持ち!と同時に、勇気と希望をくれたチームへの感謝の気持ちが湧き上がった状態で、質問に臨みました。

おはようございます。本日私からは、合計14問を、分割して、質問します。

まず、「物価高への対応、と、円安を好機と捉えた政策について」というテーマで3問質問します。

エネルギー、食糧を中心に多くのモノの値段が上がっています。これには円安の影響も大きく、エネルギーは90%、食料は60%、外国から仕入れている日本の脆弱性を私も改めて感じました。

今議会を含め、今年に入ってから、物価高に対する多くの手当てが予算化されました。

しかし、「急激な物価高」は問題ですが、「物価高」自体は長らくデフレに悩んできた日本経済が目指してきたことでもあります。「物価高」単体で捉えるのではなく、「同時に給料増・賃上げ」が伴っていないことが課題であるのではないでしょうか?

賃上げに関しては、政府が経済界に対して要望することは度々ありますが、なぜ政府ばかりがするのか、都道府県単位でもしないのか、疑問に思ってきました。

今議会の知事の提案理由説明において、「景気の持ち直し」に言及がありました。また、「生産・消費の持ち直し」に関しては、知事就任以来2年間ずっと提案理由説明で言い続けてきました。県内上場企業の中間決算も発表されましたが、増収増益の企業も多かったところです。よいタイミングではないでしょうか?

(1)昨今の物価高に合わせ、従業員の給与が上がるよう、政府ばかりではなく、富山県も県内企業にメッセージを出すなど働きかけてはどうかと考えますが、新田知事に所見をお聞きします。

→(回答)賃金の引き上げは重要な課題。賃上げサポート補助金などを今年度新設した。前向きな投資→従業員の満足度向上や企業が元気に→賃上げ→消費拡大、という好循環に繋がるということを、様々な機会を捉えて私も発信したい。

先ほども少し触れましたが、円安も問題視されています。もちろん、輸入するものは高くなるなど、円安のデメリットはあります。一方で、円安のメリットもあります。例えば、輸出、そしてインバウンドです。

「円安」の手当てをするばかりではなく、そのメリットを最大限活かすために、チャンスと捉えて仕掛けることが大切ではないでしょうか?向こう数年で考えていたことも、この機を逃さないよう、前倒してやる、そのような大胆さが必要だと感じます。

そこで2問目ですが、

(2)円安で輸出には有利な状況です。この瞬間を逃さず、輸出を増やすために県として仕掛けていることは何か、これまでの取組状況と併せて、新田知事にお聞きします。

→(回答)円安の影響を受けて、本件の輸出は前年上半期に対して40%以上増加しているところ。今月、県内企業の進出ニーズの高いベトナムに、経済訪問団を派遣する。輸出拡大の契機としたい。

続いて、

(3)円安でインバウンドを呼び込むには有利な状況です。この瞬間を逃さず、海外観光客を増やすために県として仕掛けていることは何か、これまでの取組状況と併せて、南里地方創生局長にお聞きします。

→(回答)6月にシンガポール、11月にロンドンで、現地でのプロモーションや旅行会社の訪問を実施したところ、富山への高い関心や来県意欲があった。個人旅行客へ情報を届けるために、海外のインフルエンサーを招聘し、最新の情報を海外に発信した。今後も海外各地で観光説明会に出る。時期を逸することなく、円安メリットを活かしたインバウンド誘客に取り組む。

今回はここまで!

なお、映像は、

リンク:富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!