2018年10月10日

【市議会】

高岡市初「中学生議会」が開催!

高岡市議会議員の瀬川侑希です。

 

この夏、個人的にはとても嬉しいニュースがありました!

 

高岡市初となる「中学生議会」が開かれたのです!

 

20年前に中学生だった私も、傍聴席で「中学生議員」全員の質問を聞きました。

 

【中学生議会 概要】

・開催日:8月29日(水)

・参加者:市内12校から2名ずつ、計24人の中学生

 

 

実は、昨年の12月議会で私は「高校生や若者の議会を開いては?」と質問していたので、

形は変われど、若者の政治参加や街づくりへの関心形成、郷土教育にもつながる、中学生議会が開催されて非常に嬉しいです。

 

【中学生議員の質問(抜粋)】

・ 高岡にゆかりのあるYouTuberに新商品を使ってもらい、楽しく紹介する動画を配信してもらっては?

・ 今後、確実に外国人労働者が増えると考えるが、増えてからの対応ではなく、どのような準備をしておくか?

・ 高岡市は子どもの発達障害への取り組みは進んでいるように思うが、成人の発達障害への取り組みが足りないのではないか?

 

上記の質問は、その一部ですが、全体的に市議会議員1年生の私から見て中学生議員たちの質問には心動かされる点が多くありました。

・ 中学生ならではの視点があったこと

・ (上記の一方で)大人顔負けの深い考察・掘り下げがあったこと

自分の住んでいる地区のみに限定されるような質問がなく、高岡市全体を考える質問だったこと

「未来の高岡にはこうあってほしい」という、自分なりのビジョンに基づいた未来志向の質問だったこと

 

私自身、過去のブログにも書きましたが、

「〇〇校区代表ではなく、高岡市全体の代表」という姿勢と、

政策を考える際には「30年後の未来を想像した時に、いま必要だと思うこと」という基準を設けて活動しています。

http://segawayuki.net/blog/opinion/koku/

http://segawayuki.net/blog/opinion/「30年後」の未来に僕らは立っている/

 

中学生議員たちの質問にも、私と同じく、高岡市全体を見る姿勢や、未来志向を感じました。

早く、彼らが大人になって「高岡だいすき会」のメンバーになってくれないかな、と期待しています(笑)。

 

 

【中学生議員たちの感想】

後日、中学生議会に参加した生徒から、感想文が届きました。

全員がこの「中学生議会」の全てに満足したというわけではなかったようですが、

不満も含めて、非常にエネルギーに溢れた文章で、楽しく読ませて頂きました。

 

 

【今後の改善点】

今回、まず初めての開催ができたこと自体が高岡市にとっては一歩前進だと思います!

しかし、私たち大人側がもう一歩工夫できることがある、と私は考えます。

それは、「実際に予算の使い道を決める」ところまで持っていってほしいという事です。

 

「議場で提言する」ということと、

「実際に政策を実行にうつす」ということにはやはり大きな隔たりがあるからです。

 

参考事例として、愛知県新城市には「若者議会」というものがあります。

愛知県新城市は人口5万人程度の街ですが、2015年から、若者がまちづくり政策を検討し、実際に1,000万円の予算の使い道を決める、そういった機関を設置しました。

自分の考えを市が聞いてくれる、自分の考えが市の政策に繋がっているという体験は、

充実感となり、会社でいう愛社精神ならぬ、市を愛する気持ちに繋がるかと思います。

 

 

今回の中学生議会自体はごく低予算で開催できるものですが、

せっかくいい仕掛けをしているので、もう一歩踏み込み、若者が実際に少額でも予算決定ができる仕組みになれば、効果が倍増するのではないでしょうか?

 

中学生議員たちの感想に触れ、彼らが大人になる頃までに、絶対に今よりもさらによい高岡市にしよう、と想いを一層強くしました。

これからも頑張ります!!

2018年10月04日

【市議会】

9月定例会で私がした質問【財政健全化緊急プログラム・都市計画マスタープラン・防災】編

こんにちは、高岡市議会議員の瀬川侑希です。

 

前回のブログでは、9月定例会の質問のうち、「学校再編統合」に関するものだけを載せたので、今回はそれ以外の、

「財政健全化緊急プログラム」「都市計画マスタープラン」「防災」についての質問をご報告いたします。

 

【9月定例会一般質問 『財政健全化緊急プログラム』】
①財政健全化緊急プログラムは、約40億円の歳出超過を5年間で解消するというものだが、1年ごとの目標がある。年度の目標を達成するためには、月ごと、週ごと、より期間を細かく区切り、絶えずチェックをして軌道修正する事が欠かせない。

9月でちょうど半年なので途中経過について伺う。

今年度の歳入の確保について、市税を滞納されている方から徴収する事などで、昨年度より5,000万円歳入を増やすという目標だが、どれだけ達成できているのか?また、年度目標達成のために、今年度から取り組んでいる事はあるのか?

⇒(答弁)本年度から「滞納整理班」及び「収納班」の2班体制にし、業務内容を特化する事で徴収業務の強化を図った。8月末で2,420万円歳入を増やせているので、これを継続し、今年度目標を達成する。

 

②使用料・手数料の適正化やその他の施策(例:広告料収入やネーミングライツ、クラウドファンディング)で、2,000万円歳入を増やすという目標だが、半年経過してどれだけ達成できているのか?また、年度目標達成のために、これから何を改善していくべきと考えているか?

⇒(答弁)自販機設置やボールパーク高岡の広告掲載で、800万円の収益を上げた。また、ふるさと納税は8月末時点で前年度同期間より570万円増えている。ふるさと納税に関しては、納付が集中する年末に向けて新たな強化策に取り組みたい。

 

③3月定例会で私のした「稼ぐことをミッションとする部局横断的な部署をつくってはいかがか」という質問に、「全庁横断的なワーキンググループをつくりたい」という回答であった。これまでにこのワーキンググループでどのような成果があったのか?

⇒(答弁)3月にワーキンググループを設置し、議論を重ねてきた。本格実施は31年度以降になるが、実効性の高い、ふるさと納税や公有財産の活用については、今年度中に一定の成果を出したい。

 

 

【9月定例会一般質問 『都市計画マスタープラン』】
④「都市計画マスタープラン」と「立地適正化計画」について問う。この2つの計画は、おおむね20年後の都市の姿を展望しつつ、その先の将来も考慮して策定し、「居住誘導区域」や「都市機能誘導区域」を設定するもの。住居を居住誘導区域に誘導するため、現時点で検討している施策はどのようなものがあるのか?

⇒(答弁)居住誘導区域は、自動車を利用しなくても徒歩や公共交通を利活用しながら安心して暮らせるライフスタイルを提案するもので、長期的かつ緩やかに居住を誘導したい。子育て世帯や移住・定住者への居住支援、空き家・空き地の利活用などを検討している。

 

⑤居住誘導区域がありつつも、市民の気持ちとしては、少しでも費用を抑えながら住居を取得したいと思うものだし、不動産会社としても居住誘導区域から外れていてもリーズナブルな土地を紹介したいと思うものだ。計画を実行に移すには、不動産会社はキープレイヤーであり、不動産会社の協力なくして計画は進まないと思うが、不動産会社とどのように連携していくのか?

⇒(答弁)本計画の策定には宅建業協会にも参加してもらった。市と同協会がお互いの理解を深めながら、引き続き連携し、お互いの役割分担のもと施策に取り組んでいく。

 

 

←今年度の総合防災訓練

←今年度の総合防災訓練

【9月定例会一般質問 『防災』】
⑥今年は日本各地で大変痛ましい自然災害がいくつも発生した。記録的な猛暑、大阪府北部地震、西日本豪雨、そして9月に入ってからも北海道で大規模な地震が発生し、多くの尊い命が奪われた。

災害が頻発する中、私たちは今まで以上に災害に備える必要がある。

被害を最小限に防ぐには、いちに「自分の置かれている状況の認識」、にに「訓練」、さんに「実際の行動」、このスリーステップでの対策をすべきだと考える。
まずは、災害が起きやすい場所はどこか、実際に起きた時どこに避難すべきか、市民全員が、自分の置かれている状況を認識する事から始まる。その点で防災マップは有効なツールだと考えるが、現状防災マップは全戸配布されていない。すぐに全戸配布を徹底すべきではないか?

⇒(答弁)一部の方には届いていない。希望される方には市役所1階総合案内での配布を行っている。

 

⑦次に、「訓練」である。訓練をしているかどうかで避難のスピードが違うし、訓練の質が高まれば、被害を少しでも抑えられると考える。今年の災害を踏まえ、防災訓練に関し、どのような見直しを行ったのか?

⇒(答弁)近年の水害の増加を受け、昨年度より、水害想定の総合防災訓練を実施。

 

⑧そして、「実際の行動」だが、8月31日の大雨により、高岡市は1万人以上に避難勧告を出した。しかし、避難所に行かれたのは約40人であった結果をどのように受け止めているのか?

⇒(答弁)避難者については、避難の対象地域であるかどうかの理解、避難の方法などの周知が不足していた事もあったのではないか。

 

⑨西日本豪雨では、避難指示が実際の避難行動に繋がらないという問題点が浮き彫りになった。結果的に、策定していたハザードマップと同じように被害が広がり、早い段階で避難指示を出していたにも関わらず、多くの犠牲を伴ってしまった。高岡市でも避難行動に繋げるためには現状をそのままにする事なく、何らかの施策が必要と考えるが、見解は?

⇒(答弁)先ほどの総合防災訓練の他に、出前講座などを活用して地域ごとの避難行動についても周知を図っている。

 

 

以上が私がした質問です。

特に自然災害に関しては、予測を上回る災害も起こっております。他人事ではないと、市民が関心を持っている「今」だからこそ、少しでも被害を食い止めるために、できる備えはしていきたいと思って質問に立ちました。

2018年09月20日

【市議会】

9月定例会で私がした質問【学校再編統合】編

こんにちは、高岡市議会議員の瀬川侑希です。

高岡市議会は現在、9月定例会の会期中です。

私にとっては、今回が市議会議員になってから4回目の質問でした。任期としては11月で1年となるのですが、年4回しかできない質問としては、この9月定例会で1周した事になります。

私は、今回「どうしても」確認したい事があり、質問に臨みました。(冒頭の2枚の写真のような表情になってしまうくらい、気迫を込めて臨んだのです。)

その「どうしても」確認したい事というのは「学校再編統合」に関する質問でした。私の気迫が記者の方にも伝わったのか、富山新聞の「記者席」に取り上げていただきました。

この記事を読まれた方はいらっしゃいますでしょうか?

取り上げていただいた事は大変ありがたいと思っていますが、一方、私の意図はこれだけでは伝わらないと感じます。

そこで、今日のブログでは9月定例会で行った質問のうち「学校再編統合」に関する部分の全文を掲載します。

※後日、その他の質問(「財政健全化緊急プログラム」「都市計画マスタープラン」「防災」)についてもこのブログでご報告いたします。

 

【9月定例会一般質問 『学校再編統合』】

(略)

次の大きな項目として「学校再編統合」について伺います。

①まず、高校の話です。2021年度末で閉校となる高岡西高校の利用に関し、高岡市としてはどのようなアイディアがあるのか教えてください。高岡西高校は県の施設であり、跡地をどのように利用するかも基本的に県が考えるものだとは思います。しかし、石井富山県知事も「地元のニーズや希望を聞きたい」とおっしゃっています。高岡西高校は小学校に隣接しており、様々な可能性が考えられます。ぜひ、高岡市としての考えを聞かせてください。

 

次に小学校の話に移ります。6月議会に引き続き、五位中学校区の小学校再編を取り上げます。もちろん、ここに至るまで、地元においては、話し合いを重ねられ、要望をまとめられてきた、その努力には敬意を表しております。しかし、その後の高岡市の議論の進め方に疑問があるため、質問致します。

 

まず、ケーブルテレビなどでご覧の方もいますので、議論の前提となる事を時系列で話します。

4月から7月にかけて有識者による「高岡市教育将来構想検討会議」が開かれ、五位中学校区の小学校再編に関して、議論がなされました。

この間、市議会では、私が6月定例会の質問で新小学校建設にかかる建設費はいくらか、と質問を致しました。

7月27日に「高岡市教育将来構想検討会議」から教育長に、五位中学校隣接地に統合小学校を建設すべき、と報告がされました。

それを踏まえ、8月7日に市長と教育委員会による「高岡市総合教育会議」で、五位中学校隣接地に統合小学校を建設する事が決定されました。

一方、財政面からは、8月29日に有識者による「高岡市財政健全化アドバイザー会議」から、学校再編統合は、新小学校建設ではなく既存施設の活用を基本とする、との提言が市長にありました。

 

それらの事を踏まえて、質問してまいります。

②私から、6月の議会で、「新たに五位中学校区内に小学校を建設する際に必要な土地取得費と建設費をそれぞれ教えてください」という質問をしました。6月時点での回答は、「小学校建設の費用は今後算出していく」との事でしたが、その後費用は算出されましたでしょうか?予定している統合小学校に関し、土地取得費と建設費はいくらを想定しているのか、教えてください。

③というのも、8月7日に新小学校を五位中学校の隣の土地に建てる事を決定されました。隣の土地に建てるという事は、新たに高岡市が土地を取得するという事です。しかし、その事を話し合っていたはずの「高岡市教育将来構想検討会議」と「高岡市総合教育会議」では土地取得費と建設費の検討がなされなかったと認識しています。なぜ、費用面での検討がないまま、五位中学校隣接地に新しい小学校を整備することを決定できるのか、その見解を聞かせてください。

④次の質問に移ります。新小学校を建設すると、跡地利用の問題が1校分増える事になります。3小学校の跡地利用に関し、現時点でのアイディアはあるのか、教えてください。

⑤次に、この項目最後の質問として、高岡市が設置した2つの有識者会議を取り上げます。教育の事を話し合う「高岡市教育将来構想検討会議」と、財政の事を話し合う「高岡市財政健全化アドバイザー会議」です。くしくも、この2つの会議から正反対の提言がありました。「高岡市教育将来構想検討会議」では新小学校建設推進、「高岡市財政健全化アドバイザー会議」では新小学校建設ではなく既存施設の活用を基本とする、というものです。どちらも高岡市が設置した有識者会議です。今のままでは財政健全化アドバイザー会議の提言を1回目から破る事になってしまいます。市はこの2つの会議から出た提言、どちらを選択するのでしょうか?

 

もう一度言いますが、私がなぜ、この新小学校建設の問題を、6月議会に引き続き取り上げたかというと、市民の目線からみると、金額を知らないのに建設を決定するプロセスが、不可解にみえるからです。

 

マイホームを建てる際に、いくらかかるのか分からないまま「この場所に家を建てよう」という大事な決定をする家族がいるでしょうか?

あるいは、新社屋を建設する際に概算金額を知らないまま、建設場所を決定する企業はあるでしょうか?

 

高岡市はなぜこのような決定ができるのですか?

自分のお金ではなく、高岡市のお金だからこのような決定がなされているのではないでしょうか?

私は、今回みたいな決定を繰り返していたから、高岡市は今の財政状況になったのではないかと思います。どのような行政の分野でも、必ず費用について、議論のテーブルにあげて話し合う事を徹底してください。

(略)

以上が、今回『学校再編統合』に関して私が行った質問の全文です。「記者席」にあるように、今回の質問では明確な答えが得られませんでしたが、この思いが多くの市民の方に共有され、また市長や市役所のみなさんにも届くことを願っています。

 

(市の答弁要約)

①⇒県の今後の動向を注視してまいりたい。

②⇒今後内容を精査し、費用等を算出してまいる。

③⇒位置は、地域の状況に即して総合的に検討し、五位中学校の隣接地への建設が望ましいと確認された。

④⇒関係の方々のご意見をお聴きしながら、検討を進めてまいりたい。

⑤⇒高岡市財政健全化アドバイザー会議では、「小中学校等の再編統合にあたっては、教育の充実等に重きを置き、一方で限られた財源の有効活用を図る観点にも留意する必要があることから、既存施設の活用を基本としつつ、総合的な観点から再編統合を進めるよう助言する」との意見をいただいている。また、高岡市教育将来構想検討会議の提言においても、「厳しい財政状況を踏まえ、教育委員会においても限られた資源を集中して教育の充実に充てることができるよう、教育充実に向けた持続可能な体制を整える事が必要である。教育の充実に後れを取る事がないように、また、将来の世代に大きな負担を押し付けるような事とならないように」との意見が明記されている。このように両者において基本的な考え方は共有されており、教育委員会としても、限られた資源を最大限に活用し、持続可能な体制を整え、未来を担う子どもたちの教育の充実に、誠心誠意取り組んでまいりたい。

2018年07月03日

【市議会】

高岡市はまた過ちを繰り返すのか-小学校統廃合に思う

こんにちは、瀬川侑希です。

 

以前、ブログでこのような事を書きました。

「30年後」の未来に僕らは立っている

”よくも悪くも、30年前に決まった事の上に僕らは立っています。「今」の決定が「30年後」に「資産」にも「負の遺産」にもなりえます。「今」だけではなく「30年後」の未来にも責任をもって、『あれは俺らの時代に決定したんだぜ!』と子どもたちに誇れるような決断をしていきたいです!!”

 

新高岡駅が高岡駅と離れた場所に建つ事が決まったのは約30年前です。良い面も悪い面もあると思いますが、2つの駅の周辺整備をきっかけに高岡市の財政状況がここまで悪化する事になろうとは、恐らく30年前には予想できなかったのではないでしょうか。

※高岡市は新高岡駅の周辺整備に104億円、高岡駅の周辺整備に150億円を投資(2006年~2014年)

 

さて、そして現在、

高岡市では、小学校の統廃合が進められようとしています。

これには大きく3つの理由があります。

 

①子どもの数が減っている

市内小学生の数は、ピーク時の昭和56年の約40%になっています。

 

②小学校の維持管理費は子どもの数にあまり影響されない

教員の給与は国と県が負担しますのでこの表には表れませんが、それ以外の市町村が負担する部分を見ると、だいたい1小学校あたり年間3,000万円~4,000万円の維持管理費がかかっています。児童が少ない小学校と児童が多い小学校とで維持管理費には大きな差がないのです。

 

③教育の面でも、一定規模を維持した方がよいのではないか

現在高岡市では、1学年30人以下の小学校が6校存在します。少人数教育のよい面もあると思いますが、多様な同級生・多様な先生と出会うためにも、一定の規模は必要かと思います。

 

 

この大きく3つの理由から、高岡市では小学校の統廃合が検討されており、

まずは五位中学校区の東五位小学校、千鳥丘小学校、石堤小学校の統廃合が検討されています。

 

 

私は、小学校の統廃合には賛成の立場です。

しかし、今、高岡市では非常に不可解な決定がなされようとしています。

 

それは、3つの既存小学校のどれかを使うのではなく、統廃合に合わせ、新たに五位中学校隣に土地を取得し、新小学校を建設しようとするものです。

 

 

私は、高岡市の財政悪化の最大の原因は、

公共施設を作りすぎ、そして作ったのと同程度の量を手放せなかった事、

そしてその背景には、地域ごとの予算の引っ張り合いがあったと考えています。

 

例えば、3つの小学校の耐用年数を見ると、

通学区域など利便性を考えると石堤小学校は現実的でないかもしれませんが、

地区の中心である東五位小学校はまだまだ使える施設であり、

東五位小学校よりも古い小学校は高岡市に11校も存在します。

 

一方で、地元自治会からは、

このような意見書が出されており、

 

https://www.city.takaoka.toyama.jp/ksomu/kosodate/tekisei/documents/ikensho.pdf

 

奇しくも、この意見を反映する形で新小学校建設が進められようとしています。

 

これは、検討会議の議事録です。既存校舎では300人が限界だという意見が述べられています。

一方で、過去には東五位小学校に500人が通っていたという事実があるのに、

その事実には触れられずに会議は進んでいきました。

これには、「結論ありき」であり、検討会議とは名ばかりだと思わざるをえません。

 

 

小学校は統廃合していくべきだと思います。

しかし、なぜ、使える既存施設を使わず、新しい校舎を建設するのでしょうか?

一般に新小学校建設には30億ほどかかります。

まして、土地取得のためのお金も必要なので、総費用はもっとかかるのです。

教育にお金はかけるべきだと思いますが、それはハードにではなく、ソフトにかけるべきだと思います。

高岡市では公共施設を削減しようとしているのに、3校の跡地利用の問題も抱え、また公共施設が膨らみます。

 

こういう事をしていたから、高岡市は今の状況を迎えたのではないでしょうか?

昨年度末、市は市民説明会で何度も何度も謝罪していました。

同じ事を繰り返すならば、あの謝罪はなんだったのでしょうか?

年間60万円の費用を抑えるために、市役所内のエスカレーターを停めた、あの覚悟はなんだったのでしょうか?

 

今回の小学校統廃合は、これからの小学校統廃合のモデルとなります。

 

以前のブログにも書きましたが、

私たちが、「なぜ新幹線駅を現駅とくっつけてくれなかったのか?」と少なからず思ったように、

30年後、「なぜあの時期に小学校を建設したのか?小学校の建物ならもともとあったのに…。」と思われる気がしてなりません。

 

「500人以上の児童が通っていた実績があって、まだ耐用年数を迎えていない校舎がある。」ということを天秤に載せずに、「新校舎を建設すべき理由」だけを天秤に載せているような、

そんな進め方は正しい物事のはかり方なのでしょうか。

 

私は、この進め方に非常に憤っています。

進め方に納得いかない以上、新校舎建設には反対です。

高岡市はまた過ちを繰り返すのでしょうか。

 

※補足

今回のブログは、特に当該の地区にゆかりのある方々にとって、不愉快な内容だったかもしれません。ただ、私はこれがもし自分の出身学校だったとしても同じように進め方に憤り、既存校舎が利用できるうちの新校舎建設に反対します。(小学校の統廃合には賛成です。)

2018年06月22日

【市議会】

6月定例会で私がした質問

こんにちは、瀬川侑希です。

 

大雪に苦しんだのがつい先日のようですが、じりじりとした日差しの日が多くなってきました。

季節の変わり目、体調を崩しやすい季節ですので、お気を付けてお過ごしください。

 

今回は、6月定例会で私がした質問を掲載します。例によってこのシリーズは長いです…。

 

 

財政の再建を始めた高岡市であるため、事業を縮小する話が多くなってしまっていますが、

市民が安心して高岡市に住み続けるために、

子どもたちが「夢」を持てる街を作るために、

「必要な部分には」投資をしていかなければなりません。

また、すべての事業が市の貴重な財源を使って実施するものです。

その効果を少しでも高められるよう努めていくべきと考えます。

 

前半は、もう一工夫、もうひとひねりで、さらによい結果を生みだせないかという視点で、

例として今年に入ってから市内で行われた「ポーランドレスリングチームの合宿」と「THEドラえもん展」を題材に、

「ホストタウン」と「観光」、まず大きく2つのテーマを取り上げました。

 

最初に、大きな項目1つ目として、「ポーランドレスリングチームの合宿」を含む、東京オリンピック・パラリンピックに向けたホストタウン事業に関して。

①現在、高岡市は富山県内唯一の「ホストタウン」になっており、相手国ポーランドと相互交流を図っています。その一環として、先月、ポーランドレスリング女子チームと全日本女子チームの合同合宿が竹平記念体育館で行われました。世界レベルの競技力を間近で見ることができ、訪れた市民の方々には大変刺激になったのではと思います。

オリンピック、パラリンピック自体は東京を中心とした地域で行われますが、合宿や観光を通じて日本の様々な地域に海外の方々の目が向き、また地方に住んでいる私たちにとっても、海外の方々との交流が盛んになり、そして子どもたちが「世界」というものに意識が向くきっかけになればと願っています。

そこで、最初の質問です。「ホストタウンを通じて、高岡市はどのような街になりたいのか、高岡市の目標を教えてください。」

ホストタウンの取り組みは素晴らしいと思いますが、まだまだ市役所主導であり、市民と距離があるように思います。

「ホストタウンを通じて、こういう高岡市にしたいんだ!」と発信する事で、市民と思いが共有でき、一体感が生まれるのではないでしょうか。市民の盛り上がりや参加がなければ、高岡市はオリンピックが通り過ぎただけ、市民にとっては他人事、自分とは関係ないことに税金が使われた感覚になってしまいます。

⇒(答弁)ホストタウンの取り組みは、スポーツ振興だけではなく、人的、経済的、芸術・文化的な相互交流を通じて、市の魅力を磨き発信する格好の機会。スポーツの素晴らしさに触れ、スポーツや運動に気軽に参加する市民を増やしたい。スポーツ以外でも、市民のみなさまがそれぞれの得意分野で力を発揮し、国内外から高岡にお越しいただいたみなさまに、誇りと自信をもって高岡を案内する光景が、ここかしこで見られる街にしたい。

 

②次に、高岡市ではポーランドレスリングチームの、オリンピック直前合宿を含む3年連続の合宿開催が決まっていますが、「ポーランドレスリングチーム以外に、他の競技・他の国にアプローチはしないのでしょうか?」

高岡市はバドミントン競技が盛んですし、先月15日、アゼルバイジャン共和国の駐日特命全権大使が、石井富山県知事を表敬訪問され、富山県で合宿をしたい、との意向を示されたりもしています。市民にとって世界と交流できる機会です。積極的に取り組んではいかがでしょうか?

⇒(答弁)受け入れの可能性がある種目があれば、関係の団体とも連携を図りながら、実現にむけ協力していきたい。

 

③さて、ホストタウン関連事業として、合宿や大会が今後も定期的に開催されていきますが、取り組み始めたこの時期だからこそ高岡市に提案したいのは、会場での観戦だけでなく、会場に行くまで、会場からの帰りを利用し、市民の健康意識を高める施策を実施してはどうでしょうか?という事です。(前回のブログで書いた、市内飲料会社と連携した、健康づくりの提案をしました。同じ内容なので割愛。)

⇒(答弁)振興策を考え、気軽にできる運動をぜひ普及していきたい。

 

大きな項目の2つ目は、「THEドラえもん展」を含む、観光施策について。

④まず、3月16日から5月6日まで開催した、THEドラえもん展TAKAOKAについてですが、来場者は5万5千人を超え、幅広い世代に大変な好評をいただきました。開催にあたって、日本を代表するアーティストの方々との交渉は大変な事も多かったでしょうが、その苦労のかいあって大成功となりました。

中身ももちろん素晴らしかったのですが、私が今回嬉しかったのは、イベント開催前から、市役所の担当部署から「事業として黒字化する」という意気込みが感じられた事です。もちろん数字だけで測れない部分もあり、黒字にならなかったから失敗だというつもりもありませんが、「本企画展の高岡市としての収支を教えてください。」恐らく黒字になっているのではと思いますが、そうであれば、今回の経験を一過性のものにせず、市役所全体にも自治体経営の意識を広げるきっかけにしていただければと思います。

⇒(答弁)現在清算中だが、支出した金額相当の収入はありそう。

 

⑤さて、THEドラえもん展はSNSでの拡散効果が非常に大きかったと考えます。そこでもう一つお聞きします。フラッシュなどで作品を傷めないよう配慮が必要だと思いますが、「今後の美術館企画展でも、積極的に作品保有者と交渉するなどして、集客アップのために写真撮影を許可してはどうでしょうか。」

⇒(答弁)著作権者の権利保護や鑑賞環境確保に十分配慮しながら、できる限り写真撮影を可としていきたい。

 

⑥この項最後の質問として、市全体の観光施策について質問します。現在、高岡市も富山県も「台湾」からの観光誘致に力を入れています。一方で、欧米人観光客の訪問数は全国平均よりかなり少なく、逆に言うと、まだまだ伸びしろがあるように思います。そこで、「台湾をはじめとしたアジアの観光客だけではない、欧米の観光客に対する高岡市への誘致をどのように考えているか教えてください。」

⇒(答弁)欧米の観光客は観光消費額も大きいため、広域観光連携による周遊観光の促進、SNS等の活用による情報発信、関係機関への地道な働きかけを行い、誘客増につなげていきたい。

 

 

ここから後半です。大きな項目の3つ目として、現在の高岡市の最大の懸念事項である財政問題について伺いました。今回は、財政問題の中でも特に、今後避けては通れない、小学校の再編に注目して質問。小学校の再編は、財政の観点だけでなく、子どもの教育にとっても必要だと考えています。

⑦現在、高岡市は五位中学校区内の3つの小学校を統合する準備を進めています。そこで、まずお伺いします。「新たに区内に小学校を建設する際に必要な土地取得費と建設費をそれぞれ教えてください。また、3つの小学校を解体する場合に必要な費用と3つの小学校を解体しない場合の年間の維持管理費をそれぞれ教えてください。」

⇒(答弁)算定していない。解体しない場合の年間の維持管理費は、直近で廃校となった西広谷小学校では、年間約140万円であった。

 

⑧というのも、校区内の中心に近い東五位小学校は昭和50年に建設され、市内で東五位小学校よりも古い小学校は11校も存在します。新しい小学校とは言えませんが、耐用年数もまだ迎えていません。この状況を踏まえれば既存の小学校を使う案にも合理性があると思いますが、「なぜ既存の小学校を使わないのでしょうか?」

⇒(答弁)まだ決まっていない。4月に設置した「高岡市教育将来構想検討会議」で、既存の小学校を使うか、新しく建設するか、意見をいただく。

 

⑨また、「新たに小学校を建設する場合、特にプール建設に関わる費用と年間の維持管理費を教えてください。」プールは学校施設の中でも、特に季節性のある施設で、小学校の場合、夏しか使われません。一方で、市内には多くの民間の事業者が保有するプールがあります。「新たに小学校を建設する場合であっても、すべての施設を建設するのではなく、せめて特定の季節しか使わないプールは、民間のプールを活用するなどの方策は取れませんでしょうか?」

⇒(答弁)プール建設には約1億2000万円かかる。年間の維持管理費は約50万円。民間のプールの活用については、全国の先進的な取り組みの事例を今後把握していきたい。

 

⑩さらに、この小学校統合はこれから順次迎えるであろう、他の小学校統合のモデルケースとなります。

決して当該地区だけの問題ではありません。

今回、新小学校を建設する事で、「新しい校舎を建設することが前例になり、今後の小学校統合において、既存の建物を使う案を、検討しなくなる懸念はないのでしょうか?」「以前新しい小学校が建ったから、私たちの地区の小学校も統合するなら新しいものを作ってくれ」という声があがった場合、私たち市民が納得する説明ができるでしょうか?

高岡市は現在、公共施設削減を進めており、新小学校を建設し、既存の小学校の跡地利用の問題も抱えるとなると、スピード感がなくなるばかりか、さらに公共施設を抱える事になり、今後の財政に大きな影響を及ぼします。

「今」だけでない、「数十年後の未来」も考えた判断をぜひともお願い致します。

⇒(答弁)限られた財源である事を認識し、各学校が置かれた諸条件を踏まえ、その中で最大の教育効果が期待できる環境を整えていく。

 

最後の項目に。

⑪繰り返しになりますが、財政が厳しい高岡市ではありますが、「必要な部分には」投資をしていかなければなりません。

私は、これからの世代であったり、子どもたちに投資する、そんな街にしていきたいと考えていますが、高岡市は子どもたち、子育て世帯にかける予算がまだまだ少ないように感じます。

学童クラブに関して、2点質問します。まず、この項の1点目として、「核家族共働き世帯、また、ひとり親世帯が社会全体で増えている中で、高岡市の学童クラブ希望者数は今後10年でどのように変化していくと予想しているのでしょうか?」

というのも、日本政策投資銀行、北陸支店のレポートで、今後子どもの数自体は減っていくのに、核家族共働き世帯、あるいはひとり親世帯が増えているという社会情勢の変化によって、学童クラブ希望者数は北陸地域においても今後10年増えていく、というものがありました。高岡市における予測をお伺いしたいと思います。

⇒(答弁)高岡市も、就学児人口は減少していくが、学童クラブ希望者数は当面の間増加すると見込んでいる。

 

⑫そして、最後の質問として、「現在でも支援員の確保が困難な中、今後放課後児童クラブ希望者が増えるのであれば、抜本的な対策が必要だと思いますが、どのような検討を行っているのでしょうか?」

学童クラブは様々な懸念事項はありますが、学校後に子どもが集まる、ある意味稀な場になっています。それを利点と捉え、通常の授業ではできない、英語教育やプログラミング教育を教えたり工夫を凝らせば、高岡らしい独自の教育が実践できるのではないでしょうか?

⇒(答弁)今年度からシルバー人材センターの派遣事業を活用し、支援員の確保に努めている。現在の支援員は「地域の方の紹介」がきっかけの方が多いので、「支援員を募っている」ことを多くの市民に知っていただける環境づくりが効果的と分析している。

 

 

以上が私がした質問です。

この中でも特に、小学校統合の答弁は非常に不可解な回答でした。

再質問をして明らかになったのですが、

既存の小学校を使うか、新しく建設するか審議する「高岡市教育将来構想検討会議」にも、土地取得費や建設費は示していないとの事。

金額が分からないのに、どうして既存の小学校を使うか、新しく建設するか、決められるのでしょうか…。

 

高岡市は年間約60万円を節減するため、市役所内のエスカレーターを止めました。

エスカレーターがあった方が便利なのは分かります。しかし、私はこういった一つ一つの積み重ねが大切だと思います。

一般に小学校の建設費は20億~30億です…。

2018年04月03日

【市議会】

政務活動費の自主的な公開

高岡市議会議員の政務活動費は、

地方自治法第100条第14項から第16項までの規定により制定された

「高岡市政務活動費の交付等に関する条例」に基づき、

市政に関する調査研究など、市議会議員としての活動のための経費の一部として、

会派に交付されています。

 

平成29年度は議員1人につき、月額75,000円となっております。

 

政務活動費は、

申請があれば、議会事務局にて閲覧することもできますが、

少しでも透明な議会活動を、と思い、自主的に公開します。

 

全体としては、

82,741円の使用、

217,259円の返還となりました。

 

こちらは市政報告会で使用する、プロジェクター接続機器、レーザーポインター、スクリーンです。

議会活動以外には使用しませんが、事務機器は、規定により、全額ではなく半額での申請となります。

(プロジェクターは個人のものを使用します。)

 

こちらは会派事務所の賃借料です。

議会活動以外には使用しませんが、事務所賃借料も、規定により、全額ではなく半額での申請となります。

議会事務局へは物件の契約書も提出しておりますが、

個人情報も含まれるため、ここでは本写真のみとさせていただきます。

 

富山県の拉致議連年会費です。

 

富山新聞の購読料です。

 

以下、申請書類になります。

 

議員報酬、政務活動費は、市民の大切な税金であるという認識を決して忘れず、

できるだけ透明な議会活動を行っていこうと思います。

2018年03月23日

【市議会】

3月定例会で私がした質問(後半)

前回の続きです。写真は前回のものと若干角度が違います(笑)。

 

今回、前後半の質問全体を通して最も強調したかったのは、

市長が言う「稼ぐ力を伸ばす」を有言実行してほしいということ。

 

以前とは随分変わったようですが、

いまだ市役所内には「行政だから稼いではいけない」という空気が、なんとなく存在するように感じます。

しかし、それはまやかしです!

憲法にも法律にも「行政は稼いではいけない」なんて書いてありません。

 

いいサービス=安いサービス、ではなく、

いいサービス=満足度の高いサービス、と考え、

もちろん私たち市民も知恵を絞るので、高岡市には『稼ぐこと』をミッションにする部署を作るなど、収入にこだわってほしいと思っています。

 

 

では、本編に戻ります(笑)。

歳入、入ってくる方のお金に関して。

⑭財政再建のためには歳出の引き締めばかりではなく、歳入アップにも当然取り組むべきだ。8億の歳入アップがあれば、8億分の施策を来年度予算のように削らなくてすむ。

市長はつねづね「稼ぐ力を伸ばす」と言うが、財政健全化緊急プログラムをみると、プログラム40億円中、歳入アップは4億円。そのうち市税収納率アップ分は3億円だったので、「稼ぐ力」の部分はプラス1億円でしかない。

最初はふるさと納税について質問する。まず、高岡市は1年間でいくらの寄附金を目標にしているのか?

⇒(市長政策部長)目標額は設定していない。

 

⑮目標がないと、責任感がうまれないので、何事も目標を設定することが第一歩だと思う。県内でも氷見市は1年間で2億円近く寄附金を集め、来年度から富山市も1億円を目標にすると言っている。全国では70億円を超える自治体がある。税収入の増加が見込めず、歳入アップに貢献する稀有な制度がある中で、高岡市はなぜここまで目指さないのか?

⇒(市長)ふるさと納税とは、「ふるさとを大切にしたい」という方々、「まちづくりを応援したい」という全国の方々のお気持ちを反映するための仕組みであり、一定の額を目標として、例えば過度な返礼品を提供して獲得するという性格のものではない。一方、「支援したい」と思っていただけるような努力は必要であり、魅力的でユニークな施策展開とともに、それらを効果的に発信するプロモーションの充実を図る。

 

⑯平成27年度は6,400万円、平成28年度は4,600万円だった。平成29年度の現時点でのふるさと納税額はいくらなのか?

⇒(総務部長)2月末時点で、約4,900万円である。

 

⑰高岡市の上品な理念は分かる。返礼品を見れば、高岡市が売り出したいものも分かる。しかし、そこにマーケットのニーズという視点が抜け落ちていないか。というのも「ふるさとチョイス」や「さとふる」といったふるさと納税サイトをみても、全国のふるさと納税の返礼品ランキングで、上位はほとんど食べ物だ。高岡市は、返礼品では食べ物が人気であるという傾向を把握しているのか?

⇒(市長政策部長)肉や魚、野菜の人気が高いということは、承知している。

 

⑱これは提案だが、高岡市でも農産物、海産物、それらの加工品などが生産されている。また、県外からの訪問客から魚が美味しいなど食を評価する声をしばしば聞くが、高岡市は何故食べ物のラインナップを増やさないのか?食べ物は高岡市の自慢であり、ブランド化したものだけを出す必要もない。

⇒(市長政策部長)ますの寿しやかまぼこ、万葉米などの他、昆布〆めやかぶら寿しなどの食品も追加してきた。

←こういうことじゃない…。「ハレの日、ケの日」という言葉があるが、普段市民が食べているものに魅力があると私は思います。全国には返礼品発送を数回に分けて、季節ごとに旬のものをお届けする自治体もあります。生活者にどうやったら喜んでもらえるか、をもっと徹底的に考えてほしい。

 

⑲そもそも、市のHP上でふるさと納税の場所をなぜ右下のすみに置いているのか?HPはお店でいうと玄関だ。稼ごう稼ごう、と言っているのに、一番隅っこにボタンを置いていては矛盾しないか?市民、観光客、移住者、ふるさと納税を検討している人、それぞれ目的が違うのに一緒にしてしまっている。市のHPを訪れたのに、ふるさと納税のボタンが見つからず、検討をやめた人は少なからずいるはずだ。こんなもったいない機会損失はない。右下のすみにふるさと納税のボタンを置いている理由は?

⇒(市長政策部長)今後、目につきやすいよう、工夫を図っていく。

 

⑳次に、法隆寺釈迦三尊像プロジェクトについて。

本プロジェクトの成果をどのように捉えているか?

⇒(産業振興部長)18,000名余りの方が来場され、海外を含め多くのメディアに取り上げられた。また、成果として、伊勢志摩サミット1周年を記念したモニュメントの受注・制作に結び付いた他、国宝薬師寺東塔最上部の金属製飾りの修復を奈良県から請け負うなど、新たな需要を獲得している。

 

㉑私も、このプロジェクトは「まさに高岡ならでは」の、人に自慢したくなるようなプロジェクトで、とにかく素晴らしかったと思っている。高岡に伝統技術があり、それをつないできた方々がいたおかげで、成功したのだと思う。そこでだが、先ほど請け負い案件の紹介があったが、この経験をもって、「高岡市から」美術品保持団体や、美術品を保持する自治体に文化財のクローンを作る同様のプロジェクトを売り込んだことはあるのか?

⇒(産業振興部長)メディアへの発信の他、文化庁への訪問など、PRを進めている。このような中、先ほどの薬師寺の事案は、高岡市産業界が売り込みを行ったことにより受注に結び付いた。

←素晴らしい!この成功体験を高岡市は自慢に思って、どんどんセールスにチャレンジしてほしい。

 

㉒本プロジェクトで得た知見・経験をどうビジネス化していくかを含め、今後の方向性は?

⇒(市長)文化財修復や再現に関する技術水準の高さを情報発信するとともに、国内外の需要動向、市場の可能性などについて調査を進め、受注体制の構築を後押しし、文化財修復が産業として成立するよう努める。

 

㉓次に、市民病院の駐車場について。

市民病院の駐車場に誘導員を置いている理由は?

⇒(市民病院事務局長)駐車場が混雑するため。また、高齢者や障がい者の方々の介助も行うなど、利用者の安全確保を図っている。

 

㉔そう、混んでいる。その混む駐車場だが、病院利用者でない方にも使われている。また、ナンバーさえも外れているスクラップのような自動車があったり、これは大雪の時気づいたが、何週間も動いていない、放置自動車も多い。もちろん病院利用者は無料にするなど、患者に負担がいかないように配慮しつつ、例えば、民間の病院のように駐車場収入を検討できないのか?

⇒(市民病院事務局長)市民病院としても検討を行ってきたが、初期投資やランニングコストを考えると、収益の増加を図ることは難しいという判断。

 

㉕このように、ふるさと納税、釈迦三尊像プロジェクトの売り込み、駐車場収入と、収入増の施策を提案してきたが、収入アップの方法なんて山のように存在する。では、なぜ高岡市はそれができていないのか。
それは各部署で収入アップが、メインの業務になっておらず、通常業務の次の、二次的な仕事になったままだからではないか?「余裕があったら」とか「できれば」の気持ちで稼ぐ事はできない。
そうではなくて、市税収納率アップ以外の方法で、収入を増やすことを専門に考え、人事評価もその結果で受ける、「稼ぐ」事をミッションとする、部局横断的な部署を作ってはいかがか?

⇒(市長)総務部に新たに設置する財政構造改革担当次長のもと、全庁横断的なワーキンググループによる検討を行い、できることからスピード感を持って着手してまいる。

←本当にこれが機能すれば、高岡市にとって大きな一歩だと思います。期待しつつ、チェックしていきます。

 

最後は、未来ある子どもたちを対象とした、前向きな話題、おとぎの森公園の室内遊具について。

㉖富山県は雨が多いので(総務省によると富山県は年間降水日数が日本一)、多くの方から雨の日の遊び場に困っているという声を聞くので、まずは高岡市の決断に感謝申し上げる。私もこの実現をとても楽しみにしているのだが、新しく建物を建てずに、もともと子育て世代に人気の施設を利用していることが特によかったと思う。

既に報道機関に説明しており、おさらいになるが、現状、どのような遊具(種類、遊び場面積、対象年齢)を想定しているのか?

⇒(都市創造部長)1階には、300㎡の思い切り体を動かせる大型遊具を、また2階には、発育に応じて自由に遊ぶことができる低年齢層向けの木質遊具を想定している。

 

㉗どのようなプロセスで遊具を提供する業者を決定するのか?

⇒(都市創造部長)積極的な提案が期待されるプロポーザル方式によって。

 

㉘利用者は年間どの程度を想定しているのか?

⇒(都市創造部長)ひと月平均約1万人増の、年間70万人を目標。

 

㉙利用者が増えるとなると、週末を中心に現在でも駐車場がいっぱいになっているため、駐車場の問題が生じる。駐車場不足に関して、新幹線高架下も一案だが、主に平日に駐車場が必要な近隣の民間企業と連携して、平日は貸すが、休日は借りる、のようなシェアの考え方で、駐車場を貸し借りしてはどうか?

⇒(都市創造部長)新幹線高架下の利用の他、近隣の民間企業と連携した利用についても検討したい。

 

㉚利用者が増えれば、飲食店などの民間サービスへの需要も期待できる。人が集まる場だからこそ、行政も積極的にしかける事で、施設の価値が更に高まり、より訪れたい場所になると思う。例えば公園内への出店をサポートする計画はあるか?

⇒(都市創造部長)公園利用者の利便性や満足度の向上を図ってまいる。例えば、移動販売車などによる形態も想定されることから、出店スペースの提供等、どのようなサポートが可能か検討していきたい。

 

 

こんなに長い文章にお付き合いくださり、ありがとうございます。

今後よりよい質問をしたいので、お気づきの点があれば、メールなどでご指導ください!

2018年03月20日

【市議会】

3月定例会で私がした質問(前半)

こんにちは、瀬川侑希です。

 

今回は、3月定例会で私がした質問を掲載します。

長いので、前半と後半の2回に分けようと思います。(それでも長いです…。ご容赦ください…。)

 

まず、質問方法としては、12月定例会で行った「一括質問・一括答弁」ではなく、「一問一答」という方法を選択しました。

 

この2つの方法、大きくは、以下のような違いがあります。(すべて「高岡市議会の場合」です。「一問一答」が無い議会もあります。)

「一括質問・一括答弁」…質問時間は20分。質問者が全質問を続けてした後に、市役所側が一つ一つ回答する。答弁者は市役所側が決める。

「一問一答」…質問時間は25分。質問者と答弁者が一つの質問ずつ交互に話す。答弁者は質問者が指定できる。12月定例会と3月定例会のどちらかでしか選択できない。

 

3月定例会は来年度の予算を決める議会であるため、少しでも質問時間を確保したかったのと、

「一問一答」には答弁者を指定できるという仕組みがあり、高岡市の方向を決める質問はぜひ市長に答弁頂きたかったので、今回はこの方法を選択しました。

 

 

中身に関しては、

まず、予算全体や、財政健全化緊急プログラムについてなど、大きな話から始め、その後、各論に移っていきました。

 

はじめに、平成30年度予算について。

①2月に高岡市は平成30年度予算を発表した。私が特に注目したのは、市債残高の見込みだ。今年度末に1,148億円になろうとしている市債残高だが、平成30年度は21億円減らして1,127億円に、さらに将来の予測まで出しており、平成31年度は8億円減らす、平成32年度は11億円減らす、という見込みをたてている。

このように市債残高を減らした当初予算は評価する。ただし、ここでおさらいしておきたいのは、平成29年度、つまり今年度当初予算編成時も市債残高が減る見込みだったという事。前年度より20億円減らす、という目標を立てていた。それにも関わらず、結局市債残高が前年度と比べて増えているが、この原因は?

⇒(総務部長)退職手当債などを盛り込んだ補正予算を上程した影響が大きい。

 

②来年度も今年度のように、減らす計画は立てたが、市債残高が最終的に前年度より増えることはあるのか?

⇒(総務部長)補正予算で市債が多少増加する事が考えられるが、平成30年度末の市債残高は前年度を下回る

←これができれば、11年振りに市債残高が減る事になります(橘市長時代以来)ので、とても期待しております。

 

③来年度、市債残高が最終的に増えないために、どのような目標、そして対策をたてているのか?

⇒(総務部長)元金償還額は84億円。補正予算を含めて、市債発行額を75億円以内とし、元金償還額を超えないよう厳守する。

 

次に、財政健全化緊急プログラムについて。

④財政健全化緊急プログラムは、約40億円の歳出超過を5年間で解消するというものだが、人件費も5億円減らす、という目標になっているので、人件費に注目して質問する。

そもそも、緊急プログラムを説明した資料の1ページ目に「H22-28年度の比較で人件費を約18億円圧縮してきた」との説明だが、非常勤職員の賃金も含めた総人件費か?

⇒(総務部長)含んでいない。

 

⑤なぜ、私がこれを聞いたかと言うと、市民説明会などでも高岡市は「職員数を減らしてきた減らしてきた」と人数も出して説明してきた。確かに、正規雇用職員数はH22-28年度の比較で168人減っている。しかし、非常勤職員数は、逆に152人増えている。H22-28年度の比較で、非常勤職員の賃金はいくらからいくらになったのか?

⇒(総務部長)11.4億円から15.3億円になった。

 

⑥これでは正規雇用職員を減らして非常勤職員に置き換えただけのように見えないか?

⇒(総務部長)非常勤職員のほとんどは勤務時間30時間以下の短時間である。高岡西部総合公園の管理、保育士、医師事務作業補助など、ニーズへの対応が主な要因。

 

⑦そもそも仕事量が減っていないのに、職員数を減らすのはいかがかと思うが、正規雇用職員数同様、目標は少なくとも持つべきだと思う。非常勤の職員数に対する目標はあるのか?

⇒(総務部長)目標数は掲げていないが、今後とも情勢に合わせて適切に管理したい。

 

⑧今後市民や報道機関に職員数削減の成果を公表する際は、正規雇用職員数だけを取り上げるのではなく、非常勤職員数の動向を合わせて全体像を示すべきではないか?

⇒(総務部長)非常勤職員の勤務時間は様々なので、一概に人数のみでの比較に馴染まないが、今後検討する。

 

財政健全化緊急プログラムは約40億円の構造的な歳出超過を5年間で解消するというプログラム。私は、これはこれで大事なことだと思いつつも、誤解を恐れずにいうと、一方で非常に表面的なことだとも思っている。というのも、この40億円を解消しても、高岡市には、依然として1,100億円という大きな大きな負債が残っているからだ。この40億円の奥に控える、1,100億円を超える市債残高に対しては、どのような返済計画か?

⇒(市長)元金償還額よりも少ない市債発行額に抑制し、市債残高を着実に削減していく。

 

ここからは各論に。まず、歳出、出ていく方のお金に関して。

⑩京田踏切の工事に関して、現在想定の線路の下を通る工事の費用見込みと、工期は?

⇒(都市創造部長)費用見込みは約50億円、工期は8年~10年。

 

⑪駅南から清水町に向かう「関町」の踏切のように、平面の4車線化にする場合の検討は行ったのか?

⇒(都市創造部長)道路法では、道路と鉄道の交差方式は、原則として立体交差とされているため、平面の4車線化は検討していない。

 

⑫高架にする場合との費用の比較は行ったのか?

⇒各案は県道高岡庄川線への接続を前提としている。高架方式では、アプローチが長くなることから、県道を現位置のままとしてインターチェンジのようにランプ線を経由して接続する場合で約46億円、県道を西側に移設して接続する場合で約30億円と試算。

 

⑬経済性は工法を決定するあくまで一つの要因だと思うが、線路の下を通る工事を選択する際に、費用面以外でどのような検討を行ったのか?

⇒費用面以外では、県道高岡庄川線への安全で円滑な接続の確保、立体交差化に伴う周辺市街地への影響や、新幹線の駅前としてふさわしい景観などの面から検討した。

←重要な路線だとは理解しつつも、金額が金額なので、これからの工事で少しでも費用を抑えることをお願いしました。

 

後半に続きます!

2018年03月05日

【市議会】

3月議会の大仕事:予算案のチェック

おはようございます、瀬川侑希です。

 

3/1(木)から高岡市議会では3月定例会が始まっていますが、

3月議会は来年度の予算を決める、年間で最も案件の多い議会です。

当然、市議会議員は案件をチェックするのが仕事なので、年間で最も忙しくなります。

 

 

とにかくチェックしなければならない、「量」がものすごいんです…。

どのくらいの量かと言うと、、、

 

こちらが予算書の表紙です。

 

ページ毎に事業案件がびっしり書かれており、

 

なんとそれが600ページ以上あります。

 

そして、今年の予算書だけを見ていても傾向が分からないので、当然昨年の予算書と比べなければいけません。

 

 

また、この予算書、見れば終わりなわけではありません。

例えば、この「リノベーションまちづくり事業費」は1,000万円が計上されていますが、

そもそもどういう内容なのか、は担当部署に直接ヒアリングに行かないと詳しい事が分かりません。

 

さらに、1,000万円は事業のトータル予算であり、

人件費はいくらで、物品がいくらで、告知の費用がいくらで、といった予算の内訳は、

やっぱり担当部署に直接ヒアリングに行かないと分かりません。

 

あくまでこの分厚い予算書はヒアリングのきっかけであり、

これを基に、市議会議員は市役所内を走り回り、必要性・妥当性をヒアリングして検証する事になります。

 

 

さらにさらに悩ましいのは、

この予算書が出てくるのが2月の下旬だという事!

3月議会で予算を決めてしまうので、とにかく時間がありません。

 

もうちょっと早くもらいたいな、と思わなくもありませんが(苦笑)、

来年度の予算なので、どうしてもそのような時期になってしまう事も分かりますし、

各部署がギリギリまで折衝した結果ですので、

この日程でなんとかするしかありません。

 

ただ一つ言えるのは、

「時間がなかったので、チェックできませんでした」とは市民に対して絶対に言えない事。

配られる前からも、できる事から準備を始め、チェック機関としての役割を全うします!

2018年03月02日

【市議会】

高岡市公共施設マネジメント推進委員会

こんにちは、瀬川侑希です。

 

高岡市は、昨年11月に「公共施設再編計画(素案)」を発表しましたが、

計算してかどうか、

同時期に明るみになった財政問題と一緒になって市民のみなさまに伝わったので、ものすごいエネルギーで反発が起こっています。

 

賛否両論あると思いますが、

私は、それぞれに問題は問題だが、財政問題と公共施設再編計画は分けて考えるべきではないか、と考えています。そして、公共施設再編はつらいけれども、進めるべきではないか、とも考えています。

というのも、公共施設再編計画はなぜ議論され始めたのか?

その最も大きな理由は、「市の人口がこの先20年で15%減る」という紛れもない現実に直面しているからなのです。

←高岡市発表の資料より

 

もちろん、出生率を上げる、移住を促すなど、人口減少を抑える努力は少なからずやっています。

しかし、現時点で人口減少を止められるほどのインパクトにはなっておらず、

私たちは「今や、人口がどんどん増え、経済がどんどんよくなった右肩上がりの時代ではない。人口が減少している時代なんだ」という事実に、逃げずに向き合わなくてはいけないと思っています。

 

 

さて、2/22(木)に「第3回高岡市公共施設マネジメント推進委員会」が開催されました。

高岡市の公共施設はどうあるべきかと議論する、有識者会議です。

 

私は、公共施設再編は進めるべきだとの考えではあるものの、個別の議論がなく、廃止リストをいきなり発表した「進め方」は大変まずかったと思っています。

そのため、傍聴しかできない事も分かっていましたが、「厳しい市民の声がこの会議に本当に届いているのか。届いていないのではないか!」と、ひねくれた見方をしながら会議を聞きにいき、恥ずかしい思いをしてしまいました。

 

というのも、あくまで個人の感想ですが、とても議論が活発で、とても人間くさい会議だったのです。

 

まず、年齢層が若い。

この手の会議をいくつも見た事がありますが、紳士で構成される事が多く、今回もそうだと思っていました。

しかし、「未来の公共施設を決める会議」という事で、市役所側が意識的に若い方を入れたようです。

 

次に、市民目線が端々から感じられた事。

大学教授、弁護士、日本政策投資銀行など、様々な経歴の方で構成されていましたが、

「市民の安心・安全がまず優先」

「市民の不安に対して説明が足りていない」

など、『いち市民として』『いち生活者として』の感覚を前提としてもった上での発言が多いと感じました。

その上で、

「色々な意見に左右されないよう、客観的な指標に基づかなければならなかったので、厳しい意見が出てくるのも分かる。しかし、それでも進めていかなければならない」

と、苦しそうに発言されている姿を見て、「こういう方たちだったら任せられるな」という気持ちが湧いてきました。

 

その他、会議での発言の一端をご紹介させて頂きます。

(ブログでこの会議の事を書かないと、と思ったはいいが、あの場だからこその空気感みたいなものがあり、、、うまく伝えられずすみません。)

 

「個別の積み上げから入ると中々進まないので、一定の基準で整理するしかなかったのだから、そこは自信をもって進めてほしい」

「厳しい財政状況であっても進めていかなければならないが、安全面と教育面は第一に優先してほしい」

「避難所はしっかり確保しなければならない」

「公共施設の再編は、本来、選択肢がただ抜け落ちていくという話ではないのに、そういう伝え方をしてしまっている」

「今年の3月には、上場企業が過去最大の利益を出すと見込まれている。これは、失われた20年の間に企業が取り組んできた努力が実った成果であり、高岡市も今回のピンチをチャンスと捉えて努力するしかない」

 

また、

「長慶寺プールは市民からの要望も多かったが、やはり維持できないものか」

という発言があった際、市役所側が、

「利用者の安全を第一優先に考えたい。地震があった際、市民の命に関わる!仮に民間譲渡を行う場合も、耐震化が絶対条件だ」

と語気を強めて答えていましたが、憎くて施設を無くしたい人間なんかいないのだと感じました。

 

 

市役所はこれから個別の施設に関して、丁寧に、積極的に場を設けて説明していくとの事。市民の不満が大きい事は日頃から肌で感じます。とことん市民と話す事しか解決策はないと思うので、市役所には頑張ってほしい。