2019年02月21日

【速報】高岡市の平成31年度予算案

こんばんは、高岡市議会議員の瀬川侑希です。

本日、市長の記者会見があり、平成31年度の予算案が発表されました。

今回は用語も難しいですし、資料や数字ばっかりです。

速報としてお伝えしますが、ポイントは文章で書くように意識したつもりですので、重く感じられる方は、資料は読み飛ばしてください。

また、2/26(火)に詳細が届くため、私自身もまだ細かい部分は把握できていないことをご了承ください。

まず、一般会計は前年度-21億円の656億円です。3年連続の前年割れ予算です。まぁ、当然ですね。

中身を見ると、歳入は、

歳出は、

となっています。

【歳入】

市税は、個人市民税と固定資産税の伸びを見込み、

地方消費税交付金は、10月からの消費税アップを見込んで、伸びる想定です。

市債発行は昨年度より10億円抑え、54億円です。

【歳出】

民生費、土木費、消防費の減の理由はまだ分かりません。

教育費は、五位中学校横に、新小学校のための用地を取得するため、増となっています。

よく予算発表には「こういう想いで策定した!」と伝えるためにネーミングがつくのですが、今回の予算は、

『持続可能な未来を拓く足がかり予算』

というネーミングになっています。「足がかり」とは「きっかけ」という意味ですね。

予算への想い、と、代表的な事業も発表していますので、紹介します。括弧の中は千円単位の金額で、さらに括弧の中は前年度の予算です。

最後に、みなさんが一番気になるのは、「財政再建は今どんな状況なんだ?」ということではないでしょうか?

結論を先に言うと、市の回答としては、「計画より若干速いペースで再建は進んでいる」ということでした。

ここも削るのかよ、という部分は多分にありますが、全体としては順調に進んでいるようです。

1年前に発表した「財政健全化緊急プログラム」の進捗状況も、今日発表しています。

毎年8億円ずつ改善して5年で40億円を改善したい、としておりましたが、31年度は10億円改善できる見込みです。

依然として歳出超過には変わりありませんが、残り20億円になります。

今回はここまでとさせていただきます。

この後、2/26(火)に詳細な予算書が届き、突っ込んで審議していくことになります。

3月議会は3/1(金)から始まります。