2019年09月25日
県西部選出議員によるリレー
おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。
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前回のブログで、全天候型多目的施設について書きましたが、今回も関連して。
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昨日の県議会では、予算特別委員会が開かれ、5人が登壇しました。
たまたま5人ともが県西部出身であったこともあり、全員が全天候型多目的施設についてそれぞれの視点で質問。
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角度は様々でしたが、その方なりの「色」が出たといいますか、
同じテーマを様々な角度から取り上げるのは、「これぞ議会の役割」のように感じましたし、
深堀りされて、何より聞いていて分かりやすかったです。
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というのも、
議会として1つにまとまることはもちろん大切ですが(そして、これがとても難しい!と日々感じます)、
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一方で、
よく、コップを横から見るのと、下から見るの、上から見るのでは、見え方が違う。というようなことも言われますが、
行政側から示される案件を、多様な県民の代弁者として、議員がそれぞれの視点でチェックすることは、これも議会にとって大切ではないかと思います。
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本会議や予算特別委員会では質問時間が1人1時間と決まっています。
各議員、他にも取り上げたいテーマがあれば、1つのテーマへの時間は限られ、中には消化不良となる場合も。(①)
また、行政側からの返答は事前に分からないので、返答に対して「瞬間」で理解しなくてはならず、その場では思いつかなくても、
「(あの返答に対して、こう深堀りしておけばよかったな…)」
と質問時間が終わってから反省することもしばしば。(②)
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①②の点からも、質問者同士が協力することで、そのテーマを取り上げる時間は増えますし、行政側からの返答を受けて、(他の人に言ってもらう方法を採れば)考える時間も確保でき、とてもよい試みだったように思います。
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川島さん(先鋒)は、県のスポーツ施設の所在地を示しながら、その多くが富山市にあることを指摘し、「富山一極集中になっているのではないか!」という主張を。
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永森さん(次鋒)は、富山駅前と新高岡駅前の航空写真を示しながら、新高岡駅前の優位性を主張したり、「財源の面でも、高岡市と協力して建設したらどうか」と提案。
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井加田さん(中堅)は当初、このテーマを取り上げるつもりはなかったようですが、即興で「私は、身の丈に合ったものを建設すべきだと思う」と触れ、その対応力は素晴らしいな、と思いました。
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武田さん(副将)は、災害時は避難所となるため、災害からのリスク分散の観点からも、「富山市への施設集中は避けるべきだ!」と議論を展開。
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山本さん(大将)は、「武道館とアリーナは別の議論だったが、途中から一緒になった。武道館は富山駅周辺でよいと思うが、アリーナは県西部のシンボルとなるものとして別途建設すべきではないか」と主張。
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答弁を聞く限り、知事は「富山駅北口前」で腹を決めているように感じましたが、、、
11月議会では私にも出番があるので、高岡出身だから高岡に建設すべき、というのではなく、高岡に建設した方が県側にとってもメリットがある!と、そういった議論を展開したいと思います。