2023年09月06日

北陸新幹線、遂に福井県へ

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

8月30日。北陸新幹線の金沢~敦賀間の開業日が3/16(土)であること、並びに運行本数が発表されました!

2015年の長野~金沢間開業時も約半年前の8月に運行本数が発表されたため、今回も8月に発表されるのでは?と予想していましたが、
実際に発表されると、沿線の機運が一段と高まったように思います。

金沢~敦賀間の開業で、私の住む高岡から大阪までは約30分縮まり、最短2時間26分で行けることになります。

たかだか30分と思われるかもしれませんが、
「2時間30分」というのは移動や移動手段を選択する1つの分かれ目とも言われており、関西圏との交流がより活発になるでしょうし、念願の大阪延伸がますます期待されます。

さて、今回発表になった、その運行本数はこちらです。

【北陸新幹線】

2023年8月30日発表 JRニュースリリースより

発表を受けて、私のところにも色々なご意見が届きましたが、中でも1番多かったのが、

「かがやきが停まらないじゃないか!小松より西は停まるのに!」

と、発表を残念がる声です。

確かに、長年要望している「かがやきの新高岡駅停車」は今回も実現しませんでした。

しかし、要望をする一方で、より大切なのは・先にやらなければいけないのは、

「JRにかがやきを停めたいと思ってもらえる街を作ること」

だと、私はずっと思っています。

現在も少し遅いタイプの「はくたか」は新高岡駅に停まっています。乗降者が多ければ、採算が採れる!と「合理的に」JRは判断するでしょう。

また、東京との接続で見ると、

新高岡駅は、はくたかの5+9=14往復あるのに対し、

例えば小松駅は、かがやき2+はくたか5=9往復となっています。

かがやきは停まりませんが、私たちにしかないものもあるのです。

「木を見て、森を見ず」

という言葉もありますが、俯瞰すると見えてくるものもあります。

とはいえ、繰り返しになりますが、最も大事なのは、

「停まりたくなる、訪れたるなる街」にしていくこと。

もちろんハードもそうですが、先日ある方にこのような投げかけをされました。

「初めて訪れた街で、挨拶が多いとどういう印象を持ちますか?逆に挨拶が無かったり、すれ違う人がしかめっ面だったらどういう印象を持ちますか?みなさんの街は現状どちらですか?」

挨拶はひとつの例ですが、ハードだけでもいけない!私たちには、まだまだできることがある!

改めてそう思わされました。

私たち自身が暮らしを楽しみ、訪れる方をもてなし、楽しい思いをした方がリピーターになったり、新しい方の訪問に繋がる。

「訪れたくなる」そういう街を一緒に作っていきましょう!

また、これで北陸新幹線が北陸3県繋がります。

共通点が多いこの3県。

域外・海外にアピールするにも、各県バラバラではなく、

「北陸」「HOKURIKU」

としてまとまってパワーを発揮したいですね!

そのためにも、この3県、もっと行き来し、もっと交流していきたいですね!

それでは、また!