2023年07月30日

6月定例会で私がした質問(1/3)

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です!

すみません!!

な、ん、と、、、4月11日以来の更新です…。

完全に言い訳ですが、、、

4月からの2期目に入ってから、ありがたいことに以前よりも多くの相談が来るようになり、、、まとまった時間を見つけるのが難しくなってしまい、ブログ全然更新できておりませんでした…。

しかし、発信も議員の大事な仕事です。やっとペースが掴めてきたので、時間は作るもの!時間を作って、少しずつ更新していきます!

久しぶりの更新の1発目は、6月に行った県議会での一般質問に関してです!

私がした質問と回答を、

長いので、いつものように、3つに分割します!

最初は、「富山県政の課題や進捗について」というテーマで質問します。

(1)まず、富山県武道館についてお聞きします。富山県武道館の建設予定地には新たに五福公園と県総合運動公園の可能性が示されました。しかし、なぜ前回の候補地を検討することなく新たな候補地が示されたのか。唐突に感じています。廣島生活環境文化部長にお聞きします。

前回は4ヶ所の候補地が示され、選定基準に基づき、基本計画検討委員会で、富山駅周辺に決定しました。

ここにきて、駐車場の議論も中心になっていますが、ここにも違和感があります。これまでも駐車場の議論を散々してきたじゃないですか。アリーナ機能を使う場合だけではなく、武道をする観点でも、生徒・学生、運転できない人も利用できるよう公共交通機関のアクセスがよいところにすべきだ、と結論を出しました。基本計画検討委員会で選定基準があって、公共交通機関を利用してアクセスが容易であること、などの基準です。土日の大会だけでなく、100億円近いお金をかけるわけですから、平日の利用者のことも考えてのことでしょう。

どの場所がいいとまで言っているわけではありません。それぞれメリットがあるのだと思います。ですが、バスで1時間に1本の場所を選ぶんだったら、前回と真逆の決定をすることになります。前回の決定までのプロセスはそれなりに積み上げがあり、だからこそ決定をある程度尊重もしています。しかし、今、まったく逆の理屈になろうとしていることに、それで県庁いいんですか?その場その場で流されて新たに理屈を作っていませんか?

→(回答)武道館機能に特化することに伴い、整備費の削減を検討した。用地取得に時間を費やさない県有地を前提とし、五福公園と県総合運動公園を示した。

(2)2問目ですが、ですから、見えるように示してください。五福公園と県総合運動公園のメリットとデメリットは何か、見直し検討委員会だけに示すのではなく、決定する前に、県民や、これまで議論してきた議会にもしっかり示してほしいと思います。廣島生活環境文化部長にお聞きします。

→(回答)五福公園…公共交通が充実していることがメリット。デメリットとしては用途地域の変更手続きが必要。時間を要する恐れがある。また、近隣の渋滞が懸念。他競技の理解も必要。
県総合運動公園…敷地面積と駐車場が豊富なことがメリット。高速にも近い。デメリットとしては、公共交通が限られる。カターレの試合と重なると駐車場が不足する。

(3)次の質問に移ります。G7教育大臣会合の開催は実り多いものであったと感じています。警察の警備を含め、大変な調整もあったかと思いますが、おかげで富山県の大きな資産に繋がりました。関係者の皆さんお疲れ様でした。私も以前この場で要望しましたが、一緒に給食を食べるなど、少しでも多くの生徒と触れ合える場を作ってくれてありがとうございます。

さて、G7教育大臣会合では、世界の方々に観光地としての富山の魅力をアピールできたのも大きな成果でした。参加者に満足してもらえ、食事や観光地など、関わった方々の大きな自信にも繋がったのではないでしょうか。これをきっかけにもして、欧米の観光客の誘致に一層力を入れてほしいと思います。

教育大臣会合でのアピールを、その場で終わりにはせず、今後の観光客の増加にどう繋げていくのか、竹内地方創生局長にお聞きします。

→(回答)各国大臣代表団に県内各地の魅力をアピールできた。食も堪能してもらった。国内外のメディアにも発信できた。世界に観光資源としての富山の魅力を発信できたと考えており、引き続き欧州での現地コンサルを通してなど、誘客を進める。

(4)次の質問です。教育大臣会合関連行事では、特に、参加した生徒が「今後の自分の人生にとって大きな意味がある」と話したことは本当に素晴らしいことだと感じています。

私もこういう生徒が1人でも生まれるような仕事をしていきたいと、改めて思いました。今後は、共同宣言の理念に沿った施策や、成果が、県民、特に子どもたちに広がることを期待しております。

また、共同宣言をしたからには、相応の責任も生まれると思います。教育大臣会合を開いた県であるからには、教育に最も力を入れている、そのための予算も惜しまない、そういう県になってほしいと思っています。

そういう意味では、7年前に私たちは環境大臣会合を富山で開きました。開いて終わりではなく、どのようなことを進めてきたのか。教育大臣会合をきっかけに、7年前の開催意義を改めて振り返り、歩みが遅ければより力を入れてほしいと思います。

これまでどのような進捗があるのか、廣島生活環境文化部長にお聞きします。

→(回答)7年前には、富山物質循環フレームワークが採択され、食品ロス対策として3015運動(宴席の最初30分と最後15分は食事に集中する)や期限が近いものから購入する運動を啓発してきた。食品ロスに取り組む県民が増えたことが成果。海ごみ対策も進めてきた。カーボンニュートラルも今後一層進める。

(5)次に、先ほど欧米の観光客の誘致に一層力を入れてほしいと言いましたが、航空定期便として現実的なのは、まず台湾便台北便かと思います。

定期便は3年間運休が続いておりますが、4、5月のチャーター便は搭乗率が95%であり、定期便再開の期待が高まりました。

知事も自ら台湾に行き、交渉をしておりますが、台北便定期運航再開のために台湾側から指摘のあった、富山から台湾への訪問者数をどう増やしていくのか、新田知事にお聞きします。

→(回答)定期便運休前は、外国人の割合が75%、日本人の割合が25%と大きく率が異なっている。来月、現地の魅力を紹介するアウトバウンドセミナーを予定している。定期便の早期再開に向けて取り組む。

今回はここまで!続きは次回!

なお、映像は、

富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!