2021年01月16日

2021年始まるにあたり

明けましておめでとうございます!富山県議会議員の瀬川侑希です。今年も宜しくお願い致します!

年明け早々、3年前の大雪を超えるような凄まじい雪に苦しめられ、まだ道路をはじめ完全復旧したわけではありませんが、ようやく少しは落ち着いてきたところではないでしょうか?

コロナを忘れたわけではありません。ですけれども、テレビなどでのコロナのニュースに「こっちはそれどころじゃないのに!」と、恥ずかしながら、思わず憤りを覚えてしまうほどでした。しかし、それぞれが大変な状況なので、お互いを思いやることはあっても、怒りをぶつけ合わないようにしたいですね。

今日からまた雪も降るようなので、緩めず気を付けていきましょう。

さて、私の年明け以降の行動の主なものとしては、

元日に関野神社に初詣に行き、

今年はコロナで挨拶回りがはばかられたので、その代わり街頭演説を時間があれば行っています。少しでも政治を身近に感じてもらえるよう、ちょっとの時間になろうとも今年はなるべく多く街頭に立ちたいと思います!(年間200日目標!)

4日には教えている空手道場の稽古始めを行い、

7日からは除雪対応→家や近所の除雪→腕がパンパンになったら家に戻って事務作業、の繰り返し。

富山県では38豪雪、56豪雪、(59豪雪も?)と言われますが、どれも経験したことが無い私としては、近所の除雪で年長者から除雪の知恵みたいなことを教えてもらい、こういうコミュニティの場って大事だなと思いました。

14日は射水神社の左義長へ。コロナや雪の被害がおさまり無病息災な1年になりますよう、願いを込めました。

さて、新しい年となり、今年特に意識したいこととしては、2つあります。

4年前に市議会議員選挙に出た時から言っていることですが、

改めて、

「小さな力で大きな効果がある、てこの原理のような政策」

「今だけじゃなく、30年後にとっても必要か考える視点」

の2つを中心に据えて活動したいと思っております。

私は「教育」と「子育て」に今よりもっと自治体のお金をかけるべきだと思っております。

しかし当たり前ですが、自治体の財政は無限ではありません。さらに、これからどんどん人口が減っていくため、ますます使えるお金が減っていきます。

1の投資で1の効果だけでは不十分で、一石何鳥にもなるような、レバレッジ(てこの原理)を効かせた政策が求められます。

これは高岡市の将来人口を表したグラフですが、

2020年と2050年を比べると、

人口は25%減り、15~64歳の生産年齢人口は35%減ります。

高齢化率は上昇し続け、少ない人数で高齢者を支えなければなりません。

相対的に高齢者福祉の予算割合は増えていきますが、高齢者が健康になればなるほど、その分子どもや若い世代に予算を振り分けられます。健康寿命を延伸する施策を考え、どんどん実行していく必要がありますが、これは全世代のための施策であると考えます。

そしてそれには、「歩きましょう」と単に呼びかけるのではなく、「歩きたくなる施策」が求められていると感じます。

30年後には人口が25%減る。その状況の中で、私たちはどんな街づくりをするべきでしょうか?

今まで誰も取り組んだことのないこの問題なので、何が正解かは分かりませんが、あくまで個人的な意見としては、私は街は「賢く」縮小していかないといけないのではないかと感じています。

そうであるならば、目の前だけに対処していては、どうしても現状を維持しようとする発想になってしまいます。目の前だけではなく、30年後にとっても必要か考えながら活動していくことを、改めて今年徹底していきたいと思います。

ある人から、「会社では、これまでは商品をたくさん売った人が評価されたけど、これからは環境だったり持続可能性だったりを考えて、物流など周辺も含めたプロセスを見直せた人が評価される時代になるんじゃないか」という話を聞きました。

私もまさにその通りだと思います。また、政治や行政にも当てはまるとも感じます。

これまでの延長線上ではなく、時代の転換点である認識のもと、発想を転換して街づくりを考え直す必要がある。また、それができる自治体のみ生き残っていくのではないかと思います。

そういう自治体になれるよう、

また、2020年はコロナで暗いニュースが多かったので、2021年は少しでも明るいニュースをみなさまに届けられるよう、今年も1年頑張りたいと思います!

ということで、今年も1年よろしくお願いします!!