2022年08月19日
お墓参りをして思うこと
こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。
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父方の祖父が亡くなって6年。
近くにお墓があり、ふとした時に寄ることもありますが、お盆の時期はより近くに来てくれているような気がして欠かしません。今年もお盆にお墓参りに行ってきました。
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米農家だったので、孫であろうとご飯粒を残すことに厳しく、
幼稚園時に一度ご飯粒どころか白ご飯を結構な量残したところ、まる1日私だけ食事を出してもらえなかったことがあります(今では、虐待と言われるのかもしれませんが…)。
「自分たちは何を作って生活しているのか考えろ」と祖父から言われたことを強烈に覚えています。おかげか、以来食べ残しに抵抗感があり、さらに嫌いなものがない子に育ちました。
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ご飯の面以外では大変優しく、単身赴任や夜勤のある両親に代わって、(小学校時から核家族になりました。)習い事の送り迎えをしてくれたりそのまま泊まったり、一般的な核家族の家庭よりじいちゃんばあちゃんと過ごす時間は長かったのではと思います。
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お墓の前に行くと、祖父にはいつも、感謝を伝えます。育ててくれたこと、祖父やその先の先祖がいたから今の自分があること。
同時に、「こういう仕事をする」「こういう生き方をする」という意思も伝えています。
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「こういう」はその時その時で変わってもいいと思っているのですが、たまたま6年間、まったく変わりませんでした。
私の今の「こういう」は、
「子どもたちに誇れる高岡(富山県)を作る」です。
そのために仕事をし、仕事以外でもそういう生き方をしたいと思っています。
過去と向き合うお墓に行って、いつも未来の約束もしています。
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さて、世間は夏休み。
そんなことを考えていたら、やってくるものなのか、
先日、友人から、
「子どもが『色んな人の仕事内容、仕事で楽しい瞬間を聞く』という自由研究をしたいと言っているので、インタビューさせてくれ」と依頼がありました。
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「もちろん!」と引き受けたところ、来てくれたのはとってもかわいいインタビュアー。
「楽しい瞬間は、2つあります。1つは、問題を解決できて『ありがとう』と言われる瞬間。もう1つは『ありがとう』と今は言われなくても、未来のための仕事ができたなーと思う瞬間です。」と伝えました。
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この1年、高校3校で主権者教育を行ったり、
「県政報告を出前しますよ!」と案内を出したら、記念すべき第1回は小学生からの依頼でした。
そんな活動をやっていると、
「選挙権の無い人より、年配の方を回った方がいいんじゃないのか?」とありがたいアドバイスを受けることもあります。
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でもいいんです!
「未来のため」と思って仕事をしているので、
子どもたちがこの街を好きになったり興味を持つきっかけになるなら、惜しまず協力したいと思います。これからも未来世代のオファーは優先的に受けていきます!
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お盆を過ごし気持ちもリフレッシュしました、8月後半もしっかり働きたいと思います!
それではまた!