2023年12月31日

11月定例会で私がした質問(3/3)

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です!

前回に引き続き、12/8(金)に予算特別委員会でした質問について書いていきます!

3つに分割した最後のパートです。

最後に、県民のウェルビーイング向上について2問お聞きします。

ウェルビーイングというのを県の目指す柱にすることに対して、当初から賛同してきたつもりです。

ですが、富山県の発信は目立つのですが、市町村はあまり言っていないかもしれません。

例えば、予算。R5年度の予算、富山県は「ウェルビーイング」という言葉、何度もありますが、市町村の予算、主要事業はサッと見たつもりですが、「ウェルビーイング」という言葉、無かったように思います。様々な計画の中の文言。富山県はほぼ入っています。首長のメッセージも同様かと。

私は富山県民であり、高岡市民です。皆さんも富山県民であり、○○市町村民です。15市町村の予算足し上げたら、富山県の予算と近い数字になります。みんな富山県に払っている税金と同じくらいの税金を市町村にも払っているということだと思います。同等の規模になるので、富山県と同じ温度感で取り組むと、2倍の推進力があります。

せっかくいい概念なので、一緒になって取り組むべきだと考えますが、そもそも基本的な考えとして、

(1)県民のウェルビーイング向上は県の施策だけで達成できると考えているのか、それとも、市町村の施策も伴わないと達成できないと考えているのか、川津知事政策局長にお聞きします。

→(回答)県の施策だけで実現できるものではなく、市町村にも意識を持ってもらう必要がある。県と市町村の施策が相まって、県全体のウェルビーイングが高まっていく。

来年度予算の編成がこれから本格化します。

市町村にももっともっとウェルビーイング向上に取り組んでもらえるよう、制度的な後押しができませんかね。

(2)例えば脱炭素やDXを達成するために、国が県や市町村の取組みに予算をつけます。県もウェルビーイングに関する市町村の取組みに予算をつけるなど、促す仕組みを作ってはと考えますが、新田知事にお聞きします。

→(回答)市町村に対しては、トップダウンで「やれ」と言うのではなく、市町村職員のみなさまの理解と共感が必要。先月ウェルビーイングに関する講演会を県庁内でしたが、市町村職員にも参加してもらった。こういう機会を通じて、市町村職員にも理解を求めていきたい。

以上になります!3回に分けて、11月定例会での質問について書いてきました。

城端線・氷見線は利用者増(収入増)に向けてまだまだやれることがあるはずです。またそうしないと、毎年10億円近くの赤字をずっと補填し続けることになります。
道路を税金で整備するように、鉄道にも税金を投入する考えには賛成です。しかしそうであっても、赤字がなるべく少なくなるような努力は欠かせません。今は少しその視点が弱いように思います。

県立高校の再編は今年来年が山場です。「無くす・減らす」だけではなく、「学校の魅力アップなど、プラスの要素をどれだけ作られるか」が再編の肝だと思っています。小規模を無くすだけではそれができません。
今よりもっと、生徒に「ここで学びたい」と思ってもらえるような再編になるよう、正念場なのでしっかり取り組みたいと思います。

これが年内最後のブログになります!見返してみると23回の更新でした。来年はこれより更新したいな!

頑張ります!

なお、質問の映像は、

富山県議会インターネット中継-録画中継 (jfit.co.jp)

上記で半年くらいは視聴できる予定です!ぜひ!

それではまた!