2017年11月10日

選挙の費用(私の場合):これから立候補される方のために

こんばんは、瀬川侑希です。

 

この度は応援してくださったみなさまのおかげで、高岡市議会議員選挙に当選することができました!本当にありがとうございました!

 

振り返ってみると、、、

初めて選挙を戦ってみて、あまりに分からないことが多く、それを調べるのに時間を多く使いました…。選挙の知識は「経験者の頭の中」にあることが多く、新人が挑戦しにくい環境であると感じました。

私は今回33歳で最年少の挑戦でしたが、街の未来を決める選挙です。次回の選挙では「もっと若い人がでてきてほしい!20代だって挑戦してほしい!」と思っています。しかし、私もそうだったのですが、新人だからこそ「実際いくらかかるの?足りるかな?」という資金面での不安が最後までありました。

自分より若い人が、チャレンジしたい!と思った時に、少しでも手助けになればと思い、自分の振り返りも含めて、私の場合の選挙の費用をお伝えしたいと思います。

 

私の場合、反省点としては、事務所決めに難航し、全体として費用が膨らんでしまったことがあります。これから、みなさまの税金から給料をいただく身になるので、次回があれば、必ず費用を抑えることをお約束しますが、今回ばかりは自己資金という事でお許しいただければと思います。

また、後援会活動を通して、多くのご寄付をいただきましたが、選挙活動はすべて自己資金からとし、いただいたご寄付は今後の後援会活動で大切に使わせていただきます。ありがとうございました!

 

 

(まず初めに、公平性の観点から、「公営」というルールがあり、私に限らず他の候補者に対しても、選挙カーのガソリン代、選挙カーのレンタル料、運転手の方への報酬、ポスター印刷費の一部は市から支払われます。)

 

人件費:約16万円

主にいわゆるウグイス嬢の方への報酬です。他には運転手の方への報酬が約9万円ありましたが、こちらは「公営」となります。

 

選挙事務所費:約87万円

他の方より圧倒的にお金がかかってしまっていると思います。家の近くに適当な空き物件がなく、住んでいるアパートを事務所にするわけにもいかず、土地を借りてプレハブを建てるという方法を選択しました。どうせならピンチをチャンスに変えてやれ!と思い、宣伝効果を狙って幹線道路沿いに。非常に交通量が多い場所だったため、投資対効果は高かったと思います。それにしてもかかりすぎたので、次回があるなら、ここは大幅に抑えたいです…。

 

演説会場費:約9万円

公民館での開催が少なく、民間施設での開催が多かったので、少し費用がかかりましたが、公民館での開催を多くすればもっと抑えられると思います。

 

印刷費:約18万円

主にハガキの印刷費です。他にポスターの印刷費が約35万円ありましたが、こちらは「公営」となります。

 

広告費:約37万円

事務所看板、選挙カー看板、選挙カーへのスピーカー取り付け、にかかった費用です。新聞に折り込まれる「選挙公報」は広告ではありませんので、私としては費用はかかっておりません。また、選挙カーのガソリン代約2万円と選挙カーのレンタル料約11万円は「公営」となります。

 

食糧費:約12万円

スタッフの弁当代、お茶代です。

 

雑費:約5万円

主に文具費や事務所の電気料金です。スタッフの目印として使っていたスカイブルーのバンダナの費用もこちらに含まれています。

 

以上、私の場合は合計約184万円でした。もちろんどうしても必要なものもあるのですが、振り返ってみると、自宅を事務所にするなどすれば、70万円程度抑えられたと思っています。

 

また、選挙関連の費用ではないのですが、3月に会社を退職してから後援会活動を始め、パンフレット制作費、ホームページ制作費、後援会の看板制作費、後援会員への活動報告郵送費などで、約150万円投資しました。

 

 

という事で、後援会活動も含めて、私は約334万円でしたが、工夫すれば300万円以下にできたと思いますし、これから志される方も、戦い方次第では200~250万円ほどでも十分戦えると思います。細かい事もお伝えできますので、我こそは!と思われる方はぜひご連絡ください。