2020年08月12日
立山登山

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。
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富山県民にとって「立山」は非常に身近な山です。
平野という地形、3015mという高さから、県内のどこからも見えること。
富山県の小中学校の校歌には「立山」という歌詞が入っているケースが多いこと。
また、小学校によっては、高学年時に「立山登山」なる行事があり、頂上まで登ること。これも身近な理由の1つかと思います。
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しかし、私の小学校でその行事はありませんでした。
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そして、中学生、高校生になっても、特に登る機会がなく…。
大人になってから「小学生の時、立山登ったよな~」という、まるで全小学校が登っているかのような会話になることが何度かありました。昔のことなので「自分の小学校は登っていない」という確信も持てず、聞き流すこともありましたが、どうやらやっぱり登っていないようです。
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そのことに気付き、先日家庭で山の話題になった際、妻(の小学校は登っている)に「…そういえば、立山登ったことないんだよね。」と話すと、
「え、小学6年生のとき、立山登山行ってなかったの?今すぐに行くべき。富山県議会議員なら立山登ったほういいんじゃない?」
と、よく理屈は分かりませんが、妙に納得感のあるセリフを言われ、先日急遽立山登山(雄山3003m)してきました。
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立山駅までは下道で1時間ちょっとで行けました。ここからケーブルカーと高原バスに乗って「室堂」まで行きます。

往復4,940円。これ以外に高速代などかからないのも手軽だと感じました。


立山駅~美女平はケーブルカーで片道7分、

美女平~室堂は高原バスで片道50分です。
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室堂に着いたら、頂上を目指します。
行きは約2時間、帰りは約1時間半と計画していました。








歩きながら左右に見える景色、植物も素晴らしいですし、


ちょっと後ろを振り返ると、富山平野や富山湾、能登半島まで見え、白と青と緑の競演がとても美しかったです。
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遠くてうまく撮れなかったのですが、キャンプサイトのような場所もあり、色とりどりのテントが。キレイでした。


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登るにつれ、だんだんと傾斜が急になってきます。


室堂から約1時間歩くと、一の越山荘が。ここからさらに傾斜が急になりますが、あと一息です。

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一歩一歩、踏みしめていくと、

ようやく頂上!!
なんとも言えない達成感がありました!
予定より少々速く、1時間45分で到着。
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条件が揃えば、なんと富士山が見えるそうです。
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帰りはじっくり風景を見ながら。戻るのが名残惜しく、また来たいな~と思いながら下っていました。


予定通り1時間半で室堂へ。
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初めての立山登山。
どうして今まで登らなかったのかと思うくらい、素晴らしい体験でした。
「世界遺産に!」と声が出る理由もよく分かりました。
思い立ったら日帰りで立山に行ける富山県って最高だと思います!
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「地元で泊まろう!キャンペーン」でも感じましたが、意外と県内で行ったことのない場所も多いはず。
県外への移動は控えられるため、登ったことがある方も、まだ登ったことがない方も、晴れた日は立山登山なんてどうでしょうか?きっと登る度に発見があるのでは、と思います。
しかし、山では毎年事故も起こっています。万が一に備え、装備・持ち物は万全の準備をお願い致します。
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もうすぐ36歳になります。みなさんが12歳の時に経験したことを、24年遅れで達成。
次はチャレンジ3015m!