2018年03月05日

3月議会の大仕事:予算案のチェック

おはようございます、瀬川侑希です。

 

3/1(木)から高岡市議会では3月定例会が始まっていますが、

3月議会は来年度の予算を決める、年間で最も案件の多い議会です。

当然、市議会議員は案件をチェックするのが仕事なので、年間で最も忙しくなります。

 

 

とにかくチェックしなければならない、「量」がものすごいんです…。

どのくらいの量かと言うと、、、

 

こちらが予算書の表紙です。

 

ページ毎に事業案件がびっしり書かれており、

 

なんとそれが600ページ以上あります。

 

そして、今年の予算書だけを見ていても傾向が分からないので、当然昨年の予算書と比べなければいけません。

 

 

また、この予算書、見れば終わりなわけではありません。

例えば、この「リノベーションまちづくり事業費」は1,000万円が計上されていますが、

そもそもどういう内容なのか、は担当部署に直接ヒアリングに行かないと詳しい事が分かりません。

 

さらに、1,000万円は事業のトータル予算であり、

人件費はいくらで、物品がいくらで、告知の費用がいくらで、といった予算の内訳は、

やっぱり担当部署に直接ヒアリングに行かないと分かりません。

 

あくまでこの分厚い予算書はヒアリングのきっかけであり、

これを基に、市議会議員は市役所内を走り回り、必要性・妥当性をヒアリングして検証する事になります。

 

 

さらにさらに悩ましいのは、

この予算書が出てくるのが2月の下旬だという事!

3月議会で予算を決めてしまうので、とにかく時間がありません。

 

もうちょっと早くもらいたいな、と思わなくもありませんが(苦笑)、

来年度の予算なので、どうしてもそのような時期になってしまう事も分かりますし、

各部署がギリギリまで折衝した結果ですので、

この日程でなんとかするしかありません。

 

ただ一つ言えるのは、

「時間がなかったので、チェックできませんでした」とは市民に対して絶対に言えない事。

配られる前からも、できる事から準備を始め、チェック機関としての役割を全うします!