2021年06月02日

ワクチン接種の予約について

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

昨日、 高岡市役所幹部と市選出県議(7名)で、「高岡市→富山県」への来年度要望についての懇談会がありました。

「地域産業」「歴史・文化」「交流・観光」「子育て・教育」「安心・安全」の5分野にわたって合計46の要望があり、

その46項目の中でも、『歴史まちづくりの支援』『中心市街地活性化の推進』『子育て支援策の推進』『城端・氷見線の活性化の推進』の4つが「最重点項目」として提示がありました。

特に『子育て支援策の推進』と『城端・氷見線の活性化の推進』は、私も力を入れている分野なので、要望の後押しをして、一歩でも前に進むよう頑張りたいと思います。

一連の説明を聞いた後に私からは4点質問。

1つには、富山県が国に先んじて35人学級を導入する上での必要経費について(建物の増築は必要無い。しかし、別の用途で使用していた部屋を教室に改修する必要があり、その経費をお願いしたいとのこと)、

2つには、県内自治体でも進む「ゼロカーボン宣言」について(現在、宣言に向けての準備を進めているとのこと)、

3つには、地場産センターに、価値を伝えたり、ニーズを満たすお手伝いをするコンシェルジュを置くなど、もっと魅力を発信できないかということについて(まさに検討していたところであり、近々そのような形で始めたいとのこと)、

そして4つには、

県への要望と直接は関係ありませんが、高岡市のワクチン予約は1日ごととなっており、予約に大変な苦労があることについて質問しました。

実は私のもとにも、毎日のように「今日も予約できなかった!」という電話がかかってきます。ほとんどの方は怒ってらっしゃいます。

当初はワクチンの供給スケジュールがずれるため、1日ごとの予約だったのでしょうが、確保の目途が立った今、1日ごとの予約にこだわる必要はないのではと感じています。

市側からは、理解を示してもらった上で、

・1日ごとの予約としたのは、供給スケジュールのずれに加え、臨時的に集団接種をなんとか設置したり、少しでも打ち手を確保しようとギリギリまで調整している関係であり、理解してほしい

・しかし、混乱をきたし、不安を与えている状況は認識しており、システムは再度検討したい

・また、6/中旬までには、希望する全65歳以上の予約ができる見込みなので、予約が取れていない方はもう少しお待ち頂きたい(7月中には希望する全65歳以上が2回接種完了の見込み)

とのことでした。

集団接種ができる体制が急遽作れたり、打ち手が確保できるようになれば、その都度、予約枠を解放すればよく、不安の払しょくを最優先にしてもいいのではと個人的には思いますが、

システムを再度検討するという言葉を信じ、、、いずれにしろ精一杯体制を作ろうと努力している職員、そして普段の診療に加えて、休む間を惜しんで接種を行っている医療従事者の方々に改めて感謝しつつ、「もう少しで予約が取れますから」と理解を促そうと思います。

市には、

・アナウンスはタダ。繰り返しになっても、何度でも接種状況や6/中旬には予約が取れることを伝える努力をしてほしい

・64歳以下の予約では工夫してほしい。子どもを預けられなくなる事態を回避するため保育士を優先接種するなど、市の考え方とアナウンスがあれば、堂々とやってほしい

と要望しました。

目の前にワクチンが届いたため、現在は渋滞状態が続いておりますが、もう少しの辛抱です。富山の雄大な自然を眺めながら、ゆとりを持ってその日を迎えたいですね!

それではまた!