2021年08月20日

富山県初の「まん延防止等重点措置」「ステージ3」

8/14(土)の富山県の発表

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

昨日の県内コロナ新規陽性者数は147人。4日連続で過去最多を更新。

確定的なことは言えませんが、お盆の2週間後である今月末まで、高い水準が続く予想がされています。

富山県のHPより

富山県の資料より

(一方で、第5波においては死者数は第3波・第4波に比べて(これまでのところ)少なく、ワクチン接種が一定の効果をあげているのだと思います。1日でも早くワクチン接種を進めることが求められます。)

リンク:第1波~第5波 感染者数グラフ(全期間を1画面表示)|NHK

富山県は8/14(土)に、8/16(月)から県内初の「ステージ3」に移行することを発表しました。

また、8/17(火)に、8/20(金)から県内全域で協力金を伴う「飲食店への時短要請」を行うことを発表し、

同じ8/17(火)に、国は富山県を8/20(金)から「まん延防止等重点措置」地域に指定することを発表しました。「まん延防止等重点措置」も県内初めてのことです。

「また時短要請か…」という気持ちの方も多いかと思いますが、、、亡くなった方は戻ってきません。

やるべきことは分かっているため、行政も県民も「ここで抑えるんだ!」という強い覚悟で、一緒に団結できたらと思います。

こちらは今回の8月追加予算です。約69億円が計上されていますが、全額「国からのお金」です。

今回、時短要請の詳細発表が遅れました。準備期間が少なく、仕入れた食材、お酒が無駄になった飲食店も多いと聞いています。

県庁に対しては「詳細を整えた上でお願いすべき!」と強く伝えますが(協力金は前年度等の売上が基準になりますが、今年度から始めた店舗の金額算出方法が未だに示されていない。9/13(月)からの申請では入金は一体いつになるのか。などなど)、

一方で、全額出す国と条件面で折り合うために、時間がかかる面も少しご理解くださればと思います(事前に協議しておけよ!というお気持ちかと思いますが…)。

ちなみに、前回の時短要請は今年の1月でした。その時の協力金は約23億円+関連事業者に追加で約2億円=約25億円であり、総額としては2倍以上の予算を確保しています。

第5波に関しては、10代への感染も目立ちます。

厚生労働省のHPより

もうすぐ夏休みが終わります。学校を再開させるべきか、現在検討されています。

昨年度、県内では全小中学生にタブレット端末が配布されました。

個人的には、ここで使わずしてなんの端末かと思いますので、落ち着くまでのオンライン授業を求め続けていきたいと思います。

私たちはかれこれ1年半に渡ってコロナと向き合ってきました。制約の多い、窮屈な時間が続いておりますが、11月中には希望する方がみなさんワクチンを打てる状況です。

まずは第5波への対応。あと少し、みなさんと力を合わせて、この状況を乗り切っていければと思います!