2019年05月09日
富山県議会と高岡市議会の比較①
こんにちは、瀬川侑希です。
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昨日5/8に、いよいよ富山県議会がスタートしました。(任期は4/30からでしたが、連休の関係で初当庁は5/8に。)
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市議会同様、初日は議長や副議長を選出する「組織づくり」の位置付け、いわゆる「組織議会」が行われ、1日だけの開催。そのほか、各委員会の委員長や副委員長も決まりました。
それぞれの議員がどの委員会に所属するかも決定。私は、「教育警務常任委員会」と「人口減少問題特別委員会」に所属することになりました。
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各委員会でどのような案件を扱うかは今後書いていきますが、今日は富山県議会と高岡市議会の比較をしてみたいと思います。
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①予算規模
高岡市の今年度一般会計の予算額は、656億円
富山県の今年度一般会計の予算額は、5,548億円
約8.5倍。この予算の使い道をチェックしていくことになります。
ちなみに人口は高岡市約17万人に対し、富山県約106万人なので、約6.2倍です。
②職員数
高岡市の職員数は約1,800人(但し、この人数には病院職員や消防士も含まれており、一般行政部門だけだと約800人)
富山県の職員数は約14,000人(但し、この人数には教員や警察官も含まれており、一般行政部門だけだと約3,200人)
全職員を比較すると7.8倍、一般行政部門だけだと4.0倍。県議会議員40人で、この職員分の仕事内容をチェックしていくことになります。
③議会でできる質問数
高岡市議会では年間4回の議会で、希望すれば4回とも質問できましたが(私は全議会で質問しました)、
富山県議会では年間4回の議会で、最大でも3回しか質問できません。
もちろん質問がすべてではありませんので、その分、職員との打ち合わせ量を増やし、政策の実現に向けて活動してまいります。
④借金
高岡市の市債残高は約1,100億円で、今年度予算の1.7倍
富山県の県債残高は約1兆2000億円で、今年度予算の2.2倍
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みなさん、「?」と思われませんでしたでしょうか?
意外と知られていませんが…。
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昨日は1日だけ開催の「組織議会」。本番である、次の議会は6月議会になります。
年間3回の質問機会ですが、幸いなことに私は6月議会で質問できそうなので、ここらへんの部分を問うていきたいと思います!!
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第一弾の比較はここまでとしたいと思います。数字の比較ばかりの、あっさりした中身で申し訳ありません。
「市議会議員の仕事はイメージできるけど、県議会議員の仕事は分からない」という声をよく聞きますので、今後、第二弾・第三弾と比較するときは、なるべく仕事内容にも踏み込んでご紹介していければなと思っております。