2021年03月14日

【自分の考え】

高岡市の将来①

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回まで3回に渡って、私の考える高岡市の課題について述べてきました。

ですが、課題は課題であるとしても、「目指す将来像」がないと、目の前だけに対処する場当たり的な対応になりかねません。私たちは「どんな高岡市」を目指したいのでしょうか?

これには正解がなく、10人いたら10通りの答えがあると思います。みなさんはどうお考えでしょうか?

今回は、いち意見として、私の考える「どんな高岡市を目指したいか」について話します。

■私が目指したい高岡市の姿

私は、

①市民ひとりひとりが『この街が好きだ』と思っている」

そして、

②今だけでなく、次の世代のことを考える

そんな高岡市を目指したいと思っています。

今回のブログでは、①についてお話させてください。

■「この街」とは

さて、『この街が好きだ』の「この街」と聞いて、みなさんはどんな景色を思い浮かべましたでしょうか?

高岡駅前でしょうか?
雨晴の風景ですか?
あなたの住む町内でしょうか?
いつも散歩で通る道ですか?
好きなお店のあるあたりでしょうか?

私は、「この街」は、「高岡市」でも「小学校単位の地区」でも「住んでいる町内」でもいい。それぞれの考える「この街」が居心地よくて好きであることが大切だと思っています。

■小さなコミュニティの核をつくる

『この街が好きだ』 は何か1つやればいいわけではなく、「総合力」だと思っています。

色々な施策を同時に進めなければいけませんが、そのために行政ができることの1つとして、比較的小さい単位でコミュニティの核を作りたいと考えています。

具体的に私がやりたいこととしては、「スーパー公民館の整備(各市営公民館の大幅な機能強化)」です。

①市役所が市民に近づいてくるように

スーパー公民館に持たせたい機能の1つ目は、行政窓口機能です。

・市役所に行かなくとも公民館に行けばすべての市役所機能にアクセスできる

・職員が窓口になってワンストップでなんでも相談できる

これからは「市役所に出向いてもらう」ではなく、「市役所が地域に出ていく」時代だと思います。地域に出ることで、市役所にとっても今まで気付かなかった発見があるでしょう。

②誰ひとり取り残さずデジタルに繋ぐ機能

2つ目は市民をデジタルに繋ぐ拠点機能です。
・5G(Wi-Fi)完備
・苦手な方のネット相談

コロナによる休校措置で、家のインターネット回線の有無やその速度が教育格差を生むのではないかという懸念が広がりました。

日本のインターネット普及率は9割ですが、100%ではありません。また、これからも新しいテクノロジーが次々と生まれてくるでしょう。

公民館で全ての人をデジタルに繋げ、誰でもデジタルでやりたいことをやるチャンスがある高岡市にしたいです。

③エンターテインメント機能

現在でも公民館で様々な習い事や健康教室が開催されていますが、今後も大切な機能だと思います。

・ヨガ教室・体操教室などの健康教室
・映画上映

また、2つ目のデジタル機能との融合で、公民館単位でのバーチャル共演、バーチャル対戦など、エンタメ体験もアップデートされるでしょう。

沖縄のモデルケース

上記の構想そのままではありませんが、たまたま訪れた沖縄の公民館で、まさしくそのような公民館のモデルケースがありました。

高岡からも日本一の公民館を目指したいと思います。

■物流拠点の可能性も…

また、ドローン物流は全国各地で実証実験が進んでいますが、場所の問題もあり、各家庭への配達・集荷はもう少し時間がかかると思われます。

しかし、市営公民館は比較的敷地が広いので、将来的には各家庭へ配達する前段階としてドローン物流の拠点になる可能性もあります。

■近所のスーパー公民館まで歩く習慣で、市民を健康に

大事なのは、「歩いて行ける距離」にそのような拠点があることだと思っています。

前回も言いましたが、歩くことで自身の健康に繋がり、行政としてはその分医療費が減り、次世代に回すことができます。

■まとめ

小さなコミュニティの核(スーパー公民館)への投資は私の政策立案基準である、「30年後の未来を想像した時に、今すべきこと」「てこの原理のように小さな力で大きな効果があること」の2条件に当てはまると考えています。

次回はもうひとつの将来像「今だけでなく、次の世代のことを考える」について話したいと思います。

それではまた。

2021年02月28日

【自分の考え】

高岡市の課題③

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回の続きです。

高岡駅北側の資産を活かす話になると、あるいは市役所が御旅屋セリオに移るべきかどうかの話になると、高い割合で言われるのが、

「高岡駅北側には駐車場が無い」

という言葉です。

この問題は、市が他の困難にぶつかった時の乗り越え方の参考になったり、公共交通全体の広い話に繋がってくると思っているので、かなり具体的な話ですが、今回取り上げたいと思います。

「高岡駅北側には駐車場が無い」

それに対して、私は2つのアプローチがあるのではと思っています。

その2つは、駐車料金の徴収方法(「テクノロジーで解決する」)と公共交通網の充実(による「ライフスタイルの変革」)です。

まず前提として、

以前も紹介したことがありますが、

イオンの建物のサイズを高岡駅北側にかざしてみると、

高岡駅前~末広町~大仏とちょうど同じサイズになります。

イオンの中を普段多くの方が行き来していますので、距離自体が問題ではないのではないか、と考えます。

駐車料金の徴収方法(「テクノロジーで解決する」)

では、何が心理的ハードルになっているかというと、(目的地が見えるからこそ)なるべく近くに停めたいという気持ちもあるかもしれませんが、そのひとつは駐車料金の小銭の煩わしさではないかと思っています。

しかし、高速道路に乗る時に多くの方がETCを利用するようになりました。駐車場でもETCのシステムを使い、入る時も出る時もスムーズに駐車できれば、感じ方も違ってくるのではないでしょうか?

ETCの利用シーン拡大は現在国が検討中ですが、利便性だけでなく、人々の「行動」を変えられるのか、高岡が実証実験の地になっても面白いと思います。

また、ICOCAでもSuicaでもOKです。こちらの方が、持ち運びやすいので、お店や図書館と連携して駐車料金割引などがしやすいというメリットがあります。

駐車場は一例ですが、今まで課題だったことが、技術の進歩やテクノロジーの力で一気に解決できる。このようなことは潜在的にいくつも存在すると思っています。

「今までできなかったから」ではなく、今までできなかったことができるようになっている時代だという認識のもと、使うことで市民の満足度や幸福度が高まる技術は積極的に利用してほしいと思います。

公共交通網の充実(による「ライフスタイルの変革」)

もう1つのアプローチは公共交通網の充実です。

廃止したコミュニティバスは、高齢化社会において増えるであろう免許返納者への福祉の観点からも、復活させるべきだと思っています。

しかし、単純な復活ではなく、

元々の2路線×2台の4台を、4路線×1台にし、南部地域の2ルートを新設する。台数は変えずに、広い地域の方々が利用できるようにすればどうでしょうか?

また、万葉線も含めた城端線・氷見線のLRT化が実現すれば、運行本数や駅の数も増えることが想定されます。

従来のバス、コミュニティバス、運行本数と駅の数が増えたLRT、

高岡駅まで多様な選択肢が存在するようになります。

そして、公共交通に乗るには、最寄り駅まで、また目的地まで「歩く」ことになり、健康増進にも繋がります。

福祉の観点からも、そして健康の観点からも、公共交通の充実は必須だと考えます。

(「歩く」ことで高齢者が健康になれば、その分医療費がかからず、子どもや若者に回すことができます。)

公共交通が充実することで、前回触れた「横串を通す」に繋がる上に、

今まで当たり前だった、移動=マイカーから、ライフスタイルが変わるかもしれません。むしろそういうライフスタイルや、「医療費を抑えて次世代に回す」という行政の考え方を高岡から提案していけばどうかと思います。

LRT化だけで終わらせない

LRT化に関しては、その先さらに思い描いていることが3点あります。

詳しくは説明しませんが、簡単に紹介させてください。

LRT化をきっかけに、これまでの「外出しよう」ではなく、「外出したくなる」仕掛けがあれば、より効果が高まると考えます。

①これは私のアイディアではありません。20代の方から教えてもらいました。

「ドラえもん電車だけでなく、ドラミ電車ものび太電車もジャイアン電車もあればいい」

自分にこの発想はありませんでした。色んな方と話すって、とても大切だなと感じた瞬間でした。

私もぜひ実現させたいと思っていますが、次に市長になる方にぜひチャレンジして頂きたい施策です。

②磁気データを使い、乗り放題区間(無料区間)を作る

ICOCAでもSuicaでも、ICカードなら設定は簡単です。単に無料ではなく、年間パスやまずは実験的に無料化する選択肢もあると思います。

③越ノ潟から岩瀬まで繋げ、県内多くの地域を電車でめぐれるようにする

③は大き過ぎる話かもしれませんが、他市の方ともみんなで描ける夢があってもいいと思います。

さて、自分が考える高岡の課題について話して、今回で3回目になりました。

特に今回は細かい話に入っていったので、

大枠の話に戻しながら、次回以降は「ではどんな高岡市を目指すべきか」について、もう2回くらい(3回になるかも)でまとめていきたいと思います!

それではまた。

2021年02月27日

【自分の考え】

高岡市の課題②

おはようございます、富山県議会議員の瀬川侑希です。

前回の続きです。

では、これからは新高岡駅が中心になるのでしょうか?

これは非常に難しい問題です。ぜひ夏の高岡市長選のテーマになればと思います。

前回は、自分が考える高岡の最大の課題は「人口減少と少子高齢化を見据えた街づくりができるか」だと述べた上で、0→1で新しく生み出すならという観点で話しましたが、

一つ下のレイヤーの課題は「今ある資産を活かすこと」と「それを横串で通すこと」だと思っています。

今回は「今ある資産を活かすこと」を取り上げ、色んなものの色んな活かし方がありますが、「例えば」という話で「古城公園」と「御旅屋通り」の2つを取り上げたいと思います。

この2つを選んだ理由としては、

高岡には「山町筋」や「金屋町」やその他にも色んな素晴らしいエリアがあります。しかし、限られた財源。全部を行政が整備することはできません。

基本的には、民間でできることは民間で。むしろその方が上手くいく、と思っていますが、

(ここ数年でも、「あそびとビル」や「金ノ三寸」など、とても面白い動きがいくつも起こっています!)

あそびとビルさん (@asobitobuilding) / Twitter

民家ホテル 金ノ三寸|富山県高岡市・古民家をリノベーションした宿 (kanenosanzun.jp)

公園や道路は、行政の方が役割分担としてふさわしいと思い、「古城公園」と「御旅屋通り」2つを取り上げます。

素材はあるので「今ある資産を活かすべき」というのが私が高岡に対して思っていることです(人口減少時代、街を拡大しない観点からも)。基本は高岡駅北側の資産をもっと活かすべきだと思っています。

しかし、過剰な投資をするという意味ではありません。また、「賑わい」を追い求めるのにも反対です。「魅力があれば人は集まってくる」というのが自分の考えです。高岡駅北側にはポテンシャルがあるので、「ちょい足し」でてこの原理が働くと思っています。

例えば①

古城公園の年間のべ利用者数は850,000人です。この850,000人にもっと楽しんでもらい、より多くの方に訪れてもらうにはどうしたらよいでしょうか?

これは古城公園の所有者を表したものです。

「古城公園は国の管理だから制約が多い」

という話をよく聞きます。確かに何でもできるわけではありませんが、何もできないわけでもありません。

例えば、右上のオレンジ色部分「中の島」。築城当時からあったものではなく、昔は畑でした(市立博物館で資料が見られるはず)。ここの活用方法はないでしょうか?( 市有地なら何でもできるという話ではないのですが、難易度はもちろん変わります。)

私は以前、東京吉祥寺の井の頭公園近くに住んでおりましたが、園内には大変雰囲気のよいカフェがあります。

井の頭公園で大人気!タイ料理の「ペパカフェ フォレスト」 | icotto(イコット)

古城公園そばには「コッテロ」さんもあり、木々を眺められるロケーションは本当に気持ちがいいです。

園内にはその他、「古城亭」もありこちらの雰囲気も素晴らしいのですが、

これらをヒントに思わず訪れたくなる、デートで訪れたくなるような(恋が生まれる場って街として大事だと思います)ものができないかと思います。

例えば②

これは私の友人、建築家の吉田甫さんが描いたものです。御旅屋通りの一部を芝生化する空想です。

初めてこれを見た時非常にわくわくし、色々な想像が膨らみました。

道が公園になるというか、憩える場所になり、色んな世代が集う場になるような気がしました。

こうすることによって、古城公園まで植物で導線ができたり、お店と道路の境界線が薄まり、どんどんお店が外にせり出してきたり、色んな効果が生まれてくるのではと思っています。アーケードがあるため、一年中利用できます。

高岡の商店街は人が歩いていないと言われたりもしますが、居酒屋の中に入るとたくさんの人がいてびっくりすることがよくあります。お店と外の境界を引くのではなく、中間の空間を作りやすくすることで、通りの雰囲気は変わってくるように思います。

「街の中心は変わるもの。高岡だってもともと山町が中心だったが、鉄道ができてから高岡駅に変わってきた。これから変わっても不思議ではない。」

「ムクドリは人の多いところに集まる。賑わいのバロメーター。ムクドリは以前は高岡駅周辺にいたけど、今はイオンの周りにいる。高岡の中心はどこなのかムクドリが語っている。」

参考URL:http://www.bird-research.jp/1_katsudo/mukudoriNegura/indexNegura.html

と言う方もいます。

私としては、高岡駅周辺にこだわっているわけではありませんが、少なくとももっと活かせると思っています。

「新高岡駅は玄関」で「高岡駅は居間や台所」。より楽しんでもらったり、ディープな高岡を感じてもらうには、居間や台所までお連れしたいなと思います。

しかし、「高岡駅北側には駐車場が無い」という声も聞きます。

次回はこの続きを話していきたいと思います。

2021年02月24日

【自分の考え】

高岡市の課題①

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

ご報告です。

ここ数ヶ月、これまで応援して下さった方々に強く薦めていただき、考え、悩んできましたが、2月19日(応募締切日)、高岡市長選に関し、自民党の推薦者選考に応募しないことを決めました。

様々な事情があったとはいえ一期目途中で辞職した市議に続き、県議も途中となることに最後は自分が納得できなかったのが理由です。

また、高岡を変えるにはもっと力をつける必要も感じました。

ここに至るまで、大変悩み、正直とても苦しい時間もありました。自分のこと以上に熱心に考えてくださるみなさんの気持ちに応えられないことに不甲斐なさも感じました。

街づくりは時間がかかります。高岡市長は30年後の高岡にも当事者意識を持って、「今」未来のためにひとつひとつの判断をしていくべきではないのか。30年後も現役世代である、自分だからこそできることがあるのではないか。そんなことも考えました。

しかし、今回結論を出しましたが、政治家を志した当初からの、高岡市をよくしたいという気持ちは変わりません。引き続き、県議として高岡市・富山県のために頑張りますので、これからもご指導下さい。

2017年夏

悩んでいる最中、「高岡市の課題は何か」という問いに、長い時間向き合いました。

あくまで自分の意見に過ぎませんが、自身の中でまとまってきたものがあるので、これから何回かに分けてお伝えしていきたいと思います。

国全体の動きを見ると、「グリーン化(持続可能な地球環境のために環境負荷を抑えた取り組み)」や「デジタル化」の議論が進み、もちろん大切なことだと思っています。高岡市においても進めていかないといけません。

また高岡独自の話でいうと、休館になっている市民会館や老朽化の進む市民体育館の議論も決着させないといけません。

しかし、私は高岡の最大の課題は、「人口減少と少子高齢化を見据えた街づくりができるか」だと思います。

これは高岡市発表の人口予測です。

2020年から30年後の2050年になると、人口は25%減少、(その年齢の区切りも、もうどうかとは思いますが)15~64歳の生産年齢人口は35%減少する予測です。

これを前提にした街づくりができるかが、最大の課題だと考えるようになりました。

(30年後の話をすると「30年先は遠い未来」とか「生きていない」と言われる方もいらっしゃいます。お子さんお孫さん、地域の子どもが大人になっている社会が30年後の社会です。私たちは彼ら彼女らにどんなものを残していくべきでしょうか?)

街は「賢く」縮小していかないといけない、そんな時代に私たちは立っています。 「縮小」と聞くだけで苦しいですが、判断が遅れれば将来世代によりつけが回ってしまうため、踏ん張って、逃げずにこの問題と向き合わなければいけません。

しかし、なんでもかんでも縮めればいいと思っているわけではありません。

選択をしながら、集中する所には積極投資し、全体として「賢く」縮めていくべきだと思っています。

例えば、この赤枠で囲んだ部分は積極投資を少なくとも検討すべき場所だと思っています。

下の方の、イオンモール周辺の2つの赤枠。新高岡駅からイオンモールの新館まで屋根付き歩道を繋げることで、雨に濡れずにこの場所まで行けます。

万葉線まで含めた、城端線・氷見線のLRT化が実現すれば、運行本数も増えることが予想され、新高岡駅の利便性はグンと高まります。

現在は多くの高校へ、生徒が傘をさしながら自転車で通学していますが、例えばここに高校があれば、そんな危険なことをする必要はなくなります。

一例として高校を挙げましたが、LRT化でより利便性が高まるのならば、この場所の活用方法についてみなさまも色々なアイディアがあるかと思います。

次回はこの続きを話していきたいと思います。

2021年01月25日

【自分の考え】

将来同じ課題に取り組む人のため

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

「人類という規模で考えれば、将来同じ課題に取り組む人たちにとっての有用な知見になる」

みなさんは「スパイバー」という会社をご存じでしょうか?

山形県鶴岡市にある、「人口クモの糸」の研究開発をした会社です。

リンク:Spiber株式会社

ご承知の通り、 「クモの糸」は伸縮性があり強靭。私たちがよく出会う(?)ほそ~い糸でさえそうなのですが、それをかき集めて直径1cmの糸にすると、ジャンボ機も吊るすことができるそうです。

その「クモの糸」を人工的に作り出せないか?また、それが開発できれば、現在主流の石油由来の繊維を使わず、環境の持続可能性に貢献できるかもしれない。とスパイバー創業者の関山さんは、人口クモの糸の開発に取り組まれたようです。

その後、 クモの糸ならではの課題解決のため、試行錯誤を経て最終的には、クモ糸とは性質の異なる全く新しいタンパク質「ブリュード・プロテイン」を開発し、

その素材を使って、富山県小矢部市に本店のあるゴールドウインと共同で「MOON PARKA」を発売しました。

リンク:THE NORTH FACE Sp. – Spiber株式会社

前置きが長くなりましたが、ご紹介したいのは創業者関山さんの「失敗」に対する考えです。

「私の失敗も人類という規模で考えれば、将来同じ課題に取り組む人たちにとっての有用な知見になる。」

「失敗」はできればしたくないものですし、「失敗」を恐れてそもそもチャレンジするのを躊躇しがちですが、関山さんはそのように考えておられるとのことです。

リンク:Spiberの野望——合成タンパク質素材「ブリュード・プロテイン」で革命を | Mugendai(無限大) (mugendai-web.jp)

次の世代の挑戦を見て思うこと

さて、話は変わりますが、

高岡市では今年、高岡市長選挙(6月)、高岡市議会議員選挙(10月)、衆議院議員選挙(10月までのどこか)、と選挙が続きます。

そんな中、「高岡市をよくするため、10月の高岡市議会議員選挙に挑戦したい!選挙への取り組み方を教えてほしい!」という方が訪ねてきてくださいました。自分より若い方でした。

「私はこういう高岡市にしたいと思っている。自治会など地域の推薦はえられないかもしれない。それでも挑戦したいんだ!」という話でした。

私も初めて選挙に挑戦した時、非常に苦労しました。こんなやり方で選挙に勝てるわけがない、と何度も何度も言われましたが、

4年後に「自分もできるかもしれない!」と挑戦を決めた方を見て、しかも私より若い世代の挑戦であったため、自分のやったことに多少は意味があったのかなぁと感じました。

「高岡市をよくしたい!」という方に隠すものではありませんので、自分の経験を、よかった点も悪かった点もお伝えしたつもりです。

次の世代が挑戦しやすい環境を作る

私は高岡市や富山県が大好きです。

それらは、当たり前に存在しているわけではなく、先輩たちが作ってくれたものだと思っています。

先輩たちから受け継ぎ、よりよい街にして、「次の世代に渡していく」。自分も含め、上の世代はそういった存在でなければならないというのが自分の持論です。

そして、渡していくのは、ハードとしての街だけではなく、目に見えない「環境」もそうではないかと考えます。

次の世代が挑戦しやすい環境を作る。

自分の失敗も、将来同じ課題に取り組む人たちにとって何か価値があるなら、それは意味あることではないかと思っていたので、

自分より若い世代の挑戦はとても嬉しかったです。

次々と新しい挑戦が生まれる高岡市・富山県であったらいいと思います!

2021年01月16日

【自分の考え】

2021年始まるにあたり

明けましておめでとうございます!富山県議会議員の瀬川侑希です。今年も宜しくお願い致します!

年明け早々、3年前の大雪を超えるような凄まじい雪に苦しめられ、まだ道路をはじめ完全復旧したわけではありませんが、ようやく少しは落ち着いてきたところではないでしょうか?

コロナを忘れたわけではありません。ですけれども、テレビなどでのコロナのニュースに「こっちはそれどころじゃないのに!」と、恥ずかしながら、思わず憤りを覚えてしまうほどでした。しかし、それぞれが大変な状況なので、お互いを思いやることはあっても、怒りをぶつけ合わないようにしたいですね。

今日からまた雪も降るようなので、緩めず気を付けていきましょう。

さて、私の年明け以降の行動の主なものとしては、

元日に関野神社に初詣に行き、

今年はコロナで挨拶回りがはばかられたので、その代わり街頭演説を時間があれば行っています。少しでも政治を身近に感じてもらえるよう、ちょっとの時間になろうとも今年はなるべく多く街頭に立ちたいと思います!(年間200日目標!)

4日には教えている空手道場の稽古始めを行い、

7日からは除雪対応→家や近所の除雪→腕がパンパンになったら家に戻って事務作業、の繰り返し。

富山県では38豪雪、56豪雪、(59豪雪も?)と言われますが、どれも経験したことが無い私としては、近所の除雪で年長者から除雪の知恵みたいなことを教えてもらい、こういうコミュニティの場って大事だなと思いました。

14日は射水神社の左義長へ。コロナや雪の被害がおさまり無病息災な1年になりますよう、願いを込めました。

さて、新しい年となり、今年特に意識したいこととしては、2つあります。

4年前に市議会議員選挙に出た時から言っていることですが、

改めて、

「小さな力で大きな効果がある、てこの原理のような政策」

「今だけじゃなく、30年後にとっても必要か考える視点」

の2つを中心に据えて活動したいと思っております。

私は「教育」と「子育て」に今よりもっと自治体のお金をかけるべきだと思っております。

しかし当たり前ですが、自治体の財政は無限ではありません。さらに、これからどんどん人口が減っていくため、ますます使えるお金が減っていきます。

1の投資で1の効果だけでは不十分で、一石何鳥にもなるような、レバレッジ(てこの原理)を効かせた政策が求められます。

これは高岡市の将来人口を表したグラフですが、

2020年と2050年を比べると、

人口は25%減り、15~64歳の生産年齢人口は35%減ります。

高齢化率は上昇し続け、少ない人数で高齢者を支えなければなりません。

相対的に高齢者福祉の予算割合は増えていきますが、高齢者が健康になればなるほど、その分子どもや若い世代に予算を振り分けられます。健康寿命を延伸する施策を考え、どんどん実行していく必要がありますが、これは全世代のための施策であると考えます。

そしてそれには、「歩きましょう」と単に呼びかけるのではなく、「歩きたくなる施策」が求められていると感じます。

30年後には人口が25%減る。その状況の中で、私たちはどんな街づくりをするべきでしょうか?

今まで誰も取り組んだことのないこの問題なので、何が正解かは分かりませんが、あくまで個人的な意見としては、私は街は「賢く」縮小していかないといけないのではないかと感じています。

そうであるならば、目の前だけに対処していては、どうしても現状を維持しようとする発想になってしまいます。目の前だけではなく、30年後にとっても必要か考えながら活動していくことを、改めて今年徹底していきたいと思います。

ある人から、「会社では、これまでは商品をたくさん売った人が評価されたけど、これからは環境だったり持続可能性だったりを考えて、物流など周辺も含めたプロセスを見直せた人が評価される時代になるんじゃないか」という話を聞きました。

私もまさにその通りだと思います。また、政治や行政にも当てはまるとも感じます。

これまでの延長線上ではなく、時代の転換点である認識のもと、発想を転換して街づくりを考え直す必要がある。また、それができる自治体のみ生き残っていくのではないかと思います。

そういう自治体になれるよう、

また、2020年はコロナで暗いニュースが多かったので、2021年は少しでも明るいニュースをみなさまに届けられるよう、今年も1年頑張りたいと思います!

ということで、今年も1年よろしくお願いします!!

2020年12月31日

【自分の考え】

2020年大晦日

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

本日は大晦日。みなさまこの年末いかがお過ごしでしょうか?

富山県は大雪となりました。少し危険を感じる降り方・積り方ですので、外出される際などは、くれぐれも安全にお気をつけください。

今年は、世界中でコロナが蔓延し、あらゆる人の生活に影響を与えました。

富山県においても3月30日に初めての感染者が確認されてから、自治体運営・議員活動・そして暮らしの様々な場面で、変化を強いられました。

どうかこの年末年始は、みなさまが心穏やかに過ごせますように。

さて私は年初に、このような3つの目標を立てて1年間活動してきました。

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

①1次情報、0次情報の取得を意識する!

②昨日の自分を超えろ!去年よりブログを更新する!

③積極的に街頭で演説する!

①については、なるべく意識しようと試みたつもりでしたが、常にできていたかというと自信がありません。反省点だと思っています。来年も引き続き意識したいと思います。

②については、昨年の41本に対し、今年は48本のブログを更新しました。数が多ければよいというものではないとはいえ、「情報発信も議員の仕事」「なるべく透明な政治を」と思って活動している自分としては、発信を増やせたことは自信に繋がりました。

③については、コロナでかなり活動が制限されましたが、マスクやフェイスシールド、手袋をしながら、少なくとも昨年より機会を増やすことができました。

反省も踏まえながら、明日、新たな目標を立て、1年間邁進していきたいと思います!!

さて、具体的にこの1年を振り返ると、多くのことが思い起こされます。

知事選では政治家として反省しなければならないたくさんのことに気付きました。

一方、手応えを感じる仕事がいくつかありました。

議会活動では、

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

6月議会でのテクノドーム別館の質問は、多くの関係者へ取材を行い、俯瞰した視点で問題を捉えようと試みました。手前味噌ですが、県議会議員として県全体のことを考えた指摘ができたのではと思っております。

新幹線敦賀開業が1年延期になり、テクノドーム別館建設も延期が予想されます。具体的な中身もこれからですので、引き続き注視していきたいと思います。

議会以外の活動では、

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

医療従事者へのクラウドファンディングを立ち上げたことと(最終的に約1.3億円が集まりました)、

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

コロナに配慮しながらの野外映画イベントを開催できたことは、

コロナ禍の状況でも、県民が幸せや喜びを感じられるよう、何か自分にできることはないかと考え続けた結果であり、振り返ってみても、やっぱりあの時頑張ってよかったなぁと感じます。一緒に富山のために取り組む機会をくれた仲間に感謝です。

また、学校の一斉休校など、コロナの情報が錯綜した時は、なるべくスピーディーに、正しい情報を伝えようと発信をしてきました。時間が経過してから、市民の方から「あの時は助かった」と声をかけていただくこともありました。「発信も議員の大切な仕事」ですので、これからも続けていきたいと思います。

明日からは2021年。

コロナは終息するのか、

延期された東京オリンピックは開催されるのか、

政治まわりでは、高岡市長選挙(6月)、高岡市議会議員選挙(10月)、衆議院議員選挙(10月までのどこか)、と選挙が続きます。

来年もまた激動の1年になるかと思いますが、

政治家を志した信念を忘れず、1日1日大切に過ごしていきたいと思います!

それではみなさん、よいお年を!!

来年もよろしくお願いいたします!!

2020年11月23日

【自分の考え】

今ある資産を活かす

こんばんは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

突然ですが、この写真、どこの写真か分かりますか?

すぐに分かった方はマニアックな高岡人!

正解は、古城公園です!まるでジブリに出てきそうな光景だったので、思わず写真を撮りました。

古城公園

冒頭の写真のような光景も抱えながら、何より古城公園は「四季折々の景色」と「豊富な植生」が最大の魅力ではないでしょうか?

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色、と季節ごとの表情を持ち、いつ訪れても私たちを楽しませてくれます。

先週11/14の写真
画像提供:高岡市

さらに、今でこそ、図書館は無くなり、市民会館は休館中ですが、
私の小さい頃は、図書館、市民会館、体育館、博物館、動物園、近くには美術館と、あらゆる文化施設が集まり、まさに「文化の森」といった様相でした。(もっと昔には、本丸広場に野球場があったようですね。)

しかし2015年3月、「高岡城跡」として国の史跡に指定され、上記文化施設は少しずつ「外に出す」移転が検討されています。

ですが、以前には無かった「国立公園でワーケーション」という新しい環境省の推進策も出てきた時代です。

リンク:環境省_令和2年度地方公共団体・事業者向け支援事業【令和2年度補正予算及び国際観光旅客税等】 (env.go.jp)

「昔がよかった」というノスタルジックな気持ちからではなく、「集積」することで相乗効果が出ると思いますので、教科書通りに外に出すのではなく、

何があれば古城公園はより魅力的になるか0ベースで考えて、必要であれば文化施設を残す道も模索したいな、と個人的には思います。

そんな古城公園ですが、高岡市の発表では、年間の利用者はのべ約850,000人!大変多くの方に楽しまれています。

一方、年間の利用者はのべ約350,000人ですが、古城公園と双璧をなす(と私が思う)公園がおとぎの森公園です。

おとぎの森公園

先週11/19の写真

以前は地元の親子連れが多かった印象ですが、ドラえもんのモニュメントやおとぎの森館の中にふわふわドームが整備されたことで、

ライトアップが幻想的なおとぎの森館

市外・県外からも多くのお客さまが訪れるようになりました。

さて、このふわふわドームですが、高岡市のクリティカルヒットの政策だと思っています。

まだ議員になる前、私が初めて書いたブログでも紹介しましたが、

リンク:ブログ | 瀬川ゆうきオフィシャルサイト (segawayuki.net)

下島町の会社役員上田辰夫さんが高岡市に寄附なさった1億円から、一部を使わせてもらい整備されました。

当時、上田さんは、

「住みよい街にするため、民間が前に進まないといけないと思った」

「たくさん遊んで、遊具を傷めてください」

と、語られましたが、毎日多くのお子さんが元気いっぱいふわふわドームで遊ぶ姿を見ると、上田さんの想いに見事応えた素晴らしい政策であったと感じます。

以前、富山新聞にも取り上げてもらいましたが、

このふわふわドームは、小さな変化で魅力を大きくアップさせた「テコの原理」の好事例だと私は思っています。こういう事例を高岡で多く引き起こしていくことが、行政や政治の役割なんだろうなと感じています。

では、次の一手はなんでしょうか?

私は年間のべ約350,000人訪れるこの立地を活かすべきだと思っています。

例えば、おとぎの森公園には自販機はありますし、飲食ブースもありますが、飲食店があまりありません。

一方で、事業者目線になると、
休日には「1,000人以上そこにいる」公園でキッチンカーやブースなどで出店したい事業者はいらっしゃるのではないでしょうか?
お客さまを集客しなくても、広告予算をかけなくても、「そこに」お客さまがいらっしゃるのです。

そんなことを話していると、色々な方が動いてくださり(ありがとうございます!)、

これまでイベント時しかOKが出ていませんでしたが、

「この秋から、おとぎの森公園へのキッチンカーやブース出店は、申請があれば基本OK」に変更となりました。

周知や浸透にも時間がかかるため、じわじわと変化が起きてくるのでは、と思っておりますが、

たくさん遊んで、すぐ近くでお腹を満たせる。出店者も多くの見込み客で、お互いに笑顔になる。そんな光景をおとぎの森公園で日常的に見られることになるのが今から楽しみです。

小さな変化だとは思いますが、このような小さな変化を引き続き作っていきたいなと思います!

また、みなさんがお持ちの一手、アイディアもたくさんあろうかと思います。ぜひ教えてほしいです!一緒に実現していきましょう!

それではまた!

2020年10月28日

【県議会】,【自分の考え】,【選挙】

県知事選挙を終えて感じること

長かった県知事選挙が終わりました。

まだ2日しか経っていませんが、とても長い時間が経過したようにも感じています。

新しく県知事になられる新田さん、そして新田さんを応援された方に心より敬意を表したいと思います。

また、川渕さん、川渕さんを応援された方にも敬意を表します。

私は石井さんを応援しておりました。最後は自分が判断しましたが、判断に至るまで、自分を応援してくれた方を中心に、多くの方に話を聞き、信念を持って判断をしたので、後悔自体はありません。

期間中もたくさん応援を頂き、「お前が応援するなら!」と声を掛けてくださったのは忘れることができません。

多くのご支援、本当にありがとうございました。

全力で石井さんを応援したつもりです。

「真っ直ぐもいいが、結果が分からないからそんなに応援するんじゃない!」

「どっちにもいい顔すればいいのに!」

と何度も言われました。

しかし、決断するのが政治家としての仕事だと思っているのと、決めた以上は全身全霊で訴えなければ、石井さんにも、勝負にも失礼だと思い、活動してきました。

しかし結果を見ると、民意を捉えられなかったのは政治家として非常に力量不足を感じています。

市民のため、県民のためと政治活動をしてきたつもりですが、結果を真摯に受け止め、もう一度、初心に帰り出直さなければいけないと思っています。

11月9日からは新田県政が始まります。これまでと変わらず、いいところは賛成し疑問があれば質す。新田新知事に、提案し、自分の思いをぶつけ、富山県が今より一歩でも前に進むよう、議論していきたいと思います。

今回投票してくださった6割の方も、色々な考えで投票に行かなかった4割の方も、そして子どもの政策もたくさん議論されています、まだ投票権のないお子さんたちも可能であれば、ぜひこれからも県議会・県政に注目してくださればと思います。

最後に石井知事、4期16年の県政、本当にありがとうございました。力不足で申し訳ありません。この間、富山は本当に、より素晴らしい県になったと思います。石井さんの富山への思い、残してくださったものを引き継ぎ、上乗せして、県民と一緒に、石井さんにも誇れるよりよい県にしていきたいと思います。

挨拶回りの空き時間で、母の実家付近の海岸に。初心に帰ることと、富山県の発展のために精一杯働くことを約束しました。

2020年10月06日

【市民の動き】,【自分の考え】

withコロナの映画イベントを開催

こんにちは、富山県議会議員の瀬川侑希です。

スポーツ、コンサート、祭、部活の試合、地域の行事…。

今年はコロナの影響であらゆるイベントが中止になりました。

また、学校は3〜5月の3ヶ月間、休校になりました。6月から再開したものの、あれはダメこれはダメが多く、子どもたちは今もなお大変ストレスが多い生活を送っていると感じます。

私は小学生を中心に空手を教えていますが、学校生活でいっぱいいっぱいで、習い事はやめたいという申し出がいくつかありました。

リスクのあることはなるべく中止にした方がよいのかもしれません。

しかし私はこんな時だからこそ、

大人が試されているように思います。

そこで、

子どもたちが、家族が、気兼ねなく心の底から思いっきり楽しめるものを何か提供できないか。

5月くらいからぼんやりと考え始め、実際に動き始めたのは7月に入ってから。

ソーシャルディスタンスを逆手に取り、家族だったらギュッとひとかたまりになれるのではと思い、

屋外で、家族ごとにきっちり距離を取り、マスクなどコロナ対策をしながら、

相談した富山テレビ、南砺市選出の安達孝彦県議とともに、

10/3(土)に井波は閑乗寺公園にて、大自然と星空の下で映画を観る、野外映画祭をやることに決めました。

(県議会議員の自分がやるべきなのかよく分かりませんでしたが、県民に少しでも前向きな話題を提供したい、と突っ走ってしまいました。)

10/3(土)

18時〜 パディントン(2014)日本語吹き替え

20時〜 シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014)字幕

2つ目の映画には、クバーノ、ブリスケットといった、見ているだけでよだれの出そうな料理が数々登場します。その料理を作り、会場でテイクアウトできる、そのようなチャレンジも実施することに。

当日の飲食店ブース

実施に向けて、県内の企業を回りました。

「地域の子どもたちのためになるのなら!」

「地元のために貢献させてくれ!」

と、訪れたほとんどの企業が好意的に受け止めてくださり、多くの企業がスポンサーになってくださいました。

結果、(コロナのため、家族数を絞ってではありましたが、)無料で一般の方をご招待するイベントとすることができました。

コロナで大変な企業もあったと思いますが、

地域を想うスポンサーの方々のおかげで本イベントが実施できました。本当にありがとうございました!!

(行政の補助金にほとんど頼らず実施できたのも、自分たちの自信になりました。)

当日は、400名を超える方がご来場くださいました。

曇り予報だったのに、映画が始まる直前に晴れ、星にも月にも夜景にも助けられ、最高の環境に!

スポンサーの方々、応援くださった方々、そして映画が大好きな俳優の斎藤工さんからもご縁で応援メッセージ、みなさんありがとうございます!

1本目の映画が終わった時も、2本目の映画が終わった時も、拍手が沸き起こり、「やってよかった」となんとも言えない感情に。

翌日朝、閑乗寺公園に戻り、たっぷり1時間ゴミ拾いをしましたが、全会場でたったこれだけ。

ほとんどゴミが無く、参加者のマナーにもイベントが助けられました。

天候というラッキー、初めてのことだからこそ協力くださったスポンサーなど、色々な要因が重なりここまで来られたため、また同じものができるとは思いませんが、県民が喜んだり、家族でゆっくり過ごす時間を提供できないか、また考えてみたいと思います。

それではまた!