2017年09月07日

バスルートを考えよう!

こんばんは、瀬川ゆうきです。

 

先日、「万葉線」に乗って山町筋の「土蔵造りフェスタ」に行きましたが、土日限定の志の輔さんの車内アナウンスに遭遇し、これはいいな!と思いました。みなさんもぜひ、聞いてみてください!

 

さて、「公共交通」つながりで、、、我が高岡市には2つのコミュニティバスがあります。どちらもご存知ですか?

①「こみち オレンジルート」 20分おきに運行

高岡駅を中心に、大仏前や山町筋、金屋町などを通りながら、40分で1周する比較的小さく回るルートです。同じルートを、20分ずらした2台がぐるぐる回っています。

②「こみち ブルールート」 1時間おきに運行

高岡駅を中心に、大仏前や市役所、市民病院、内免などを通ります。左回りと右回りがあり、それぞれ1時間で1周する、オレンジルートよりは大回りのルートです。

 

という事は、2つのコミュニティバスと言いましたが、①の2台と②の回り方別に、実際は4台がぐるぐる市内を回っている事になります。

 

今回注目したいのは、この4台の使い方に関してです。

 

もちろん、コミュニティバスは地域にとって欠かせないものです。高齢者や免許を持たない方にとって、替えのきかない交通手段だと思います。

しかし一方で、コミュニティバスには毎年4,700万円の市の予算が使われているのも事実です(1台あたり1,175万円)。

そしバスを見たことのある方はお分かりだと思いますが、お世辞にも利用者が多いとは…。

 

なにも「利用者が少ないから無くしてしまえ」と言っているわけではありません。公共交通の意義は経済性だけで考えてはいけないと思います。ただし、頻度はもうちょっと見直してもいいのではないでしょうか?また、バスは電車と違って、新たなルートを作るために、工事を必要とするものではありません。ルートに対して、非常に柔軟性をもっている公共交通です。

現在もコミュニティバスが通らない地域も存在します。既存のルートの頻度を見直すことで、今まで通らなかった地域にもコミュニティバスを届けることができます。さらに、もし仮に1台分減らせたら、1,175万の予算を他に回すことができます!

 

という事で、「実際に自分たちでもバスルートを考えてみよう!」と思い、9/17(日)11時~16時半で、おとぎの森公園「アトリウムガーデン」(とんがったの建物の1階)にて、バスルートを考えるワークショップを開きます。高岡駅南部地域を取り上げ、誰もが気軽に外出し、消費がうまれるような仮想バスルートを考えてみたいと思います。ご参加いただける方は、メールでご連絡ください。

※お子様連れでのご参加も大歓迎です。

※3,4チームに分かれて、チーム活動を行う予定です。

※参加費は無料ですが、昼食をご持参ください。

 

そして、、、

実はこれらの他に、コミュニティバスではありませんが、土日祝日限定で「まわるん」という周遊観光バスがあるのをご存知ですか?新高岡駅、瑞龍寺、高岡駅、大仏前、山町筋、金屋町を通ります。

あれ、なんか聞いた事あるルートですね?

 

「日常」と「観光」を分けず、観光客が乗りたくなるような外観のバス(これに乗れば観光地をめぐるんだろうなと、と一目でわかるような)にし、住民にも利用してもらう。バス車内で「ここもおススメやよ!」「あこおいし~から、行ってみられ!」と観光客に地元情報を教える、そんな光景があったらいいな~、そしたらまた来たくなってくれるかな~、なんて妄想しています!