2018年11月09日

【自分の考え】

次の世代にお金をかける社会に!

こんにちは、高岡市議会議員の瀬川侑希です!

 

11月22日で市議会議員になってから1年が経ちます。

本当にあっという間の1年でした…。

 

私のホームページや名刺などには「子どもたちに誇れる高岡を、いっしょに描いていこう。」というフレーズを記しています。

1年間、この思いをもって活動してきて、感じたことの1つに、

やはり「若い世代や子どもたちにかける予算が少ないのではないか?」ということがあります。

実際に市民の方からもそういった声を聞くこともあります。

 

これは、改めて自分がどういう高岡市を、どういう社会を目指したいのか、ということにも繋がっています。

 

 

一言でいうと、私には、「次の世代にお金をかける」社会を目指したいという想いがあります。

というのも、今の国も地方も、あまりに未来に投資する割合が少ないのではないかと感じているからです。

 

 

【実際どうなのか?~高岡市の場合~】

本当に若い世代や子どもたちにかける予算は少ないのか?

空気感で話すのではなく実際のところどうなのか、ちょっと調べてみました。

 

国の話は他の方に譲るとして、

これは、高岡市の平成30年度の予算を非常に簡単に示したものです。

1番左が収入のグラフ。

市税などで345億、借金で63億、国から216億円、県から45億円…。一般会計は合計677億円です。

 

支出はというと、

大きいところでは、民生費に240億円、土木費に92億円を使っています。

民生費の中身でいうと、社会保障費は高齢化により毎年約3億円ずつ増えております。今後もその流れはしばらく続きます。つまり、社会保障費の増加により、去年と同じ予算を組もうと思っても、どうしても3億円足りなくなる状況です。

また、借金返済の割合が大きいのは、高岡市の予算の特徴といえます。

 

そして、教育費には46億円が使われていますが、

教育費から、人件費・事務費・全世代が対象の公民館費などを除くと、10億円しか残りません。

240億円あった民生費には、子育てなどの予算も含まれているので、
教育費だけをもって、「未来への投資の予算」という事はもちろんできませんが、
10億円、、、収入に占める割合が1.5%というのは少ない予算配分だと感じます。

 

また、この10億円には、学校やグラウンドの改修など、建物に関する費用も含まれています。

 

【高岡市の教育行政について】

話をもう少し掘り下げます。

下記は平成29年度の高岡市の教育行政への、市による自己点検です。

市も自己評価「C(やや不十分)」をつけておりますが(全41項目でD(不十分)はゼロ、Cは唯一これだけ)、ICTを活用した学習が、国の平均よりも、県の平均よりも非常に遅れております。

 

そもそも教育に予算をかけられていなく、

さらにその予算の中で、まさに現在求められているICTなどソフト面にかけられている予算というと、さらに少なくなっているのが、現状です。

ここまでではないにしろ、全国の多くの自治体が、増え続ける社会保障費により、同じよう悩みを抱えているのではないかと思います。

 

 

【今後について】

では、どこから予算を持ってくるのでしょう?

これには大きく2通りの方法があります。

①今ある資源を有効に使い、稼ぐ自治体を目指す。増えた収入を振り分ける。

②今かけている別の予算から振り分ける。

 

①については、民間出身・県外でも生活していた私なんかが、外からの視点をもって貢献したいと強く思っている部分でもあります。もちろん、やっていきます。

 

しかし残念ながら、基本的に人口減少により、ベースの収入は減っていくので、

現実的には、②の方法、今までやっていた何かをやめたり、減らしたりなどして予算を捻出するということがどうしても必要になってくると思います。

 

 

国レベルでも、社会保障の問題に本格的に取り組み始めましたが、

いち地方自治体でも、次の世代にお金を使う予算配分を行い、未来に投資する社会を目指したい。

そういう自治体が、今後、生活者に選ばれていくのではないでしょうか?

 

宮大工の小川三夫さんは、

法隆寺は1000年以上も人々に愛されてきた。だから我々も次の1000年後のために今から檜を植える。その責任がある。

という趣旨のことをおっしゃったようです。未来に投資する、とても素敵な言葉だなと思いました。

 

 

私も市議会議員になってまだ1年しか経っていません。未熟な部分が多くあります。

ですので、どうやったら未来に、次の世代にお金をかけられるのか、その方法論をみなさんと考えていきたいと思っています!

 

最後に・・・「次の世代にお金をかける」、、、

これは、シニアや現役世代をないがしろにするという意味ではありません。

現在の日本の繁栄は、間違いなく上の世代が築いてくださいましたし、

現役世代は、現在進行形で、日本を支えています。

 

しかし、今を生きる私たちは、先人たちへの尊敬の念を持ちつつも、一方でこれからの世代に明るい未来を残す責務もあるように思います。

これまで現役以上の世代にかけてきた資源を、もう少しこれからの世代にかける社会にしたいというのが私の想いです。

 

「子どもたちに誇れる高岡を、いっしょに描いていこう。」

2018年10月09日

【自分の考え】

活動報告会を開催しました!

こんにちは、高岡市議会議員の瀬川侑希です。

 

9月30日(日)に「高岡市青年の家」にて、活動報告会を開きました!

当初は2時間程度のプログラムを行う予定でしたが、台風24号が接近中であったため、時間を短縮して開催。

 

今回は、

「3月~9月の議会報告を含めた活動報告」と「高岡市の財政問題」を中心にお話しさせて頂きました。

 

1月に活動報告会を開いた際、

「今後は、目的をはっきり絞って意見交換しては?」というアドバイスがあったので、

初めて活動報告会を開催しました!

前回報告会のブログです。

 

一方的に開催するのではなく、

『中身についてもキャッチボールしながら、よりよい活動報告会に!』と思っていたので、

『アドバイスを取り入れ、ひとつテーマを設けて、掘り下げて意見交換しよう!』、

『今回は、今関心が高いと思われる「高岡市の浸水対策」を参加者と一緒に考えてみたい』、と準備していましたが、台風のためプログラムからカット。次回やってみたいと思います。

 

さて、

データが重く、画質が悪くなってしまいましたが、

隠すものではないので、

また、こんな事をやっているんだ、と知って頂きたいので、一部動画でご紹介します!

 

 

↓こちらをクリックすると動画が見られます。6篇あります。

第2回1

第2回2

第2回3

第2回4

第2回5

第2回6

 

1月に開催した時は雪で足元が悪かったのを覚えています。

今回は台風で、またしても文字通り足元が悪い中、会場にお越しくださった方々、ありがとうございました!

 

今後も定期的に開催していこうと思っておりますので、

ぜひご参加ください!!

2018年07月31日

【自分の考え】

高岡七夕まつり

こんにちは、瀬川侑希です。

 

いよいよ明日8/1(水)~8/7(火)で「高岡七夕まつり」が開催されます。

 

私は、この七夕まつりが、なぜか無性に好きです。

 

高岡の農村地域に生まれたので、

普段は人ごみと無縁の生活でしたが、

夏のこの時期、歩道に露店がずらーっと並び、

ぶつかりながらしか進めない人の多さに、小さい時とてもワクワクしました。

特に中学生になってからが楽しく、1人で外出できるようになったので、

目的もないのに友達と毎日七夕まつりに行って、何を買うわけでもなくふらふら歩きながら、

「あそこに〇組の△△おったぞ」なんていう、『だれだれを見つけた』というただそれだけの話で大盛り上がりだったのを覚えています。

今も続いておりますが、当時から3on3が開催されており、夏夜に大人が路上でバスケをしている姿がとてもかっこよかったのも思い出します。

 

 

3年前にUターンして、2015年8月、10年以上ぶりに七夕まつりを見ても、思い出すのは中学生時代のことで、とても懐かしい気持ちになりました。

 

Uターンして様々な方と高岡のことを話していると、時々、このようにおっしゃる方がいらっしゃいます。

「昔の七夕まつりはすごかった。両側の笹と笹が空中でぶつかとったもん。トンネルみたいやった。今はなぁ…。」

 

七夕まつりが好きだからか、言われるとちょっと悔しい気持ちになるのですが、言われてみると…。

あまり意識していなかったのですが、確かに小さい時の七夕まつりは竹が高かった印象があります。

しかし、当時は身長が低いので、その頃はすべてが高く、大きく見えた可能性もあります。

 

そこで、ちょっと調べてみました。

(こんなことに時間使うな、と言われそうなので言い訳をしますが、ほんとにちょっとの時間しかかけていません。だからお許しください。)

いくつかの市の資料を見た中で、1番七夕まつりの笹がダイナミックな写真はこれでした。

なるほど。両サイドの笹が空中でぶつかってはいないけれども、確かに高いし、隣の竹との間隔も短そう。

 

じゃあ今はどうだろうかと思って、昨日会場を見に行ったら、

あれ?確かに全体的には寂しいかもしれないが、笹が空中でぶつかりそうになっている!

こちらも今年の写真です。ぶつかってはいないが、あと数m!

 

一方で、オタヤ通りの向こうは、

確かに、こちらはちょっと寂しいかもしれません。

 

では高さが問題ではなく、竹の本数の問題だ!と思ってさらに調べてみました。

 

当然ですが、七夕まつりは、誰かがお金を払って実施されております。

例えば今年でいうと、1,700万円くらいの予算で実施されており、

行灯協賛が680万円程度、

広告協賛が320万円程度、

市の補助金が630万円程度、などで成り立っています。

 

竹の高さには2種類あり、

6m級の竹が200本、50万円で購入しております(1本2,500円)。

この他に、中越パルプさんのご厚意で12m級の竹を38本寄贈頂いております。(ありがとうございます!!)

写真の中央が12m級の竹で、それ以外が6m級の竹ですね。

 

恐らく、昔は協賛もよく集まり、12m級の竹が多かったのではないでしょうか。

 

じゃあ、あと200本の12m級の竹があれば、すべて高い竹に置き換わるのか、というとそうでもなくて、

このように、高い竹は飾り付けも多いので、その重みに耐えられるように、2~3本くくりつけております。

 

なので、後600本の12m級の竹があれば、すべて高い竹になり、昔の姿に近づけられるのではと思っています。

 

 

たかが七夕祭りであり、すべて高い竹になり、両サイドの笹が触れ合い、トンネルになったから、

だからどうだとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、私がそうだったように、

年に数回でもいいので、

普段とは違う高岡の姿を、

未来ある子どもたちに見せて、驚かせて、

この街に生まれた事を誇りに思ってほしいなぁ、と思っています。

 

そして、

昔の姿を知っている方々にも、

もう一度全盛期の七夕まつりを見せて、

高岡の底力を見せたい。

 

だから、もう少し時間はかかるかもしれませんが、

いつか必ず、全盛期の七夕まつりを復活させたい、と思っています。

 

 

ちなみに、高岡七夕まつりでは、「高岡マイ七夕コンテスト」というものがあり、

市民が思い思いの七夕を制作し、コンテストに応募できるようになっています。

 

私も昨年、「高岡熱中寺子屋」のメンバーで応募し、賞を頂きました。

この市民が応募できる取り組みは、とっても素敵だと思います。

 

文苑堂の前には、おなじみのドラえもんの七夕があります。

ちなみに、勝手につけた私的グランプリは、氷見市から応募のこの作品です。

会場にあるので、探してみてください!

2018年04月18日

【自分の考え】

高岡は、まるで「小さな国」である

こんにちは、瀬川侑希です。

 

3/27(火)に、「とやま文化 de 地方創生」というフォーラムに参加しました。

豪華なゲストから、高岡に対するロジカルな分析あり、熱い想いありで、それはそれは面白いフォーラムだったのですが、

途中、ゲストのお1人から、「高岡を『ひとこと』で言えますか?」と会場に投げかけがありました。

 

私は、終わった後も、なぜかその言葉『ひとこと』がひっかかり、頭から離れませんでした。

 

高校まで、「高岡には何も無い」と思いながら過ごした私ですが、

県外に出て、初めて高岡の魅力に気付き、

今では、この街の自慢をすぐに10個言えるようになっています。(みなさんも言えますか?)

 

だけど、高岡を『ひとこと』で言うと、なんて言うかなぁ…。

 

 

翌日も、その事をぼんやり考えていると、

ふと思い出した会話がありました。

むしろ、その会話が頭の片隅にあったから高岡を『ひとこと』で何というかに過敏に反応したのでは、とハッとしました。

 

 

それは、フォーラムからさかのぼること数日前に、高岡市佐加野東の牧場「clover farm」さんを訪れたのですが、

その時、牧場主の青沼さんが、

「高岡って、ものづくりもあるけれども、米も野菜もそして牛乳もあって、やろうと思えば高岡の中で経済が完結できると思うんですよ。」

という趣旨のことをおっしゃったのです。

←3年前に引き継いだ時は7頭でしたが、今は60頭を超えるとのこと。

 

 

この会話を思い出し、自分の中で2つの体験が結び付き、

「高岡を『ひとこと』で言うならば、、、『まるで小さな国である』という言葉がぴったりなのではないか」

と私は考えるようになりました。

 

 

というのも、まず働いている方の数で見てみると、

調査した母集団が違うため(調査年、調査対象、居住地と仕事場の関係など)、綺麗な比較はできませんが、

平成29年の市の人口は173,174人、

そのうち15歳以上は153,994人(①)。

 

高岡は400年続く「ものづくりのまち」です。

平成28年の高岡市の調査では、

銅・鉄器産業(問屋、鋳造、溶接、研磨、彫金、着色、仕上げ)従事者数1,232人(②、参考:②/①=0.8%)、

漆器産業(問屋、木地、彫刻、青貝等、塗り)従事者数124人、

アルミ産業(製造、加工)従事者数8,444人(③、参考:③/①=5.5%)、

など、伝統産業が受け継がれ、それに加えて近代産業が興っています。

 

じゃあものづくり産業ばかりかというと、そういうわけでもなくて、

平成27年の国の調査「農林業センサス」によると、

農家数2,812戸、

15歳以上の販売農家世帯員数は7,188人(④、参考:④/①=4.7%)

です。

これらに加えて、サービス業や小売業で働いている方ももちろん多くいます。

 

つまり、高岡とは、

何か特定の産業に偏ったまちではなく、

食糧も作るし、製造もする、消費もできる、、、産業が共存しているまちなのではないでしょうか。

仮にまち全体で自動車産業だったり観光産業だったり、特定の産業に偏っていると、時代の変化でその産業が衰退した時に、まちも一緒に衰退していくことになります。今だと、人口減少でダブルパンチに。

特定の産業に偏っていないので、ある産業が打撃を受けても、それだけでまちがつぶれるわけではない、リスク分散がしやすいまちともいえます。

 

地勢的にも、

高岡市は赤線で囲った範囲です。大部分は平野ですが、市の中に、海から山まであります。中心からだと、30分で釣りからキャンプまで、30分でサーフィンからスノーボードまで楽しむことができます。

 

また、写真で見ると分かりやすいですが、

街中は町屋、住宅、問屋、商店が多いのに対し、郊外に行くに従って、農地が広がります。

 

 

食糧も作る、製造もする、消費もできる、、、経済が市内で完結できる。

海から山まで30分で行ける、、、、レジャーが多彩。

高岡のこの多様性は、まるで「小さな国」だと私は感じます。

 

加えて、高岡市は人の顔と顔がみえる、つながりあえる人口規模です。

さまざまな産業に関わる方が有機的にコラボレーションすることにより、新しい産業や商品ももっと生み出していけるはずです。

 

 

私は、「高岡を『ひとこと』で言うならば、まるで『小さな国』である!」と考えますが、

色んなご意見があろうかと思います。

みなさんの考える「ひとこと」も、お会いした時ぜひ教えてください!!

2018年01月29日

【自分の考え】

初めて活動報告会を開催しました!

こんにちは、瀬川侑希です。

 

選挙後、誰よりも先に活動報告会をやろうと、1/27(土)活動報告会を開きました!(結果的に、自分が最初ではなかったようですが…)

 

今回は、「選挙後3カ月の活動報告」と「高岡市の財政問題」の2本立てでお話しさせて頂きました。

 

特に、「財政問題」に関しては、選挙時から「借金が増え続けている高岡市の財政への危機感」を訴えていた唯一の候補者だという自負があります。

(当時は様々な方から、「選挙だから、ネガティブな事は言わない方がいい」と言われ、自分でも大変悩みましたが、

「現役世代の責任」から逃げずに戦いたかったので、あえて主張しました。)

 

今回、「財政問題」については、

・高岡市の説明

・「なぜ今発表したのか」自分なりの解釈

・「高岡も夕張みたいになるのか」と市民の方からよく聞かれるので、夕張市との比較

・未来に向けてこういう街にする!というビジョンを作るべき

という事を中心に話しました。

 

 

雪で、文字通り足元が悪い中、多くの方にご参加頂き、ありがとうございました。

 

質疑応答では、

「企業誘致が弱いのではないか」

「高岡市が財政難なんだったら、もっと市職員や市議会議員の給与、報酬を下げるべきではないか」

「高岡市財政難の責任はどこにあるのか、あなた(瀬川)は追及しないのか」

など厳しいご意見もありましたが、対案や具体例を頂く場合も多く、活発な議論になったと思います。

 

終わった後は、「どうだったかなぁ」と不安でしたが、

今後の自分の活動に反映させようと、

参加者にアンケートをお願いしており、

87%の方が、今回の活動報告会に満足した、という結果だったのは大変嬉しかったです。

 

その他アンケートで頂いたご意見を少しご紹介させて頂きます。

「市民(参加者)と対話したいという気持ちが前に出ていてよかったと思う」

「どんどん開催してください。他の議員とのディスカッションもあると面白い」

「もっと具体的な説明が欲しかった。時間も短い」

「古城公園を活かしたまちづくりができないか」

「市長や市職員の説明会だけでなく、議会も説明会をしてほしい」

 

「今後は、目的をはっきり絞って意見交換しては?」というアドバイスもありました。ひとつテーマを設けて、掘り下げて意見交換する、という取り組みも今後やっていきたいと思います。

 

 

また、「自分の地元でも開催してほしい」というお声を複数頂きました。

 

第1回は、高岡駅前でずっと街頭演説していたため、思い出の地(?)である「高岡駅前」で開きたかったのですが、

 

今後は少人数であっても高岡市内どこにでも駆けつけます!お近くに伺いますので、遠慮なくおっしゃってください!お電話やメール、お待ちしております!

2017年09月30日

【自分の考え】

高岡市には、若い人の声は届いているの?

こんばんは、瀬川ゆうきです。

「若い人の声が届きにくい街になっていないか?」というのが、僕が政治家を志したきっかけです。

今日は、高校生の頃のことも思い出しながら、この点についてお話したいと思います。

 

今は高岡の自慢をすぐに10個言える僕ですが、高校生の頃は「高岡には何も無い」と思って過ごしていました。ダメな高校生ですいません…。

そんな僕も、進学を機に県外に出て、はじめて高岡の魅力に気づき、高岡に生まれたことを誇りに思うようになりました。
一方で、年に2~3回しか帰れませんでしたが、帰るたびに、少しずつ街が寂れていくように感じ、「高岡をなんとか盛り上げたい」と思うようにもなりました。

東京にいる間も、高岡を外から見て、「こうした方がいいのに!」とか「もっとこうできないのかな?」とか、仲間うちで話していたのですが、その時に感じたのは、『じゃあ実際、誰に言えばいいのか?』ということでした。

 

さて、グラフは、現在の高岡市民の年代別割合と、高岡市議会議員(現26名)の年代別割合です。見ての通り、議員の約30%が50代、約40%が60代と、高岡市民の年代別割合と比べて極端に50代以上の方が多くなっています。

 

市議会議員の大きな仕事の一つに、「税金の使い道を決める」という仕事があります。
高岡市の予算は約700億円なので、26名で割ると、議員1人あたり、約27億円分の責任があります。

税金は20代30代ももちろん納めているのに、使い道を決める市議会議員に20代はいません。30代も1人です。

 

このグラフを見た時、率直に、50代以上の人の意見が反映されやすいのかな?と感じてしまいませんか?

また、若い人から見ると、何か意見や要望があっても「年の離れた先輩にって、…何か言いにくい。遠慮してしまう。」という感覚も、あると思います。

 

そしてもちろん「若い人だけ」の声を代弁するつもりはなく、色んな人の声が届く街にしたいと心の底から思っています。

 

市議会議員は住民の代表、意見を届ける立場です。

声を挙げられない人や、届けられない人がいなくなるように。

ぜひ、色々な人の意見が届く、多様性のある高岡市になればと思います!

2017年09月17日

【自分の考え】

政治家って、とってもクリエイティブな仕事

おはようございます、瀬川ゆうきです。

 

僕は「政治家って、とってもクリエイティブな仕事」だと思っています。

 

みなさんは「クリエイティブ」や「クリエイター」というとどんなイメージを思い浮かべますか?

「特別な才能でもってして、今までなかったものをつくること」「誰も思いつかないようなアイディアがどんどん出てくる人」「なんかすごそうな人」など色々なイメージがあると思います。

 

もちろんそのような人もいるかもしれませんが、そのような人だけが「クリエイター」と呼ばれるわけではありません。

前職の広告代理店で「クリエイター」と呼ばれる同僚と仕事をしました。何かを生み出し、色々な人の心を動かすクリエイティブな仕事をする同僚を尊敬していましたが、彼ら「クリエイター」に対する僕のイメージは、かっこよく誰も思いつかないアイディアを出す人ではなく、泥臭く「とことん考える人」「言われたことよりも、本質をみようとする人」です。

 

例えば、前職で言われたことなのですが、

お客さまから「傘が欲しい」と言われたら、とにかく一生懸命「最高の傘」を用意しがちです。『なになに国製で、なになにの機能もあり、その服にも合います。』

しかし、実は「濡れたくない」という本質的な課題があり、それを解決する方がお客さまにとってよい解決策である場合がしばしばあります。「アーケードのある道を教えてあげればよい」「お客さまの外出は午後からだ。午後からはずっと晴れるのでそれを教えてあげる」など、「最高の傘」よりもよい解決策があるのではないか、これをとことん考えるのが広告代理店の「クリエイター」でした。

 

もうちょっと広げて考えてみると、

「今の答えを一回疑ってみて、別の方法を試してみる人」はみんなクリエイターといえる、クリエイティブな姿勢で仕事に向き合っている、と僕は思います。

そして、こういう方は色々なお仕事にいらっしゃるのではないでしょうか?

「早く荷物を配送するために、別の回り方を試す人」「お客さまを待たせないように、工夫してレジ打ちする人」「小学生へのサッカー指導に、新しい練習法を導入する人」・・・

 

だから僕は、「政治家って、とってもクリエイティブな仕事」だと思います。

世の中にも、高岡市にも、たくさんの課題がありますが、目の前の現象に対応することだけに追われず、本質的な課題を見極め、よりよい解決策がないか考えるのが政治家の仕事だと思うからです。

そうやって考え、「街の進むべき方向をデザイン」し、「自分たちの街をつくる」のが政治家の仕事です。

国や県や市をデザインする仕事が政治家なんです。

町内会であいさつする事だけが政治家の仕事ではないんです!

 

10月には高岡市の政治家を決める選挙があります。

もう、「クリエイター」を決める選挙といってもいいかもしれません(笑)。

「自分たちの街をつくる」というクリエイティブな仕事、みなさんも注目してみませんか?

2017年08月23日

【自分の考え】

「30年後」の未来に僕らは立っている

政治活動のキャッチコピーは、「子どもたちに誇れる高岡を、いっしょに描いていこう。」にしています。

ちょっと暑苦しいですが、『今の時代を生きる大人は、これからの世代に、背中を見せる責任がある』と思っているからです。また、与えられた理想像を目指すのではなく、みんなで理想像を設定しようよ、そのためにとことん話そうよ、と思っているからです。

 

そして、政策を考える際には、「30年後の未来を想像した時に、いま必要だと思うこと」という基準を設けています。年数はこだわって、「10年後」でもなく「20年後」でもなく、あえて「30年後」にしました。それには2つの理由があります。

 

①一つは「第一子平均出生時年齢」が1950年の「24.4歳」から2016年の「30.7歳」になっているように、今や「30年」が世代の一区切りになっているからです。「30年後」というのは、まさに自分の子どもの世界を考える事なんです。

 

参考:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai16/dl/kekka.pdf

参考:http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/17/birth-rates_n_5501976.html

 

 

②もう一つは、高岡市で30年前に決まった事が、今とても大きな影響を及ぼしていると感じているからです。

 

例えば、1991年から溜められている市議会の会議録によると、北陸新幹線新駅を高岡駅の南1.5キロの地点と決定されたのは1982年12月との事。35年前です。(僕が生まれる前からあの場所になるのは決まってたんですね…。)

参考:http://asp.db-search.com/takaoka-c/

また、27年前の1990年には、「能越自動車道」が着工し、「八丁道」が整備され、「高岡市万葉歴史館」が開館しました。

 

新幹線駅に関しては、

新幹線駅を高岡駅と分離させた方が費用が安い、用地取得の問題、工事の難易性、工期がかかる

などが新駅設置の根拠となったとの事です。一方、当時から、

人口17万人程度の高岡市において、新駅設置に伴って2つの都市核を維持・形成することは困難ではないか、在来線、氷見・城端線、路面電車との乗り継ぎの利便性の確保が難しい

など、現在も我々が抱える問題を危惧する意見もあったようです。

 

新高岡駅と高岡駅は1.8キロ(その後、1.8キロ地点で最終決定)しか離れていません。また中間地点には国宝「瑞龍寺」があり、考えようによってはとても可能性のある1.8キロ。それでも、それでも、「なんで現駅にくっつけてくれなかったんだよー。」と思ってらっしゃる方は多いのではないでしょうか?

 

よくも悪くも、30年前に決まった事の上に僕らは立っています。「今」の決定が「30年後」に「資産」にも「負の遺産」にもなりえます。だから、「今」だけではなく「30年後」の未来にも責任をもって、『あれは俺らの時代に決定したんだぜ!』と子どもたちに誇れるような決断をしていきたいです!!

2017年08月22日

【自分の考え】

〇〇校区代表ではなく、高岡市全体の代表として

こんばんは、瀬川ゆうきです。

 

高岡市内のさまざまな地域を回って政治活動をしていると、

「地域はどこ(どの小学校区)からなの?」

とよく聞かれます。

 

もちろん、自分のパーソナリティーをより理解してくれようとして聞いて下さる方もいらっしゃるのですが(そういう方は自然と分かるものだと活動を通して実感!)、多くは、「自分と同じ校区だったら関心持つけど、違う校区なら自分とは関係ないや」、という意味が含まれているように感じます。

 

一方で、

「何をしたいの?」

とはあまり聞かれません。

 

生まれた地域、住んでいる地域はもちろん大事です。過ごした時間も違うので、見える景色も違うでしょう。それぞれの町内・校区に住んでいるからこそ気づく、細かな課題はたくさんあります。地域を歩いて回っていると、小学生の通学路になっているのに歩道がなくて、子どものすぐ横を車がビュンビュン通り過ぎる光景を目にすることがあります。そんな道を見つけたときは「はやく整備したほうがいいなぁ」と実感します。このような校区・町内に住んでいないと気づきにくい課題を、ないがしろにするつもりは全くありません。

しかし、自分の校区の事ばかり考えてしまい、「高岡市全体をどうしたいか?」という議論が置き去りになってしまっているのが、今の市の現状ではないかと感じています。

 

となりの校区にある施設が自分の校区になければ、欲しくなるのは分からなくはないですし、家の前の道路は整備してほしい、信号もカーブミラーも今よりあった方がいい、という思いも分かります。

 

ですが、市の予算は無限ではありません。「ない」→「ある」のゼロかイチかではなくて、立ち止まって「本当に必要なのか?」と問う姿勢、また、「費用に対してどれだけの効果があるのか?」という民間企業(家庭でもそう!)だったら当たり前に持っている感覚を、市のお金の使い道にも、もっと持つべきだと思います。そのお金はもちろん、高岡市の皆さんは支払っている税金です。

 

自分の校区の「ないもの探し」をして、埋めていった高岡市って魅力的な街でしょうか?自分の子ども、自分の孫に残したい高岡市ってそういう事でしょうか?そうではなく、校区からの課題をしっかり受け止めつつも、予算などの制限がある中で高岡市全体の行く末を決断していくことが今、求められていると強く感じています。

 

いまを生きる私たちの決断が、30年後の未来の世代の暮らしに影響を与えます。その証拠の1つが、新高岡駅です。新高岡駅がいまの場所に建設されることが決まったのが1982年のことでした。そして2017年の現在、高岡市は「2つの高岡駅」があることを考慮して様々な政策を検討しなければならない状況です。

「30年後」の未来に僕らは立っている

 

同様に、今の私たちの行動が、30年後の子や孫の世代の暮らす高岡に大きな影響をプラスの方向にも、マイナスの方向にも与える可能性があるのです。だからこそ「ないもの探し」の不満を埋めていくだけの町づくりではなく、高岡市全体の未来の方向性を見据えて政策の判断ができる人材が必要だと思います。

 

「地域はどこ(どの小学校区)からなの?」(←事実の確認)ではなく、

「何をしたいの?」(←考えの確認)と聞く方が増えれば、聞かれる人のレベルも上がるので、ちゃんと仕事をする人が増えていくと思います。この街のそういうところも変えていきたいです。

そうなって、みんなで街の未来を考えられる街になればいいなぁ、と地域を回りながら考えています。

2017年08月16日

【自分の考え】

先人に学び未来を創る

みなさま、お盆はいかがでしたでしょうか?僕は、例年になく市内県外色んな人と話す機会に恵まれ、改めて高岡の事を考えるいい機会になりました。

 

タイトルの「先人に学び未来を創る」は高校同窓会の今年のテーマです。

元々のタイトルは「街の歴史を知り、未来を創る」にする予定でしたが、さっき出席した同窓会でこの言葉に出会ったので、拝借しました(笑)。

 

僕が住んでいる高岡市は「ものづくりの街」と言われ、「ものづくりの歴史」があります。

これに関しては、話したい事がたくさんあるので、また次回!

 

 

一方で僕が農家の生まれという事もあり、「農業の歴史」も忘れてほしくないです。

そう!高岡も「加賀百万石」のメンバーなんですよ!

江戸時代最大の石高をほこり、天気や害虫と戦いながら、家族のために生きるために農業を続けてきました。

去年他界したじいちゃんは、僕が小さい頃、空見て明日の天気をズバリ当てていて、「すげー!なんで分かるん?」と、こども心に強烈なインパクトを残した事を憶えています。

五穀豊穣を願い、色んな祭りが多く行われているのも市の特徴です。

 

しかし、農業はどの産業よりも高齢化が進み、厳しい局面を迎えているように思います。

様々要因はあると思いますが、自然条件による変動因子が多く、品質がコントロールしにくいのでは?安定的に稼げるの?というのは一つ若者が就業しにくい理由だと思います。

前回のブログの「強み②:外の視点」にも繋がるのですが、「自分が悩んでいる事は他人も悩んでいるはずだ」や「高岡にいなかった事を利点に変えてしまえ」と思って、僕は困った時、外にヒントがないか探るようにしています。

 

例えば、大分の人に聞いたら、大分県なんかは近代的なハウス栽培が盛んで、異業種である自動車関連企業やIT企業も農業に参入していたりします。病害虫を徹底的に締め出す事で無農薬を実現し、完全にテクノロジーで室内環境を管理しているものも。まさに「野菜工場」です。効率化を図り、収益性を高め、安定的で稼げる農業にチャレンジしているんですね。国外では、オランダなどが進んでおり、野菜はもちろんの事、園芸などにも先端技術を取り入れ、農家というよりはビジネスマンとか企業の経営者のようなイメージだ、という話を聞いた事があります。

(一方で、以前、熱中寺子屋に来られたシェフに「野菜工場」で作られたものを食材に使われますか?と聞いたら、「自然で育った『力強さ』があれば」とおっしゃられた事があり、非常に納得しました。)

←高岡産野菜を積極的に使われているお店「taiki」の一品

小さい頃、もぎたてのきゅうりをそのままかじってとってもおいしかった体験をしてから、鮮度にまさる調味料なしと思ってきたので、僕はなるべく高岡産野菜を取るようにしていますが、安定的で稼げる農業環境が整えば、さらに従事者が増え、若者も今より選択すると思います。

 

 

そして、残る「強み③:仕事のスピード感」に関して。前の会社では、「何か聞かれた時、3日後に100%の資料を出すより、翌日70%の資料を出すようにしなさい」と言われ育ってきました。これは70%の部分に相手の知りたい事の大部分が詰まっている場合が多いという事を言い得た金言だと思います(ライバル社にも同時に同じ依頼がいっている場合も多く、常に競争環境にさらされていた事もありますが)。

高岡の農地は細かく分かれています。工場化するならある程度まとまった土地が必要だと思いますが、土地回りはどうしても時間がかかるようです。日進月歩の世界、また他地域と競争している世界なので、遅ければそれまでかけていた時間のすべてを失う可能性があります。是非スピード感を大事にして、選ばれる地であってほしいと思います。

 

これからの農業は「工場化」しかない!というつもりは毛頭なく、あくまで一例ですが、

未来に繋げていくには、担い手が必要なので、やりたくなるような、進出したくなるような環境を用意すべき。そして、大規模であるからこそ官民の連携、一体となれるのか、「街の底力」が試されるんだと思います。